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2007年12月

2007年12月31日 (月)

大晦日、公園のトビムシ

除夜の鐘を聞きながら今年も終わることになりました。皆様にはつたないブログを訪問くださり、ありがとうございました。

  除夜の鐘 吾身の奈落より聞こゆ   山口誓子

気まぐれな観察でも記録に残しておこう、と思い立った自然観察でしたが、それ以前にはあまり自覚しなかった自然環境の変化にあらためて驚くことが多い一年でした。地球温暖化の進行に関しても大変気になるニュースが増えてきた年でもありました。個人として何が出来たのか反省しながら、お世話になった公園のトビムシで、今年最後の締めくくりといたします。

トビムシの住み家と、Img_3659

住人の体長約2mm,アヤトビムシの仲間。(×50倍 )50

来年はどんなことが出来るでしょうか。トビムシにあやかってジャンプしたいものですが・・・ 。

では皆様良いお年を。

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除夜の鐘

除夜の鐘
昨日はあられ混じりの荒れ模様の天気でしたが、いつものように秩父の峠を越しました。道中にある霊場巡りのお寺でも新年を迎える準備がすっかり整い、鐘楼も後は除夜の鐘の音を鳴らすばかりのたたずまいで静寂の中にありました。大晦日の今日ももう少しで暮れていきます。

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カワセミ(♀)

 散歩コースの用水路で、突如として目の前を翡翠色の塊になって飛び去っていくことがこれまでも何度かありましたが、なかなかカメラで捉える機会はありませんでした。
 今回たまたま目の前を横切って60mほど先、対岸のヨシの枯れ枝に止まったのを確認して抜き足差し足忍び足。
 金網フェンスの四角窓からなんとか撮影できたものの、体の向きをほとんど変えませんでしたので、華麗な姿は記録できませんでした。
 角度を変えようと移動したら察知して飛び去ってしまいました。
 高性能のデジタルスコープが欲しいところです。
 (なお、ブログ用に縮小した画像では不鮮明ですが、パソコンで原画像を確認すると、下側の嘴が赤色なので、この固体は♀のようです。雄は嘴上下とも黒色です。)

カワセミBlg2pc250596trm(♀) Blgpc250593

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2007年12月30日 (日)

サザンカ

サザンカが11月初旬から咲き始め、今が盛りです。冷え込んだ朝などは花の紅が温かです。Img_3677 Img_3753

童謡「たきび」(作詞:巽聖歌、作曲:渡辺茂)の歌詞にも登場するサザンカですが、垣根の曲がり角で落ち葉焚きが出来るような空間も情緒もなくなりましたね。落ち葉焚きで発生する炭酸ガス(二酸化炭素)は、もともと葉っぱが成長するときに吸収した炭酸ガスと相殺できるとしたら、落ち葉焚きは地球温暖化には関係ありませんが・・・・・

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コガモ

カモの仲間では一番小さなカモです。警戒心が強くていつも一番先に飛んで逃げます。雄は大変おしゃれです。カルガモ集団にまじって、比較的よく観察されます。

コガモ きれいなのが雄。人間も・・・・(違いますか・・)Pc200426Pc250522Pc200424Pc170380 Pc200442

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2007年12月29日 (土)

カルガモ

毎日お目にかかります。だんだん慣れっこになってきたのかすぐには逃げなくなりました。日当たりの良い午後の用水路堤防の草むらに上がって日なたぼっこをしていたところを邪魔されて、川に引き上げていくところです。Pc200435 Pc200440_2

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トビムシ(秩父、出会いの丘)

落ち葉の下の、霜柱でザクザクになった土から抽出した体長1~1.2mmのトビムシです。数も種類も大変少なくて、もっと住みやすいところに移動したのでしょうか。標本はシロトビムシの仲間のようで、跳躍器(バネ)は見あたりません。腐植葉を摂食して取り込んだものがソーセージのように透けて見える度合いも少ないです。目はどうなっているかと少し顕微鏡で拡大して見ましたが、退化していてほとんど判別できませんでした。専門的な鑑別のための観察は本当に根気が必要ですね。

