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2008年3月

2008年3月31日 (月)

庭にも春が

 我が家の狭い庭にも春が駆け足でやってきます。
 中にはドンドン通り過ぎていくものも。もう少しゆっくり動いて欲しいのに・・・

ヤブツバキ:
 一斉に花が開きました。時期を過ぎると、ボトリと”首ごと”落ちるので嫌われることも。
 しかしそれが花の命ですから仕方ありませんね。Img_0478

 
ミヤマホタルカズラ:
 園芸品種で蛍光色のきれいな青紫の花です。
 花の期間は比較的長く楽しめます。
 匍匐性でどんどん広がっていきそうです。Img_0465

 
シュンラン:
 大分昔、母からもらった鉢植えの株が増えたもの。
 株分けなどきちんと管理しないので昨年は花が少なかったのですが、今年は全株とも沢山の花を咲かせました。
 やはりお礼として面倒見てやらなくてはいけませんかねえ。Img_0482

 
ヒトリシズカ:
 毎年、庭木の根元の片隅に名前の通り、気づかない間に、ひとり静かに茎を立ち上げ、花を咲かせます。
 花が枯れて葉だけが大きくなってから、ああ今年も咲いていたのか、と気づくことも。
 先日、草取りをしていて今年は気がつきました。まだ少し早かったようですが、忘れそうなので写真に。Img_0771

 
カナヘビ:
 晴れると鉢物は乾燥が早く、午前中水やりをしていたら、陽を浴びて体温を上げようと出て来たカナヘビにも冷水シャワーを浴びせてしまいました。
 寒くて固まってしまった態のカナヘビです。春なのに!Img_0461

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2008年3月30日 (日)

春の野草にも勢い

 早いところではサクラも満開に。
 春本番の季節到来と共に野草も俄然勢いを増して来ました。

 ツクシも伸びすぎて、この後は除草にやっかいなスギナが蔓延り、人手の少なくなった農家を困らせます。Img_0551

 
 2週間前は背丈も小さく、まばらだったヒメオドリコソウも群落を形成してダンシングチーム結成。Img_0532

 
 オオイヌノフグリも辺り一面をきれいなブルーの絨毯模様に変えています。Img_0484

 
 珍しくまわりは殆どカントウタンポポの群落、という環境で陽を浴びて輝くカントウタンポポです。
 あたり一面、明るい春の気配がみなぎっています。Img_0529

 
 若緑色が際だつ一角がありました。
 トウダイグサです。
 名前の由来は、杯状の花序が、昔、明かりに使った灯(ともしび)台に似ているからということ。
 見かけのきれいさに似合わず、千切ると乳液が出て、有毒植物です。Img_0493

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2008年3月29日 (土)

ツマグロオオヨコバイ

 春の訪れと共に静かだった生き物の世界にも賑わいが戻りつつあるようです。
 陽が射して気温が上がってきた午前中の庭に、たくさんの小虫がいました。
 近づくと素早くピューッと飛んで逃げて辺りの葉や立木に止まり、ススッと横に移動して裏側に隠れます。
 葉表にとまって直射日光を受けた虫の背中にオッと思わせる模様がありました。

 ちょっとピンボケ。Img_0375trm_3  Img_0377trm_3

 
 虫の大きさは10~12mm位です。 
 模様をアップで撮ろうとするとすぐ逃げてなかなか捉まりません。
 ツマグロオオヨコバイです。Img_0378trm

 多分この時期にこんなに大きいのは越冬成虫でしょうか。
 頭の形はセミと同じようなつくりで、庭の植物の汁を吸う害虫です。
 余談ですが、裾まで全身薄黄緑色のはオオヨコバイ、小型で4~6mmのツマグロヨコバイは稲の害虫です。

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2008年3月28日 (金)

街中の春もよう

 街の中も春のよそおいが進行中です。

 梅の花も終わりに近づいた、人気の無かった午後の境内、突然、菅笠に白装束、霊場巡りの一行が大型バスで乗り付けて来られたので早々に退散。
 春の巡礼の季節になったのですね。Img_0651

 
 特別天然記念物に指定されているコブシの巨木は一時期、樹勢が衰えましたが樹医さんの手当を受けて元気になり、花時には遠くからもそれと分かる見事な白い巨木になります。
 今年は見に行くのがまだ早かったようで樹の下まで行って見るとこれだけが開いていました。Img_0526

 
 街中のサクラはほころびはじめから2,3分咲きと言ったところが大半のようですが種類によってはもっと開花が進んだ樹もありました。Img_0648

 
 カンヒザクラは満開でした。Img_0521

 
 シデコブシは5分咲きから樹によっては満開に近いものもありました。独特の風情があってきれいです。Img_0655

 近くに県下有数のサクラの名所があり今週末くらいから楽しめそうです。

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2008年3月27日 (木)

シーラカンス

 去る3月23日まで、葛西臨海水族園で「生きた化石」シーラカンスの標本が見られる、ということで駆け込み見学に行ってきました。
 5本の足のような鰭をバラバラに動かしてゆっくり泳ぐ映像も見て、海で生まれた生命がやがて陸上に上がって行く進化の過程を垣間見る思いでした。Img_0402m Img_0404trm_2

