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2008年9月

2008年9月30日 (火)

雑草の花(8)オオニシキソウ、ハキダメギク、イヌガラシ→スカシタゴボウに訂正

 9月もはじめの頃は残暑が厳しく、早く涼しくならないかと思っていたものでしたが、数日前から急に冷え込んで、今度は寒いくらいになってしまいました。どうも変動の振幅が大きすぎるようです。今日で9月も終わります。
 このごろの世間はいろいろと騒々しい様相です。騒々しい世間には無関係のフィールドの続きです。

オオニシキソウ:
 北アメリカ原産の、道ばたや畑地などに普通に見られる一年草です。茎が立ち上がり30cm以上ある大きな草姿になります。
 夏から秋にかけて茎の先に杯状花序をつけ、花序の付属体が発達して4枚の白い花弁のようにみえます。球形のものは将来果実になる部分です。2r1 2r2

 
ハキダメギク:
 熱帯アメリカ原産の一年草で、最初に掃きだめ(ゴミため)で発見されたから、という話は後に訂正されたそうです。
 それはともかくとして、夏の初めから長い間、除草剤や草刈りに負けることなく道ばたや畑地などによく繁殖しています。
 花を拡大して見ると、中心の黄色く丸い管状花の集まりのまわりに、白い3裂した舌状花が5つあり、なかなかの造形の妙を感じます。2r_4 3r2

 
イヌガラシスカシタゴボウに訂正:
 春から秋の長い間、道ばたや草地の片隅などで、すこし湿り気のあるところにごく普通に生えています。
 草丈15cmくらいの多年草です。春から秋まで黄色い4弁花を多数つけ、果実は細長い円筒状で、上向きに湾曲する傾向があります。
 草姿はカラシナに似ていますが、役に立たないのでイヌ芥子。
 写真のものは、稲刈りが終わり、道ばたの雑草も除草された後に、再び生え始めた雑草に混じって黄色い花と実をつけていたものです。

葉に切れ込みが見られ、短角果と判断できるため、スカシタゴボウに訂正しますBlg3r_2

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2008年9月29日 (月)

雑草の花(7)ホソバヒメミソハギ、エノキグサ、ツルマメ

ホソバヒメミソハギ:
 夏から秋にかけて水田の畦や近くの湿地にたくさん生えている熱帯アメリカ原産の外来水田雑草のひとつ。
 光沢のある細長い葉が規則正しく十字形につきます。夏から秋にかけて葉腋に赤紫色の小さな4弁花を開きます。1img_0059_1 2r_3

 
エノキグサ:
 夏から秋にかけて道端や畑地にごく普通に見られます。葉の形がニレ科の樹木であるエノキに似ているのが名前の由来です。
 花は雌雄異花で、草の上部に穂状で赤茶色の雄花がつき、下部に、編み笠状の苞葉に包まれた雌花が付いて咲きます。
 小さいので、ルーペがあると観察が容易です。12r1 2enokigusa2r2

 
ツルマメ:
 夏から秋に、道端や野原などに普通に見かけるツル性の植物です。他の雑草や金網フェンスなどに巻き付いています。葉は3小葉で稀に4小葉になりこともあります。
 今頃は赤紫色の蝶形花をつけています。本種は大豆の仲間で、原種ではないかと言われているそうです。3r
 

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2008年9月28日 (日)

雑草の花(6)黄色い花:ウスゲチョウジタデ、チョウジタデ、ヒレタゴボウ

 ほとんど刈り取りが終わった近郊の水田地帯のあぜ道や農道には、稲の生育時期に合わせてはびこった沢山の雑草が花や実をつけますが、稲刈り後の圃場整備田や後始末としてこれらの雑草もまたきれいに刈り取り、除草されてしまいます。タイミングが悪ければ観察する前に姿を消して(消されて)しまうものもあることでしょう。
 散歩がてら撮りためた雑草の続きです。
 
 よく似た黄色い花
ウスゲチョウジタデ:
 チョウジタデに似ていますが、全体が緑色で、萼片が大きく目立つことが鑑別のポイントです。花弁は5枚が普通だそうですが結構まちまちとのこと。写真のものは4弁でした。絶滅危惧種Ⅱ類になっています。1img_0166 Photo

 
チョウジタデ:
 黄色の花で多いのは4弁花。萼片は小さく、茎や葉は赤みを帯びることが多い。秋が深まると一層赤くなります。1img_0061_2 2r

 
ヒレタゴボウ(別名アメリカミズキンバイ):
 黄色い4弁花が目立つ外来のチョウジタデ属植物で、水田雑草。
 葉の先は尖って長く延びて、茎につく基部にはヒレがあります。水田やあぜ道に旺盛に繁殖して草丈は50cmから1mにもなります。引っこ抜くとゴボウのような根があります。2r_2

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2008年9月27日 (土)

カマキリ、ゴマダラチョウを捕らえる

 ○オッ、カマ公、やったね。大物だな。お前が捕まえたのはゴマダラチョウだろう。幼虫はエノキの葉しか食わないそうだが。成虫は翅が白黒のツートンカラーで、複眼は橙色の大型タテハ。上空を滑空しながら飛ぶのでなかなか捕まえるのが難しい。俺でさえ捕まえたことはないのに。
 ●・・・・・・・・・・Img_1765

 
 ○食ってる間は返事できねえか。アノな、蟷螂の斧って知ってるか?
 ●何だとォ、ゴチャゴチャうるせえな。それはお前ら人間世界のことだろう。見りゃ分かるだろ、オレのカマの実力をImg_1767。                             

 
 ○そうらしいな。でも残酷だな。
 ●(ギロッ)よく言うよ、かわいい目をした豚や牛を食ってるのは誰なんだヨゥ。それにイラクやアフガンでやってる残酷は理解できねえゼ。Img_1768cc_3

 
  ○たいそうな言い分じゃネエか。あッ、クビがちぎれた・・・・
 ●うるさいんだよ、ホントニ。オレたちゃ無益な殺生はしねえ。
Img_1776

 ○ちょいと待ちな、お前らの世界では、アノ後、雄は雌に頭から生きながら食われるというじゃネエか。
 ●それは種族の掟だ。もういいからあっち行ってくれよ、ッタク。

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2008年9月26日 (金)

