« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2009年2月

2009年2月28日 (土)

初雪!

  今日で2月、冬が終わります。明日からは春です。ちょうどその区切りを告げるかのような天気になりました。
 一昨日,ジンチョウゲが一片開花したと思ったら、226img_6151
 夜半から降り出した雨が、昨日朝になって霙から雪に変わり、227img_6172
 日中にかけて湿って重い雪が続きましたが、わずかに白くなった程度で、217img_6183

 夕刻には雨に変わりました。日中に一番気温が下がっていたようです。
 考えてみると、この冬、近郊では降雪の報道がありましたが、自宅まわりでは今回が初めての降雪でした。やはり温暖化のせい?。
 それはともかく、これは絵日記にしておかないと、と言うことで載せました。

 今年、当地は平年よりスギ花粉の飛散が早く始まり、特に風の強い日に外出した翌日は、眼の痒みで悲惨です。
 ”温暖化論議”についてはまだまだ賛否両論、両説があるやに聞きますが、今世紀後半を見るかぎり気候変動の揺らぎは確実に大きくなっているようですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月27日 (金)

鳥も移動の季節(1)

    ここ数日は日中も気温が上がらず、底冷えのする空模様が続いています。しかし各地から、例年より早いハクチョウ、コハクチョウの北帰行が伝えられ、確実に春の到来を告げています。
 先日、近くの調節池で冬を過ごしていた鳥たちはどうしているかと覗きにいってきました。当日は晴れていましたが、自転車をこぐのも大変なほどの強風が吹き荒れて、池はひどく波立っていました。
 これまでになく波立つ水面には水鳥の姿はほとんど見られず、雨降りの後で少し水かさが増して基部が水没した階段のアルミ製手すりの片方に、マガモが数羽とまっていました。P2212825
 近づくとすぐに水面に下りて遠ざかっていきます。

 もう一方の手すりにはカワウが4羽とまっていました。人の気配を察知するとすぐ逃げるカワウも、その日ばかりはこちらの様子をうかがっているような気配です。P2212823_2
 あまりよい顔つき、目つきではありませんね。P2212832trm
 50mくらいまで近づいたところで飛んでいきました。

 帰りに公園に回って見ると、閑散とした芝生広場の枯芝の地面を、ツグミがいつものように胸を張って、ぴょんぴょんと歩きながら、しきりに何かをついばんでいました。P2212817
 その昔は、晩秋に冬鳥として大群で渡ってきた時に、カスミ網で一網打尽に絡めとられて、”本物の焼き鳥”にされたそうですが、もちろん現在は禁止されています。
 日本にたどり着いた群れは解散して各地に散りじりになり、3月末に北に帰る時には、また大集合して群れになって帰って行くということです。

 帰り道の用水路にはカルガモの姿はなく、小ガモが数羽寒そうにたたずんでいるだけでした。P2212820

 いずれにしても、やがて渡り鳥も留鳥も移動して行く季節です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月26日 (木)

雪の下のシロトビムシ

 2月半ばの山形・米沢城址公園で、40cmくらい積もった雪の下の落葉を掻き取ってトビムシを探してみました。
 それなりの数のトビムシが居ましたが、大部分はシロトビムシの仲間でした。大きさは18mm程の個体です。跳躍器はありません。水を入れたガラス瓶の底で半日くらいは平気でうごめいていました.皮膚呼吸をするおかげでしょうか。Img_6067 Img_6067_1
 ムラサキトビムシの仲間らしいものがわずかながら見つかりました。大きさは10mmほどです。腹部第4節に短い跳躍器が見られました。
 体の中に茶色の”ソーセージ”が観察されます。しっかりと摂食しているようです。Img_6071
 雪国では、雪の表面に多くのトビムシが群がって集まっている光景がよく観察されるそうです。それで雪蚤、と呼ばれているそうですが、残念ながら私は未だにお目にかかったことがありません。
 ムラサキトビムシ属のボクシヒメトビムシ(Hypogastrura bokusi Yosii)と同定された例では、雪の上に落ちた枯れ葉や樹皮に集まって、冷たい雪の上でカビの胞子や菌糸を食べながら繁殖しているということです。
 トビムシは本当に丈夫な生き物ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月25日 (水)