 
 一度にこれほど沢山の海の魚を見る機会もあまりなかったこともあって、世界の海に生息する美しく 珍しい魚もゆっくり見学でき、生き物の不思議を堪能しました。

 ヘラヤガラ(グレートバリヤリーフ):
 鮮やかな黄色の細身!目立ちます。Img_0423

 
 リーフィーシードラゴン(オーストラリア近海):
 ゆらゆら泳ぐ様はどう見ても海草が漂っている風情です。Img_0442m

 
 きれいさに見とれてデータ無し。
 なかなかこのような色模様は想像/創造できません。Img_0425

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2008年3月26日 (水)

ハクモクレン

 都心ではサクラが満開を迎えようとしています。
 このところの暖かさでハクモクレンが一気に開花しました。
 以前、庭植にしていた紫色のモクレン(紫モクレン)は、改良品種で大輪の紫色の花が沢山咲きましたが、やがて必ずやってくるヒヨドリに花を囓られ、さらには、開花直前の大きなつぼみの付け根部分をすべて囓られて無惨な姿をさらす事が毎年続くようになってしまいました。 
 とうとう堪りかねてハクモクレンに植え替えました。こちらは大丈夫のようです。

          あはれしる

      あはれしるをさなごころに

      ありなしのゆめをかたりて

      あまき香にさきし木蓮

      その花の散りしわすれず  (三好達治・詩集花筐」)

Img_0476 Img_0503

 
 夜陰にも暖かさが感じられるようになると春も本番を迎えます。 Img_0571rtm

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2008年3月25日 (火)

ネコヤナギの花

 昨夜からの雨も明け方止んで、早朝は霧でした。
 午前10時を過ぎる頃から薄日が差すようになり霧も晴れてきたので、自転車で図書館に行ってきました。
 駐輪場脇の植え込みでネコヤナギの花が咲き、花穂に付いた水玉がキラキラ輝いていましたので記念撮影です。Img_0585_2 Img_0587_2

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隼(はやぶさ)の大草鞋

 ある朝、付けっぱなしのラジオ放送で、”隼の大草鞋という大変珍しい行事が3月19日に山梨県牧丘町隼地区でとりおこなわれます”、という旅ガイド情報を偶然耳にして、その場所を確認したところ、なんと十年来、何十回もその前を行き来していた場所であることが分かり驚いてしまいました。
 3月19日当日は行けませんでしたが、所用で当該場所、国道140号線沿いを車で通過した時、なんとまさに目の前に、当の大草鞋がつり下げられて居るではありませんか。
 ”心ここに在らざれば、見れども見えず”、というのはこういう事でしょう。
 疫病を治してくれたお坊さんが残したわらじを祀って無病息災を祈願する伝統行事、ということでした。
 近々、新しくなった大草鞋を見られると思います。
 (写真はクリックすると拡大表示されます)。

大切に伝承されることでしょう。Img_0364

Img_0368m Img_0367m

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2008年3月24日 (月)

トビムシ(筑波山・梅林付近)

 筑波山の梅林に通じる車道近く、コナラやクリ、クヌギ等の二次林を整備して、植樹などの手入れが行われている林間の落ち葉の下から抽出されたトビムシです。
 日当たりが良く、林床はかなり乾き気味だったので、ここの生息数は少ないだろうと想像しましたが、やはりそのようでした。
 ただし定性的な観察ですから客観性はありません。
 0.4mm~1.2mm位のものが居ました。04mm12mm50img_0399

 
 アヤトビムシの仲間:50img_0393

 
 ツチトビムシの仲間:
 1mm位です。(×150倍)跳躍器(バネ)がありました。
 ”ソーセージ”が観察されます。

1mm150img_0394

 ヤマトビムシの仲間?:
 体型などからムラサキトビムシの仲間にも似ていますが、大きさも色々なものが混じっていて、よく分かりません。
 ネット上に、筑波山のヤマトビムシの記事と写真があり、何となくこれにも似ていそうだな、という程度で、図解検索の本も見ていますが素人には無理のようです。
 1.2mm位。(×50倍)12mm50img_0392

 
 同上(×150倍) 150mg_0395

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2008年3月23日 (日)

トホシテントウ(幼虫)

 先に余談です。
 生命誕生から進化の過程で、バージェス頁岩(けつがん)の復元から解き明かされた、カンブリア紀の爆発的進化による奇妙奇天烈な生き物のデザインには本当にただ驚くばかりです。
 その大半はその後消え去ってしまい、日常的な生活環境・自然環境で普通に目にする生き物にはそれほどの驚き(ワンダー)はありませんが、例えばアリの目になって地下に潜るとか、アメフラシになって海に潜るとか出来れば、そこにはきっとまだまだ驚嘆すべきワンダーランドが広がっていることでしょう。
 折しも上野の国立科学博物館でダーウイン展が始まりました(3/18~6/22)。
 春休みで混雑する前に行ってみたいと思っています。http://www.darwin2008.jp/index.htm

