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2008年2月

2008年2月29日 (金)

冬芽と葉痕(12)道端のアカメガシワ

 逃げる2月。いつもの年より1日多い2月も今日で終わりです。

 さて、散歩コースの用水路金網フェンス際に雑木が生えています。
 樹幹に押されてフェンスがゆがんでしまい、困りものです。
 初夏に茂っていた記憶からも、荒れ地や工事跡地などに真っ先に生えるというアカメガシワだと思います。
 大分昔、護岸工事が行われた用水路沿いのあちこちに自生して大きくなっています。

 枝先をルーペで観察すると、冬芽は随分しっかり寒さ対策をしているようです。
 顔つきも色々で随分寒がりの木です。 裸芽だからでしょう。Photo Img_5085 Img_5081_2

Img_5110 Img_4597

 そこいら中に自生しているアカメガシワですが、春先の若葉はきれいな赤色で、天ぷらにすればおいしく、新芽も茹でてあえ物にしても美味しいそうですが、この姿からは食べてみる気にはなれません。

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2008年2月28日 (木)

セグロカモメ

 先日来の春の嵐がなかなか収まりません。今日も終日冷たい北風が止みませんでした。
 そんな強風に見舞われる前の日のこと、散歩コースの調節池の堤防を通りかかった時に、池の中程にカワウと一緒に白い鳥がいるのが分かりました。
 池に住み着いているアヒルかなと思ったのですが、池の端まで下りてみるとアヒルはすぐ近くにいて違うようです。
 早速デジカメの望遠で覗いてみると今まで見たことのない鳥でした。
 5羽ほど一緒にいたカワウは例によって次々に遠ざかってしまいましたがこの白っぽい鳥だけはあまり動きません。P2221059trml 

 
 しばらく腰を下ろして観察していると、やがてゆっくり立ち上がりP2221051trm_2 P2221051trm2_2

 
 悠然と飛び立っていきました。P2221060trm P2221062trm2

 
 何枚か撮れた写真を専門家に尋ねたり、後から図鑑で調べたりしてみると、写真の鳥はカモメ類で、大型で(カワウより大きく)、足はピンク、下嘴の先端部に赤い斑がある等が特徴のセグロカモメ、とわかりました。
 カモメ類は日本には冬鳥として渡来し、普通に見られるカモメ類は8種類くらいだそうで、主として沿岸海域に住み、また川にも上ること、飛翔力が強く、雑食性で海面や海岸で魚や動物の死骸、海藻などを食べるということですが、海から50km近く離れた当地で観察したのは初めてでした。

 
 少し古い話ですが、「食べることよりも空を飛ぶことに生き甲斐を感じる。
 群れの他のカモメが食べ物を漁っている間も、より速く飛ぶ方法を研究している。
 飛ぶことは自由になることであり、それこそが真の生きる意味だとジョナサンは考えているのだ」、というカモメのジョナサン“を思い出しました。
 彼はジョナサンだったのでしょうか。

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2008年2月27日 (水)

冬芽と葉痕(11)ケヤキ

 公園に桜並木と、少しだけケヤキ並木(と言うほどでもありません)があり、夏にはウオーキングの日陰を作り、秋には紅葉を楽しむことができます。
 冬には多量の落ち葉を、多分業者さんだと思いますが、集めに来ています。
 きっと有機肥料に加工されるのでしょう。
 ケヤキの葉痕、維管束痕を覗いてみたところ、まだまだ眠くて、当分は目が覚めそうにないという顔つきでした。Img_4998 Img_4999 Img_5000 Img_5002 Img_5003

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2008年2月26日 (火)

ウルイ(=オオバギボウシ)

 4月から6月頃にかけて、里山にハイキングに行くと沢沿いの傾斜した湿地にギボウシの仲間が群生していることがあります。
 中でも大型のオオバギボウシは葉柄が30cm以上にもなり、夏には薄紫色のラッパ状のきれいな花を咲かせます。
 このオオバギボウシは山菜としても昔から有名です。
 先の東北旅行の帰途、宮城、福島県境の国見サービスエリアで、“うるい”と表示された山菜らしきものが売られていました。
 見たことがあるな、と思ったのですが、ウルイ、と言う名前は知りませんでしたのでワンパック買い求め、帰宅後調べてみたら、ウルイ=オオバギボウシ、ということでした。
 そして東北地方では盛んに促成栽培が行われ2月初旬から出荷されているとのこと。
 根は純白、上は緑というコントラストが見た目にも大変美しいものでした。
 半分はさっと茹でておひたし、和え物に、残りはそのまま天ぷらにして大変おいしくいただきました。
 山野に自生しているものも大変おいしいそうですが、採取したことはありません。
 多年草で、一株あれば庭で育てて花も楽しむことも出来るそうです。Img_4944