トビムシ

 あらためてトビムシです。素人の自分のために自学・自習。
トビムシの概要:
 トビムシは現在、世界ではおよそ5,000種、日本では約400種が知られています。多くは森林に住んでいますが、池や沼の水面、海辺、氷山、高山、さらには洞くつや南極にまで、広く多様な環境に生息、分布しています。
 1平方メートルに約4万個体と言われるくらい数多く住んでいて、陸のプランクトンとも呼ばれています。
 変態せず、成虫になっても脱皮を続ける原始的な昆虫(古生代デボン紀:昆虫として最古)として、昆虫類の中で最も原始的なグループの一つ粘管目に属す、とされていますが、近年、昆虫とは異なるグループに分類されることもあります。
 大きさは0.5mm~6mmくらいで、普通に見られるものは1~2mm程度のものが多いようです。
(写真は落葉腐植に居た大きさ1.6mm、アヤトビムシの仲間)16mmimg_5276Blgimg5276_2

 体の特徴としては、擬小眼を持ち、翅はなく、肢は全部で4節。
 体節が分離している種では、胸部は3節で、第1節に前肢、第2節に中肢、第3節に後肢があります。
 腹部は6節からなり、腹部1節目に腹管(湿っている),3節目に保体,4節目に跳躍器の基部があります。体節が融合して分かれ目がないマルトビムシの仲間もいます。
 光感覚器官としての単眼、複眼は無く、眼が退化した小眼があり、8個の小眼が眼斑を形成する、とするのが通説。
 小眼も退化して数の少ないものや無くなったものも居ると言うことです。
 触角は4節からなること。口器は内顎型で噛むことが出来ます。
 生殖は精包を介しての間接受精です。表皮は柔らかく、一般に気門を欠き、皮膚呼吸を行うこと。また体色は様々で複数色の彩りがあるものなど変化に富んでいます。
 多くの種は草食性で、光と乾燥を避けて落葉の腐植や土の中に住み、森林や土壌中の有機物を摂食し、また菌類を食べたりして微生物と相互作用を持つことにより有機物の分解過程や自然界の養分循環に深い関わりを持つことが知られています。
 通常無害ですが、種によってはビニールハウスなどで大発生して作物の芽を食害し、農業害虫として駆除の対象になることもあります。
 盆栽鉢(の肥料)に発生して嫌われることもあるようです。ゴキブリよりはマシなようですが・・・


 さて、雨降りの後で晴れた冬日に、乾いた農道に落ちていた板きれをそーっと持ち上げてみました。
 すると、明るい日差しに照らされた、まだ湿り気が残っている地面を小さな虫が結構早いスピードで、光を避けるように地面の窪みや物陰を目指して這っていくのを目にしました。
 眼を凝らして視線で追いかけると、突然、視界からパット消えます。紛れもなく、トビムシです。
 当てずっぽうに手持ちのコンパクトデジカメのシャッターを押し、後でパソコンに取り込み拡大、切り出した画像です。
 判然としない画像ですが、雰囲気だけは伝わってきます。
 アヤトビムシの仲間の他にも何種類か居たようですが、もちろんこの程度の情報では調べようがありません。ともかく、生きているトビムシの画像です。9r
 これらの動くトビムシを箸でパッと摘めるようになれば、宮本武蔵レベルの剣客になれるでしょうか 。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月24日 (火)

キセルガイの仲間 (→「トクサオカチョウジガイ」でした)

冬中、庭に直置きで放置していた植木鉢類も、根が動き出す時期になりましたので、ぼちぼち片付けや手入れをしなくては、と日溜まりのある日中に動かして見ると、鉢底で覆われていた地面に、白くなったキセルガイ 「トクサオカチョウジガイ」の残骸が沢山散らばっていました。
 細長い左巻きの貝で、殻の長さは1cm~1.3cm程度です。
 全く気がつきませんでしたが、シーズン中にはそれなりに活動していたようです。Img_5278

 
 ”キセルガイ”の和名は形が喫煙用具の煙管(きせる)に似ていることから名付けられたものです
 カタツムリやナメクジなどと同じ、もっぱら陸上で暮らす陸生の貝類で、「土壌動物」の仲間です。Img_5293_1 Img_5293_2