×50倍X501mmimg_3740 11mmimg_3741X50img_3729

×150倍X150img_3730

×350倍X350img_3731

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2007年12月28日 (金)

バラ(ディンティ・ベス)

時期はずれの、ちょうど1週間前に、今にも開きそうなまでに一つだけ大きくなった一重咲きのバラ(ディンティ・ベス)でしたが、Img_3682

その後の日照不足や低温、風雨のせいで開く気配がなくなり、一昨日、開きかけのままでとうとうダメになってしまいました。20071226img_3758

もっとも、薔薇園芸の指南書には、この時期花を咲かせると消耗するので株を充実させるために、蕾を付けた場合は早期に切り取るべし、とあります。ほったらかしはいけませんね。

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オオバン

公園散歩コース沿いの用水路は大きなものではなく、また水もさほどきれいではありません。しかし魚や水草などは適当に得られるようで、隠れ家になるヨシの茂みもあります。それで、いつも見られるのは留鳥のカルガモだけで、一度に多くの水鳥が集まることはありませんが、時々普段は居ない鳥が入れ替わり立ち替わりやってきて数日間滞留していきます。12月にやってきた鳥たちの追っかけ記録を報告します。

午後3時の用水路。この時期、もう白い月が昇っています。Blg3pc210500

オオバン。以前にも見かけましたが、黒い体に目が赤く、嘴から額にかけて(額板)白いのが特徴です。Pc210475

Pc210485 Pc210490 Pc210494

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2007年12月27日 (木)

寒い朝

今朝は放射冷却で冷え込んで屋外の温度計は-3℃でした。朝6時を過ぎてもまだ月が明るく輝いていました。Img_3764

いつものように、やがて東の空が紅になり、Img_3765

真っ白に霜の降りた田圃の向こうに朝日が昇ってきました。6時55分頃です。Img_3772

天気予報によると好天は本日限りで、明日から下り坂とのこと。年の暮れ、少しくらいは掃除や片付けをしなくては・・・・

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むれスズメ(群雀)

今年もだんだん押し詰まってきました。雀がそこいら中にやかましく、あわただしく、騒々しく群れています。

スズメのなる木 Pc250539

Pc250546   

夏,秋の間はサギ仲間の集合場所だったのに、この頃はスズメの集会所に1pc170370trm

2pc170372trm

チュウサギは一人、ぽつねんと佇んでいました。こちらは暇そう。Pc170374

年の暮れ、ある日の午後の風景.。

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2007年12月26日 (水)

暮れゆく12月

枇杷の大木に、やや黄色みを帯びた白色5弁の花が葉の間にかたまって咲いていました。目立たないひっそりした花です。Img_3690Blg20071226img_3755

  枇杷の花 見頃のなくて 盛りなる    中井富佐女

冬が深まるにつれて秋を飾った菊の花も名残の彩りを落としながら枯れていきます。Img_3691

Img_3686

  枯菊と 言い捨てんには 情けあり    松本たかし

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2007年12月25日 (火)

トビムシ(田圃藁土)

晴れて日中の気温が10℃を越えましたが北西の風が強くて寒い1日。冬枯れの田圃の向こうに筑波山が確認できました。Img_3497

稲藁の下の土もかなり堅くなって乾いています。それでも、数は少なくなったように見えますが、トビムシが活動しています。原始的な生き物ですが、ヒマラヤの雪上や、氷の上にもあまねく発見されるというくらい丈夫で、広範な環境に生息適応能力を持っているそうです。12mmimg_3599trm

大きさ1mm以下で、ツチトビムシ、シロトビムシの仲間、ダニもいたようです。Img_3616 Img_3617

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2007年12月24日 (月)

峠越え

明日は雪、という天気予報の日の往路、午前中、秩父の高原牧場を越えました。牧場にはモウ牛はいません。天気は下り坂です。Pc220509

翌日の帰路は天気予報のとおり、山間部には少し積雪がありましたが除雪も終わっていて、夜間の凍結以外、日中の車の走行には問題ありません。トンネルをつなぐ橋の路面に「埋設された融雪装置が故障中」、と立て看板がでていました。早く直してくださいね。Img_0239