 さて本題。
 先日筑波山の林縁で、枯れ草の茎をもぞもぞと這っている大きさ1cm位の”ケムシ”を見つけました。
 初めて見たものです。素手ではさわれませんので茎ごとちぎって地面に差し、写真に撮りました。
 帰宅してからパソコンで拡大してみますと、なんと奇怪な分岐したトゲだらけのお姿です。 
 ネット上の幼虫図鑑で調べたら”トホシテントウ”の幼虫と分かりました。
 専門家の方々にも確認と付加情報を教えていただきました。
 どうしてこんな装いをしているのか、それは、当然外敵から身を守って確実に命を引き継いでいく、他種のテントウムシと厳密に区分して種を保存するため、なのでしょうね。

 トホシテントウの幼虫:
 アマチャズル、カラスウリなどカラスウリ類の葉を食べる草食性で、アブラムシを食べるナナホシテントウムシと食性が異なる。
 大きさ10~12mmで、体中に枝分かれした長いトゲがある。
 落ち葉の下などで越冬し、5月頃に土の中でサナギになる。年2回発生する。
 (写真順に、真上から、真下から、側面から)。
 トゲの数は何本でしょう。Img_0340Img_0338

Img_0339

 機会があれば「親御さん」にもお会いしたいものです。
 写真図鑑に寄れば、ナナホシテントウのような光沢はなくて、名前の通り、赤い下地に10個の黒い星がある丸い形です。
 幼虫同様にアマチャズル、カラスウリの葉を食草とする草食性テントウムシ、だそうです。

 なお、幼虫が這っていた林縁に植えられたマンサクの花が見頃でした。Img_0342

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2008年3月22日 (土)

筑波山・梅林

 先週、筑波山麓の梅林が見頃というニュースで、雨降りの前に見物に行ってきました。
 春霞の筑波山。Img_0304

 
 梅まつり会場の一角では、呼び物の恒例・ガマの油売り・口上大会が。
 ”抜けば玉散る氷の刃、さぁーてお立ち会い、手前、懐より取り出したる 懐紙もこれこの通り、一枚が二枚、二枚が四枚に、切れ味鋭くこの通り、さぁーてお立ち会い、次は何枚に切って進ぜようか!”。
 ここで野次馬から大きな一声、”五枚!”。オジサン困っていましたね。P3131148

 
 梅の種類が沢山あり、中にはこれから咲くものもありますが白梅、紅梅、ほぼ満開の華やぎでした。
 いよいよ春爛漫です。Img_0325

Img_0350Img_0333

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2008年3月21日 (金)

トビムシ(栃木県・大小山)

 山の尾根筋の平坦なところに落ち葉がふかふかに堆積していて、そこの落ち葉を含む表土層から抽出されたトビムシです。
 5~6種類は居たようです。カニムシも同じ所から出て来ました。Img_0270

 
 体長2.2mm位の黒紫色、ずんぐりした体型のムラサキトビムシの仲間がいました。
 色黒で見にくいですが、腹面に小さいけれど跳躍器(バネ)が観察できました。

 ムラサキトビムシの仲間、写真左:背面から、右:腹面から。短く小さいバネがある。(写真をクリックすると拡大されます)22mmrennketu

 
 ツチトビムシの仲間。体長1mm。食べたお腹の腐植がソーセージのように見えます。1mmimg_0284trm

 
 トゲトビムシの仲間:大型で触角が長く第3、4節が環状に小分節している特徴があります。カニムシの好物でしょうか。Img_0356trm

 本当に、トビムシは何時でも何処にでも住んでいるようで,良い遊び相手です。

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2008年3月20日 (木)

カニムシ(栃木県・大小山)

 3月中頃の里山はまだ芽吹きも進んでいませんが、尾根筋のドングリが成る樹の落ち葉がふかふかに積もった所にはたくさんの土壌生物が住んでいます。
 落ち葉を含む表土の生き物を観察しました。
 センチュウ類がいっぱい居て気持ち悪いのを我慢しながら、80%アルコールに捕集された標本の、表面に浮いているトビムシ類と、捕集容器の底に沈んでいるものを調べました。
 微細な土粒の間にカニムシが沈んでいるのを見つけました。
 カニムシは、トビムシ等を捕食する肉食性の土壌動物で、トビムシがどんな劣悪な環境にも生息できるのに対して、自然の生息環境が変化すると急速に姿を消すため、”自然度”の指標になる生物です。
 トビムシと一緒に作ったプレパラートで大きさを比較計測しました。
 カニムシ(右下)は体長1.7mmでした。(ムラサキトビムシ(左上下)は2.2mm、ツチトビムシ?(右上)の小さいのは0.8mm)。22mm08mmimg_0296

 
 プレパラートにする前に直接観察したカニムシの腹面からの写真です。
 体は円筒形で、四対の歩脚と、一対のよく発達した、体長と同じくらいの長さがある大きな鋏状の触肢、さらに頭部最前部に”鋏顎”と呼ばれる文字通りハサミ状の構造を有する大変印象的な姿をしています。
 一度見ると忘れられません。Blg17mmimg_0278trmx