 日本では約150種が知られ、大きさは、1~4cm程度だそうです。
 生息場所は種ごとに異なっていて、木の幹や落ち葉の下、岩陰にいるもの、また家庭では、今回のように、地面に直接置いた植木鉢の下などです。
 カタツムリと比べると、体のわりには殻が大きく重いので、動きは不活発で移動力が非常に小さいため、地域で見られる種類は限定的だそうです。
 手元に検索図鑑(日本産土壌動物-分類のための図解検索-)がありますが、素人には難しく、今回見つけた標本の種名はわかりません。
 餌は基本的に植物質のものですが、生のものはほとんど食べず、落ち葉、樹皮、朽木、あるいはそれらの表面に発生した藻類や菌類なども食べていて、寿命は長いものが多く、ほとんどの種は数年以上だそうです。
 今年のシーズンには注意して、見つけたいと思います。
 ナメクジは沢山いて駆除に追われますが、イメージとしては、ごく小さなナメクジの背中に、この細い貝殻を載せた姿のようで、気持ち悪さは多少薄められているのでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追記:
 2011.12.5、矢野様から、写真のものは『キセルガイではなく、トクサオカチョウジガイという、オカチョウジガイの仲間です。
 その中でもこのトクサオカチョウジガイはホソオカチョウジガイと共に外来種です。
 従って、民家や庭園の周辺に生息しています。
 キセルガイは左巻きで、殻口の中に、主板、前板、下軸板という襞が形成されます。
 オカチョウジガイの仲間は右巻きで、殻口内には何もなく単純構造です。』
 とのご指摘とご教示をいただきました。お礼を申し上げ、訂正いたしました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年2月23日 (月)

寒桜開花(上野公園)

 昨日、国立科学博物館で催された会合に終日参加するため、上野公園に行ってきました。
 日曜日と言うこともあって、公園は午前中からかなりの人出で、また博物館の方もにぎわっていました。
 道すがら、赤い花の塊が目立つカンヒザクラが咲き、道行く人の足を止めていました。Img_6101 Img_6101_1
 またそこから少し離れたところに1本見えたオオカンザクラ(と表示がありました)がひときわ目立って淡いピンクの花を開いていました。
 時間の余裕はあまりなかったのですが、まわりの人に交じって写真を撮ってきました。
 やはり日本人にとって、サクラには、特別の思い入れがありますね。
Img_6104 Img_6104_1 Img_6104_2

 景気が冷え込んで、厳しさがつのるばかりの春を迎えることになりそうですが、上野のお山の桜はいつもと変わらぬにぎわいを見せてくれることでしょう。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月22日 (日)

同居している冬と春

 昨日、陽光はすっかり春でしたが、風は高圧線をひゅーひゅー鳴らす冬の寒風でした 。
 ここのところ、しばらく”取材”のための散策に出なかったので、お昼前にスギ花粉対策をして外出。
 天気予報・解説によれば、今年は早くも関東にも黄砂が飛来し、スギ花粉も関東南部では猛烈な飛散のレベルだということ。誠にありがたくない状況ですが、致し方ありません。
 遠方の景色は全て霞んでいますが、気のせいか霞に黄色の色が付いているような風景でした。
 「春は空から そうして土から かすかに動く」  長塚 節  『土』P2212816

 
 調節池の堤防沿いに植えられている若木の桜並木も、昨年まではほとんど蕾が付かなかったのですが、今シーズンは蕾が大きくなっていました。
 そして先般、2月半ば、異常に気温が上がった時、一部の蕾が開花してしまったようです。
 その後冷え込んでしまいましたので、見ると、せっかく開いた花びらも寒気で傷んで茶色に変色したり縮れたりしたものが多くて、かわいそうな有様でした。Img_6100

 
 樹の種類はわかりませんが、花の赤色が濃いので 、ソメイヨシノではないようです。Img_6099

 
 ファインダーの花がなかなか静止しないほど、枝を揺さぶる強い風が吹きつけるなか、すぐ足元の枯れ草地に花を開いたオオイヌノフグリの青い花を求めて、モンキチョウが飛んできました。
 飛んでいる時に見えた翅表面は、遠目にはほとんど白色で、止まったときの翅裏面は写真のとおり、薄い黄色でした。
 時々風にあおられてなぎ倒されそうになりながら、必死に葉に掴まっています。Img_6092jtrm

