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2008年7月

2008年7月31日 (木)

積乱雲

 7月も終わりです。
 昨今の暑さや各地で被害が出ている極端な気象現象には、昔の「夕立」や「雷」、「雲の峰」また「炎天」というような”風情のあった酷暑”とはどこか違った不気味さを覚えてしまいます。
 だからといって気息奄々、ただひたすら我慢というだけではなく、新たな知恵を働かさなくてはいけないのでしょうね。

 先日、旅のバスの中から積乱雲が本当に短い間にムクムクと湧き上がってくるのを目撃しました。
 その後日にニュース報道で、福井県敦賀市で発生した”ガストフロント”による突風現象の惨事を知りました。
 盛夏のシンボル・入道雲などという風情のものではなくなったのですね。Img_0882 Img_0886

 
 今年は植えるのが少し遅れた庭のゴーヤの日除けも遅まきながら役立ちそうです。Img_1003

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2008年7月30日 (水)

ネジバナ

 散歩コースで雑草が刈り取られて一旦はきれいになった水田脇の道端沿いに、ネジバナが茎を伸ばして花をつけていました。
 ほんの100mほど歩いて見ただけで、いとも簡単に、ほとんどねじれないもの、右巻きのもの、左巻きのもの、また花色もほとんど白いものから赤色の強いものまで様々なものがありました。
 花は綺麗でも当然のように雑草として扱われ、除草作業ですぐに刈り取られてしまうので長期間続けて見ることはありません。
 ラン科植物であるネジバナの根は菌根となって菌類と共生しているので、きれいだなと思って掘り取り、鉢植え栽培にしても単独では必ずしもうまく行かないことがあります。Blg4

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2008年7月29日 (火)

ミズアオイ、コナギ、ウリカワ

 オモダカ同様に、いずれも水田害草の仲間で、選択性のある農薬の使用により近郊の水田地帯ではあまり見かけませんが、それでもまれに特定の水田にだけ見られることがあります。
 多分、減農薬栽培とか、有機栽培などを行われているからでしょうか。
 ミズアオイは、害草というには少しかわいそうなくらい、青い美しい花を咲かせます。害草仲間では、一番農薬に弱いそうで、見かけることも一番少ないものです。Img_4208 Img_4505

 
 コナギも青い花をつけますが、ミズアオイよりやや小振りで、花のつく位置が異なるので識別できます。 
 たまたま観察したときに花をつけるまでに成長した株がありませんでした。
 例年、これから畦脇の水路などに旺盛な繁殖が見られることがあります。Photo_3

 
 近郊ではウリカワが一番見かける頻度が少ない水田雑草です。草丈はせいぜい10cm程度でそれほど大きくならないし、時期が来ると、オモダカに似た白い花を咲かせてそれなりに鑑賞価値があります。
 農薬を使用しないと、水田の稲に与えられた肥料を横取りしてたちまち旺盛に繁殖して広がり、無農薬栽培を手がけられる地域の水田では強害草として困り者のようですが。Img_4725_2

 
 ”メダカ本”その他メダカ飼育記事などに、屋外コンテナで野生メダカを飼育する際にコンテナ中に植え込む湿性植物としてウリカワが好適であるとして写真が載せられているケースがありますが、紹介されている植物はウリカワとは違っているものがあります。
 それはともかく、2年前に、それまで植えたら増えすぎて困っていたデンジソウとウォーター・マッシュルーム(いずれも園芸店で購入したもの)を全部取り除いて、水田脇に生えていた”水田雑草(強害草あつかい)のウリカワを採取して植えてみましたが、これが予想外に弱くて、最初は1シーズンでダメになってしまいました。
 ダメの原因の一つは、植物体全部が完全に水没(沈水植物扱い)した状態だったからで、翌年、コンテナ中に、”島”を作り、そこに植え付けました。
 冬期に地上部は枯れてなくなりますが、根(塊茎)は残っています。今年は春先に芽を出してから、今は元気に育っています。
 但し、水田での生育のような勢いはありませんし、花が咲く気配もありません。栄養源はメダカの排泄物や食べ残しの餌などの有機物が主で、稲に与えられる肥料のような栄養量が不足しているからでしょうか。
 メダカは元気に暮らしていますが。Photo_2

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2008年7月28日 (月)