 
 プレパラートにしたカニムシ。
 プレパラート作製液の厚みがあるので長い足やハサミが不自然に変形してわかりにくくなっています。
 上と同様、腹面からの写真。Img_0359

 
 プレパラートを裏返しにして、背面からの写真。
 けっこう毛だらけですね。感覚毛だそうです。
 ムネトゲツチカニムシに似ていますが同定は出来ません。Img_0358

 以前生きたままで抽出したカニムシは、捕集瓶の中を長いハサミを伸ばして振りながらそろそろと歩きまわり、何かがあるとハサミを体に引きつけてはねるように後退していました。
 里山はまだまだ自然が豊かのようです。

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2008年3月19日 (水)

大小山(栃木県)

 寒い時はおっくうだし、花粉飛散が始まるとまた出不精ということで閉じこもっていたらだんだんストレスが溜まってきます。
 気温が20度近くまで上がった1日、しばらくぶりに里山ハイキングに出かけてきました。
 行ったところは大小山(栃木県)。
 地元ではその昔鷹巣山と称され大天狗小天狗が住む霊場と伝えられ、中腹に大小の文字が岩に懸けられて関東平野の名所だったということです。
 ”大小”の文字が見えるところまで来ると登山口の阿夫利神社はもうすぐです。Img_0213

 
 むき出しの岩がゴロゴロしている樹間の尾根筋を登っていくと、グループ、あるいは一人旅の登山者に何人か出会いましたが、ご多分に漏れず「65歳から前期高齢者」、新たに「75歳から後期高齢者」というお墨付きの、でも、そこは元気な”高老年”ばかりです。(大きなお世話だと思うのですが・・・)。
 汗をかきかき登っていくと、ほどなく岩壁に「大小」の文字が見えるようになります。
 文字の真上が大小山の頂上ですが潅木に囲まれていて展望はあまりありません。Img_0221

 
 その先に進むとコース最高地点の妙義山(314m)です。
 当日は春霞のため見えませんでしたが、富士山、浅間山、八ヶ岳、南アルプス、日光連山など360度の展望が得られると言うことです。
 お昼を食べて花粉防止のマスクを干して、のんびり休憩してから来た道を大小山のピークまで戻りました。Img_0226

 
 大小の”看板”直下を巻いて下る急勾配の鉄の階段を下りた所に四阿(あずまや)があり、Img_0231

 
 四阿から見上げると、頭上に、”大小”が見えます。
 どうやって固定したのかと首が痛くなるほど目をこらしてもよく分かりませんでした。
 あとで写真を拡大してみると、文字板の周囲を取り囲んだ沢山の鉄パイプが確認できました。Img_0234

 里に桜が咲き、草花が咲きみだれるようになれば、元気な「シルバー・エイジ御用達」のハイキング・コースですね。

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2008年3月18日 (火)

キュウリグサ

 まだ”雑草”が生えそろわない道端で、地面に張り付いて冬を過ごした2年草(越年草)のキュウリグサが、暖かさを感知して、まだ若苗ですが短い花序を持ち上げ小さな花を開きました。Img_0142trm

 
 初夏には草丈15~30cmになります。花冠は3~4mmの水色、基部に黄色の鱗片がある小さな花で、形はわすれな草によく似ています。Img_0140trm

 
 つぼみの花序はゼンマイのようにくるりと巻き込んだサソリ型花序(=巻散花序)で、咲き進むにつれて、花序はほぐれて伸びていきます。ムラサキ科の植物に多い形だそうです。Img_0161

 
 上部につく葉には毛がたくさんあります。Img_0158_2

 キュウリグサの葉を揉むとキュウリの匂いがするのでこの名前が付いたと、どの植物図鑑にも記載があります。
 何度も揉んで匂いをかいでみましたが、確かに青臭い香りはするもののそれがキュウリかどうかよく分かりませんでした。
 花粉症のせいかもあるかも知れませんが・・・。

 なお2年草(越年草)とは、前の年の秋にこぼれた実が発芽して幼植物で越冬し、翌春に花を咲かせ実を結ぶ草本のことで、寿命が2年にまたがるので2年草(または越年草)。
 ホトケノザ、オオイヌノフグリ、ナズナ、オランダミミナグサなどもこの仲間です。

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2008年3月17日 (月)

春の野草

 日中は気温が上がり、めっきり春めいてきました。
 野の草も少しずつ勢いを増してきたようです。
 とはいってもまだこれからで、道端にヒメオドリコソウがまだ背丈も低く頼りなさそうですが立ち上がって踊りのレッスンを始めていました。
 群舞、というにはまだまだですね。Img_0132

 
 傍に、こちらは早くから元気よく縄張りを広げている青い花、が咲いています。Img_0147

 
 実もついています。言わずと知れたあの植物です。Img_0152trm

 
 里山の林にはフクジュソウやImg_0250

 
 アズマイチゲが咲いていました。Img_0248

 
 カタクリはまだ葉が広がってきたばかりで花は少し先のようです。いよいよ春ですね。

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2008年3月16日 (日)