 
 普通ならすぐに逃げるのに、デジカメを近づけても逃げません。
 小さな青い花の蜜に口吻を伸ばしています。(旧式のコンパクトデジカメなので、手前の草が邪魔になってピントが合わせられる前に逃げられました。)Img_6096jtrm  

 
 そこでまた、こだわりです。
 前にも同じことを書きましたが、モンキチョウは、成虫では越冬しない。成虫は冬には死に絶える、と言うことになっています。
 しかし、1月にも、モンキチョウを観察しました。
 幼虫、あるいは蛹になって越冬中のものが、本当に、暖気に誘われて早々と羽化してしまった個体なのでしょうか。
 ともあれ、冬と春の別居はもうすぐですね。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月21日 (土)

紅梅満開

 狭い庭に植えた鹿児島紅梅の小木が満開になりました。
 2月初旬の終わり頃には大きくなっていた蕾ですが、なかなか開きませんでした。
 先日、全国的に気温が上がった日の後、突然のように満開になりました。
 その後、また当地は冷え込んでいます。
 ここのところの気温乱高下は、昨今の政局乱高下(?)と連動しているかのようです。Img_6079

 
 昨日は午前中まで、前夜からの風と雨が残って寒かったのですが、午後から一気に晴れて、厚着で外出すると汗をかいてしまうくらいになりました。
 帰宅すると、紅梅から、メジロが2羽飛び立ちました。春の使者です。 
 例年ツバキの花が咲く頃に決まってやって来るのですが、ツバキのつぼみはまだまだ固いようです。

  近くの公園でも、トキワマンサクの赤花株、黄花株の蕾が共にほころびはじめていました。
  春は”招かれざる客のスギ花粉”を連れて、すぐそこまでやって来ているようです。Img_5912Img_5913

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月20日 (金)

冬山遠望(2月)

 白銀の雪を戴いた冬山はいつ眺めても新鮮です。
 その昔は決まって神々の宿る神域として、畏敬・畏怖の念で崇められ、仰ぎ見られていたものです。
 やがて信仰のお山参りを経て、明治の頃以降、スポーツ登山の対象として”征服”されてしまいました。
 ただ、それでも、厳冬期の登山は、やはり一部のエキスパートに限定され、私などには、今でも、とても登ることはかなわない”幸い住むという”あこがれの対象なのです。
 旅先や所用で出かけた時に、雪の山が見えると、つい写真に撮りたくなってしまいます。
 当然ながら、撮影環境や条件には恵まれないことが多いので、それなりのものになってしまいますが、2月に撮した雪山の風景を並べてみました。

●那須岳(主峰茶臼岳1,915m):栃木県(2009.2.8)
 バスの中から遠望。雪は少なかったようです。夏山には登ったことがあります。28p2082749trm

 
●月山(1,984m):山形県(2009.2.9)
 バスの車窓から。白く霞んだ空と雪の稜線の境界が、いくら目を凝らしても判然としませんでした。
 夏山に登ってみたいものですが・・・29p2092791cc

 
安達太良山(1,700m):福島県(2009.02.09)
 午後4時、車窓から、暮れなずむ風景。やはり雪が少ないようでした。智恵子抄、で有名ですね。29img_1207

 
●南アルプス白根三山(盟主北岳3,193mは日本第二の高峰)(写真上)と鳳凰三山(主峰観音岳2,840m)と写真右端にちょこんと見える三角形が、甲斐駒ヶ岳2,967m)(写真下):山梨県
 午前8時頃、甲府市内からの遠望。
 朝の光を浴びて、稜線がくっきりと見えました。緯度のせいで北アルプスに比べて雪の量は見劣りしますが、悠揚迫らぬ山容は眺めて飽きることがありません。2r