峠の頂上近くでちょうど日没時間になりました。両神山のシルエット が印象的です。

Img_3714峠の西方の山並みに日没です。

Pc230513振り向けば東の空には既に丸く白い月が昇っています。冬至直後の、太陽から月への素早いバトンタッチです。Pc230514

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トビムシ(図書館の庭、コケ)

いつも調べ物など(居眠りでも)でお世話になっている町の図書館の花壇の脇に立派なコケが所々に生えていました。ここからムラサキトビムシ科の仲間が大量にかたまって出てきました。顕微鏡下で押し合いへし合いしているのを見るとさすがに少々気持ち悪いです。他の種類もたくさん居るようでしたが観察はこれでお終いにしました。

いわゆるツルグレン法ではなく、食品の空きパックに苔(多分ギンゴケ)をいれて、水をヒタヒタになる程度に注いで一晩、屋外に放置しておきました。こうすると生きたままで分離できます。Img_2814

朝コケを取り出した後の水面に紫色の団子が浮いています。X15のルーペで覗いてみると、視野に1匹だけの時は何ともないですが、Img_2828

押し合いへし合いの団子状態を覗くと少々気持ち悪くて、写真は少し位置をずらして少ないところを取ったものです。Img_2875

一見、ダンゴムシ風でもありますが、大きさは1~1.5mmくらいで紛れもなくトビムシで、お腹の裏に短い小さな跳躍器(バネ)があります。他にもツチトビムシ、シロトビムシの仲間などが出て来ました。いずれも表面張力で水面に浮かんで動き回り、中にはピョンと飛んで視野から消えるものもあります。

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2007年12月23日 (日)

太公望

晴れた休日の公営ヘラブナ釣り池は太公望でにぎわいます。さすがに雨降りの日は少ないですが、でも傘をさしたり簡易テントを張ったりして・・・。忍耐力に欠ける私は”ヘラブナとの駆け引きをじっと楽しむという極意”にはなじめません。昔の同僚に「つりバカ」がいて、曰わく、釣りの極意は”ヘラに始まり、ヘラに終わる”と。Img_3538

広い池の一部は網で仕切られハス池になっていて、釣り池に供給されるヘラブナ予備軍が群れています。花時には蓮の花がきれいです。Img_3537

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2007年12月22日 (土)

トビムシ(甲斐路140号線沿い)

甲州路の市街地を抜けて秩父に向かうと曇り空になりやがて濃霧になりました。行き交う車もほとんどなく、ゆっくり車を走らせます。Img_3450trm

山登りの人達が疲れを癒やすために立ち寄る温泉が道路沿いにあり、その建物前の道路擁壁に青々とした立派なコケが繁殖しているのが目に入りました。車を止めて採取。帰ってからトビムシを抽出しました。これまでで一番大型の、多分アヤトビムシ科の仲間をはじめ数種類のトビムシと、ササラダニがたくさん抽出されました。Img_3593trm

約3mmの大きな個体のプレパラート作成で無理をして、標本が潰れて壊れてしまいました。倍率50倍の顕微鏡では視野に入りきらないくらいです。触覚の形状や足の長さなどからアヤトビムシ科の仲間と思います。3mm

小さいものは0.5~1.0mmくらいでツチトビムシの仲間のようです。Ren

立派なコケの下は快適な住み家なのでしょう。

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夜明け前

放射冷却で霜が降りて寒い朝、日の出前(AM6時)です。明けの明星がきれいです。20071218am556img_3667

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2007年12月21日 (金)

四季桜

隣町の四季桜がポツポツと花をつけていました。一重咲きと八重咲き、白いのと少しピンクと3種類あるようです。年間4回咲くと言われますが実際は春と晩秋から初冬にかけての2回くらいのようです。この時期の花は寒そうですが可憐でもあります。郷里に、その昔、後醍醐天皇が隠岐に流される道中にまつわる逸話が幾つかあり、その一つに天皇ご休息の折、里に咲いた桜を愛でられて「春も咲け 夏秋も咲け冬も咲け 四季の桜と 名を授けおく」と読まれたという四季桜の名所がありました。Img_3645 Img_3533 Img_3535 Img_3651