冬芽と葉痕(18)オニグルミ

●人気のオニグルミ。
 サワグルミに比べて、オニグルミの1年枝は非常に太くて直径1cm位あります。
 また頂芽は大きく裸芽で黄褐色の毛が密生しています。Img_0113

 
 髄も太くて濃い褐色の隔壁があります。Img_0124

 
 葉痕と維管束痕からなる“顔”はT字形で、羊か猿のようにみえ、表情も豊かで楽しいものです。
 十分大きな顔なので、観察にルーペは不要です。
 なお、秋に稔る実は大変おいしく食べられますが、殻は非常に堅くて歯でかみ砕くことが出来ません。Blgr_2

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2008年3月15日 (土)

冬芽と葉痕(17)サワグルミ

●サワグルミ:
 葉痕と維管束が創る擬人化された表情シリーズで人気の高いのはクルミ科の自然木です。
 先日秩父の里道を少し歩きました。
 サワグルミもオニグルミも落葉期に里山の渓流沿いを歩けば間違いなく出会うことが出来ます。
 いずれも落葉高木で大きいものは20~30m位になりますが、まだ数mの幼木も沢沿いに自生していますので、こちらが簡単に観察できます。
 サワグルミの1年枝は細く裸芽も細長いこと、また髄には隔壁があり“顔”も小さいです。
 今回は細い枝の先端10cm位の部位でしたが、もう少し太い枝を観察したほうが良かったようです。Img_0093 Img_0120trm Photo

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2008年3月14日 (金)

冬芽と葉痕(16)

●フジ
 道端に自生して他の樹によじ登っていました。
 山野に自生する日本の固有種。
 ”お顔”は「 山暮らしのヒゲおじさん」という風貌です。Blg_5

 
●ビワ
 実を食べた後の大きな種を地面に埋めたものが芽生えて10年くらい立ちますが、邪魔になるので年中切りつめるため花も実も付きません。
 切りつめて放置し少々時間が経った葉痕、維管束痕です。
 道理であまり良い”人相”ではありません。Blg_6

 

●ヤナギ科の樹
 池の脇の空き地に自生して大きくなっています。
 ヤナギ科の樹木にも何種類かあり、少し調べましたが素人ですので同定できませんでした。
 黄赤色の新芽を取り囲む葉痕は個性的です。Blg_7

 
●ハリエンジュ
 里山の沢の傍に大木が自生していました。
 樹の下に蘖(ひこばえ)が出ています。
 まわりには沢山の豆果のサヤが散らばっていて、中にはまだ種がくっついているものも残っていました。
 トゲに挟まれた葉痕・維管束痕の顔は少し怖い”鬼”のようにも見えます。Blg

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2008年3月13日 (木)

スギ花粉飛散ピーク

 町の公園にはシンボルツリーである杉が植樹されていて、傍を通ると頭の上に鈴なりになった雄花から大量の花粉シャワーが降ってきます
 だから公園コースのウオーキングは止めました。(本当は甲斐性なしで続けられなくなったからデス。)Img_0187

 
 よせば良いのに、ちょうど目の前に”たわわに稔った”花房を棒で突っつくと黄色い煙がモワーッと立ち上ります。Img_0190

 
 ”黄色い煙”をポリ袋に詰めて帰り、我が町シンボルツリー特産の花粉を顕微鏡で覗いてみました。
 大きさは約30~40ミクロンで、丸い殻を被っています(左)。
 水につけると殻が破れて(右)花粉の中身が飛び出し、これがアレルゲン(抗原)としてクシャミ、鼻水、目のかゆみ等、堪らない不快症状を起こす原因になります。
 この抗原抗体反応が起こることは生きている証拠で、これがなくなると人生も納め時になるそうです。喜ばなくては。Blg

 
 子供の頃、故郷の神社の森には杉や桧の大木があり、細竹で作ったスギ鉄砲でスギの実をとばしてよく遊んだものですが、花粉症になった子供は居ませんでしたね。
 元来スギは日本特産種とされていましたが近年は中国にも自生すると見なされているそうです。
 花を付けないスギが開発され順次植え替えも進められているようですから、次代の人が楽になってくれたらいいなと願っています。

 なお、後年になって、文字通り悲惨な飛散状況に遭遇した記録があります。次のURL記事をご覧下さい。
 当ブログ記事ですので、ハイパーリンクしています。URLをクリックして頂くと記事ページが開きます。 

http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/20133-0897.html


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 ※「スギ花粉の正体」について、高度な科学的知見が次の記事に紹介されています。
 記事のURLは次のとおりです。  (なお、ハイパーリンクはしておりませんので、下記URLをコピーして、ブラウザに貼り付け、アクセスを。)  

http://www.technex.co.jp/tinycafe/discovery13.html

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2008年3月12日 (水)

冬芽と葉痕(15)

●モミジバフウ
 公園に植樹されています。
 大正時代に渡来したそうで、日本では高さは25m位までですが、原産地の北米などでは45mの巨木になるそうです。
 フウさん達、 何を叫んでいるんでしょうか。Blg