 
●甲斐駒ヶ岳(望遠)(写真上)と富士山(3,776m)(写真下):
 甲府市内から。午後1時頃で、逆光に近くなり、実際はもっと雪で白い甲斐駒ヶ岳が、雪がないような写真になってしまいました。
 「駒ヶ岳」の名前を持つ全国駒ヶ岳18山(本州駒ヶ岳17山)、の盟主。
 富士山は前衛の山塊のため、市内から見えるのは頭だけです。2r_2

 山羊(ヤギ)と煙と、何とかは、高いところに登るのが好きです・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月19日 (木)

蔵王の樹氷

 さる2月上旬、機会があって、40数年ぶりに蔵王に行きました。スキーはもう、とてもできませんから、樹氷鑑賞が目的です。
 蔵王の樹氷は、シベリアからの季節風が日本海で水分を含み、湿った状態で朝日連峰を越えて過冷却水滴となり、それが蔵王のアオモリトドマツに衝突し付着して凍り付きます。これが何回も繰り返され、雪も付いて、アイスモンスターと呼ばれる様々な形の樹氷を形成するということです。
 ところが、近年、温暖化のためか、樹氷の出来る標高が100m近く高くなって、美しい雪付のモンスターは減少傾向だそうで、懸念されます。
 今回の旅では、滞在時間が限られていて、しかも生憎の空模様でしたが、地蔵山樹氷原で、幸いほんの一瞬ながら霧が晴れて、期待した樹氷モンスターを鑑賞することが出来ました。

●蔵王ロープウェイ山麓線のゴンドラからの展望:
 画面右奥に見えるのが樹氷高原駅。ここでロープウェイ山頂線に乗り継ぎ、画面稜線づたい左奥の地蔵山頂駅に向かいますが、そのあたりは真っ白で見ることが出来ません。9img_1193trm_1

 
●途中の、まだ視界がある辺りの”樹氷”です。”エビのシッポ”、でしょうか。モンスターではありません。9img_1193trm_2

 
●地蔵山頂駅についた時、視界は辺り一面真っ白でした。
 樹氷原鑑賞スポットの蔵王地蔵尊までは駅から150mくらいで安全なので、とりあえず参拝に。
 お地蔵様もずいぶんと雪に埋もれておわしました。Img_1174trm

 
● 晴れていれば、お地蔵様の後方に建物が見えるはずですが、何も見えません。
 樹氷モンスターがほとんど何も見えませんので、山頂駅付近まで引き返したとき、少し霧が薄れて、白い太陽が見え隠れし、そして目の前に突如、モンスターが出現しました。  
 やはり、これぞモンスターです。2r

 
●その後、山頂駅展望台に登り、 真っ白い霧が流れ、寒風吹きすさぶ中、下山の時間ぎりぎりまで、待っていたところ、一瞬、白いベールが取れて、樹氷原が忽然と現れました。
 その間に写真数枚を撮ることが出来ました。
 まさに感動ものです。真っ青の晴天に、この樹氷原が白く輝くさまを長時間見られることより、よけいに貴重なシーンだったと思います。Img_1193

 この美しい自然を守るためにも、温暖化防止に一層努力しなければなりませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月18日 (水)

タンボコオロギ(越冬幼虫)

 1月初旬、冬枯れの、しかし晴れて気温が上がったある日のこと、畑道に落ちていた板切れをそっと持ち上げてみると、コオロギの幼虫が土の窪みにじっと動かずに居るのを見つけました。厳寒期なのにコオロギの幼虫が?と不思議に思い、とりあえず写真に収めました。2img_1130 3img_1126

 しばらくしてからそのことを思い出し、すこし調べてみました。
 秋にしょっちゅう目にするエンマコオロギ(成虫)は冬には死滅し、卵で越冬すること。ところが、近縁種のタイワンコオロギは、幼虫で越冬するということでした。それで、タイワンコオロギの”顔写真”をよく見ると、エンマコオロギの顔つきによく似ていますが、”眉”の模様が更に太いことなど、素人でも違いがはっきり分かりました。
 そこで今回撮影してあった越冬コオロギ幼虫”の顔写真と見比べると、全く違うことが歴然でした。更にインターネットで調べると、タンボコオロギ、別名イチモンジコオロギ(顔に「一」の模様があるから)というのが居て、幼虫で越冬し、これにそっくりであることから、初めて見る、タンボコオロギの幼虫、と判断しました。
 頭部のアップ写真。2009151img_1127
 突然、冬日の光りを浴びてしばらくじっとしていた幼虫も、やがて穴の中に戻っていきました。Img_1125_2
 タンボコオロギは、エンマコオロギより小型のコオロギで、住みかは畑、田んぼ、水路脇、湿地など。 
 鳴き声はジィッ、ジィッというような声で、顔に一文字模様があり、さらに1年2化性で、冬期は幼虫で越冬すること、などが特徴ということです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月17日 (火)