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2007年12月20日 (木)

トビムシ(秩父、彩甲斐の丘)

すっかり冬景色になった秩父の山々を遠望しながら峠を越えてPc120348

彩甲斐の丘に近づくと、この時季きまってニホンザルが姿を現します。車道には、”サルに注意”、”猿に餌をやらないでください”、の看板も。Pc120350

休憩所のある彩甲斐の丘。落ち葉の下土に住んでいるトビムシ2種類です。ササラダニも写っています。Img_3611 Img_3610

ササラダニ(腹面からの写真) Img_3513

また写真には撮りませんが細長いのや、足がたくさんあるヤツその他、奇っ怪な姿の土壌動物が色々抽出されました。猿の住む山は、小さな生き物にとっても自然度の高い王国のようです。

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2007年12月19日 (水)

カモ類

 いつも用水路にたむろしているのは留鳥のカルガモ達ですが、その近くに冬鳥としてやってくるコガモやヒドリガモなどが時々混じっています。
 コガモは日本で見られるカモの仲間では全長約37cmと一番小さく、鳩より少し大きいくらいです。
 水路の浅瀬や水辺の泥地などで草の種や藻類などを食べています。
 雄はピリッ、ピリッと鳴きます。
 警戒心が強くて、近づくと一番先に飛び立っていきます。
 鴨鍋にすると結構おいしいけれど、大きなカモの1/4位しか肉がないので狩猟の対象にはあまりならない、等と不遜な記述もありました。
 食べないでね。(写真上が雄、下が雌)Pc170377trm

Pc170379trm

 
 ヒドリガモのつがいも人影を見るとどんどん遠くへ泳いでいってしまいます。
 全長は約l48cmで、メスは暗褐色(写真左)、オス(写真右)は頭が赤茶色で額から頭中央部がクリーム色。
 くちばしは灰色で、先端が黒。 
 「ピューイ」と笛のような声で鳴いています。Pc150363trm

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2007年12月18日 (火)

トビムシ(山梨)

 所用のついでに久しぶりに訪れた甲府市の舞鶴城趾はよく整備され、また夜間はイルミネーションで飾られ、美しい夜景と師走の情緒を醸し出していました。Img_3440trm Img_3442trm

 
 翌日、Kさんのお宅の庭に生えていたコケをもらって帰り,トビムシを抽出しました。
 立派なバネを持ったツチトビムシの仲間(大きさ約1mm)と、ちょっと写真でハッキリしませんがマルトビムシ(大きさ約0.4mm)がいるようです。Img_3469trm

Img_3459trm

 余談ながら、ネズミや衛生害虫駆除を生業としている方面からは、トビムシも「不快害虫 」とされていて、殺虫剤で簡単に駆除できると書いてありました。
 普通は家の中までは侵入しないと思いますが・・・・・・・

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2007年12月17日 (月)

冬日

 今朝は今期一番の冷え込みで屋外の温度計は-2℃を示していました。
 日が昇る時間も随分遅くなりましたがもう底をついたようで、週末には冬至です。
 日中、薄日が射す公園もすっかり冬支度で、気温は7℃位までしか上がらない肌寒い1日でした。Mg_3661

  旗のごとなびく冬日をふと見たり   高浜虚子

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トビムシ(西表島)

 東京から約2,300kmの離島、イリオモテヤマネコでも有名な西表島の海岸近く、砂地に積まれた石垣の足もとに生えたコケの中にもやっぱりトビムシが住んでいました。Img_3087trm2 

 
 大きさは小さいもので0.6mm位の多分シロトビムシの仲間や、06mmimg_3501

 
 やや小振りながら  大きさ約0.8mm位のツチトビムシの仲間と思われる個体が抽出されました。
 本当にどんな環境下にも広く分布しているようです。08mmimg_3473trmPhoto

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2007年12月16日 (日)

トビムシ(不動ノ湯)

