紅葉とスズメバチの巣
先日、所用のため秩父路から甲斐路へと、国道140号線を往復してきました。
初日は好天に恵まれ、通いなれた東秩父村高原牧場を越える峠から、少し霞んでいましたが晩秋の山並みを遠望することが出来ました。浅間山が霞の向こうにうっすらと浮かんでいました。
秩父市荒川で里道に寄り道。住む人の無い茅屋と、たわわに実った柿の木の風景は、過ぎゆくものの感傷を誘います。
秩父市大滝あたりは紅葉の真っ盛りでした。車から下りて短時間ながら紅葉見物。大血川の渓谷美です。
車に戻る途中で頭上に迫るオーバーハングの岩肌をふと見上げると、なんとそこに大きなスズメバチの巣がありました。直径50cmくらいはあったでしょうか。
あまり知識の無かったスズメバチの巣についてネットで調べたところ、概略は次のようなものでした。
スズメバチの巣は何段にもなった巣盤と、それを覆う外皮から出来ています。
外皮は朽ち木の木質部や生きた樹木の樹皮をかじり取ったものを細かく噛み砕き、だ液と混ぜて大顎と前肢を使って薄く延ばしながら表面に貼って作っていきますが、働きバチがあちこちで巣材を集めてくるため,材料の違いから外皮の表面には特徴のある貝殻状の模様が出来るようになります。
巣の形・構造や外皮の模様はスズメバチの種類によってそれぞれ特徴があり,写真のものは、貝殻状模様の外皮に覆われたボール状で、淡い色彩をしているのでキイロスズメバチのものと思われます。
巣の側面に開いた丸い穴が出入り口になっています。巣の利用は一年限りで,翌年再利用されることは無いそうです。
あらためて見渡す対岸の山肌は全山、綾錦で飾られて本当に美しい日本の晩秋でした。しかし温暖化がこのまま進めば日本でも紅葉が見られなくなるという報道もありましたが、そんなことにならないようにしたいものです。
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