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2008年11月24日 (月)

ルリタテハ顛末記(屋外編1)

 この夏は、ツマグロヒョウモンに加えてルリタテハ・フィーバーでした。例年、勝手に増えて生えてくるホトトギスに手を焼き、また何者かに蚕食されて草姿が見苦しくなるのを疎ましく思っていました。

 9月初旬の暑いある日、自宅前の道を見慣れない棘だらけのケムシが這っていたので99img_1263trm

 
 何だと思いながらふと目を上げると、目前に、フェンスから見苦しい姿ではみ出したホトトギスの葉にも、920img_2429

 
 同じ仲間がくっついているのを見つけました。これが今期のルリタテハ騒動のスタートでした。99img_1260_2

 
 見苦しく食い荒らされた葉の裏をめくって見ると、いるわいるわ、脱皮直後らしい抜け殻の側に小さい黄色いヤツから、トグロを巻いた大きいものまでいっぱいくっついていました。992r

 
 そしてまさに偶然、その日に庭にやってきたルリタテハを網でつかまえ、ガラス容器に入れて記念撮影。
 後にも先にも成虫の姿を見たのはこれ限りです。だいぶ翅が傷んだ個体でした。撮影後容器から出すと勢いよく飛んでいきました。9912r

(参考):
ルリタテハについて:(Wikipedia参照による概略)
 ・分布:日本では北海道南部から南西諸島までほぼ全国的に分布している、ということなので、そう珍しい蝶ではない。
 ・特徴:成虫の前翅の長さは25~45mm>で、翅の表面は濃い黒褐色の地に「瑠璃」の和名のとおり鮮やかな「ノ」の字に湾曲した水色の帯模様がある。
 この帯模様は前翅の先端部で切れ、白い斑点がつく。この色彩、紋様などは雌雄同じ。
 翅の裏面は樹皮や枯れ落葉にそっくりの細かな模様がある。
 ・生態:平地の森林内や周辺部、また都市部の公園や緑地などにも現れる。
 成虫は暖地では初夏から秋にかけて年に2~3回発生する。冬は成虫で越冬する。
 飛翔力が強く機敏に飛ぶ。翅を閉じて止まっているときは翅の裏が保護色になり見つけにくいが、翅を開くと表側の黒と水色の鮮やかな模様がひときわ目立つ。
 花にはあまり訪れず、雑木林の樹液や動物の糞にやってきて水分を吸う。
 ・終齢幼虫は黒褐色で、黄白色の先が黒い棘状突起を計68本持つ。   
 ・食草はサルトリイバラ、ホトトギス類で、全幼虫期を通してこれら植物の葉裏で生活する。
 葉裏で休んでいるときはたいてい体を丸めている。

  次ページに続きます

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