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冬芽と葉痕(10)アキニレ

 数は多くはありませんが公園にアキニレの木があります。
 ちゃんと樹名表示板が取り付けられているので分かるのですが・・・。
 落葉高木で、名前の由来は秋に花や実を付けるニレだから。
 樹勢がやや衰えているようで北風が吹く度に細い枯れ枝が落ちてきます。
 冬になっても枯れた葉や実はわずかながら枝先に残っています。
 春を待っている細枝の冬芽と葉痕、維管束痕からなる表情は、あまり元気が無さそうですが、目鼻立ちのはっきりした顔立ちです。Img_4984 Img_4986 Img_4988 Img_4992 Img_4993

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2008年2月25日 (月)

冬芽と葉痕(9)クズ-2

 少しくどくなりましたがクズの顔写真の続きです。6img_4576 7img_4581 8img_4583 9img_4584 10img_4586

 なかなか愛嬌がありますね。
 クズは秋に花を咲かせ、秋の七草に入っています。

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2008年2月24日 (日)

冬の東北・自然旅(3)

 の続きです。
 日本で一番深い(水深423m)とされる田沢湖の湖畔に立つ”たつこ”像です。
 案内によれば、青銅金箔塗装仕上げの像は、田沢湖の伝説の美少女たつこが、かすかな羞じらいを含んで沐浴から上がって何かを待っている、そのような乙女心を表現している、とのこと。Img_4759

 ここも静寂に包まれていました。晴れれば、対岸に秋田駒ヶ岳が見えるはずですがあいにく上部は雲の中。

 
 除雪された道路の奥、時々雪が舞う乳頭温泉郷です。
 秘湯として人気の黒湯、蟹場温泉、大釜温泉等々この時期には団体のツアーでは入れない温泉群があって、中には孫六温泉など最後は雪道を歩かないと行けない温泉もあります。
 いつか行ってみたいものですが・・・。Img_4807

 
 リニューアルされ規模のおおきい施設「休暇村田沢湖高原」の温泉から見た窓の外の景色。
 この立派な氷柱が温泉の暖かさと外界の厳しい寒さをよく表しています。Img_4821

 
 帰路、田沢湖畔で見学した比内鶏。
 案内では、性質は勇壮、活発、機敏で、放し飼いすると立木の枝から枝へ飛び回ったりする美しい鶏で、昭和17年7月21日、「第一天然記念物比内鶏」として文部科学省から指定を受けたということです。Img_4829

 
 冬の日は短いのが惜しいですがそれもまた自然の一部です。
 日暮れ前に郡山の厳美渓見学。 
 雪があって見学コースは危険なので全部は辿ることができません。
 つかの間の旅でしたが東北の冬の自然に触れ十分楽しむことができました。Img_4868

 (ここにも、トビムシが住んでいました。)

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冬の東北・自然旅(2)

 初めて冬の東北地方を楽しむ旅の続き。
 文化遺産登録を、という平泉中尊寺も、この時期は観光客も少なく落ち着いた静かなたたずまいを見学することができました。Img_4698

 (余談ですが、駐車場脇の落ち葉の下にやはり大きなトビムシが住んでいました)。

 
 車窓から、中尊寺を見通す山肌に雪のおかげで、大文字の送り火跡が確認できました。Img_0399

 
 秋田県にはいると猛吹雪になりやがてワイパーに氷がついて動作不良になるなど、関東とは違う冬の旅を体験しました。Img_4725

 
 角館の由緒ある武家屋敷で陳列されていたおひな様。
 お顔の表情には現代のものとは違う美意識と気品が感じられます。Img_0411 Img_0412

             (続く)

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春一番

 昨日来の春一番がおさまらず、今日も強風が吹き荒れて最寄りの交通機関にも影響が出ています。
 玄関を開けた途端になんだこれは、と思うくらい車の屋根に積雪ならぬ積砂、です。
 一昨日せっかく洗車したのに黄色い砂まみれになっていました。
 20年来これほどの砂飛散は初めてです。Img_0005

