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2008年3月23日 (日)

トホシテントウ(幼虫)

 先に余談です。
 生命誕生から進化の過程で、バージェス頁岩(けつがん)の復元から解き明かされた、カンブリア紀の爆発的進化による奇妙奇天烈な生き物のデザインには本当にただ驚くばかりです。
 その大半はその後消え去ってしまい、日常的な生活環境・自然環境で普通に目にする生き物にはそれほどの驚き(ワンダー)はありませんが、例えばアリの目になって地下に潜るとか、アメフラシになって海に潜るとか出来れば、そこにはきっとまだまだ驚嘆すべきワンダーランドが広がっていることでしょう。
 折しも上野の国立科学博物館でダーウイン展が始まりました(3/18~6/22)。
 春休みで混雑する前に行ってみたいと思っています。http://www.darwin2008.jp/index.htm

 さて本題。
 先日筑波山の林縁で、枯れ草の茎をもぞもぞと這っている大きさ1cm位の”ケムシ”を見つけました。
 初めて見たものです。素手ではさわれませんので茎ごとちぎって地面に差し、写真に撮りました。
 帰宅してからパソコンで拡大してみますと、なんと奇怪な分岐したトゲだらけのお姿です。 
 ネット上の幼虫図鑑で調べたら”トホシテントウ”の幼虫と分かりました。
 専門家の方々にも確認と付加情報を教えていただきました。
 どうしてこんな装いをしているのか、それは、当然外敵から身を守って確実に命を引き継いでいく、他種のテントウムシと厳密に区分して種を保存するため、なのでしょうね。

 トホシテントウの幼虫:
 アマチャズル、カラスウリなどカラスウリ類の葉を食べる草食性で、アブラムシを食べるナナホシテントウムシと食性が異なる。
 大きさ10~12mmで、体中に枝分かれした長いトゲがある。
 落ち葉の下などで越冬し、5月頃に土の中でサナギになる。年2回発生する。
 (写真順に、真上から、真下から、側面から)。
 トゲの数は何本でしょう。Img_0340Img_0338

Img_0339

 機会があれば「親御さん」にもお会いしたいものです。
 写真図鑑に寄れば、ナナホシテントウのような光沢はなくて、名前の通り、赤い下地に10個の黒い星がある丸い形です。
 幼虫同様にアマチャズル、カラスウリの葉を食草とする草食性テントウムシ、だそうです。

 なお、幼虫が這っていた林縁に植えられたマンサクの花が見頃でした。Img_0342

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