2017年4月24日 (月)

イタチ

 季節は確実に進んで行きます。

●田植えはじまる:
 近郊でも、早いところでは田植えが始まりました。
 広い水田でも、機械化されているおかげで、あっという間に作業は終わりです。Img_3397

 
●春風にのって泳ぐ鯉のぼり:
 お屋敷のお庭には鯉のぼりが元気よく泳ぐ姿もありました。
 健やかに成長されているお子さん、お孫さんがいらっしゃるのですね。Img_3351

 
●イタチ:
 イタチが、コイの遡上も始まった川のフェンス沿いを、時折歩みを止めて周囲の様子を伺いながらも、足早に通り過ぎて行くのを偶然見かけました。
 近隣のフィールドで見かける頻度は多くはないものの、しっかり暮らしを続けているようです。Img_3340_1

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2017年4月23日 (日)

地味な木の花①(クヌギ,イヌシデ,モミジバフウ)

 公園や池端の作業広場などに植栽された樹木が春になって付けた地味な花の記録です。
 高木になって、花は見上げるような高いところだったり、花の期間がごく短かかったり、また小さくて、花弁も無い地味なものだったりして、たいてい気づかないうちに花の時期が終わっていることが多い樹の仲間です。

●クヌギ(ブナ科コナラ属):
 公園や池端のクヌギの花が咲き始めていました。
 落葉高木で雌雄同株。垂れ下がった花序はよく目につきますが、花は目立たない地味なもの。
 咲きはじめの花でしたがまだ雌花、雄花の区分が判然としませんでした。
 ・公園で:Photo

 
 ・池端の広場で:Photo_2

※春、花は葉の展開と同時に雌雄が開花します。
 新枝上部の葉脇に雌花を、(新枝の)下部に黄褐色の雄花序をつりさげて雄花を付けます。
 雄花序の長さは7~10cm程度で、葉が開ききる前に新枝の下部から垂れ下がります。
 花期は4~5月、分布は本州~九州。

 
●イヌシデ(カバノキ科シデ属):
 公園に複数植樹されている落葉高木で雌雄同株。
 見上げた高い位置に(たぶん)雄花序が垂れ下がっているのが目にとまり、望遠で撮ってきました。
 ただそれだけなので、花の詳細は分かりませんが、写っているのは雄花序のようです。Photo_3
                     (撮影は4月14日)

 
 ・過去ログに、5月初旬撮影で雌雄の区別が分かる画像を掲載済みでしたので、再掲しました。Img_7865_4

 
 ・雄花序:
 また,後日(4月22日)観察した折には、雄花序はすでに伸びきって展開も終わり、すべてが地面に落ちていました。
 その大部分はすっかり茶枯れて萎縮していましたが、たまたま、比較的新鮮な雄花序が落ちていたので参考掲載。Photo_6

 (なお、雌花序の様子は新葉に紛れて分かりませんでした。)

 
 ・イヌシデメクレフシ(虫こぶ):
 また、新枝の先端に付いた芽(雌花序?)が、ダニの一種の寄生により変形して、虫こぶ(イヌシデメクレフシ)になっているのが散見されました。Photo_7

※葉の展開と同時に雌雄異花が開花します。
 雄花序は前年枝から垂れ下がります。黄褐色で長さ5~8cm。雄花は1個の苞に1個つきます。 
 雌花序は本年枝の先端や短枝のわきから垂れ下がります。雌花は苞の下に1個ずつつきます。

 
●モミジバフウ(別名アメリカフウ)(フウ科フウ属):
 ・池端の広場に植栽されている落葉高木で、雌雄同株。
 秋に多数の蒴果が集まった集合果が稔ります。
 昨年秋に、茶色に熟して種が排出された後にも残っていた集合果の殻は、大部分は秋台風などの強風に吹かれたりして傍らの田圃畦沿いに多数落下しています。
 また、一部は今頃になっても樹にぶら下がって残っています。
(画像はクリックで拡大します。)Photo_4

 
 ・4月に葉の展葉と同時に雄花と雌花が開花します。Img_32971

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 ・雄花は総状に集まって着きます。(まだ芽鱗片が残っています。)R0013192

 
 ・雌花は鈴のように垂れ下がって着きます。Photo_5

 
 ・結実して種を散布した後の、クリのイガのような集合果の一部は、今頃になっても樹にぶら下がって残っています。(写真再掲)Img_3324tc

※北米中南部~中米原産。街路樹や公園木として植栽されています。
 雌雄同株。葉の展開と同時に開花します。雄花と雌花は別々に頭状花序を作ります。
 雄花序は総状に集まって付き、雌花序は1個が垂れ下がります。いずれの花にも花弁はありません。
 垂れ下がった雌花が結実し、秋になると茶色に熟して、蒴果が多数集まった集合果になり、種を放出します。
 集合果は直径約3~4cm程の球状で、花柱が刺状になって残るので「クリのいが」のように見えます。  
 花期は4月。