カイツブリ

 冬鳥としてやって来た渡り鳥も、もう北国へ帰る時期になりました。散歩コースの用水路には留鳥のカイツブリが一羽浮かんでいました。20090121p1212555_1 20090121p1212555_3 20090121p1212555_4
 人の姿を察知すると、怪しいヤツ、危険、と思うのでしょう、すぐに潜水してどこまで潜ったのか分からなくなってしまいます。20090121p1212555_5
 いつまで用水路に留まっているのでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月16日 (月)

オオイヌノフグリ

 すっかり春めいた陽光のもと、堤防の草はらでオオイヌノフグリが沢山、花を開いていました。1img_5883_2
 もう春!と宣言しているようです。いち早く早春の野原を彩る青いお皿のような花です。2img_5885 3img_5882 4img_5889
 稀に白花があるそうですがまだ見たことはありません。もっとも、フィールドで除草剤、農薬などを浴びたせいで、白くて小さな花になることがあるそうですが、これは本来の白花ではありません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月15日 (日)

ロゼット(7)オオアレチノギク、キュウリグサ、ハハコグサ

●オオアレチノギクのロゼット葉と晩秋の綿毛種子:
 道端や荒れ地に群生して、ヒメムカシヨモギなどと共に夏場大繁殖して人の背丈以上にもなる草藪を形成し、道もふさいでしまう困りものです。夏から秋にかけて多数の地味で目立たない頭花を付け、やがて晩秋になれば、1個体で10万個以上の種子を飛ばすと言われています。2r_9

 
キュウリグサのロゼット葉と春の花 :
 道端、畦道、畑地など、あらゆるところにごく普通に生える2年草です。
 早春から花序を伸ばし、水色の小さな花をつけ、春が来たよと告げてくれる可愛らしい雑草です。2r_10

 
ハハコグサのロゼット葉と初夏の花:
 葉の表面は柔らかそうなフワフワとした白い毛に覆われています。
 春の七草の一つでオギョウ(御形)と呼ばれています。古くから食用にされてきたようですが、見た目と異なり、意外に毛がごわごわして食べにくいようです。2r_11
 ハハコグサの場合は、葉が地面に貼り付つかないで立ち上がっていますが、これもロゼット葉に含めるそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月14日 (土)

ロゼット(6)ウラジロチチコグサ、ナズナ、ミゾコウジュ

●ウラジロチチコグサのロゼット葉:
 道端や荒れ地、公園の植え込みなどに見られる帰化植物です。
 へら形の葉が多数ついて、葉の表面は光沢のある濃緑色ですが、葉を一枚ちぎって裏返してみると、裏面は白い特徴的な形態をしています。2r_6

 
ナズナのロゼット葉と春先の草姿:
 春の七草の一つ。茎に着くハート形の果実が特徴的で、ペンペン草として知らない人はいないでしょう。
 春を中心にして白い4弁花を総状に付けますが、12月から2月の厳寒期でも花をつけることがしばしばあります。(ロゼット葉と花は、同じ時期に撮影したもの)
 ロゼット葉は、あつまった写真の中では、造形的に一番整ったロゼットでした。2r_7

 
ミゾコウジュのロゼット葉と夏期の花:
 ぼこぼこした縮緬皺(チリメンジワ)の特徴的な葉を広げたロゼットなので、容易に識別できます。
 浸水したり極端に乾燥するなどの環境によく生えています。
 初夏になると青紫色の小さな唇形の花を咲かせます。2r_8
 人為的攪乱で姿を消しやすく、環境省のレッドデータブックで準絶滅危惧種(NT)に指定されています。 
 当地では初夏になればよく見かけますが、夏期の雑草刈り取り作業で一気に除草されてしまいます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月13日 (金)