ショウジョウトンボ、セスジイトトンボ

トンボ2題

ショウジョウトンボ
 秋のトンボといえば赤とんぼですが、もう少し後にならないと真っ赤には染まりません。しかしショウジョウトンボは、夏に、頭のてっぺんからシッポの先、翅の付け根まで真っ赤に染まった姿を現します。体長約4.8cm、翅を広げた大きさ約7.5cm。Img_1627 Img_1627_1

 
 大型の雑草が刈り取られた後に再び生えてきた農道脇の水辺の草むらにはイトトンボがいます。
   セスジイトトンボです。オオセスジイトトンボより体も小さく美しさも見劣りします。でも絶滅の心配もなく達者に環境に順応して生きていますので、結構なことです。青いのが♂、緑色が♀です。Img_0488_2 Img_1609_1trm Nc

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2008年9月25日 (木)

ナミテントウ、コアオハナムグリ、オオヒラタシデムシ

 この時期フィールドで見かけた陽気なムシ、普通のムシと、チョウ陰気なムシです。たまたまそうだっただけですが・・・

陽気なムシ:ナミテントウ
 お天道様に向かって飛んでいくというテントウムシ。陽当たりの良い日には、野原に出て好みの衣装を着込んで、散歩しています。まん丸の背中に青空の風景を写し込んでいる可愛い姿は自然に和みます。Blgan Blgb

 
 普通のムシ:コアオハナムグリ
 ハナムグリ仲間ではやや小柄。銅色を帯びた緑色で黄色の斑紋があるいでたちですが、うぶ毛が結構毛深いです。
  ハルジオンなどの花時には花粉を食べに集まりますが、今時はヤブガラシの蜜を求めてやって来ていました。2r_3

 
 チョウ陰気なムシ:オオヒラタシデムシ
 普通、日当たりに姿を見せることはあまりありません。地表にあるゴミや石、朽ち木などの物陰に潜んでいます。扁平な体に全身つや消しの黒装束でいかにも陰気な雰囲気。
 たまたま大雨があって、潜んでいた場所が水没してしまい、中にはそのまま溺れた者もいましたが、刈られて水面に浮いていた草に掴まって漂流していたところです。まさにワラをも掴む思いだったことでしょう。
 もっぱらミミズなど動物の死骸を食べる生活で、よけい陰気に思えますが、でも終末の掃除役ですから裏方として必要な存在なのですね。Blg

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2008年9月24日 (水)

川魚

 下水道が普及した現在、町裏を流れる用水路に流入する水はほとんど雨水だけで、普段はごく少ない流量です。
 大雨が降ったり、上流の稲田で水量調節の水が落とされる時には水かさが増して濁り、またたくさんの浮き草が流れてきます。
 やがて流水量が減ってくると、上流から流されてきたのかあるいは下流から遡上して迷い込んだのかは分かりませんが、たくさんの川魚が群れをなして泳いでいるのを見かけます。2r

 
 水面でパクパクしているのは給餌のためか、または濁った水で、酸欠にあえいでいるのでしょうか。
 普段はこれほどの群れは見かけませんが、コサギが町中までやって来て水路におりて魚を狙っている姿を見かけるようになります。 P9082069

P9082069trm_2

 後日註記:
 川魚ではなく、
海水魚ボラの幼魚とわかりました。

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2008年9月23日 (火)

雑草の花(5)クサネム、アゼナ、メドハギ

クサネム:
 水田や畦に生える一年草です。小苗の頃は一見、ネムノキに似て鳥の羽のような細かい羽状複葉が、害草とは思えない繊細な印象ですが、成長すると相当なやっかいものになってしまいます。
 夏に特徴的な薄黄色の蝶形花をつけます。3r

 
 水田に侵入して生えたものはこの後更に草丈も大きく成長して稲穂を凌駕するまでになります。
 刈取り作業前に引抜き除去しなければ、木質化してとても硬くなった茎がコンバインの刃こぼれの原因になったり、またたくさんの、鞘に入った実をつけて、触れるだけで切れ目の入った鞘ごと、種がバラバラになって米の中に混入したりして、農家を困らせる害草になります。2r

 
アゼナの仲間:
 1年生の水田雑草で湿地やあぜ道などにごく普通に生えています。夏から秋にかけて葉腋から長い花柄を出して、その先に小さな薄赤紫色の唇形花をつけます。
 在来種は葉が卵円形で鋸歯がありませんが、最近は葉に鋸歯があり花はうす紫色で唇形花の外来種であるアメリカアゼナが急増しているそうです。
 実際にフィールドで見られるものは、そのどちらとも素人目には判別しがたい場合が多く、花の付き方や種の形で判別するそうですが、さらにタケトアゼナという中間的なものもあるということです。
 写真のものはアメリカアゼナだろうと思いますが確かではありません。2r_2 3r_2

 
メドハギ:
 道端の日当たりの良い乾燥した地面に生える大形の多年草です。茎は枝分かれしながら1mくらいに伸びて葉をびっしりつけたところは樹木のようです。見た目はあまり感じの良いものではありません。
 夏から秋にかけて葉腋に白い蝶形花を一つずつつけます。花の旗弁に紫色の斑点があります。Blg3r

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2008年9月22日 (月)

シジミチョウ類、アゲハ、キタテハ

 夏の間に通行不能になるまでに生い茂った堤防や農道の草むら、また生活道路脇の雑草も、環境管理の一環として大型機械による草刈りがおこなわれています。大型機械が轟音を立てて通り過ぎた後にはたくさんのツバメが飛び回っています。刈り倒された夏草の中から一斉に小さなムシ類が舞い上がるからでしょう。
 草むらを住みかとしているたくさんの昆虫類にとっては予測できない突然の生活環境破壊で、子孫を残すための計画にも影響は避けられないでしょう。

 それはともかくとして、この時期にもたくさんのチョウ類が見られます。そのいくつかです。

ツバメシジミ(♀):飛び回っているときには撮影できませんし、止まっている時にはなかなか翅を開いてくれませんでした。2r

 
ヤマトシジミ:老いたるもの、盛んなるもの, それぞれの生き様。2r_2

 
ベニシジミ :ニラの花を忙しくいったりきたり。2rc

 
アゲハ:畦の土に口吻を延ばしています。濡れた土中のミネラルを補給する行動とか。2r_3

 
キタテハ:腐った果物などに飛んできました。翅を閉じたときは枯れ葉に擬態だそうです。落ち葉に留まっていればわかりにくいでしょうね。2r_4

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2008年9月21日 (日)