 
 この強風の中、昨日まで開きそうでなかなか開かなかった鹿児島紅梅がやっと一輪開花しました。
 梅一輪、一輪ほどの暖かさです。陽の光は強いです。もう春ですね。Img_0006 Img_0007

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冬芽と葉痕(8)クズ-1

 公園の近くに市民農園があって、季節が良くなると素人お百姓さん達が野菜作りなどを楽しんでいます。
 困ったことに隣地が荒れ地になっていて、夏になるとクズが生い茂って迷惑です。(昨年5月撮影)200705img_0040

 
 そのクズも冬にはすっかり枯れて目立ちませんが蔓はしっかり生きていて春を待っています。
 その葉痕、維管束痕は表情豊かで憎めません。
 葉痕顔の人気ランキングでは常に上位に入っています。1img_4568 3img_4569 4img_4572 5img_4574

               (→続く)

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2008年2月23日 (土)

冬芽と葉痕(7)リンゴ

 朝のウオーキングコース沿いにあるリンゴ畑で、リンゴの枝の剪定が行われていました。
 切り取られた枝先をもらってきて冬芽と葉痕、維管束痕を観察したところ、黒い顔に白い髭面で、これまでの樹木と違って大変個性的な風貌でした。
 面白いですね。Img_5114m Img_4613Img_4637

               (次に続く)

Img_4635

Goodimg_4961

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2008年2月22日 (金)

逃げる2月

 今日は昨日以上に日中の気温が上がり陽の光は春本番、ということですが週末はまた冷えるという予報です。
 三寒四温をくり返しながら季節はどんどん進んでいきます。
 スギ花粉の飛散も始まったようで花粉症にはつらい季節になってきます。

 昨日は図書館の閲覧室のちょうど目の前に夕日が沈んでいきましたのでそれを潮時に帰宅。(17:15)Img_5023

 
 今朝はやや雲が出ていて、昨日のような澄み切った空ではありませんでしたが(5:47)P2221034_7

 
 オレンジ色になった丸い残月が西の空に傾いていきました。(6:02)P2221039_2 P2221041t

 
 やがて日の出、今日のスタートです。(6:26)P2221047_2

2月は逃げる、ですね。

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冬芽と葉痕(6)サクラ

 今年の冬は2月になっても朝の冷え込みが長く続いていて、公園の桜並木の冬芽もなかなか膨らむ気配がありません。
 葉痕の顔も寒くて声が無さそうです。Img_4953 Img_4958 Img_4955 Img_4947

               (次に続く)

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2008年2月21日 (木)

冬芽と葉痕(5)サンショウ

 例年アゲハチョウの幼虫がいてギョッとするサンショウです。
 5月過ぎれば新芽を摘んでちらし寿司に入れるとなんとも幸せな気持ちになります。
 昨年伸びすぎて邪魔になるので枝を切りつめたついでに観察しました。

サンショウの冬芽と葉痕 Img_4477Img_4474

 
(×45倍)葉痕と維管束痕。は~るよ来い♪。暖かそうな装いです。Img_4481

              (→続報6へ)

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2008年2月20日 (水)

水鳥(2月の用水路)

 日増しに陽の光が強くなり、2月も早く過ぎていきます。
 冬鳥の休息場所にもなっていた用水路はこの時期、自然流入の流水量がぐんと少なくなって水質も悪化しているのではないかと思われますが、留鳥のカルガモはいつも一番沢山います。20080129p1290961

 
 その次に多いのは小ガモですが、逃げ足が速くて今回は写真に撮れませんでした。
 なぜかオオバンが、カルガモに混じって1羽だけ近くを行ったり来たりしていました。P1290957

 
 人影を察知すると素早く潜水してP1170923

 
 カルガモの向こうに浮き上がったのはカイツブリです。
 こちらも見かけたのは1羽だけ。
 水面が光ります。
 春ももうすぐです。Trmp1170924

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2008年2月19日 (火)

冬の東北・自然旅(1)

 先週末、つかの間の東北地方・自然旅に行ってきました。
 福島県から宮城、岩手、秋田県と北上するにつれて、急変する天候、吹雪と寒気でバスのワイパーが凍り付いて作動不良になったりなどと、ただ美しい冬の自然と言うだけではなく厳しさもあらためて実感したことでした。