 秩父路の不動尊の周辺にも落ち葉が堆積してその下の地面にトビムシが住み家を作っているようです。
 今回は一種類しか抽出されませんでした。体長は1mm位です。
 これまではマイクロ・ルーペで覗いたものを写真に撮っていましたが、プレパラートを作り、顕微鏡で覗くと少々気味が悪いくらい毛むくじゃらの標本であることが分かりました。
 叉状器(跳躍器)が見あたりませんからシロトビムシ科の仲間ではないかと思います。Img_2910 Blg200712041mmimg_2940trm 1mmimg_3498

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冬晴れの日

 関東平野は晴れて風さえなければ日溜まりはうらうらと温かです。
 すっかり冬枯れした農道に、1年中、真冬でさえ花をつけ綿毛になり種をとばすというオニノゲシが一株咲いていました。Img_3515

 
 傍にはオオイヌノフグリもぽつぽつと花を開き、Img_3519

 
 傍をナナホシテントウがせわしく動き回り、Img_3518

 
 ホトケノザも赤紫の花をつけています。Img_3525

 これでも冬の1日です。

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2007年12月15日 (土)

トビムシ(信州峠)

峠にふかふかに積もった落ち葉をかき分けると、黒く湿った腐葉土層があって、凍り付いている様子はありません。Img_2683

ここからも定性的ですが沢山の数のトビムシが抽出されました。やはり3種類くらいです。体長は大きいものは1.5mm位で、小さいものは0.6mm程度でした。成長している間はずっと脱皮を続けるそうです。叉状器(バネ)が見えない個体はシロトビムシの仲間でしょうか。大きいものはツチトビムシの仲間で立派なバネがありますが、標本を作っている間に脚や触覚がちぎれて大分傷んでしまいました。Img_2785trm Img_2790tr Img_2804trm 

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2007年12月14日 (金)

トビムシ(霊泉寺)

長野県丸子町、霊泉寺地区。先に少し降った雪が日陰のトタン屋根にはまだ消え残っている季節でした。Img_2616

落ち葉の積もった土壌の中にやはりトビムシが住んでいました。3種類くらいは居るようです。大きなものは体長約1.2mm、小さいものは1mm位でした。真冬、霜柱が立つようなときはどうしているのでしょうね。Img_2706trm Img_2757 Img_2768trm

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2007年12月13日 (木)

今夜のメダカ

12月も中旬になり、屋外のメダカ水槽の水温も10℃まで上がらなくなりました。クロメダカは終日水草の陰に隠れたままほとんど姿を見せません。浮遊性の餌を水面に播いておいても、数日間餌は浮遊していて、ほとんど摂取している様子がありません。それに対してシロメダカは水面に群れて浮かんできて、餌をまくと、一時期ほどの勢いはありませんが、ほとんど1日の内に平らげるようです。夜、懐中電灯で照らしてみると、シロメダカはやはり群れて比較的ウロウロしていますが、Img_3392

クロメダカの方は底に生えたアオミドロなどに紛れるように、ポツンポツンと散らばってじっとしていました。Img_3391_2

水温が低くなってからのこの時期、アミミドロという藻が水中に繁殖して、昼間に見るとモヤッとした感じにまでなっています。割り箸を突っ込んで水中をかき回すと、綿飴のように沢山巻き付いて取れます。なかなかきれいには取りきれません。採取した一部をパックに入れてきれいな水に浮かせて見ると、筒状で、規則正しい5~6角形の編み目構造であることが目視でもよく分かり、驚きます。まさに漁網と同じです。Blgimg_1946

そう言えば、以前このアミミドロの網に体を突っ込んで動けなくなって死んだメダカがいました。一度アミミドロが発生するようになった水槽から完全に排除するのは難しいそうです。

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アカミミガメ

空気は冷たいものの日差しのある日中、水量も少なく流れも緩やかになっている用水路に、カモたちがのんびりしていました。Pb200202

その近くに外来種のアカミミガメが一匹浮かんでいました。今では全国、何処の河川にも見られるそうです。昔から夏祭りの夜店などで小さなものが緑ガメと称してペット用によく売られていました。逃げ出すか遺棄されたりして繁殖したらしいです。まだ冬眠体勢ではないのでしょうか。当地では在来種のイシガメはほとんど姿を消し、クサガメは夏の間には甲羅干しをしている姿を何度か見かけましたが、この時期にはもう見られません。Blg