ヒメシロアサザ

 ため池や水田などに、まれに生育する多年生の浮葉植物です。
 他の水田雑草同様、やはり除草剤の普及や自生環境の変化等のためだんだん見られなくなったようで、絶滅危惧種になっています。
 生育地では根茎から葉柄に似た細長い水中茎を伸ばし、水面で枝分かれして大きさ2~6cmの浮葉を浮かせていました。
 長く伸びていた水中茎の一節を採取し、荒木田土を入れたポットに植えて、屋外メダカ水槽に沈めて置くと容易に増殖して花を咲かせ、実もできました。822img_0031

 
 夏から秋にかけて、午前中に直径0.8cmくらいの小さな白い花を咲かせます。Img_0956

 
 蕾が開き始めてから完全に開きおわるまでの時間は1.5~2時間で、午後には萎んでしまいます。
 普通は4弁花ですが、5弁の花もありました。花弁の周囲は裂片になっています。3r

 
 花後は良く結実し、熟した果実から放出された種子が水面に浮遊します。Img_2188

 暖地ではそのまま越冬するそうです。また、水中茎の節に2~3本の不定根と小さい葉をつけた不完全な殖芽ができて冬越しをするということです。
 たまたま今回はじめて見かけた場所の近辺にはこの一株しかなくて、今まで見られなかった処に突然ぽつんと現れるのは水鳥により運ばれた可能性もあるとか。

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2008年9月20日 (土)

ツクツクボウシ、クロウリハムシ、ハナアブの仲間

 一夏を謳歌した昆虫たちもこの時期、それぞれのゲノムの定めるところに従って生活史が進行しているようです。

ツクツクボウシ:
 近所の庭木から聞こえていた声はすっかり途絶えました。午後の公園に行くとまだ頑張っているのもいますがその声は穏やかです。先に逝った仲間への挽歌でしょうか。次の世代のバトンタッチは済んだのでしょうね。Img_0881trm

 
クロウリハムシ:
 リビングの日除け代わりに植えたニガウリ(葉に切れ込みがあります)に、先住民の雑草のカラスウリ(切れ込みがありません)が割り込んでいました。日除け効果に変わりありませんので放置しました。
 そのせいで、これを食草とするクロウリハムシがちょくちょくやって来てカラスウリの葉を囓っては、糞をニガウリの葉の上に落として汚します。ニガウリの葉を囓る気配は全くありませんので”食草の不思議”を見ながら黙認していました。
 外気温が下がってきてニガウリの葉も黄色くなり始めた今では、クロウリハムシの来訪も少なくなってきたようです。2r1 R22

 
ハナアブの仲間など:
 ハナアブの仲間は沢山いて素人にはなかなか正確な名前は分かりません。草むらで体長11mmくらいでとてもスリムな可愛らしいアブをよく見かけます。ホソヒラタアブと思います。この時期、いろいろと忙しそうです。3r1

 
 少し大きめでメタボ体型のハナアブ仲間も時おりやってきます。医療保険には関係ないし、いいですね。Photo

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2008年9月19日 (金)

ミズワラビ

 胞子で増える一年草のシダ植物です。繁殖の時期は水田の稲作シーズンによく適応していて、水田の畦ぎわや護岸されていない用水路の岸によく見かけます。その昔にはたくさん取れたものを食用にしていたとか。現在は除草剤の普及で激減して、地域によっては絶滅危惧種に指定されているようです。
 稲の生育が盛んになった頃合いを見計らって、除草剤や水田雑草の草取りをかいくぐって、同じ植物とは思えないほど姿形を変えながら、成長します。ですから毎年同じ場所に生育するとは限りません。昨年農道の両側に”群生”していた場所には今年は全くありません。除草剤が撒かれ、草取りされて、雑草は全く生えていない裸の地面になっていました。
 7月下旬くらいから稲の刈取り時期までには幅広の栄養葉をつけた株になり、その後は鹿の角のような形の胞子葉をつけて胞子をつけるそうですが胞子は観察していません。胞子は水に沈みやすく寿命も長いそうです。Img_0014_2 2img_0057 3img_0057_2 Img_1352

 
 稲刈り前に繁茂していたものも稲刈り後は急速に勢力が衰えて減少し、小型のものが顔をのぞかせていましたが、やがて乾燥が進んだところから姿を消していきます。R22

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2008年9月18日 (木)

雑草の花(4)ガガイモとアメリカタカサブロウ

ガガイモ:
 舗装された農道端に茂る夏草に絡みついて伸びていました。葉は光沢のある深緑色で葉脈の部分は白色です。8月に葉腋から花序を出して桃色で星形の花をたくさんつけていました。花の内側には毛が密生していて一度見れば印象に残ります。
 秋に実が成熟する前に、雑草刈り作業によってきれいさっぱりなくなってしまいました。生活環境域に生える雑草の宿命でしょう。1img_0347_1 2r

アメリカタカサブロウ:
 水田や畦、農道端の少し湿ったところに普通に見られる1年草です。除草剤や草刈りの洗礼をかいくぐってけっこう繁殖しています。
 近郊で見られるものは、在来種のタカサブロウ(モトタカサブロウ)にそっくりですが、外来種であるアメリカタカサブロウが多いようです。在来種との区別は種子の形(imaitiさんの記事も見せていただきました)で、モトさんのそう果(種)には周囲に透明な翼があり幅が広く見えるのに対してアメリカさんにはそれがないこと。
 アメリカさんの方が乾燥適応性があるので、畑地などにも生えるそうです。Blg 2r_2

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2008年9月17日 (水)

雑草の花(3)ヒヨドリジョウゴとスズメウリ

●ヒヨドリジョウゴ:
 多年生のツル植物で、他の樹木に絡みついて延びていましたが、あたりを覆い尽くすということはありません。
 9月はじめに、白色で大きく外に反り返った特徴的な5弁花をつけて目を引きました。また青い球形の実がなっていましたが、もう既に、大きさは1cmくらいでおいしそうに赤く熟したものもありました。
 和名の由来はヒヨドリが好むからということですが、実際はそうでもないらしいです。
 なお全草にソラニンという有毒成分を含むため、実も食べられません。Img_0943 3r