 バスの車窓から見ることができた冬化粧の山々です。

 安達太良山。”東京に空がない 阿多多羅山(あたたらやま)の上に 毎日出ている青い空が 智恵子のほんとの空だという” あの、「智恵子抄」でも有名です。P2161008

 
 やがて磐梯吾妻連峰が見え始めましたが上空に雲が湧いたり流れたりで、吾妻小富士だけははっきり見えている間に通り過ぎてしまいました。Img_4691

 
 岩手県にはいると岩手山です。「南部富士」としてきれいな形が望まれる町中では電線ケーブルや建物が障害になってなかなかビューポイントに恵まれませんでした。
 また天気もめまぐるしく変わり上空の雲はとれませんでした。Img_4859

 
 郊外に出ると山容は大分変わります。Img_4842

 
 やがて秋田県に入ると秋田駒ヶ岳と乳頭山です。
 上空の雲とそこから漏れる光に薄明るく照らされた山容がなんとも印象的でした。
 暖房の効いたバスの中からぬくぬくと、遠くからただ眺めているだけなら、山の冬景色は本当にきれいです。Img_4742

                (次に続く

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2008年2月18日 (月)

冬芽と葉痕(4)ロウバイとコナラ

●ロウバイの花はそろそろお終いの頃になりましたが、低温が続くせいでまだ黄色の花をつけて芳香を漂わせています。

 冬芽と葉痕。葉痕はハート型でしたImg_4664 Img_4665

 
 別の部位の葉痕と維管束痕。何となく顔模様にも見えます。Img_4526tyousei

 
●次のコナラはドングリを地面に植えたら苗木になったもの。

 コナラの冬芽と葉痕Img_4524

 
こちらの維管束痕も丸い目が二つ、何となく顔模様です。Img_4525

              (→続報5へ)

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2008年2月17日 (日)

冬芽と葉痕(3)カキとライラック

 もう10年近くなるのに一度も花の咲かない柿の木です。
 春は来ないのでしょうか。
 でも維管束痕が何となく帽子を被った”春待顔”に見えるのですが・・・。

●カキの冬芽と葉痕、維管束痕Img_4522  Img_4520

 
●こちらは何年も植えっぱなしの鉢植えライラック。  
 それでも毎年花を咲かせます。
 植え替えをしてやらなくてはいけません。
 冬芽と葉痕。Img_4508

 
 何か首の長い動物が口を開けて怒っているようにも見えます。 Img_4506

              (→続報4へ)

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2008年2月16日 (土)

トビムシ(4)トゲトビムシの仲間

 トゲトビムシの仲間と確認したのは初めてです。
 大きさは2.2mm位で大きいです。
 触覚の形態や跳躍器の形状特性などが分類の基準になっています。×50倍22mmimg_4215

 
 長い触覚の第3、4節には電気洗濯機の吸水チューブのようなリング状の節があります。×700倍700img_4253

 
 跳躍器には特有のトゲなどがあります。×700倍700img_4250 Img_4251

 マア、眺めていても特段に面白いものでもありません。
 だんだん飽きてきましたので、また気の向いたときにお目にかかることにしましょう。

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2008年2月15日 (金)

トビムシ(3)アヤトビムシの仲間

 これまで何回か色々なところから抽出されています。アヤトビムシの仲間は比較的大型で体長2.0mm位以上あります。大きなバネ(跳躍器)を持っています。

×50倍Img_414950

 
 眼斑もハッキリしていますが、小眼の観察がうまくできませんので分類は困難です。×150倍 Img_4152150

×350倍Img_4154350

(→続報4へ)

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2008年2月14日 (木)

冬芽と葉痕(2)サンシュユとレンギョウ

 秋には赤い実を付けて、漢方薬にもなるサンシュユです。
 大分つぼみも膨らんできましたが、今年は冷え込みのせいで、黄色の線香花火のようなかわいらしい花を開くにはもう少し時間がかかりそうです。Img_4489

 
●サンシュユの花芽Img_4490

 
●サンシュユの冬芽と葉痕、維管束痕 Img_4493

 
●こちらは黄色い鮮やかな花をつけるレンギョウの冬芽と葉痕、維管束痕 Img_4495 Img_4496

          (→続報3へ)

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2008年2月13日 (水)