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2007年12月12日 (水)

トビムシ(武田神社)

NHK大河ドラマ「風林火山」の地元、武田神社の森の土壌からは、素人目にも違いが分かる少なくとも6種類位のトビムシが沢山抽出されました。抽出液表面に団子状態で浮かんでいましたので、その後の処理を続ける根気も無く、写真を撮ってお終いです。学問をしようと思えば、1個体ごとに分離、取り出して、プレパラートを作成し、顕微鏡で観察しながら、種(名前)の同定を行う、大変なことですね。

Blg20071119img_2577trm

最初はやはり気味悪いですが、見慣れてくると気持ち悪さは消えてきました。目の痕跡がありますがすっかり退化しているそうです。ほとんど暗い土粒の下で暮らしているのですから視力は関係ないのでしょうね。一番大きいモノで体長2mm、小さいモノは0.4mm位です。参考資料を見ると、多分、ツチトビムシの仲間、シロトビムシの仲間、ムラサキトビムシの仲間、イボトビムシ仲間、そしてマルトビムシの仲間がいるように思います。長い立派なバネ(叉状器)を持った個体はいかにもよく飛びそうです。やはり神社の森は生き物の天国なのでしょうか。

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2007年12月11日 (火)

トビムシ(上野の森)

東京都美術館で開催中のフィラデルフィア美術館展、ついでに国立科学博物館に立ち寄った帰りに上野の森の落ち葉の下を一掴み、お菓子の空き袋にいれて持ち帰り、さっそく”新規装置!?”で抽出してみました。予想したとおり、定量的な方法ではありませんが、トビムシの種類も数も少ないように思いました。でも、しっかりと生きているのですね。今のところ、名前を同定する知識がありません。少しつまらないですが、そのうち気が向けば勉強して・・・・。

ほとんど透明から白色に見えますが”バネ”がありますのでシロトビムシ科の仲間ではないようです。大きさは1.2mm位です。ほとんど透明な体で、おなかに”ソーセージ”と呼ばれる枯れ葉や菌類を餌として取り込んだものが棒状に観察できました。これが糞として排泄されると、下位の生き物である微生物の好適な”餌”になり、更に最終的に無機物にまで分解されて、再び植物の栄養源として循環するのだそうです。200711211img_2530trm

上の標本のプレパラート作成に失敗して標本が壊れてしまいました。200711211img_2532trm

ツチトビムシ科かアヤトビムシ科いずれかの仲間かと思いますがよく分かりません。少し大きくて体長は約1.8mmくらいです。200711212img_2559trm

別種の土壌生物が抽出されていました。エダヒゲムシに似ていますが正しい名前は分かりません。大きさは2.5mm位ありました。20071121img_2538trm

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2007年12月10日 (月)

ツルグレン装置(手作り)

 先日(12月4日)のマスコミ報道で、”OECD、15歳学力調査”の結果、数学や科学のリテラシー(応用力)が続落していて残念だ、とのことでしたが、たまたま直前に「青年期にはぐくむ思考力」-教育と脳機能-というシンポジウムを聴講して現在の状況を理解しました。ただ、国際比較では日本の”大人”も科学のレベルは低く、親の影響もあるのでは、と身につまされるお話しも。
 未知なるものへの探求心、科学への関心、センス・オブ・ワンダーは単に自然との交流だけでは育たない、とも。

 大人もダメ、という話に落胆しつつも気を取り直して、トビムシと戯れることに。先に手づくりしたツルグレン装置もどきの抽出用具を少し変えてみました。材料は3点。100円ショップで、いずれも直径15cmと表示のあるプラスチックのゴミ箱、漏斗(ジョウゴ)、そして台所用の金網ザル(3mm目)(取っ手は邪魔なので金鋸で切り取り)の3点です。捕集瓶は別で、あり合わせの、透明で、容器の口がロートの足より大きくて、抽出後、蓋が出来るものなら何でもよい。Img_2951