 
●カツラ
 公園の木です。
 渓流沿いのような湿気の多い場所を好むそうです。
 直立する幹は仏像の一木つくりに使用されたということ。
 そう言えば”お顔”には何となく仏様の雰囲気も。Blg_2

 
●ヤマモモ
 公園の数カ所に分散して植えられています。
 もともと暖地の山に自生する樹木ですが大気汚染に強いというので街路樹や公園、庭木に利用されています。
 赤く熟した実は食べられます。
 ”実はおいしいですよー”、という”顔”でしょうか。Blg_3

 
●サンゴジュ
 調節池の空き地の縁取りに植えられている常緑樹で、葉っぱは虫食いだらけです。
 盛夏から秋に赤い実を付けます。
 ”お顔”は冠を戴いた王子様、といったところでしょうか。Blg_4

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2008年3月11日 (火)

サンシュユ満開

当地では、今朝は一部で電車の遅れるが出るくらいの霧でしたが、日中は気温がぐんぐん上がり季節が1ヶ月先に進んでしまったような1日でした。そのせいもあってか、3月初めにやっとほころび始めていたサンシュユの線香花火のような黄色い花が満開になりました。春を実感させます。Blgimg_0174

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冬芽と葉痕(14)

 写真が少し溜まってしまいました。平地ではもう芽吹きの季節で時期遅れになりそうですので、端折って記録します。

●ハンノキ
 もともと低湿地や川沿いに自生する樹木ですが、昔は川の護岸用に植栽されたり、田の畦にうえて秋に刈り取った稲を乾燥するハサ(稲架)の杭として利用されていました。
 その後その役目は終わり圃場整備の進展と共に水田地帯からはすっかり姿を消してしまいました。
 近隣では用水路の水門脇に大木が1本残っています。1youkonr2 2

 
●クコ
 水路の土手沿いにたくさん自生しています。
 かつては、飽きっぽい健康志向のブームになったことがありましたね。 
 その赤い実がまだのこっている枝もありました。
 トゲも”表情”の名脇役です。R

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●タラノメ
 若芽は山菜タラノメとして大変なじみ深いものです。
 最近は畑で栽培されるものも多いようです。
 葉痕・維管束痕は顔ではなく、おしゃれなネックレス、ですね。Blgimg_0072trm

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2008年3月10日 (月)

早春2(セツブンソウ、ザゼンソウ)

 先に車で出かけた往路のついでに、秩父の山里に、セツブンソウの大規模な自生地があり、最盛期にはあたり一面、雪が降ったように白い花で埋め尽くされます、ということなので、わざわざ立ち寄ってみました。
 ところが現地にたどり着いてみると一面真っ茶色のまま。
 聞いてみるとセツブンソウ、出てないことはないが”宝探し状態”です、昨年は暖冬で早かったけれど今年は冷え込みが続いたため昨年より1ヶ月遅れている、それでも良ければ入園料300円で入って下さいとのことで”丁重にお断りして”あきらめました。
 帰路、今度は立ち寄ったビジターセンターで、ザゼンソウが少し出ているらしい、との曖昧情報。せっかくだからと訪ねてきました。
 もらった案内図が不確かで駐車場から先わかりません。
 沢沿いの林道をてくてく歩き、やっと最後の人家があるところでちょうど中から出て来た人に伺ったところ、”この先に自生しているが、今年はまだ殆ど出ていないので管理上立ち入り禁止になっている。
 どうしても見たければ内緒で行っても良いですよ、帰りにセツブンソウが庭に咲いているから寄って見て行ってください”、との親切なお言葉。
 沢沿いで林の中の自生地でした。確かに殆どこれからという状態でしたが、やっと3株ほど望遠で写真に撮れました。

●ザゼンソウ:2img_0460

2img_0459

 
 セツブンソウはワサビが出来る程きれいな沢沿いの広い庭の一角に植えられて管理されたもので自然の群生地ではありません。
 写真を撮ってお礼を述べてから道を下りました。

●セツブンソウ:Img_6674

Img_6681

 沢沿いには葉痕・維管束痕では”有名人”のサワグルミ、オニグルミの樹が沢山自生していました。こちらも予定外の収穫。
                                  (別報)

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2008年3月 9日 (日)

早春1(白梅、スイセン、クロッカス、全面結氷の広瀬湖)

 三月の初め、車で秩父路から甲州路を往復しました。
 町中では陽気に誘われて白梅、水仙、クロッカスなどが開花し春の訪れを告げていましたが、Img_0056 Img_0064 Img_0065

 標高1000mを越える国道140号線、雁坂トンネル近隣はまだ冬。曇天に雪が舞い、Img_0456

 広瀬湖は全面結氷でした。
 しかしその奥に聳える奥秩父の山並み、左から木賊山(2468m)、双耳峰の西破風山(2318m)、東破風山(2268m)そして右端の雁坂嶺(2289m)が、力強さを増した陽の光に鮮やかな稜線を際だたせる景観はやはり確かな春の足音を告げるものでした。P3011124