越冬中のカモ類(2)ホシハジロ

 調節池で越冬中のホシハジロはあまり多くはないようですが、ここではとても警戒心が強く100mくらいまで近づくと真っ先に遠くへ逃げていきます。
 双眼鏡がないとあまりよく見えません。
 海カモ類だそうです。
 ここは海から50kmは離れていますが、いつまでここに居るでしょうかP1260946P1260951 P1260945 

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2008年2月12日 (火)

越冬中のカモ類(1)オナガガモ

 陽射しはあるものの北西の風が強く吹いて日中の気温も上がらない寒い日、しばらくぶりに近くの調節池で冬ごししているカモ類を観察に行ってきました。
 まだ当分の間は居着いている様子です。池にはさざ波が立っていて多くの鳥は岸辺に上がっていましたが、近づいて行くと警戒心の強い順に池の中に下りていきました。

 池の護岸に上がって休息していた淡水カモ類のオナガガモの集団ですP1260927P1260925

 一定の距離以内に近づくとゆっくりと水に下りていきます。P1260942 P1260940

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2008年2月11日 (月)

冬芽と葉痕(1)

 冷え込みが続いている昨今ですが、植物は確実に春の準備をしています。
 冬芽ののぞいた落葉樹が葉を落とした跡「葉痕」をルーペで観察すると円形、半円形、ハート型などと、それぞれの植物特有の形をしているのが分かります。
 またさらに葉痕の中をよく見ると色々な表情に見える点々がありますが、これは維管束(根から吸い上げた水分や養分を通すパイプであるとともに、茎を支持する機能を持つ組織)の痕跡「維管束痕」で、これもまた植物の種類によってその数や形が決まっているそうです。
 日中の陽射しが暖かい日に、庭や鉢植えの植物を観察してみました。

●バラの冬芽と葉痕Img_4470

 
●ハクモクレンの冬芽と葉痕、維管束痕Img_4486

 
●ミズナラの冬芽。毛むくじゃらです。これなら寒さもしのげる?Img_4472trm

 
●ジンチョウゲの冬芽Img_4499

 
●アジサイの冬芽とハート型の葉痕Img_4467

                                 

 続報2へ           

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2008年2月10日 (日)

日没の富士山

午後五時になったので図書館から帰ろうと外に出たらちょうど日暮れ時で、建物の間になんと富士山らしいシルエットが垣間見えました。少し遠回りして遠景に障害物が少ない調節池の堤防から、夕焼け空の片隅に浮かび上がった富士山のシルエットを撮して帰りました。Img_4550Img_4549Img_4548

明朝はまた冷え込みがきつそうです。

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トビムシ(2)アカイボトビムシなど

昨晩の間に少し雪が降りました。日陰にはまだ先週の雪が残っていてなかなか暖かくなりません。20080210img_4537

さてトビムシですが、大分前に一度だけ見つかった後、しばらく抽出されなかったアカイボトビムシの仲間を見つけました。赤色のずんぐりした体型でプレパラートを作るときにどうやら少し損傷したようです。(体長1.0mm)1img_4125

固定液の中で時間経過後脱色されていました。 イボイボがハッキリしました。バネはありません。2img_4205

シロトビムシの仲間です。こちらもバネはなく目は退化してありません。(体長1.0mmImg_421410mm

ツチトビムシの仲間。バネ(跳躍器)があります。青っぽい色をしていました。(体長1.0mm)10mmimg_4210

(→続報3へ)

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2008年2月 9日 (土)

トビムシ(1)公園の住み家

このところ雪が降ったり、極端に冷え込んだりで結構寒い日が続いています。早朝には霜柱が立ってザクザクになる散歩コースの公園のトビムシを観察しました。雪や氷の上にも発見されるそうですから、寒さなど平気で暮らしているのでしょう。

霜柱でザクザクの草地。2img_4103

植え込みの落ち葉をかき分け、3img_4104

のぞいた土の表層部を採取します。凍り付いてはいません。4img_4105

ツルグレン法で抽出されたトビムシ群等です。やはりたくさん住んでいます。 1img_4138

ついでに抽出されたモロモロ。やはり気持ち悪いですね。2img_4147

トビムシ群を少しばかり分別観察しました。(→続報2へ)

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2008年2月 8日 (金)

江戸川サイクリング

 先日、風もなく陽射しが暖かいある日の午後、運動をかねて自転車で8kmくらい離れた江戸川サイクリングコース巡りに行ってきました。
 堤防では100年に一度の大洪水でも決壊しないスーパー堤防の工事が継続的に進められています。
 堤防の幅を広げ、広がった斜面に芝が張られていました。
 芝を市松模様に貼り付けていくのは人海戦術のようです。P1300969