オモダカ

 生長している稲の間に割り込んでオモダカが矢じり形の特徴的な葉を広げ、白い花をつけてひときわ目立っています。
 花は3弁花で、茎の上部に雄花が、下部には雌花が付きます。
 地下茎を横に長く延ばし、円い球茎をつけてどんどん増えていくのでなかなか排除が難しいお百姓さん泣かせの多年生・水田害草仲間のひとつです。
 湿性植物園の売店で鉢植えになったものが販売されていましたが、ところ変われば、という感じです。Img_4062  Img_4063 Img_4064 

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2008年7月27日 (日)

キジ

 散歩コースで調節池の草むらから、たまにケーン、ケーンというキジの鳴き声が聞こえてきますが姿を見ることはありませんでした。
 たまたま先日通りかかった時、繁茂した雑草刈り作業が行われた直後の草原にキジのカップルの姿を見かけました。
 草むらにはたくさんの昆虫類がいます。
 近くの菜園の新鮮なキュウリを時々囓るのも彼らでしょうか。Img_3614 Img_3616 P6181705trm P6181711trm

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2008年7月26日 (土)

スケバハゴロモ幼虫②

 アジサイの茎だけではなく、近くのツリバナの茎にもくっついているので、仕方なく蚊取りスプレーをシューッとかけると、実に勢いよくピョンとはねて飛んでいきます。
 地面におりたものにもう一度スプレーで追い打ちをかけると、なんと毛束をばさっと落として、身軽になった体(この個体は6mmくらいでした)だけでまたピョン、とジャンプします。
 蚊取りスプレーはあまりキキメがなさそうです。
 尾端に付いた毛束はロウ物質で出来ていて、脱落してもまたすぐに生えてくるそうです。

毛束がばさっと落ちた幼虫のお尻と抜け毛。Photo

 
 ジャンプ体勢の幼虫。
 うんと体を丸めてから、勢いよくエビ反りに。この反動ではねるみたいです。(憶測)Photo_2

 
 ストローのような口吻を茎にさして樹液を吸います。
 口吻の先に鋭いハリがのぞいていました。Photo_3

 
 毛束が落ちてから5時間ほど経った時には、もう再び毛が生え始めていました。
 親のスケバハゴロモの姿はネットでご覧下さい。Photo_4

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2008年7月25日 (金)

スケバハゴロモ幼虫①

 庭のアジサイの茎になにやら白い綿毛風のものがポツポツくっついていました。
 風もないのにゆっくりと動いていきます。
 大きさは1cm程度。Img_0116

 
 目をこらしてみるとクジャクの尾羽のように広げた白い毛束の下に足がみえます。Blghagoromo_r1

 
 フーッと息を吹きかけると、綿毛の中から淡緑色をしたセミのような体がのぞきました。
 アッ、ついに我が家にもやってきたか。
 この季節、常連の害虫、スケバハゴロモ(半翅目ハゴロモ科)の幼虫です。
 親御さんは、名前の通り、透明な羽を持ったセミの仲間の昆虫で、親子共々、木の茎にハリのような形をした口(口吻)を射し込んで樹液を吸うので被害が出ることがあります。Blgr3

                 (続く)

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2008年7月24日 (木)

綿毛の種(3種)

 少し時期遅れになってしまいましたが、雑草の綿毛の種、3種類を掲載しました。
 写真はいずれも5月31日に撮影したものです。
 綿毛全体の様子、綿毛のついた1個の種、そして綿毛の付け根の様子を観察してセットにしました。
 綿毛の形、付け根の様子は植物ごとに特徴があって面白いものでした。

●チガヤ:
 花穂の花が終わるとやがて種子についた毛が成長し、綿毛の塊りになります。
 側を車が通りすぎると、風にあおられて綿毛がフワフワたくさん飛んでいく光景に驚くことがありました。3r

 
●タンポポ:
 おなじみです。綿毛の落下傘。3r_2

 
●キツネアザミ:
 空き地や道端に生えている越年草で、すらっと伸びた茎の先にピンクのアザミのような花をつけます。
 綿毛は 緻密で絡まり合って一番フワフワした感じです。
 ダウン(羽毛)に似ていますね。3r_3

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2008年7月23日 (水)

トビムシ(甘利山)

 甘利山のなだらかな斜面が笹に覆われていて、登山道はその笹をきれいに刈り取って整備されていました。
 刈り取られた笹葉の腐植の下にいたトビムシです。
 あまり大型のものは見つかりませんでしたが、ほとんどの仲間がそろっているように思われました。