 
●スズメウリ:
 日当たりの良い道端の植え込みや金網のフェンスが大好きで、ツルを延ばして絡みつき繁茂していますが、他のツル植物に比べると全体がやさしい雰囲気です。夏には葉腋に白い花をつけます。
 華麗なレースをまとったカラスウリの花には比べようもない小さくシンプルなもので、一つの株に雄花と雌花が混在しています。
 雄花は花冠の中心に黄色の雄しべが集まり、雌花は花冠の下に緑のふくらみが着いているのですぐ分かります。
 今時は青い球形の果実をつけていますが、中にはもう熟して小鳥の卵のように灰白色で可愛らしいものもあります。
 生活環境管理上は迷惑雑草の仲間で、やはり除草作業によってツルの根元を切られて息絶えるものが大半ですが、毎年きっちりと季節の変化を告げにやってくるけなげな雑草です。3r1Img_0946 

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2008年9月16日 (火)

雑草の花(2)オオブタクサとヘクソカズラ

オオブタクサ:
 北アメリカ原産の強害雑草で大量の花粉を飛ばして花粉症の主要原因にもなっています。先に行われた用水路の護岸改修工事に伴って堤防の土砂も工事車両で入替が行われたようでしたが、そのあたりの地域に草丈2m以上に伸びたほとんど単一の大群落をつくって突然現れたオオブタクサの光景には本当に驚きました。花粉症アレルギーの身にはたまりません。
 どうなることかと思っていましたが、定期的に実施される夏の雑草刈取り作業によって、花粉が大飛散する直前に刈り取られました。人為的攪乱による典型的な”不自然”の例だろうと思ったことでした。1828img_0226_1 2r

ヘクソカズラ:
 かわいそうな名前の代表格として良く知らています。全草に名前のとおりの悪臭があり、手で揉んで嗅いでみるとわかります。金網のフェンスが大好きで、絡みついてはびこると除草が大変です。繁茂したところを草刈り機でフェンスの足元だけ切られてしまい、金網に絡みついたところはやがて枯れますが、茶色の実と共にしばらくは残留して美観を損ねます。
 本種は葉や花の形の変化が激しく、隣り合って絡みついているのに、花の色や形が明らかに異なるのも珍しくありません。花のアップは結構可愛らしいものです。2r13 

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2008年9月15日 (月)

タカサゴユリ

 8月末のことですから、もう半月近く前のことになってしまいましたが、連日の大雨が上がった合間に、近所の道路端に突如としてタカサゴユリが1輪咲いているのを目撃しました。花の大きさ(長さ)よりも短いとしか思えない茎なのに。どうしてこんな処に?と、首をかしげる状況でした。土はほとんど無いし、雨水以外は水も流れないし・・・。数日で姿を消したようですが。
 そういえば、ネット記事で、都市の歩道の隙間や地方の民家の石垣の隙間から咲いたタカサゴユリが、”根性ユリ”、として写真掲載されているのを見たことがありますし、以前にアスファルトの割れ目から成長した”根性大根”、などというものもマスコミで報道されたことがありました。今日、人間の世界では”根性”などというのは嫌われるようですが・・・。3r1_2

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2008年9月14日 (日)

チュウサギ、稲刈りを待つ

 晴れた日には近郊の水田地帯で稲刈りが進みます。大型のコンバインがあっという間に刈取りを進めていきます。そのとき決まって現れるのがサギ。コンバインが近づくと遠巻きにしていますが、通り過ぎるタイミングでそろそろと近寄ってきます。
 刈取り後に飛び出してくる田んぼのカエルがお目当て。3r

 刈取りの翌日などに大集合しているのはチュウサギが多いようです。ここにはざっと100羽以上もいました。
 農家のおばさんも、”普段は居ないんだけどねえ、稲刈りの後に必ず飛んでくるんですよ。どこから来るのやら・・・”とあきれ顔でした。
 毎年この時期に繰り返される風物詩です。PhotoP9052022trm 

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2008年9月13日 (土)

雑草の花(1)シロバナツユクサ、ザクロソウ

シロバナツユクサ:
 どこにでもある雑草の代表格でしょうか。夏から秋に貝殻状の苞葉につつまれた青い涼しげな花を開きます。水田脇の空き地に群落があり、その中にやや小ぶりの白い花のツユクサがありました。
 ツユクサは花の色や形、葉の様子などにとても変化が激しい植物だそうです。829img_0442_92r_2829img_0442_4_2

ザクロソウ:
 ザクロソウは道端や畑地などに生える草丈10cm程度のあまり目立たない雑草で、白緑色のごく小さな花をつけますが、花弁はなく、花弁のようなものは萼片です。
 また花が咲くのは午前中だけで、午後はすみやかに果実をつけて種をとばすという、見かけはひ弱ですが、なかなかの強者です。Blg3r

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2008年9月12日 (金)

オモダカ

 除草剤の普及と、稲の刈り入れが終わった後の水田乾田化によって、いちじるしく減少したたくさんの水田雑草仲間の一つ。葉の形は生育段階で変化します。幼葉は線形ですが、次第に細長い楕円形になり最後に特徴的な矢尻形になります。草丈が20cm程度の小さいものはそれなりに可愛らしい感じがしますが、1img_0279

 夏から秋にかけて稲の肥料を横取りすると急速に草丈が大きくなって時には稲穂より高い花茎を延ばして下部に白色の雌花、上部に雄花をつけて遠目にも目立ちます。Img_0032 Img_0034

 秋に株の根元から走出枝を出し、その先に塊茎(イモ)をたくさんつくって越冬しますので株だけを切り取ってもなかなか根絶はできにくいようです。食用のクワイの遠縁だそうです。
 メダカ水槽に植えるとそれなりに育って花も咲きます。

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2008年9月11日 (木)

コナギ

 近郊の水田で見かける頻度が一番多い水田の雑草です。草丈は20cm以下くらいですが、栄養に恵まれるとかなり大株になって横に広がります。
 メダカ水槽でも育ちます。葉の形は幼植物の時には細長く(メダカ水槽)、Img_1471