 
 利根川合流点での景色。
 霞んだ空の向こうに日光連山や白根山、赤城山などがなんとか識別できました。Img_4388

 
 平日の公園には人影はなく広場のモニュメントが午後の冬日を受けて、しんとしていました。P1300978 P1300979

 
 向こう岸の川中の木杭になにやら黒いものが。
 近寄ってみるとカワウがたむろしていたのです。ウーッ寒そう。P1300987

 堤防の拡幅工事が長期に亘り進められている川縁一帯の菜ノ花若菜摘みは期待薄でしょうね。

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2008年2月 7日 (木)

タンポポ

 暖かな春を待ちきれずに、日溜まりの土手や野原の斜面に寒風を避けてタンポポも花を開いています。
 やがて最盛期ともなれば花を摘んで天ぷらにするか茹でて酢の物にすればおいしく、またゴボウ根は乾燥して粉末にすれば「タンポポコーヒー」*になります。
 * ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9F%E3%82%93%E3%81%BD%E3%81%BD%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC )
 *(ハイパー)リンクはしていません。ご覧になるにはURLをコピーしてインターネット・ブラウザに貼り付けてアクセスして下さい。

 例年シロバナタンポポが見られる場所にウスジロカントウタンポポが花茎を伸ばして咲いていましたが、花弁が霜にやられて傷んでいました。Img_4337

 
 黄色のカントウタンポポは地面に貼り付いたロゼットの中から花茎をほとんど伸ばさないでなんとか開花していました。Img_4336

 
 セイヨウタンポポを一株掘り起こしてみました。
 ”ゴボウ根”の上にこちらも花茎をほとんど伸ばさないで花をつけています。Img_4270 Img_4275 Img_4278

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2008年2月 6日 (水)

オオイヌノフグリ、花粉

陽の光が確実に強くなってきた畦道や堤防などの日溜まりに帰化植物のオオイヌノフグリ群れて咲くようになってきました。Img_4451_2

春本番になると青色の群落は大変きれいです。日本在来のイヌノフグリはうす赤色の小さな花をつける植物ですが現在ではほとんど見られず希少種になってしまいました。オオイヌノフグリの花は受粉が終わったものはちょっと触れるだけでポロッと取れてしまいます。

葯と花粉を覗いてみました。(×30倍)2img_428430

(×50倍)3img_429050

(×150倍)4img_4287150 

(×350倍、花粉は白く、ホトケノザの花粉同様にゼラチンカプセル錠のような形でした)。5img_4288350

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2008年2月 5日 (火)

春の足音

一昨日降った雪が消え残っている堤防の北斜面にはスイバが赤くなった葉を広げています。Img_4456

反対側の光あふれる南斜面には早春を告げる野の花がたくさん咲き始めました。Img_4455

一進一退をくり返しながら春はゆっくり、確実に動いていきます。

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底冷えの秩父路

先の2月2日、今夜半から関東地方は雪、と言う天気予報を承知して外出。下り坂の空模様の向こうに見慣れた両神山と、真っ白に冠雪した浅間山を見ながら、お昼前に秩父高原牧場を越えました。Img_4423 Img_4424

途中で少し寄り道。秩父市三十槌付近の荒川べり崖に出来た大きな氷柱群を見学。ここ二週間ほどの冷え込みで大きく成長したようです。Img_4426 P2020995

そして秩父から山梨への山道へ。翌3日はまとまった雪が降り、夜は路面が凍結して翌々4日は、普通タイヤではとても戻れないルートでした。

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2008年2月 4日 (月)

ホトケノザ、花粉

 今日は立春です。
 暦の上では春になりましたが、まだ”早春賦”の歌がぴったりです。
 畦道や野原にホトケノザが咲いています。厳寒期でも小春日和に誘われて結構花を開いています(不時現象)。
 春最盛期に群生すると遠目には赤紫色の絨毯のように見えてきれいです。
 唇のように上下に開いた唇形花の下唇に当たる花びらには模様があり、ハチが止まる目印になっています。
 蜜は花の奥に隠されていて、ハチが中に滑り込むとその背中に上唇側にある雄しべのオレンジ色の花粉がつく仕掛けです。Img_4329