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2017年4月22日 (土)

クロハネシロヒゲナガ♂

 曇天下でしたが寒くはなく、風もほとんどない春の1日。
 急速に雑草が伸び出している堤防の草地。
 セイヨウカラシナに”侵されていない“草地の一画に、イネ科の雑草仲間(ネズミムギと思うのですが・・)が伸び出しています。
 (余談ながら、これまでこの辺りにはほとんど見かけていなかったナガミヒナゲシが、ポツンポツンと橙色の花を開いて紛れ込んでいました。)Photo

 そのネズミムギなどの茎の間を縫うように、見覚えのある小さなガが、白いヒゲを揺らせながら飛んでいるのが目にとまりました。
 今シーズン初見のクロハネシロヒゲナガでした。
 その時には数は少なく、追っかけをしながら何とか撮れたのは3回だけ。
 同一個体なのか、別個体だったのか分かりませんが、今シーズン初見の記録としました。

●クロハネシロヒゲナガ:
 ・ネズミムギ(?)の茎にとまる♂1Photo_2

 ・♂2Photo_3

 ・♂3R0013161_5

※なお、クロハネシロヒゲナガについてはこれまでにも度々記事にしています。
 お暇なら こちら をご覧下さい。

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2017年4月21日 (金)

ハラビロカマキリの仔/ジャノヒゲの種/シラー

 一雨毎に草木、特に”雑草”が急成長する春昨今。

●ハラビロカマキリ(?)の仔:
 午前中草取りや鉢の片付けをしていた折、鉢受けにしていたプラスチックの皿に、茶色で大きさ10mmほどのカマキリの仔がいるのを見つけました。
 今シーズン初見です。
 (4月21日)Photo

 たぶんハラビロカマキリの子供だと思うのですが。
 以前にも3月下旬に見かけた記録があるので1ヶ月以上遅い初見です。
 何処かで大量に孵化した後に、集団が散りぢりになって風に飛ばされてやって来たのでしょうか。

 
 ・あちらこちらに増えすぎた園芸種ハナニラです。
 一度には出来ないので、何回かに分けて引き抜き処分を進めていますが、どうしてこんなに増えるのか・・・Photo_2

 
●ジャノヒゲ(別名リュウノヒゲ)(ユリ科ジャノヒゲ属):
 二十年以上も昔のことです。
 ハイキングに行った里山の林縁に群生してきれいな藍色の種が沢山ついていたのを、少し採取してきました。
 それを日陰になる庭の片隅に播いたものが発芽して成長し、その後どんどん増えてしまいました。
 環境さえ合えば増えすぎて困るほど、丈夫な常緑多年草です。

 今春は、その大株の上に、更に丈夫な園芸種のハナニラが覆い被さって繁茂したため、ハナニラを抜き取っていたら、その下から本種の大株が出てきました。
 そして、その細長い葉の塊をハサミで“散髪”していたところ、短くなった株の根もとに瑠璃色のきれいな種がついた花茎が三本出てきたので記念撮影したものですPhoto_3

 大株に育つと、花茎も瑠璃色の種も葉に覆い隠されていて、長い葉をかき分けて株元を覗いてみなければ、目にすることがほとんどありません。

 
●シラー(Scilla)(ユリ科ツルボ属):
 別の片隅に増えていたジャノヒゲの大株の中からを突き抜けるようにして生えて来たのは、やはり園芸種の「シラー」でした。
 こちらは増えることもなく、消え去ることもなく、忘れたように一株だけ出てきます。Photo_4

 ※原産はユーラシア大陸などの耐寒性球根(多年草)。
 園芸品種として多くの品種が市販されています。
 品種によって花の大きさ、形,開花時期などが異なります。
 主な品種の開花期は3~6月 小型の品種の草丈は5~20cmほど。

 
 ついでに。

●ジュウニヒトエ園芸種(セイヨウジュウニヒトエ)も咲きました:Photo_5

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2017年4月20日 (木)

初夏の陽気に

 今週前半は夏日の気温が続いて一気に初夏になったような陽気になりました。
 そのせいでしょうか、気がつけば庭の片隅にはひっそりとホタルカズラが青い花を開いていています。
 また、桜の花吹雪も終わりになった街裏を流れる排水路には、早くも産卵場所を求めるコイの遡上が始まっていました。
 自然は確実にどんどん進んで行きます。
 人間世界・社会もどんどん進歩しているのか、そうではないのか・・・