アヤトビムシの仲間:
 大きさ1.9mm。毛むくじゃらです。(×50倍)19mmx50img_4723

 
シロトビムシの仲間:
 大きさ1.5mm。(×50倍)15mmimg_4465

 
マルトビムシの仲間:
 大きさ0.7mm。(×50倍)07mmimg_4461

 
ツチトビムシの仲間:
 大きさ1.0mm。(×50倍)10mmimg_4592

 
不明のトビムシ:
 図鑑検索で分かりませんでした。
 大きさ0.4mmと小さい個体。腹面から。(×150倍)04mm150img_4722

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2008年7月22日 (火)

甘利山の昆虫たち(5種類)

 たくさんの草花がきれいな花を開くこの季節には、またそれらを求めて多くの昆虫類がやってきます。
 多少気持ち悪いのもいますが、登場させました。

アサギマダラ:
 だいぶ翅の傷んだ個体でした。Img_4244trm

 
イチモンジチョウ:
 なぜだか休憩中、腰を下ろしたズボンの膝にとまりました。Blgimg_4283

 
クサギカメムシ:
 これもなぜだかお昼の弁当が入ったポリ袋にくっついていました。Img_4338trm2

 
アオハムシダマシ:
 これもまた、なぜかズボンの膝に飛んできました。
 やっぱり汗くさかったから?。
 本来アオハムシダマシは山野の花上に群がる青、緑などに輝く甲虫で、タマムシなどと並んで、国内でもっとも美しい部類の昆虫ということです。
 今回見たものは体長約10mmで、金緑色に光り輝く、確かに美しい甲虫でした。
 私ははじめて見ました。Img_4341trm

 
ヒョウモンエダシャクの幼虫:
 尺取り虫仲間で、蛾の幼虫です。
 シモツケソウの茎に頭を下にしてぶら下がっていました。
 結構あちこちに見られました。マア、やはり、気持ち悪いですね。Img_4254

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2008年7月21日 (月)

甘利山の花(2)

ホタルブクロ:
 キキョウ科。萼片と萼片の間の付属物が逆立ちしたように反り返るのが特徴。Img_4231

 
ヤマオダマキ:
 キンポウゲ科。山の草原や林縁に生える。
 オダマキとは、紡いだ麻糸を 円く巻き付けたもので、花の形が似ていることから。Photo

 
コアジサイ :
 ユキノシタ科。林縁の少し日陰になるようなところによく見られます。
 淡青色の小さな花が集まって咲くところがでアジサイの仲間の特徴です。Img_4343

 
アヤメ(左):
 アヤメ科。鮮やかな美しい青紫色の花で花びらに特徴的な網目模様がある;テガタチドリ(右):ラン科。
 根は人の手のような形で、花はチドリが飛んでいるように見えることから。
 高山、亜高山の草地に生える。大切にしましょう。Photo_2

 
シモツケソウ(左):
 バラ科。下野の国(栃木県)に多いことが名前の由来。
 日光高原に大群落があります。5弁の小さな花が集まって咲きますがまだ早かったようです;ヤナギラン(右):アカバナ科。
 細長い葉が柳に、花がランに似ていることから。まだ花は開いていませんでした。Photo_3

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2008年7月20日 (日)

甘利山の花(1)

 甘利山にたくさんの高山植物が咲いていました。
 関係者の皆さんのおかげで良く管理されていて美しい自然が保たれていました。
 この自然を大切に守りたいものです。今回見ることが出来た花の一部です。

ウマノアシガタ:
 キンポウゲ科の光沢の強い黄色の5弁花です。茎や葉に毛が多いのが特徴。Img_4290

 
オオヤマフスマ:
 ナデシコ科。白い小さな(直径1cmくらい)5弁花をつけていました。可憐な姿が印象的。Img_4277

 
グンナイフウロ(郡内風露):
 フウロソウ科。ちなみに郡内、というのは山梨県東部の桂川流域の古名。山地から亜高山の草地に生える多年草。たくさん咲いていました。Img_4307

 
ハクサンフウロ:
 フウロソウ科。淡い紫色の可愛らしい花です。Img_4272

 
レンゲツツジ :
 ツツジ科。名前は、つぼみの時の形がレンゲに似ていることから。
 朱色の花の群落は甘利山の象徴。Img_4311

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2008年7月19日 (土)

夏の日暮れ前

 関東地方も本日梅雨明けした模様との報道。
 当地も晴れて気温はぐんぐん上がり猛暑日に近くなりました。夏本番です。
 ただ季節は進み、日の出は少しずつ遅くなり、日の入りは徐々に早くなっていきます。
 今月初旬、外出先からいつも通いなれた秩父高原牧場の峠を車で越えて帰宅しましたが、曇天のせいで、いつもより暗くなるのが早いと感じた暮れなずむ山々の風景になぜか郷愁を覚えたことでした。

