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2008年12月13日 (土)

ノササゲ、サラシナショウマとアカスジキンカメムシ5齢幼虫

 去る11月下旬、加波山に至る林道でノササゲ、サラシナショウマの果実とアカスジキンカメムシの幼虫を見つけました。
 一般車両は通行不能の林道で、樹林に日照が遮られて日中でもやや薄暗い林縁に、見慣れない青い実が付いたツル性の植物がぶら下がっているのが目に止まりました。青紫色の実がパラパラ着いていて、まわりにもなんだかよく分からないものが付属していました。
 後で調べた結果、特別珍しい植物というわけでもなく、「ノササゲ」と分かりました。ノササゲはマメ科の植物で、晩夏8~9月にチョウジに似た蝶形の淡黄色の花をつけるそうですが、まだ見たことはありません。花後に豆果が出来、熟すと鞘(豆果)自体が紫色になって2つに裂け、中にある豆(種子)は、青紫色の球形で、表面に白っぽく粉をふいたようになっています。1つの鞘の中の種子は3つ~5つほどです。
 裂けた豆果からぶら下がった種子は、かなり長い間、豆果から離れずにくっついているそうで、ちょうどこの状態のものに出くわしたようです。3rsd_3

 
 また、少し風が出てきた薄暗い林縁に、ゆらゆら揺れている大きなブラシ状の緑色花穂が目に止まりました。全体の草姿や葉の様子から以前、別の山地で秋口に見かけたことがあるサラシナショウマが実をつけたものと分かりました。
 薄暗いのと被写体が揺れ止まららないのでピンぼけ写真になりました。Sd

 
 しばらく歩いたところで足元の路面に1cmくらいの奇妙なデザインの昆虫が転がっていました。気温が低かったせいか、じっとして動きません。5_1trm

 
 ひっくり返してみると、ゆっくりと足が動くので死んでいるわけではなさそうでした。長い口吻がありますのでカメムシの仲間と思いましたが、後で調べたところ、アカスジキンカメムシの5齢幼虫と分かりました。5trm
 成虫は名前のとおり羽に赤色と金色の筋模様がある、大変きれいなカメムシのようです。なぜこんな処に、1匹だけ転がっていたのか分かりません。ノササゲもサラシナショウマの実も、キンスジカメムシも、森の中で見かけた小さな不思議でした。

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