タカサブロウ
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雑草について:手元にある4冊の植物図鑑タイトルのキーワードは「野草」、「雑草や野草」、「山野草」、「野草・雑草」、と色々です。暇つぶしに広辞苑を見ると「雑草:自然に生えるいろいろな草。また農耕地に生える草。たくましい生命力の例えに使うことがある」とあり、また「野草:野に生える草」「山草:山に生える草」で、更に「野:自然の広い平地。多く山すその傾斜地」とあります。
花がきれいとか、食べられるとか、薬用になる等、都合の良い場合は山野草、何となく迷惑な状況なら雑草、と呼ばれるのでしょうか。迷惑ではあるが、かわいらしくもあるのはどうしますかねえ。
ハゼラン
明治時代初期に観賞用に導入、栽培されたものが逃げ出して人家近くの道端に見られるようになったということ。舗装道路のフェンス沿いにはびこって、先頃、町の道路清掃作業ですっかり刈り取られたハゼラン。花は午後3時頃から日暮れまで開き、この時間外は閉じてしまう。
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ミズオオバコは”水田雑草“というジャンルにも名前が出て来ます。水田雑草は、当然ながら稲作シーズン中、稲作の安定のため除草剤による駆除や刈り取り対象植物として駆逐されます。その結果として必然的に”絶滅危惧種”に含まれるものが沢山でて来ます。ミズオオバコもその一つです。(埼玉県絶滅危惧Ⅱ類)。先日、隣市の用水路で環境調査の専門家によって数年ぶりに発見されたというニュースがあり、観察に行ってきました。沈水生で水中に生え、葉の形はオオバコに似ていて、大きな葉はウチワほどもあります。水中から花茎を延ばし、ジャバラのような苞鞘の先に淡紅色の花をつけていました。狭い用水路を埋め尽くすと確かにお百姓さんは困るだろうな,と実感。
(参考)地上に生えているオオバコ。
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「雑草と言う名前の草はない」と仰せられたのは昭和天皇だそうです。慈しみのお心のようです。しかし雑草、と一纏めに呼ばれる植物群は人の日常生活に特に快適性を増すとか、何かに役立つなどの有用性には関与しないものが多く、むしろ逆に例えば環境整備の邪魔になるとか農業生産を阻害するとか、迷惑厄介者、邪魔者扱いをされる場合が多いようです。雑草<水田雑草<害草<強害草、などと序列が付いていたりします。強害草の例として、いかにも迷惑と名前を付けられたワルナスビ(悪茄子)があります。また先にも書きましたヘクソカズラ(屁糞蔓)やハキダメギク(掃溜め菊)など、かわいそうな名前を付けられたものもありますね。写真のワルナスビは農道の脇に蔓延っていたもの。鋭いトゲがあり素手では手が出せません。
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