 生育につれてだんだん楕円形から倒皮針形、そして卵状心形へと変化します。葉の形だけでは、よく似たミズアオイと素人目には区別が難しいですが、少し小ぶりの青紫色の花をつけ、花序が葉より低い位置に出ることで、花が大きく、花序が葉より上に出るミズアオイと区別できます。1img_02762img_0902

4img_0101

 花後、花茎は垂れ下がり水中に入って結実し、熟した果実は崩れて種子を放出します。Img_1452

 放出された種は水面に浮遊して拡散していきます。巧妙な繁殖域拡大戦術です。    

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2008年9月10日 (水)

今日の屋外メダカ水槽

 屋外コンテナ水槽はきわめて限られた閉鎖系の循環システムですから、自然界のようなダイナミック・バランスは期待できません。わずかの出来事ですぐにバランスは崩れてしまいますので、人手による干渉がどうしても必要になります。ですから、手間暇はやっぱりかかりますね。
 この夏の間に水槽の温度が最高40℃になったことがあります。もともとメダカは熱帯産だそうですから、持ちこたえましたがさすがに食欲も落ちて、もちろん産卵はストップして、初夏には”メタボ体型”だったものがスマートになりました。
 昨日はやっと乾燥した秋の空気に包まれた爽やかで過ごしやすい一日でした。朝のメダカ水槽温度は22℃でした。どのメダカも産卵していました。

クロメダカImg_1289

シロメダカImg_1304trm

よく見ると、クロメダカ水槽に2匹、3mmくらいの稚魚の姿がありました。Img_1328 Img_1342 

 しかしなんとアマガエルのオタマジャクシも居るではありませんか。メダカの稚魚は格好の餌になったのかも知れません。どうもこのまま見過ごすわけに行かなくて、オタマジャクシは睡蓮コンテナに強制移住させました。Img_1323

  これからは例年トンボがやってきて卵を産み付けます。そして気がつくとかなり大きくなったヤゴを発見することになります。ヤゴはメダカの成魚を捕食しますので、これも見つけたら放任できません。
 自然界なら当然成り行きですが。

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2008年9月 9日 (火)

クロメダカ:屋外コンテナ水槽による飼育

前置き:
 本格的なビオトープが出来ればそれに越したことはありませんが、個人の趣味で、しかもあまりテマもヒマもかけないでメダカを飼うには、屋外に設置したプラスチックコンテナによるのが一つの良い方法です。
 たくさんの野生のメダカが住んでいる自然環境を観察してみると、いくつかの要件があるように思います。
 例えば
①日溜まりで、浅くて緩やかな流れがあるか、きれいな水の止水域がある。
②水性植物相が豊かでバランス良く生えていて水の汚れ(富栄養化)を防ぎ、水中に溶け込む酸素の量を増やしてメダカの呼吸を助け、また繁殖や、外敵から身を隠したり、冬越しの際に冬眠したりする場所になる。
③農薬など有害物や過量の水質汚濁原因物質の流入がなく、メダカの餌になる微少藻類や、ミジンコ、プランクトン等が適切に繁殖できる生物循環が出来ている、などでしょうか。
 
 屋外コンテナ水槽でメダカを飼うには、コンテナに自然界のこのような環境条件をまねて作り、その後は必要最低限の維持管理を行うことになります。
 (これまで数年間実際にやってきた経験では、冬眠期間中はほとんどすることはありませんが、春から秋までのメダカ活動期間はそれなりに手がかかります。
 蒸発して少なくなる水の補充は当然ながら、繁茂するとコンテナ水槽の環境悪化の原因になる藻類を取り除いたり、種類によっては増えすぎる水生植物を間引きしたり、寿命が尽きて、あるいは病気で亡くなるメダカのお葬式をしたり・・・(本当はやっていませんが。)
 やはり生き物を飼うからには、それなりの手数はかけなければいけないようです。

 (※2014/3追記:この記事を書いて以来6年以上経過しましたが、以下の飼育方法よって基本的には問題なく飼育維持できています。)

屋外設置コンテナ水槽の調製:
Ⅰ)材料などの準備
 ①プラスチックコンテナ:
 表面積が広くて浅い形の容器が適当です。ホームセンターの日曜大工、左官コーナーなどで、砂利とセンメントを混ぜるのに使用する用具として販売されています。
 大きさも数種ありますが、表示量で約40L(実効内容量35L)、およその外寸は縦60cm×横45cm×深さ18cm程度のものが取り扱いやすいでしょう。Photo_4

 ②水生植物:水槽に植え込む植物の選定は大切な要件になるようです。
 メダカの飼育に詳しい方々が推奨されている水草として、丈夫で冬越しもでき、入手も簡単なナガバオモダカ(流通名ジャイアント・サジタリア)があります。
 (この植物は北米原産の帰化水草で、もともと観賞用の水草として輸入、あるいは国内生産されたものが、その後各地で逸脱して、公園の池や水路、休耕田などで広がり問題視されていることもあるようです。
 また最近では、更に小型の品種別名で出回っているようです。興味のある方はネットでお調べ下さい。)
 このナガバオモダカ(ジャイアント・サジタリア)は、ホームセンター、ペットショップ、また水草専門通販業者などで販売されています。このサジタリアの植えつけについては注意が必要です。→以下のページをクリックしてご覧下さい。
 ① http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-f718.html

 ② http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-434b.html

 ③ http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/caution/detail_sho.pdf

 今までは、あまり一般的ではありませんが、近郊の水田地帯で水田雑草として厄介者のウリカワオモダカコナギ、等、あるいはキクモなどを採取してきて植えてみましたが、ウリカワはメダカ水槽中では、水田の強害草といわれるわりには、予想以上にひ弱で、育成も簡単ではなく、また他のものは大きくなりすぎたり生育開始が遅かったりして、水田雑草仲間では特におすすめ出来るものは見つかりません。
 ( 写真左:デンジソウ、中:キクモ、右:ウリカワ)Img_0184t6rm