 
●ホタルカズラ:R0013107_1

R0013107_3

 ホタルカズラは丘陵や山地の日当たりの良いところに生える多年草です。
 よく目だって美しい青紫色の花を蛍の光にたとえ、また葛(かずら)の名前は、花のあと送出枝(ランナー)を出して広がることによるものです。
 花期は4~6月、分布は日本全土。

 
 ・ついでに
 屋外に放置したままで冬越したサボテンにも赤い花が咲いていました。
(消え去ったものもありました。)R0013118

 
●鯉の遡上:
 水深10cm程度しかない排水路を集団で遡上していきます。
 毎年のことですが、通りがかりの人も足を止めてのぞき込んでいきます。
 (画像はクリックで拡大します)Img_3253_1

Img_3253_2

Img_3253_3

 5月、近郊で田植えが最盛期を迎える頃の川筋では、更に多数が遡上する姿を見るようになります。

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2017年4月16日 (日)

ツバメ飛来とヒドリガモなど冬鳥の旅立ち

 今日は最高気温27℃になりました。暑い春です。

 冬鳥と夏鳥の入れ替わりも慌ただしいことです。

●ツバメ:
 4月12日、散歩コースではじめて、フィールドにも市街地にも、そしてご近所でも、数羽のツバメが飛びかう姿を見かけました。Photo

 
●ヒドリガモ(冬鳥):
 去る1月12日、川に飛来したつがいです。Img_1890112

 この頃には池などに50~100羽ほど群れていたようです。

 
 ・3月23日:
 池の傍の草原で留鳥のオオバンと競合するように若草を食べるヒドリガモの群れがありました。
 この頃までは、未だ大きな群れで居たようです。Blg323

 
 ・4月2日:
 :池に群れてお休みしていました。大分少なくなったようでした。Img_298342

 
 ・4月4日:
 池には姿がなく、川に少数の姿がありました。
 今シーズン散歩コースで姿を見たのは、これが最後になりました。Img_305544

 
●オオジュリン(当地では冬鳥):
 4月4日、オオジュリンが移動途中に、川縁に立ち枯れたヨシにとまって茎の中に潜む餌をさがしているのを見かけました。
 これが今季は最後の観察でした。Img_307044

Photo_2

 
●ハシビロガモ:
 4月13日、北に帰る途中、小休止のため池に立ち寄ったらしいハシビロガモ20羽くらいが浮いて居眠りしているのを目にしました。
 ちょうど上空を安眠妨害のヘリコプターが通過したので、目を覚まして上空を見上げる個体も。
 余談ながら、これほど多く!見かけたのは当地では初めてでした。413

 街中のサクラ(ソメイヨシノ)は完全に散って、街路樹のハナミズキの花が開きはじめ、また団地の八重桜の開花も始まりました。

 なお、冬鳥のツグミとコガモは少数ながら未だウロウロしています。

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2017年4月15日 (土)

カワヤナギ、バッコヤナギ開花

 今日は午後から春雷も。気温も20℃を超え、一気に春が進んで行きます。

●カワヤナギ(ヤナギ科):
 川沿いや池端などに自生、点在しているカワヤナギが青めいてきました。
 葉は線形~細長い楕円形で、互生、裏には灰白色の毛が生えています。
 本種は雌雄異株です。(なお一般的にヤナギの仲間は雌雄異株です。)
 3~4月になると葉の展開と同時に花が咲き始めます。

 近くで見かけたのは雄株で、雄花が咲いていました。Img_2979_1

 
 (雄株の)円柱形の雄花序に多数つく個々の雄花は、“花”と言っても花びらはなく、長い糸のような雄蕊が伸びだしたもの。
 その先端についた葯が開裂して黄色い花粉が出ていました。Img_2979_2

 なお、(雌株の)雌花序には、先端が黄色っぽい短い糸のような雌蕊がついています。
 花後には結実して熟すとはじけ、中から柳絮(りゅうじょ)と呼ばれる綿毛に包まれた種を放出します。
 綿毛と共に種は風に乗って飛散して分布をひろげます。

 
●バッコヤナギ(雌株) :
 水路縁に自生したバッコヤナギです。
 こちらは雌株です。花が咲いていました。Img_0468_2

Img_0468_3

Img_0468_4

 
 雌花序(総状花序)は受粉後に長く伸びて9cmほどの果序になります。
 結実して熟すと綿毛につつまれた1.5mmほどの線状長楕円形の種(=柳絮(りゅうじょ))を大量に放出します。  
 種を飛ばすのはもう少し先になりますが、昨年5月中旬に別のところで見かけた未掲載の写真を参考までに載せました。20165r0010086

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