ロゼット(5)アメリカフウロ、ヒメムカシヨモギ、不明雑草

  白鳥の北帰行が始まり、黄砂が飛来し、春一番の嵐が吹いて、”逃げる2月”とやって来る春の跫音がはっきり聞こえるようになりました。花粉症の鼻水センサーは既に鋭敏に反応しています。

 さて、ロゼット葉の続きです。早くしないと地面に貼り付いていた葉が全部立ち上がってしまいそうです。 

●アメリカフウロのロゼット葉:
 道端などに生えます。掌状の葉をひろげ、5月から9月頃にかけてピンクの小さな花をつける帰化植物です。33p3032864

 
●ヒメムカシヨモギのロゼット葉:
 整った小さなロゼットから想像しにくいほど、荒れ地や空き地などで草藪になってしまう大型の雑草です。草丈は1m~2mにもなり、景観を損ねます。Img_4982

 
●不明雑草のロゼット葉, 表/裏:
 裸地の辺り一面に、この1種類だけが、あたかも園芸作物のように生えていました。
 特徴的なロゼットですから調べればすぐ分かると思いましたが、意外に分かりませんでした。ありふれた雑草なのでしょうが・・・
 地面に、ロゼット葉を”糊付け”したように、ぴったり貼り付いていました。
 一株掘り起こして見ると、葉の裏は緑色で、地中にしっかり根を張っていました。2r_5
 立ち上がって生長するまで除草されないで残って居れば、分かるかもしれません。

追記:
 その後の調査で、ブタナのロゼットらしいことが分かりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月12日 (木)

ロゼット(4)スイバとギシギシ

 ギシギシ、スイバ両方とも堤防や草原にたくさん群落を作ります。春先にギシギシのロゼットの真ん中の新芽をナイフで切り取ると、”オカジュンサイ”とも呼ばれるようにヌメリがあり、食べてみると大変美味しいものです。

 
●ギシギシのロゼット葉と夏の草姿2r_4。葉は波打っています。

 
●スイバのロゼット葉。しばしば赤みを帯びることがあります。Img_5155

 若葉はおひたしなどにして食べられます。
 また太くなった茎はスカンポと呼ばれ昔から親しまれていましたが、葉も茎にもシュウ酸を含むため、一度にたくさん食べ過ぎないように注意が必要です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月11日 (水)

ロゼット(3)ノゲシとオニノゲシ、セイヨウタンポポ

ノゲシ(ハルノノゲシ)は野原や道端にごく普通に生える越年草です。背が高くなり春先から初冬まで、黄色く小さなタンポポに似た花をつけます。草姿はオニノゲシに似ていますが、葉の縁にある刺は柔らかく、さわっても全く痛くはありません。

●ノゲシのロゼット葉と開花期の様子2r

 
●オニノゲシのロゼット葉と開花期の様子。2r_2

 ハルノノゲシに似ていますが、葉の光沢が強く、刺も硬くて鋭く、触ると痛い感じです。
 道端や荒れ地などに群落をつくり、困りものです。

 
●セイヨウタンポポのロゼットと開花株2r_3

 もはや通年見られるタンポポになりました。
 さすがに厳冬期には花茎はほとんど伸びませんが、南面の日溜まりの株はロゼットに埋もれるように黄色い花を咲かせています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月10日 (火)

ロゼット(2)オオバコとヘラオオバコ

 オオバコは踏みつけにとても強い多年草で、山道で工事用の車両がつけた轍の中に生えているのはオオバコばかりです。
 葉は卵形でしわがあり、丈夫な平行脈が何本か走っています。茎は伸ばさないで地面にべったりへばりつくように葉を広げていきます。

●オオバコのロゼットImg_5055

 
 オオバコの葉を一枚とり、ちぎれないように葉柄をゆっくり引っ張ると、筋状の維管束が出てきます。例えれば”スチールラジアル”みたいなもので、踏まれても平気なのはこのような仕掛けだからでしょう。Img_5055_1