 
 雄しべの葯からこぼれだした花粉(×30倍)2img_429130

 
 (×50倍)3img_429350

 
 (花粉を拡大してみるとゼラチンカプセル錠のような形をしています。×150倍)4img_4294150

 
 (ゼラチンカプセル錠)Img_4412

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2008年2月 3日 (日)

追儺(ついな)の雪

ツイナの雪
節分の今日、関東地方にも雪らしい雪が降りました。パンツ一枚で追い出された鬼共はさぞかし寒かったことでしょう。

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節分、鬼は受難の日

明日は立春、今日は節分で鬼には受難の日です。本当はさほどの悪者ではなく気の弱い厄介者なのでしょうが、窓の外でウロウロしているだけで嫌いな豆を投げつけられ、イワシの頭の悪臭にむせび、柊(ヒイラギ)の刺で目を刺され這々の体で退散する鬼共を”鬼は内”と暖かく迎えてくれる町があります。群馬県鬼石町。鬼が投げた石で出来た町と言う伝説があり、鬼さんは町の守り神。以前行ったことがありますが、冬桜がきれいなところです。

                鬼(長塚 節)

    窓の外に うかゞふ鬼の隠るゝと かしら隠して角を隠さず

    なにをかも いたく恐れか赤鬼の おもてか青にうちふるひ居り

今時の節分グッズ。 Img_4406

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2008年2月 2日 (土)

早春の味

♪春は名のみの 風の寒さや~ ,少し気が早いですが、楽しんで食べられる野草をほんの少しずつ採ってきました。広々として日当たりのよい調節池周りの堤防や野原には春の萌しが確実にのぞいています。

ギシギシ:まわりの植物が枯れている中でもう大きな葉を放射状に広げています。株の真ん中に出ている若芽をハサミで切り取ります。丘ジュンサイと呼ばれるようにヌメリがあって逸品です。シュウ酸を含んでいますが、問題になるほど食べるわけではありません。

タンポポ:セイヨウタンポポ、カントウタンポポ、そして正確にはウスジロカントウタンポポ(シロバナタンポポとは違うもの)がポツポツ開花しています。黄色の花2個、ウスジロの花1個、摘んできました。

ヨモギ:5cm程度の新芽を摘んできました。霜に当たって少し葉焼けしています。

セイヨウアブラナ:なかなか立派な株で、新芽も太く柔らかでした。

水できれいに洗って準備完了。Img_4343

天ぷらのイロハを教わりながら、天ぷらにしました。途中でコロモが足りなくなって追加している間に油の温度が上がりすぎて、後から揚げた菜の花は炭焼き天ぷら風に黒こげに・・・・・。ヨモギは油に匂いが移るので最後にするのがよい、と言うことで少し温度を下げた油で上手くできました。炭焼き菜の花の炭焼き部分は苦かったけれど他の部分は甘みがあっておいしく、その他の材料の天ぷらは”絶品”でした。後から本を見たら、油の温度は低温(150~160℃)で衣をつけながらカラッと揚げると書いてありました。Img_4347

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2008年2月 1日 (金)

菜の花

 今日から2月で厳寒期も終盤になりました。
 まだ、晴れても冷たい北風が吹いて冷蔵庫に入っているような日がありますが、日溜まりの野原には確実に春の萌しが発見されます。
 たったの一株でしたが菜の花がつつましく黄色い花をのぞかせていました。
 セイヨウカラシナのようです。Img_4015

 
 別の場所にセイヨウアブラナがこちらも一株だけ、大きくなっていました。Img_4342

 「菜の花」は、春に小さな黄色い花をたくさんつけるアブラナ、カラシナ、セイヨウカラシナ等の総称です。
 早春の土手や河原を黄色く彩るのはほとんどがセイヨウアブラナとセイヨウカラシナのようです。
 もうしばらくすると近くの調節池周りや少し離れた江戸川や利根川のスーパー堤防辺り一面に菜の花の新芽が伸び出して、レジ袋がすぐに一杯になるほど菜の花摘が楽しめます。
 少し伸びすぎていても柔らかく、ほんのり甘みがあっておいしいのはセイヨウアブラナで、大きいと葉っぱがゴワガワして硬く、食べるには不向きですが若芽は柔らかく少しピリッと辛味があるのがセイヨウカラシナ。
 辛味は含まれるシニグリンという成分などのせいです。

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