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2008年9月 1日 (月)

秋の虫:サトクダマキモドキ(♀)

 仲秋の9月ともなれば大気が澄んで爽やかな季節に、と期待してしまいますが9月の予報では残暑が厳しいとか・・・。
 暗くなると庭からはツヅレサセコオロギやミツカドコオロギの声が、草原ではエンマコオロギの鳴き声が聞こえてきます。
 さて8月の末、ケムシにやられて丸坊主になった植木の徒長枝を、ケムシの塊と一緒に切除していたら、大きな緑色のバッタが飛び出して外壁の高いところにとまりました。
 そのまま動く気配がありませんでしたので、捕虫網で簡単に捕まえることが出来ました。
 記念撮影のため、虫かごに爪楊枝にさしたキュウリと一緒に入れ、一晩お泊まりしてもらいました。
 おっとりした性格らしく、あまり動き回らないので、写真撮影はさほど難しくはなかったのですが、Img_0039m Img_0041

 
 おっとりした顔に、長いヒゲ(触角)(物差しで測ってみたら9cmもありました)の撮影はどうしてもうまく行きませんでした。R

 
 調べてみたところ、初めて聞く名前の「サトクダマキモドキ」とわかりました。
 翌朝、庭に放すとすぐに姿が見えなくなりましたが、しばらくするとニガウリの日除けにとまっているのを見つけました。Img_0073tr

 
 そして翌日の夕方にも再びニガウリに居ましたが、Img_0084_1m

 その後は強く降った雷雨と共に姿が見えなくなりました。何処に行ったのやら。

※メモ
・大きさ:体長4cmくらい、翅の端までだと5.5cmくらいです。クビキリギス(肉食)に似ていますが、草食のバッタです。
 体の割には顔が小さくて、草食性というおとなしそうな感じです。
・すみか:平地の樹上にすみ、広葉樹を中心とした樹林とか林縁で見つかることが多く、どちらかと言うと、薄暗い場所が好きだそうです。
 なお、行動は、夜行性、越冬は「卵」ということです。
・鳴き声:8月から11月にかけて、ピチッ、ピチッ、ピチッ、と数回、繰り返して鳴く。メスも鳴くそうですが、一晩お泊りしてもらった時には鳴き声は確認できませんでした。
・雌雄の区別など:雌の産卵管は、三日月型をしていて、この産卵器の形態で他の種との区別もできるそうです。
・分布:国内では本州(新潟県、栃木・茨城県以南)・四国・九州以南。
・名前の由来:クダマキとはクツワムシの別名。だから、サトクダマキモドキというのは“里に住むクツワムシに良く似た虫”の意。
 なお、「サト」と「ヤマ」の種類があって、平地に住み、前脚が緑色なのが「サトクダマキモドキ」で、山地に住んで前脚が茶褐色なのが「ヤマクダマキモドキ」だそうです。

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 ※追記:
  後年度に、幼虫の観察記録があります。

 ① http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-109e.html

 ② http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/3-54e0.html

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