 峠から浅間山(一番奥)遠望:P7071784t

 
 峠から両神山遠望:
 独特の山容で一度見ると忘れません。P7071786t

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甘利山

 ”ツツジが咲き誇る山”、という甘利山ガイドのキャッチコピーに惹かれて、7月の初旬に時間の合間をぬって甘利山に行ってきました。
 むろんツツジの季節は終わっていますので、咲き残っている花を探すのが大変でしたが何株かは見ることが出来ました。
 当日は梅雨の最中でもあり、終日曇りで展望はありませんでしたが、晴れた日には秀麗な富士山を望む好適な展望台でもあります。

 現在は、頂上近くの駐車場まで舗装された林道を車で行くことが出来て、大変イージーな山旅が出来ます。
 道中には”熊!! 出没注意”の立て看板がたくさん出ていました。Img_4237trm

 
 駐車場です。
 30台くらいは駐車出来るようです。Img_4242trm

 
 ここから頂上までは緩やかな良く整備された道を700mほど歩けばよいだけです。
 季節の花がたくさん咲いていました。
 ほどなく頂上(1,731m)です。Img_4269

 
 この日は、あいにく展望はありません。ツツジも終わっています。Img_4275

 
 あった!、と喜んだレンゲツツジです。
 夏休みになれば時期にあった高山植物がたくさん見られ、きっと登山者も多いことでしょう。Img_4273

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2008年7月18日 (金)

ニオイハンゲとカラスビシャク

 数年前に知人からいただいたニオイハンゲは、バナナのようないい香りがするということです。
 毎年、季節になると途絶えることなく生えてきます。
 ただ面倒見が悪いのでこれまで分かりませんでしたが、今年はじめて控えめながら仏炎苞を数本立ち上げているのに気がつきました。
 側に並べて放置していたカラスビシャクの方は、これより勢いが良くて、背高の仏炎苞をたくさん立ち上げました。Img_3586

Photo

 
 しばらくするとカラスビシャクの一本に実がなっていて、Img_4056

 
 そのいくつかがこぼれて落ちていましたので、拾って皮をむいてみると、まだ青い種が入っていました。Img_4442

 カラスビシャクは、ニオイハンゲよりはるかに強力な勢力拡大手段を持っているようです。
 畑地などに入り込むと根絶が難しいのもうなずけます。

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2008年7月17日 (木)

ツマグロヒョウモン

 中国、近畿地方も梅雨明けしたということですが、当地はまだのようです。
 今日も朝からうだるような蒸し暑さです。
 今年も早くからツマグロヒョウモンが飛来していましたが、外気温が30℃を越えた昼下がり、またツマグロヒョウモン(♀)がやってきました。
 このところ頻繁に入れ替わり立ち替わりやってきます。
 今日の来訪者はだいぶ羽が傷んでいました。小鳥にずいぶん追っかけられたのでしょうか。
 あちこち点検、野生のスミレが勝手に増えてしまった鉢やプランターなどに寄り道して飛び去りました。
 昨年と同じように、また幼虫がたくさん生まれ育っていくのでしょうか・・・。Img_0022trm

Img_0026

Img_0028trm_2

 
 庭のクレマチスの茎には、どなたかが旅立っていったヌケガラが残っていました。Img_0091

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ヤセウツボ(寄生植物)

 6月中頃にかけて堤防の草刈り作業が行われてシロツメクサの茂みも無くなりましたが、しばらくするとまた少しずつ復活してきます。
 その中に今度はマメ科植物に寄生するヤセウツボが先に茶色っぽい頭を持ち上げて目立っていました。
 予想外にあちこち沢山生えていましたので、その一株をまわりのシロツメクサと一緒に掘り起こして、寄生根の様子を観察してみました。
 根元まわりを水で良く洗って泥や細根を取り除いてみると、シロツメクサの根茎にヤセウツボの根がしっかりと編み込まれたように巻き付いているのが分かり、これではとりつかれた方も大変だなと思いました。

●ヤセウツボ(撮影2008.7.1)1img_4091

 
●両端と、つながっているのがシロツメクサの株の根っこで、真ん中が、とりついたヤセウツボ2img_4112

 
●寄生根部分拡大3img_4118

 
●ひっくり返して下から見上げると、赤茶色に写っているヤセウツボの根が編み込まれたようにからみついているのがよく分かりました。4img_4116trm

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2008年7月16日 (水)