 まず捕集瓶に薬局で購入した消毒用アルコールを適量入れて、ゴミ箱の真ん中に置きます。Img_2952

次いで、漏斗の足を瓶に差し込み、ゴミ箱にセットします。Img_2953

更に金網ザルを載せたら出来上がりです。Img_2954

採取した土壌試料を金網に載せ、その上に白熱灯(蛍光灯はダメです)をセットして抽出開始です。この金網の容量なら数時間で抽出が出来るようです。(試料の乾き具合を目視、また捕集瓶を覗いてみる)。但しこの方法は定量的な観察ではありません。Img_2956

こんなことをしていて、大人の科学に関する国際ランクが上がるわけではありませんがねえ・・・・・

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2007年12月 9日 (日)

カイツブリ

すっかり冬枯れしたヨシが岸辺に生え残っている用水路にカイツブリが浮かんでいました。滋賀県の県鳥で琵琶湖には古来から多数生息し、カイツブリが古語で「にお」と呼ばれたので、琵琶湖の古名は「鳰(にお)の海」。カルガモより一回り小さい留鳥で、今は全体に茶色が薄くなった冬羽になっています。人影を察知するとすぐに潜水して遠くに浮かび上がり、十分な距離を保つと、弱くなった冬の陽を浴びながらのんびり羽繕いをしたりしています。しばらく見ていると安心したのか無視したのか少しずつ、潜っては近くに浮かび上がるようになってきました。潜水の名手で、20秒位は平気で潜っています。たいてい浮かび上がった時に魚をくわえていますが浮かび上がるところは予測できません。Pc040302_2 Pc050318_2 Pc050321_2 Pc050322_2 Pc050327_2

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2007年12月 8日 (土)

初冬の秩父路

車で通りかかった秩父路の初冬、晴れた峠道からは冠雪の浅間山が遠望できました。Img_0125

春先からそこかしこに見かけられた秩父霊場巡りのお遍路さんもさすがにこの時期あまり見られません。古くからの巡礼宿も日中は人気が無く、敷地内に祭られている尊きお方様も、凡俗の行人には語りかける言葉もなさそうで、ただ静かに佇んでおられました。Img_2908

散り初めた名残の紅葉も静謐の中にありました。 Img_2911

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2007年12月 7日 (金)

ウスミドリナミシャク

午後帰宅して薄暗くなりかけた玄関先の足もとに、うす緑色の小さな蛾(1.7cm前後)が貼り付いているのに気がつきました。不活発で、触ると羽をバタバタしますがすぐに止まってしまいます。寒いからでしょう。1203img_2928

そう言えば10月中旬にも玄関の外壁に同じ蛾が貼り付いていたなと思いだして画像ファイルを開いてみたらやはり同じモノでした。1018img_1729

調べてみると”イヌマキ”を食草とする”ウスミドリナミシャク”という名前の蛾であることが分かりました。秋ぐちに発生するそうです。確かに自宅玄関先にイヌマキの樹があります。多分ここから来たのでしょう。小さくても蛾は何となく気持ち悪いです。

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2007年12月 6日 (木)

オオヨコバイ

オオヨコバイ

名前の由来は、横に這って葉の裏などに隠れる大きなヨコバイ。調整池の草原にいましたがやはり寒さで動きが鈍いようです。それでも近づきすぎると、あっという間に横向きに動いて葉っぱの裏に回り込んでしまい、葉っぱを裏返すと飛び去ってしまいました。体長1cm位で薄い黄緑色、背面から見ると頭部に黒点がありますが、翅の先端は黒くないのでツマグロヨコバイと区別されます。さなざまな草の上にごく普通にいて、植物の汁を吸っています。出現期は8月から翌年6月で、成虫で越冬するとのこと。寒さには強いのですね。Blgimg_2812

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2007年12月 5日 (水)

信濃路を走る

霊泉寺温泉からの帰路は、信濃路から甲州路へと、好天に恵まれのんびり快適ドライブでした。レトロな感じの信濃境駅に立ちより。人影はありませんでしたが、風林火山の幟が立ててありました。Aimg_2596

