オニグルミとムラサキイラガ幼虫
国道140号線から脇道に入り、秩父市荒川の里道を少し歩くと、沢筋にオニグルミの幼木がありました。オニグルミは沢筋によく生えている落葉木で高木になります。秋にはとても堅い実がなり、食べることが出来ます。
大きな葉は奇数羽状複葉です。葉軸には軟毛、星状毛そして腺毛があって、手で触るとべとつきます。
既に枯れ落ちた葉軸の跡には、猿や羊の顔のようにも見える大きな葉痕があります。
樹木の冬芽と葉痕は、話題の乏しくなる冬の間、樹木観察のかっこうのテーマになります。
沢沿いの道を少し先に行った時、枯れ葉に黄緑色の怪しげなものがくっついているのが目にとまりました。
ムラサキイラガ幼虫です。大きさは12mmくらい。棘がいっぱい生えています。
素手で触らないように、葉っぱの端でひっくり返してみると、お腹は白色。
ムラサキイラガは毒棘型のケムシで、刺された瞬間に飛び上がるほどの激しい痛みが起きるので、幼虫には絶対に触ってはいけないというシロモノです。
これから褐色の繭を作って蛹になり越冬します。成虫はとても小さな茶色の蛾です。
自然界は冬支度に忙しくなっています。
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