カメムシ (5種類)

 開けた窓から侵入したカメムシを指でつまんで外に出そうとした時、とても嫌な臭いが指先に染みついて閉口したことがあります。
 その悪臭から、俗に「屁こき虫」などと呼ばれますが、カメムシが放つ悪臭はお尻から出るのではなく、幼虫は背中から、成虫は胸部の臭腺から悪臭成分(ヘキサナール、オクテナール、ディセナールなどの混じった分泌液)を放出によるものだそうです。
 カメムシもまた、食草に応じて、いろいろな環境下にたくさんの種類が棲息しているようです。

●クヌギカメムシの仲間の5齢幼虫:
 風に揺れてピントが甘くなりました。(福島県の高原)5p6251780

 
●ブチヒゲカメムシ5齢幼虫:
 毛むくじゃらの幼虫です。じっとしていませんので追っかけが大変でした。5img_4072trmnew

 
●スコットカメムシ成虫 :
 後部が光ってしまい紋様の特徴が不明確になりました。またピンぼけです。Img_3998

 
●ホソハリカメムシ成虫:
 ヤブガラシの茂みに沢山いました。比較的ゆっくりした動きです。Img_4558

 
●ナガメ成虫:
 人の気配に敏感で、すぐに葉の裏にススッと回り込んで隠れます。紋様の色が赤色にちかい個体もいました。ヤブガラシの茂みです。Img_4569trm

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2008年7月15日 (火)

夏の虫 (5種)

もう夏真っ盛りでムシムシする屋外に出るといろいろな虫が飛び回っています。デジカメの視野に飛んで入ったばっかりにこんなところでその姿をさらすことになりました。

マメコガネの仲間:大きさ9mmくらい。なぜだか駐車場の洗車用スポンジにとまっていました。肩の部分にはミドリがかかった2つの斑紋があり、体は銅色に光っていました。Blg9mmimg_4083trm

 
クロネハイイロヒメハマキ:大きさ7mmくらいの小さな蛾です。触覚をぴったりたたんで玄関ドアにはり付いていました。どこからきたのやら。庭のモチノキの若葉を全部葉巻きにして食害しているのはこちらの親族らしいですが・・・ Blg7mmimg_4487

 
アカハネムシ カクムネベニボタル:礼文島にもいましたが、櫛の歯のような触覚と赤い羽根が印象的な甲虫です。(福島県の高原で撮影)→後日、体型の特徴など見直しした結果、カクムネベニボタル(♂)ではないかと判断し、訂正しました。P6251775trm

 
クサカゲロウ:大きさ15mmくらい。散歩コースの草むらにいました。仲間にはクサい臭いを出すものもいて、体も全体に草色(薄緑色)だから、クサカゲロウ、とか。短い命のせいで、カゲロウは儚いものの代名詞。Img_4559trm

 
クロオビハナバエ:大きさ5mmくらいの小さなハエ。ハエそのもので、屋外メダカの水槽の脇で、”ハエが手を擦る、足を擦る”、をやっていました。付けられた名前はきれいですが、汚いところに来るハエだそうです。Img_4200trm

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2008年7月14日 (月)

チョウトンボ(写真4)

Img_4704  Img_4708 Img_4711 Img_4713 Img_4699

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チョウトンボ(写真3)

Img_4688 Img_4690 Img_4691 Img_4693 Img_4698

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チョウトンボ(写真2)

Img_4674Img_4671     Img_4677Img_4676Img_4686

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チョウトンボ(写真1)

 このところ日中は真夏の太陽が照りつけて、連日猛暑日に近い気温になっています。
 この分では蓮池のチョウトンボも羽化の最盛期だろうな、と思って暑さにめげず、日曜日、デジカメをぶら下げて行ってきました。
 予想に違わず、蓮池の側を流れる水路沿いの草むらの上に乱舞していました。
 棲息地の蓮池は、遊水池を兼ねた場所で、安全のために高いフェンスで囲まれていて人が近づけないこともあり、生きものにとっては好適な場所になっているようです。
 個体によって、また光のあたり方で、チョウトンボの羽は変化に富んでいます。
 くどくなりますが、枯れ草の先にとまっている個体の画像を全部並べました。(20枚)20080713img_4653 Img_4655 Img_4660 Img_4663 Img_4665