小海線の鉄橋です。随分高いところを走っていますね。Bimg_2647

蓼科高原、北八ヶ岳、八ヶ岳とすばらしい展望でした。Cimg_2598

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甲州路との境界、信州峠の近く(横尾山)から富士山展望。どこから見てもきれいですね。Eimg_2650

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2007年12月 4日 (火)

霊泉寺温泉

 先月末の晩秋の1日、時間を作って長野県丸子町の霊泉寺温泉に行ってきました。
 何せ、公衆浴場温泉の入浴料が100円、と聞いて、どんなところかと興味津々。
 本当にただ温泉があるだけの静かなところで、すっかり寂れていますが、他にはない豊かな人情のあふれる温泉でした。1img_2606x

 
 盲腸道路の一番奥にあります。2img_2617

 
 入浴料100円と張り紙が出ている公衆浴場温泉施設。
 赤い郵便ポストもありました。3img_2618

 
 すぐ近くには安和元年(968年)平 維茂の命により、空也上人の開山と伝えられる霊泉寺があり、4img_2603

 
 境内脇には天然記念物の大ケヤキがあって歴史を感じさせるところでした。5img_2607

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2007年12月 3日 (月)

アオサギ

 寒々とした冬の田圃にアオサギが沢山集まっていました。
 夏には見かけなかった光景です。
 遠目には、灰色の物体が田圃の中に散らばって見えるというかなり異様な感じです。
 警戒心が強く100mくらい離れていれば首をすぼめてじっと立っていますが Pb280275

Pb280273

 
 近づいていくと首を伸ばして警戒心をあらわにし、Pb280281

 
  更に50m位まで近づくと一斉に飛び去ります。Pb280263

 アオサギの体長は90cm前後で日本に分布するサギ類の中では最大種だそうです。
 本州では留鳥で、環境改善が進んで河川の魚が増えたので、カワウと同様、生息地、生息数は大幅に増加したそうです。
 餌は魚だけでなく、エビやカニなどの甲殻類、バッタやトンボなどの昆虫類、カエルやヘビなど様々。
 くちばしサイズの大きさの魚をよく捕らえ30cm程度の大きさの魚でも丸飲みするので、養魚場などでは被害が問題になっているとのこと。

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2007年12月 2日 (日)

ホソヒラタアブ

 夏の間は郊外や人家の庭などで、咲き乱れる花々の上を次から次へとホバリングしながら元気よく飛び回っていたホソヒラタアブも、冬の朝は寒くて動けません。
 草の葉の上で気温が上がるの待ちかねている風情。
 動き回るアブはなかなか写真に撮れませんが、じっと動かないので撮影は容易です。
 しかし躍動感が無く、生気も感じられません。勝手な言いぐさですが・・・。Img_2810_2

 幼虫はアブラムシを補食するのでテントウムシ同様”益虫”です。
 分類学上アブは「ハエ目」で、ハエの仲間、ということです。
 写真のアブは複眼がくっついているので雄。
 ハエも雌雄はやはり複眼で見分けるのだそうです。

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2007年12月 1日 (土)

温泉(1)

 今日から12月。めっきり寒くなりました。
 歳をとるほど時間の過ぎるのが早くなる、まさに実感ですね。
 寒くなると温泉が何よりのご馳走です。
 先日所用の帰途、真昼でしたが、山梨の”ほったらかしの湯”に立ち寄ってきました。
 大分昔に一度行ったことがありました。
 露天風呂から眺める富士山は絶景です。
 先頃全国紙で紹介されたこともあってかウイークデイにもかかわらず随分の賑わいでした。
 ”あっちの湯”、”こっちの湯”など温泉施設や付属施設なども拡充・増強され、すっかり変わっていました。
 ただ、温泉施設の入り口には、温泉内カメラ持ち込みおよび撮影禁止、の張り紙がありました(別に混浴ではありませんよ)。Pb190189_2 Pb190191_2

 
 入り口の管理人に聞くと、富士山の写真は外で撮って下さい、とのこと。
 で、外に出てから。
 昔と変わらぬ富士山の姿です。Img_2451_2

 
 富士山ズーム Pb190193_3

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