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2008年3月 8日 (土)

メダカもお目覚め

 3月になってから最高気温が10℃を超える日が増えてきて、陽が当たる屋外メダカ水槽の水温も日中は10℃を超えるようになってきました。
 水槽の足もとには植えっぱなしのクロッカスが今年初めて開花しました。P3051145

 
 どうやらメダカ達もそろそろ冬眠から目覚めてきたようです。
 カバーを開けると大あわてで水底の土に頭を突っ込んだりアオミドロの茂みに隠れたりします。
 シロメダカはそんなにあわてる様子はなく水面に集まってきます。
 試しにエサをやると少しは食べる様子ですがまだ食欲はあまり無さそうです。
 なお、水槽の底に沈んだまま(絶命)のものが大小あわせて4匹いました。
 メダカの神様、よろしくお願いします。P3051142trm

 ヒメダカは昨年生まれた小さいものが5匹、冬越し出来なかったようです。
 クロメダカのほうは全部潜ったり隠れたりでわかりません。

 冬の間、屋外水槽のメダカ達は水底に沈んで冬眠していました。
 この冬は外気温が氷点下になる日が多く寒い冬でしたが、メダカ水槽に限っては水温が1~2℃を下回ることはなく氷が張ることはありませんでした。
 その所為もあってかアオミドロやアミミドロが繁殖して、冬の間も月に一度くらいは寝ているメダカを起こしながら手作業で取り除かなければなりませんでした。
 2月には、引き上げてみるとビックリするほど広がっていたアミミドロ、これはもう名前のとおり、漁網とそっくり同じ構造ですが、その網の目にクロメダカが1匹”捕獲”されていて動けないで大分弱っていました。
 はずそうとしてもなかなかはずれません。苦労の末やっとはずれましたがその後”不幸な姿”は見ませんので、どこかに隠れて無事過ごしているものと思います。

 今月初めの”砂嵐”で水槽のカバーなど大分汚れたままでしたので掃除をしました。
 先月殆ど除去したはずのアオミドロ、アミミドロがまたまた結構増えていました。
 水温が上がってくるとこのままではイタチゴッコになりそうです。
 水循環濾過ポンプとか、通気ポンプなど特別な装備を持たない”ミニ・ビオトープ”の場合、飼育可能なメダカ数は目安として1匹/水1リットル、と言われていますので、現状ではメダカ密度が高すぎることも水質悪化(富栄養化)を招き、アオミドロ、アミミドロの繁殖を助長しているのかもしれません。

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2008年3月 7日 (金)

モンキチョウ

 晴れて気温が上がってくると、農道には一斉にオオイヌノフグリが青い花をいっぱいに開き、Img_0001

 
 負けじとホトケノザが紅紫色の絨毯を広げます。 Img_0004

Img_0008

 
 突然、目の前に一頭の黄色い蝶がヒラヒラと頼りなさそうに飛んできて近くの草地にとまりました。
 モンキチョウのようです。ズームで写真に撮ってからよく見ると羽が傷んでいます。P2291113_2 P2291110trm_2

 成虫では越冬しないとされていますが、状況からはやはり成虫で越冬した個体ではないかとも思いましたが??が、やはりそうではなくて、早春に蛹から羽化した個体というのが正しいらしいです。
 一週間前のことでした。

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2008年3月 6日 (木)

冬芽と葉痕(13)東北地方の雑木5種

 新緑の季節には東北の、乳頭温泉郷辺りはブナやミズナラの原生林が美しいそうですが、2月中旬の時期には雪ばかりが目立ちました。
 除雪車が造った雪の壁から、ツン、ツンとのぞいている樹木の細枝先だけでは、素人には樹木名はとても分かりません。
 葉痕はいずれも個性的で図鑑などで調べてみましたが結局分かりませんでした。
 雑草という名前の山野草がないのと同様、雑木という名前の樹木はありませんが、仕方ありません。Trmr 2trmr   3trmr 4trmr 5trmr

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2008年3月 5日 (水)

冬鳥は北に帰る時期に

冬鳥もそろそろ北国へ帰る時期がやってきました。近くの調節池や用水路で冬を過ごして散歩を楽しませてくれた鳥たちともお別れの時期です。先日気温が上がった午後、水温む、という感じの散歩コースを覗いてきました。まだみんな居るようでした。北国へ引っ越し予定のない鳥もいますが、ずーっとここに居るかどうか。季節が確実に動いています。

カイツブリ。カップルでしょうか。カルガモと共に留鳥のようですが、ずっとここに居るかどうか。P2261101trm

P2261100trm

 
オナガガモ。こんなに人を恐れないとは知りませんでした。すぐ近くに行っても日中は丘に上がって眠りこけています。やがて飛び立っていくことでしょう。ホシハジロもまだ居ましたがずっと遠くにいて写真には撮りませんでした。P2261078trm

 
コガモ。なかなかの洒落者ですが神経質なところは全く変わりません。用水路の大体同じ場所で冬を過ごしていました。カルガモの声よりずっとかわいらしい声で、暗くなっても声だけで分かるようになりました。P2261071trm