                                 (続く)

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2008年7月13日 (日)

ナガヒラタムシ

リビングのカーペットになにやら黒ゴミのようなものが落ちていて、つまみ上げようとしたら見慣れない黒い虫です。一度触れると足を折りたたみ触覚もぴんと伸ばしたまま身じろぎもしません。1img_3622 2img_3624

ひっくり返してもそのままです。3img_3635

シャーレに入れてしばらく静置していたら動き出しました。ナガヒラタムシでした。ナガヒラタムシは非常に原始的な甲虫の仲間で、日本に分布する4種類の始原亜目のうちの1つだそうです。細長い体型で、大きさ(触角を含まない)は15mm位です。4img_3633

触覚は11節からなり、第1節(基部)は大きく、次の2節目は短く小さいものです。写真を拡大して数えてみると確かに11節ありました。Img_3624trm

普通は枯れ木などにみられ、灯火にも飛来するそうです。どこから紛れ込んだのでしょう。

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2008年7月12日 (土)

オオミズアオ (月の女神)

 蛾はどうしても気持ち悪いと感じてしまいます。仕方ありません。 しかし先月末に、福島県檜枝岐村で見かけたオオミズアオはさすがにきれいだなと思いましたが、触ってみる気にはなれません。
 オオミズアオ(学名Actias artemis)は、チョウ目・ヤママユガ科に分類される蛾の一種です。
 ヨーロッパでは羽を広げて月明かりの夜を飛ぶ優美な姿が「月の女神」と呼ばれるそうですが、日本では見つかると気持ち悪いと踏みつぶされることの方が多いとか。 踏みつぶすのも気持ち悪い、デス。

 石灯籠の基部に張りついていました。Img_3939

 こうして見ると、結構透明感のある青緑白色の四翅に、やはり何となく気味悪さを感じる四つの眼斑が印象的です。Img_3937

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2008年7月11日 (金)

ニイニイゼミ

 西日本の一部ではすでに梅雨明けしたということですね。
 当地ではこのところ雨はほとんど降っていませんが、日中外出すると、どんよりと暗い空のもと、気温は30℃以下でもべっとりと肌にまとわりつくような湿った空気が漂っています。
 そんな中で、農道のまだ小さい桜の木から早くもニイニイゼミの鳴き声が聞こえてきました。今年はじめてのご対面です。
 日中なのに暗い空で、葉の陰にもなってまさに保護色のセミの姿の撮影は難しかったです。オートにするとフラッシュが光って不自然な写真になるし、マニュアルでは手ぶれが出てしまうし・・・。まあそんなことはどうでも良ことですが。Img_4521trm Img_4522

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マダラツマキリヨトウ

庭の日当たりが悪い場所に植えたリュウノヒゲと一緒に羊歯(シダ)がはびこってなかなか根絶できません。結構深く根を張って居て地上部を引っ張ると上だけちぎれて根っこは残ってしまいます。それに、羊歯の葉にときどき大きなイモムシがくっついて思わず手を引っ込めることも。ある日、草取りをしていたら目の前のリュウノヒゲの細長い葉っぱになにやら全身毛だらけの、でも毛虫かなんだかよく分からないものがとりついていました。リュウノヒゲごとちぎって明るいところで見ると毛虫ではなく、気持ち悪い蛾のようでした。写真を撮っていたら、とまっていたリュウノヒゲから近くの葉っぱにふらふらと飛んでいきました。後で教えてもらったところ、幼虫は羊歯(シダ)を食草とする”マダラツマキリヨトウ”という蛾の成虫、ということでした。

リュウノヒゲに掴まっているマダラツマキリヨトウ。大きさは2cmくらいです。ちょうど懸垂をしている格好です。Img_2974trm

懸垂している上面からのぞき込んで、顔面のアップ。異様な顔つき、目つき(大きな橙黄色に黒目の◎目玉)ですが、なかなかピント合わせが難しくて、写真映りは今ひとつでした。2timg_2976trml

その後、近くの葉っぱに飛んでいきましたのでもう一度記念写真。右前から。毛というかトゲだらけというか、見るほどに異様ないでたちです。Img_2984trm

真上から。直射日光のせいで、色が飛んでしまいました。でも結構趣味の良くないハデ好みのようです。Img_2982trm

   

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2008年7月10日 (木)