 なお以前、ホームセンターで購入した輸入植物のデンジソウや、ウオーター・マッシュルーム(ブラジルチドメグサ)は夏期に猛烈に繁殖してすぐに水面を覆い尽くしてしまい処置に困りましたので一シーズンで止めてしまいました。
 なおこれらの外来・帰化植物は外部環境に逸脱させないように責任を持って管理や処分をすることが大切です。
 (話がそれますが、同様に、地元で採取して増えた野生メダカ以外のメダカも水路などに放流してはいけません。)
 ③植付け用土(1)荒木田土:
 水生植物がよく育つ環境の典型は水田です。水田の土はミジンコや植物プランクトンの増殖にも適しています。
 そこで、ホームセンターで睡蓮や菊の培養土として販売されている荒木田土(加熱殺菌処理した製品もありますが無処理のものがよい)を準備します。
 (水田の土を分けてもらえれば一番良いでしょうが一般には難しいですね。)Img_0729

 ④植え付け用土(2)赤玉土:
 園芸用の赤玉土(小粒か中粒)の“ミジン”と呼ばれる微粉を除きます。
 少し丁寧にしないと、後で水槽の濁りがなかなか取れない原因にもなりますので、がんばって実施します。
 (1)バケツの上に園芸用の金網フルイを載せ、
 (2)そこに赤玉土をスコップで適量載せて広げてから散水用のシャワーで微粉を洗い流します。
 (3)赤い泥水がバケツにたまります。一度に沢山やろうとすると、なかなかきれいになりなりませんし、水を吸った後は相当重くなりますので腕が痛くなります。
 面倒でも小分けして回数を稼ぐ方が結局は楽と思います。洗浄はそれほどきっちりやらなくても大丈夫です。
 (4)繰り返し作業して約10Lの容量が処理できたら準備完了です。
 (実際は一度にやる気がなくて、洗浄した赤玉土は別の容器に入れて数日水切り保管していた間にほとんど乾いてしまいました)。Photo_5

 ⑤タニシ数匹。
 コンテナ水槽の掃除役として大事な役割を果たしてくれますので忘れずに準備します。

Ⅱ)水槽のセット
 1)用意した荒木田土をコンテナーの底に約2cmの厚さに敷きつめます。(4Lも有れば間に合います。)
 2)またあらかじめ準備した植え込み用の水生植物の根鉢まわりも、荒木田土でお団子状に巻いてから、コンテナーの片隅に”島”が出来るように、その上に載せて落ち着かせます。
 好みに応じて他種植物の島を別に作ったりして工夫すれば更に良いと思います。
 3)落ち着いたところで、ミジン抜きをした赤玉土を層状に載せていきます。
 荒木田土が表面に出ないように大体3cmくらいの厚さにすれば良いと思います。
 必要な赤玉土の量はおよそ10L程度でしょう。
 出来上がったら、新鮮な水道水を“静かに”注入していきます。勢いよく入れると赤玉土がはねとばされて下層の荒木田土がのぞくと、荒木田土の微粉が泥水となって濁ってしまい、数日間も濁りが取れないようになってしまいますので気をつけて進めます。
 満水になったら、タニシを数匹入れてください。
 野外で採取できればそれでも良いですし、ホームセンターで売られているものでもかまいません。
 タニシは濾過ポンプの役割をして水が早く澄明になるのを助けますし、またこの後必ずアオミドロなどが発生してきますが、これを食べたり、またメダカの糞も食べたりするコンテナ水槽の掃除係としても活躍してくれる大事な生き物ですので是非忘れないでください。
 これで水槽の準備は完了です。翌日には透明なきれいな水槽になっているはずで、そうなればメダカを移しても大丈夫です。
 写真4)は現在の維持管理状態の例です。生えている植物はウリカワとキクモです。メダカは隠れて見えません。”草取り”の後なのできれいですが・・・。Photo_6

 尚これまでの一番極端な例ですが、さる年の8月に、やむを得ない事情で完全に1ヶ月間放置せざるを得ない事がありました。
 その間は、給餌はもちろん、水の補充もありませんでした。
 さすがに無事、と言うわけにはいかなくて、水はほとんど涸れて底の方に1~2cmしか残っていませんでした。
 しかしなんと7~8匹のメダカは生残していました。死んだものは“溶けて”しまってほとんど見あたりませんでしたが・・・。
 こんなことはないようにしてやらなくてはいけませんね。しばらく留守にするような場合は、水の補充対策だけ考えておけば、餌の方は与えなくても大丈夫で(やせますが・・・)死ぬようなことはありません。

 メダカは多すぎないようにすることが安定した飼育のポイントになります。
 今回の場合、およそ35Lの実効内容量のコンテナに約10L~15Lの土を入れますから、メダカが泳げる水空間は大体20L~25Lになります。
 メダカ1匹に必要な水空間が1L位だそうですから、この屋外飼育コンテナ水槽でのメダカ飼育数は20~25匹が適当ということになります。
 日常の管理としては、まず給餌(やりすぎないこと、やりすぎるよりやらないことの方が害は少ない)です。
 なお、メダカ用の餌はホームセンターやペットショップでたくさんの種類が販売されていますのでそれを使用しています。
 特にどれがよいということは無さそうですが、管理上は沈降性のものより水面に浮かぶ浮遊性(フレーク状)の方が食べ具合の観察上は便利です。
 次に蒸発した水の補充ですが、水は新鮮な水道水で良く、汲み置きの必要はありません。
 また時間が経つと必ず必要以上に各種の藻が生えてくるようになります。
 アオミドロはメダカが食べるようですが、これ以外のアミミドロや樹状の分岐をする藻(名前は分かりません)は太く硬いので全く食べないようです。
 水槽中のBOD物質を栄養源として増殖するので、これら藻の発生は防ぐことは出来ません。あきらめてせっせと“草(藻)取り”をするほかありません。
 なお、少しくらい藻が生えすぎてもメダカの生存にはまず影響はありません。
 不具合は美観を損ねるくらいです。ただ極端に増えると夜間の異化作用によって水中の酸素を消費して水槽が酸素欠乏状態になる危険性がありますので特に水温の上がる夏場は注意が必要です。

参考:
 メダカの冬越し、また春先管理については次の記事を参照して下さい。
① http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-b696.html

http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/20142-7a23.html

 メダカを増やす場合は次の記事を参考にして下さい。
① http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-5d60.html

② http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/2010-f6ef.html

 メダカの誕生〈発生)について、お暇なら次の記事をご覧下さい。
③ http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_0c5e.html