 
バン。冬中とおして1羽だけしか見ませんでした。迷子だったのでしょうか。ほとんど何時もカルガモの近くにいました。最初に見たときには嘴の額板が黄色だった(→若鳥)のに、今度はバンの特徴である赤色になっていました。同じ個体だったのなら、ここで大きくなったのでしょうね。P2261092trm

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2008年3月 4日 (火)

トビムシ(厳美渓)

中尊寺の近くにある厳美渓は、栗駒山を源流とする磐井川の中流域にある奇岩巨石の渓谷で、国の名勝天然記念物に指定されています。雪で足もとが滑りやすい状況でしたが、落ち葉の下の表層土には、中尊寺の土と同じようにシロトビムシなどが住んでいました。ご近所の仲間同士のようです。Img_4937trm

 
 シロトビムシの仲間。体長1.8mm。腐植をたくさん食べていて”ソーセージ”がよく見えます。×50倍。背面から。18mmimg_5146

18mmimg_5145

 
 腹面からの写真18mmimg_5150。跳躍器(バネ)はありません。

 
 ツチトビムシの仲間。体長1.2mm。跳躍器(バネ)があります。×50倍。Img5151

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2008年3月 3日 (月)

トビムシ(中尊寺)②その他

3月3日、今日は桃の節句ですね。あまり似つかわしくないムシの写真の続きです。

マルトビムシの仲間です。0.3mm位の小さいもので、なかなかうまくプレパラートが作れませんでした。頭の部分です。
 ×350倍350img_5004m

 
アヤトビムシの仲間。体長1.8mm。いつもながら立派なバネです。
 ×30倍18mmimg_5162

 
ツチトビムシの仲間。体長1.0mm。短いけれどバネがあります。
 ×50倍Img_5156_2

 
シロトビムシの仲間。背面から。今まで観察したシロトビムシの仲間に比べると少し大きく、見た目も違うようですが、詳細は分かりません。バネはありません。大きさ1.8mm。
 ×50倍18mmimg_5153

 
触角の形もこれまで見たものと違うようですが素人にはよく分かりません。
 ×350倍。350img_0002

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2008年3月 2日 (日)

トビムシ(中尊寺)①トゲトビムシ

 懲りないでトビムシ。

 東北地方のトビムシです。
 平泉・中尊寺の駐車場わき、雪の下の落ち葉をかき分け、飲み終わったコーヒーの紙コップに表層の土を半分くらい入れて持ち帰りました。
 2日間放置していましたが、丈夫なものです。結構沢山のトビムシがいました。
 ヒマラヤの氷雪にも氷雪藻類を食べて生きるトビムシが住んでいるそうですし、北海道の雪山にもシロトビムシやアヤトビムシが住んでいるそうですから、何てことはないのでしょう。

 ×30倍。体長2.8mm、大型のトゲトビムシの仲間がいました。
 標本にするときに触角の片方が千切れました。3028mmimg_0004trmm

 
 ×50倍。視野に入り切りませんので3分割。
 大変立派な跳躍器(バネ)とバネを留める腹管です。50img_0008m_2

50img_0009m

50img_0010m

 
 ×150倍。
 トゲトビムシ仲間の特徴である触角の第3,4節、形状確認。150img_5015

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2008年3月 1日 (土)

タヌキ

 3月です。季語は花粉症。悩ましい季節です。でもそれは生きている証拠、と考えるしかありません。

 夜明けもだんだん早くなってきました。
 まだ暗いうちに原っぱでは揚げヒバリの声が聞こえます。
 二日前、日の出直後いつものウオーキングコースの調節池と用水路の流量調節水門が在る所で、なにやら動くものが目に留まりました。
 目をこらしてみると、なんとタヌキらしいのです。
 生憎めがねもカメラもなかったので帰宅後、自転車で再び現地に引っ返してみると、まだ同じところにいるではありませんか。
 埼玉県レッドリスト2007(動物編)ではホンドタヌキは県独自のカテゴリーとしてRT地帯別に見たときに存続基盤が脆弱な種、になっていました。
 発見場所はどうみても物理的にタヌキが生息できるような場所ではなく、どこからか夜の間に紛れ込んで朝になって困っていたのではと思います。
 その後は見かけません。

 
 何処にいるか分かるでしょうか。20080226640p2261069

 
 ここです。水の中に入ったようで寒さに震えてじっとカメラ目線でした。P2261063 P2261065 P2261067trm

 余談です。
 ”狸”といえば昔(昭和45年)のことですが「狐と狸」甲州商人行状記(熊王 徳平著)を思い出します。
 「こんにちは」と「さよなら」以外は嘘でかためたインチキ商品、洋服や電球、葡萄酒、水晶印傳、宝石等々を売って、日本全国を騙し欺され渡り歩く物語にはおもわず吹きだす笑いと共に庶民のペーソスをも感じたものです。
 ズル賢いキツネに対して、どこか間抜けなタヌキ、というところでしょうか。
 信楽焼のタヌキは自宅にもいます。

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