アシナガバエの仲間

 草刈り作業が終わった池の堤防にギシギシが再び新鮮な葉を広げていました。
 その葉の上に大きさ5mm位と極く小さな、美しいメタリック・グリーンに輝くハエのような昆虫がいました。
 アシナガキンバエの仲間(もどき?)です。
 写真を撮ろうと近づくと目にもとまらぬ早さで視界から消えていきます。
 どこに行ったのか分かりません。しばらくじっと待っていると、突然視界にぱっと飛び込んできます。
 この繰り返しの間に何とかピントの合った写真を1枚ゲット出来ました。Img_4102 4mmimg_4098trm Img_4096

 追記:
 なお、画像の個体は「アシナガキンバエ」ではありません。

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2008年7月 9日 (水)

ナミテントウ

梅雨の合間、しばらくぶりの青空に白い雲が流れていた午後の庭でした。鹿児島紅梅の葉にナミテントウが一匹。隣の葉にはアブラムシが・・・。Img_3008

お腹いっぱいだったのか、けだるい午後の束の間の休息だったのでしょうか、いつもは忙しく動き回っているのにじっとしていました。それでゆっくりと、鏡のように光る背に青い空と白い雲を映したナミテントウの愛らしい記念写真が撮れました。Blgimg_3006

テントウムシ(天道虫・紅娘・瓢虫)の名前の由来は太陽に向かって飛んで行くことから、太陽神の天道からとられたそうです。(Wikipedia

「テントウムシ」というと、ナナホシテントウよりも、実はナミテントウの方が一般的です。ただ、皆な同じ七つ星の衣装を付けたナナホシテントウとはちがって、黒地に2つの赤紋(ヤブカラシにいました)Img_4169trm_2

4つの赤い紋、赤や黄色に多くの紋(18個の黒紋様があるもの。ヤブガラシにいました)Img_4137trm_3Img_4142trm_3

赤や黄色の無地などと、いろいろな種類の衣装持ちがいるようです。体長は7mmほどで、アブラムシを捕食する益虫です。

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2008年7月 8日 (火)

チュウレンジハバチ

 チュウレンジハバチは大きさ8mmくらい、頭部、胸部、脚は黒色で、腹部はオレンジ色に黒い羽で、飛来すればすぐに分かるバラ園芸家にとっては天敵とも言うべき害虫です。
 見つかると直ちに捕殺・薬殺される運命のハバチです。
 バラのシーズンになると追払っても追い払ってもしつこくやってきて、ついには大事なバラの茎に切り裂き傷を付けてその中に卵を産み付けます。
 やがて孵化した幼虫が、気がついたときにはバラの新しい葉を丸坊主にしています。
 殺虫剤の散布を極力控えて、見つけたら捕殺していますが、いつも後手に回ります。仕方ありませんね。

●バラの新しい枝に付けられたチュウレンジハバチの産卵痕。
 この裂け目の中に産卵しています。Img_3655

 
●産卵現行犯 。
 この作業中時は逃げる気配はまったくありません。Img_3650

Img_3663_2

 
●ここまできたら、もうこの枝は切り落とすしかありません。
 そして2週間後、この有様です。傷跡がパックリ口を開け、Img_4197trm

 
●生まれたばかりの若齢ご幼虫様軍団が全葉っぱ中に展開し、やりたい放題。
 どうしたものでしょう。言って聞かせても無駄でしょうし・・・Img_4190trm

 (後日追記:
 今回の写真では判然としませんが、成虫、幼虫ともにチュウレンジバチ(チュウレンジハバチ)ではなく、よく似た「アカスジチュウレンジ」の可能性もあります。不明のため今回はこのままとしました。)

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2008年7月 7日 (月)

トビムシ(福島県南会津郡)

福島県、高清水自然公園のヒメサユリ自生大群落地を訪れた帰り道で、駐車場に通じる林縁に堆積した落ち葉の腐食土を採取しました。その中に居たトビムシです。全体的に小振りな個体がほとんどでしたが、主なトビムシの仲間がそろって居たようです。

シロトビムシの仲間。跳躍器は観察できません。大きさ1.2mm(×50倍)12mm50img_4042

トゲトビムシの仲間。立派な跳躍器があります。触覚には環状分節があります。この種類としては小型で、大きさ1.1mm位。(×50倍)11mmimg_4048

標本が0.3mm程度と小さく画像も不鮮明ではっきりしません。体型からイボトビムシの仲間かも。(×100倍)03mmimg_4040tr

ツチトビムシの仲間。大きさ0.5mmくらい。青い体色でした。(×100倍)05mmimg_4037trm

マルトビムシの仲間。大きさ0.7mm。(×100倍) なぜかこの仲間の姿だけは愛嬌があると思うようになりました。07mm100img_4031

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トビムシ(檜枝岐)