④ http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/6-d1bc.html

 どうぞメダカの飼育を楽しんで下さい。

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2008年9月 8日 (月)

まちどうしい秋

 不安定な天候がいっこうに定まりません。昨日(9/7)も午後3時過ぎから雷鳴とどしゃ降り。もううんざりです。Img_1202trm_3
 大雨の最中、ガラス戸の外に、弱って逃げ場もなくなったアゲハが翅を閉じて雨に打たれているのが見えました。午後5時半頃小降りになったので、外に出て近寄ると、警戒して逃げようと翅をゆっくりと広げましたが、飛べないようです。鳥などにもだいぶ追っかけられたらしく、翅もいたんで前翅の鱗粉もはげ落ちていま。しばらくしてやっとよろよろしながら地面近くを飛んで行きました。Img_1204
 夜間また少し雨が降った今朝(9/8)、新聞を取りに出てみると、はじめて見ればウヮーと叫びそうな光景が・・・温暖化で日本列島北上を続けるといわれる熱帯性の蝶、ツマグロヒョウモンの幼虫がたくさん大きくなっています。あちこちに20頭はいると思います。やはりどこか少ずつ変化が進行しているようです。Img_1205
爽やかな秋の空気が待ち遠しい昨今です。

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マメアサガオ

 このアサガオも北アメリカ原産で、関東以西に分布しているヒルガオ科の植物です。
堤防の草地に、他の植物にからみついて繁茂しています。
 直径2cmくらいの白い小さな漏斗形の花をつける1年生の帰化”雑草”です。
 なお花色が桃色のベニバナマメアサガオもあるそうですが近くでは見られません。1img_0196_7 2img_0196_5 3img_0196_3 4img_0196

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2008年9月 7日 (日)

カマキリ(チョウセンカマキリ)

●オーイ、そこのカマ公、ちょいと待ちな。Img_0621

 
●誰だ、カマ公なんて気安く呼ぶんじゃねえよ。何だ、おめえさんか、久しぶりだな。何か用かい。Img_0613

 
●用があるから声かけたんじゃねえか。ちょいと尋ねたいことがある。
●みょうに絡むじゃねえか、ナニ、総理が突然辞めたから機嫌悪い、こちとらには関係ねえ話だなあ、で、何でえ、用ってのは。
●あのな、7月に山椒の樹に掴まっていた子供はひょっとしてお前の身内のものかい?718img_0285trm

 
●ああこいつか、うちの若いモンだよ。今じゃ立派にやってるぜ。
●もう一つ聞きたいんだが、今年の夏休みに日本自然保護協会が「日本で初めてのカマキリ全国一斉調査」ってのをやったんだが、おまえさん知ってるかい。聞くところによると、おまえの仲間は日本に11種族もいるらしいが,お前さんは何族だい?。
●しらねえよそんなこと。俺たちゃ皆兄弟だ。生きてくには関係ねえよ。それより思いつきで突然草刈りなんかして住みかを攪乱するのは止めてもらいてえもんだ。そんなこと聞いてどうするつもりよ?
●どうもしねえさ。でも聞きてえんだよ。ひょっとしてお前達のタメになるかも知れねえしなあ。
●嫌だね、そんなことにかまってるほどヒマじゃねえ。
●どうしても協力しねんだな。それなら仕方ない、力ずくで調べるぞ。
●やるならやってみろ、ただじゃおかねえぞ。Img_0601

 
 そういうわけで、やむなくポリ袋に押し込んで押さえつけて自然保護協会の調査マニュアルに従って、①体長4.5cm以上で、②前足(カマ)の内側に黒色の帯がなく、③翅に白い紋が無く、④胸はオレンジ色で、後翅に褐色の細い筋がある、という識別項目から、このカマキリはチョウセンカマキリであることが分かりました。Blgr5

 夏休みの宿題には間に合いませんでしたが・・・

 参照:http://www.nacsj.or.jp/event/ss2008/index.html

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2008年9月 6日 (土)

ホオズキカメムシ

 マルバアメリカアサガオの茂みに沢山のカメムシがいました。体長は10mm~13mmくらいで、体色は全体として光沢のない黒褐色から灰褐色に見えます。
 バッタのように太く立派な後脚の腿節のわりには動きはそれほど機敏ではありません。Img_0634 Img_0629trm

 カメラを近づけても、他の種類のカメムシはサッと葉の裏に回り込んで隠れるのに、その気配もありません。Img_0639 

 触るとさすがに飛んで逃げていきますが、その時に橙赤色の背中が鮮やかに目に映ります。
 一匹,アサガオの葉でつまんで、翅を開いてみました。まさに熟れたホオズキ色の背中です。ただ名前の由来には関係ないようですが。Img_0640

 アサガオ、サツマイモなどのヒルガオ科植物、またナス、トマト、トウガラシ、ピーマン、ホオズキなどのナス科植物に寄生して害虫になります。

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2008年9月 5日 (金)

マルバアメリカアサガオ

 ヒルガオ科サツマイモ属に分類される一年生の帰化アサガオのひとつです。これも毎年同じ場所にほぼ独占的に広がっています。葉は3裂するものが多いそうですが、ここに繁茂しているのは丸いタイプなのでマルバ・アメリカアサガオ。Img_0098

 花はかなり小振り(直径4cmくらい)で涼しげなブルーです。1img_0048_5 

 萼片の形が特徴的で、先が急に細くなって反り返ります。3img_0048_4_2

 茂みからやっと顔を出したツユクサとツーショット。2img_0048_2

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2008年9月 4日 (木)

野生メダカ、採取と放流

 昨日(2008.9.3)はしばらくぶりに朝から晴れ間がのぞき、近郊の田んぼでは一斉に大型のコンバインが稼働して稲刈りが進められていました。
 水田地帯の農業用水路や流域の水は、このところ降り続いた大雨のせいで水かさが増えたままで、また濁っていましたが、この晴れ間を利用して、屋外コンテナで飼育中に増えた地元産のクロメダカの一部を放流し、入れ替わりにまた新しく放流地点から今年生まれのまだ小ぶりのメダカを採取してコンテナに迎え入れました。どちらも元気に育ってほしいものです。