山旅のおりに福島県檜枝岐村の民宿で、駐車場に生えていたコケを採取しました。その下にいたトビムシです。採取前夜、かなりの降雨があり、餌になるような有機腐食土はすっかり洗い流されていてほとんどなかったので、あるいは居ないかもしれないと思ってはいましたが、予想通り、シロトビムシの仲間が1個体見つかっただけでした。大きさ1mm。(×50倍)Img_4050

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2008年7月 6日 (日)

サンジャクバーベナ(ヤナギハナガサ)

宅地沿いの川岸や畑地、草原にサンジャクバーベナが目立つようになりました。南アメリカ原産の帰化植物で、各地で野生化しています。長い茎を出して草丈は90150cm位にもなり、頂上に小さな紫紅色の花が集まって咲きます。初夏から秋まで、長い期間花を咲かせるので、その蜜を求めていろいろな蝶がたくさん集まってきます。やがてツマグロヒョウモンなども姿をみせることでしょう。Img_3605 Img_3612

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2008年7月 5日 (土)

ヨトウムシの若齢幼虫

プランターに植えたバーベナの一株に、花芽がほとんど無くなっているのに気がつきました。下葉の上に大きな糞がいっぱい落ちていました。やっぱり居ました。嫌いなイモムシです。キンウワバ亜科のヨトウムシの若齢幼虫だそうです。仏心を起こして大目に見ていると、加速度的に食害と成長が進み、あっという間に丸坊主になって枯れますよ、とのこと。割り箸でつまんで他所に行ってもらいましたが、結局、この株だけは枯れてしまいました。その後しばらくしてから、またプランターの側のコンクリート地面に、大きなヨトウムシが丸まっているのを見つけました。どこからやってくるのやら・・・・・。Blg62img_2994

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2008年7月 4日 (金)

ブドウトリバ

 ブロック塀にはめ込まれている郵便受けの下部に、小さな茶色のゴミのようなものが付着していて、近寄ってよく見るとゴミではなく生きもののようでした。
 写真を撮って拡大してみると何とも奇妙な形をしていて蛾の仲間らしい。
 草の切れ端で触るとスッと飛んで逃げました。
 調べてみるとブドウトリバという蛾の成虫で、羽を広げた大きさは約15mmと小さく、
 本州から九州にかけて分布し、成虫は6~9月に出現する、とのことでした。Blg2008060515cmimg_3003trm

 
 幼虫はブドウ科のノブドウ、エビズル、ヤブガラシなどの葉や花を食草にするということで、そういえば近くの散歩コースの金網フェンスにはノブドウやヤブガラシがもう沢山からみついています。
 しばらく前にきれいに刈り取られていたのに。
  (写真 手前の横に這っている赤みがかかった蔓がノブドウ、奥の花と葉がヤブカラシ)Img_4132

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2008年7月 3日 (木)

ノシメトンボ

屋外のメダカ水槽に毎年トンボのヤゴが居着くのですが、今年も5月に見つけて蓮の水槽に強制疎開させました。それと関連があるかどうか分かりませんが6月に、庭先にノシメトンボがやってきました。野原にはシオカラトンボも飛んでいます。夏ですね。Img_3640

Img_3641

(撮影2008.06.19) 

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2008年7月 2日 (水)

ヒメジョオンと小さな昆虫

季節は確実に進んでいきます。気がつくと春先からに咲いていたハルジオンはほとんど姿を消して、遠目には花姿がそっくりの夏の雑草ヒメジョオンが大勢を占めています。花の大きさはやや小振りで、中心に黄色い管状花が丸く集まり外側に白い糸状の舌状花がつきます。雨の後に日が射しだした午後、ヒメジョオンの花にいろいろな小さな昆虫が訪れていました。すっかり夏です。

ベニシジミImg_3600

ヤマトシジミ P6251752

小さなハナアブの仲間たちImg_3601 Img_3602 Img_3603

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2008年7月 1日 (火)

アジサイ

今日から7月です。暑さに耐える季節。とは言いながらこのところはっきりしない梅雨空模様です。アマガエルが鳴いてアジサイが盛りです。

     あぢさゐの中にあぢさゐらしからず  (稲畑汀子)

アナベルImg_3667

スミダノハナビImg_3666 (墨田の花火)

アオアジサイImg_3665_2

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