 ここは舗装された農道沿いの幅1.5mくらいの水路です。雨水や排水も流入し通年水が涸れることはありませんが小さな溜め池状態でいつもほとんど濁ったままです。
 晴れた日に数匹のメダカが浮いているのを見かけますので途絶えることなく生存しているようです。本日もこの場所で捕獲、また放流を行いました。1img_0839

 網で5匹すくい採りました。姿は全く見えませんので、目くらめっぽうです。いずれも今年生まれと推測される小ぶりなもの(体長2.5cmくらい)でした。2img_0808

 帰宅後、屋外コンテナで飼育中の成魚10匹すくい取りました。3.5cmくらいで元気そうでした。(ひいき目)。3img_0833

 ポリ袋に入れて放流地点まで運びます。4img_0834

 そっと濁り水辺に放すと、ほんのしばらくそこにかたまっていましたので記念撮影。その直後にちりぢりに見えなくなってしまいました。
 無事に生き抜いていってほしいと思いますが、環境の厳しい野外でのメダカの平均寿命は1~2年程度とされているようです。コンテナ飼育ではもっと長く生きています。5img_0836c4

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2008年9月 3日 (水)

ノアサガオ

 ノアサガオは帰化植物で、半耐寒性つる性宿根多年草です。
 毎年、決まって同じ場所の用水路コンクリートブロック法面(のりめん)の隙間から蔓を伸ばし、金網フェンスにからみついて成長します。
 そして一度は、花が咲く前に”清掃作業”でからみついた他の雑草類と共にフェンスの足元で刈り取られて”除草”されますが、また再び一番早く蔓をのばして花を咲かせます。
 だからこの場所はほとんどこの時期には独り占めで、早朝、小振りな花ですが、濃い紫の美しい花を咲かせています。Img_0296Img_0296_1Img_0296_2Img_0296_3

 種はあまりできないようですが、皆無というわけでもなさそうです。Blg2r_3

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2008年9月 2日 (火)

ツマグロヒョウモン、幼虫

 8月末から連日不安定な天候で大雨続きでした。朝方、雨が止み、わずかに日が射しましたので、雑草と野生スミレにすっかり占領された庭先のプランターを覗いてみました。スミレだけハデに食べられています。Img_0717

 8月中旬に親御さんがやってきていましたので、Aimg_1592

 主は、言わずと知れたそのお子さん達です。葉の陰や物陰に潜んで風雨をやり過ごしていたのでしょうか。葉の裏や茎の見えにくいところに、10数匹(頭)以上いるようです。
 ”食糧”の野生スミレ(外来種の野生スミレで抜いても抜いてもはびこって、根元がワサビの根のような形になってきます。)はあちこちに沢山ありますので飢え死にする心配はなさそうですが、どうなることでしょう。Img_0724trm Blg91agr4

 気持ち悪かったでしょうか。口直しに、アサガオ。ここにはいません。Img_0699 

追記:
 資料によれば、ツマグロヒョウモンは本州では1980年代まで近畿地方以西でしか見られなかったが、徐々に生息域が北上し1990年代以降には東海地方から関東地方南部、富山県・新潟県の平野部で、さらに2002年には北関東でも目撃報告があり、2006年には北関東でもほぼ定番のチョウになっている。なお北海道では幼虫、サナギで越冬できないので、まだいない、と言うことだそうです。

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2008年9月 1日 (月)

秋の虫:サトクダマキモドキ(♀)

 仲秋の9月ともなれば大気が澄んで爽やかな季節に、と期待してしまいますが9月の予報では残暑が厳しいとか・・・。
 暗くなると庭からはツヅレサセコオロギやミツカドコオロギの声が、草原ではエンマコオロギの鳴き声が聞こえてきます。
 さて8月の末、ケムシにやられて丸坊主になった植木の徒長枝を、ケムシの塊と一緒に切除していたら、大きな緑色のバッタが飛び出して外壁の高いところにとまりました。
 そのまま動く気配がありませんでしたので、捕虫網で簡単に捕まえることが出来ました。
 記念撮影のため、虫かごに爪楊枝にさしたキュウリと一緒に入れ、一晩お泊まりしてもらいました。
 おっとりした性格らしく、あまり動き回らないので、写真撮影はさほど難しくはなかったのですが、Img_0039m Img_0041

 
 おっとりした顔に、長いヒゲ(触角)(物差しで測ってみたら9cmもありました)の撮影はどうしてもうまく行きませんでした。R

 
 調べてみたところ、初めて聞く名前の「サトクダマキモドキ」とわかりました。
 翌朝、庭に放すとすぐに姿が見えなくなりましたが、しばらくするとニガウリの日除けにとまっているのを見つけました。Img_0073tr

 
 そして翌日の夕方にも再びニガウリに居ましたが、Img_0084_1m

 その後は強く降った雷雨と共に姿が見えなくなりました。何処に行ったのやら。

※メモ
・大きさ:体長4cmくらい、翅の端までだと5.5cmくらいです。クビキリギス(肉食)に似ていますが、草食のバッタです。
 体の割には顔が小さくて、草食性というおとなしそうな感じです。
・すみか:平地の樹上にすみ、広葉樹を中心とした樹林とか林縁で見つかることが多く、どちらかと言うと、薄暗い場所が好きだそうです。
 なお、行動は、夜行性、越冬は「卵」ということです。
・鳴き声:8月から11月にかけて、ピチッ、ピチッ、ピチッ、と数回、繰り返して鳴く。メスも鳴くそうですが、一晩お泊りしてもらった時には鳴き声は確認できませんでした。
・雌雄の区別など:雌の産卵管は、三日月型をしていて、この産卵器の形態で他の種との区別もできるそうです。
・分布:国内では本州(新潟県、栃木・茨城県以南)・四国・九州以南。
・名前の由来:クダマキとはクツワムシの別名。だから、サトクダマキモドキというのは“里に住むクツワムシに良く似た虫”の意。
 なお、「サト」と「ヤマ」の種類があって、平地に住み、前脚が緑色なのが「サトクダマキモドキ」で、山地に住んで前脚が茶褐色なのが「ヤマクダマキモドキ」だそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ※追記:
  後年度に、幼虫の観察記録があります。

 ① http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-109e.html

 ② http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/3-54e0.html

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