 
 春から秋にかけて10cm程度の硬い花茎を伸ばし、穂状に小さな花をつけます。この花茎は硬くてもしなやかで、足で踏んでも折れません。Img_2665

 
●ヘラオオバコのロゼット葉Img_5003

 
 開花期のヘラオオバコImg_2677
 道端や荒れ地に群生します。ヨーロッパ原産の大型雑草で、繁殖力が非常に強く、農産物にも影響を及ぼすので外来生物法で「要注意種」になっています。
 葉を引っ張るとオオバコ同様、糸状の維管束がのぞきますがオオバコより切れやすいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 9日 (月)

ロゼット(1)ハルジオンとヒメジョオン

 冬枯れの田畑や草はらには、時には霜にやられて葉先が変色したり縮れたりしながらも、葉を広げて冬越しをしている雑草がたくさんあります。
 地面にぴったりと貼りついているような姿で、根はしっかり地中に伸びているので、草刈り機などによる除草は難しく、また手作業による草取りもなかなかやっかいです。
 このため近郊では水田(乾田)の畔などはガスバーナーによる焼却除草も目にすることがありますが、それでも黒く焦げた畦道にポツポツ芽を出している雑草の姿を見かけます。
 冬期に根生葉(株元に出ている葉)のみを地面にべったりと広げ、立ち上がっていない様子を「ロゼット」といい、これは冬の季節風をしのぎ、地面付近に広げた葉で太陽エネルギーをいっぱい浴びて、寒さから身を守るための生き残り戦略の一つだそうです。
 なお、”ロゼット”とは、本来バラの花の形を意味する言葉だそうです。
 散歩の折々に、出来るだけ形の整ったロゼットを見つけて写真をとりためていましたが、立春も過ぎ、どうやら春も少し早そうなので時期遅れにならないうちにと、少し整理して掲載します。
 ロゼット葉以外の季節の写真は、以前の画像ストックから探し出してくっつけたものです。
 中には、どうしても素性がはっきりしなかったロゼットもありました。

 まずハルジオンとヒメジョオンです。
 花をつけた時期の草姿はよく似ています。
 ハルジオンの方が名前のとおり春先少し早めに開花がはじまります。
 少し遅れて初夏からヒメジョオンが咲き始めます。どちらも繁殖力が強く、道端や草原にごく普通に蔓延り、ときに問題視される存在になっています。

●ハルジオンのロゼット葉1img_5609

 
 開花期のハルジオンImg_2588

 
 ハルジオンの茎は中空なので、ヒメジョオンと区別できます。Img_5052_1

 
●ヒメジョオンのロゼット葉Img_5179

 
 開花期のヒメジョオン2img_4076
 ヒメジョオンの茎は中実(中身が詰まっている)なのでハルジオンと区別できます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 8日 (日)

冬晴れの立山連峰

 1月下旬、北陸地方だけが快晴に恵まれて暖かかった日(1/28)がありました。その日はたまたま所用で富山に居て、もう帰らないといけないという最後の日でしたが、少し早起きして(というほどでもありませんが)日の出前に外出して写真撮りに。P1282657
 しらじらと開け始めた空にくっきりと稜線が浮かぶ剣岳です。
 寒くて日の出を待ちきれませんでした。(軟弱) 
P1282660 その後、こんなにアルプスがくっきり見える時は少ない、ということで北アルプス、立山連峰のビューポイントの一つ常願寺川公園の堤防に立ちより、写真撮影してきました。
ただ眺めるには穏やかで美しい自然の光景です。
 右半分の塊が毛勝三山。1fit1img_5868r2

 つづいて剣岳から別山、立山、浄土山、鳶山まで。2fit4img_58712p

 さらに越中沢岳から、埋蔵金・黄金伝説の鍬崎山(右の三角にとがった山)そして,薬師岳です。5img_5870

 いつか機会があれば埋蔵金探しの旅へ・・・ってことはないでしょうが。 

   

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 7日 (土)

げんげ(幻魚)

 1月下旬、所用で富山に行ってきました。その際に、富山市内の食品スーパーで、「げんげ」という怪しげな魚のパックが目に止まりました。もちろん見るのは初めてです。
 だいたい”食わず嫌い”の性癖があるのですが、この時ばかりは、”買ってみる?”、という問いかけに、思わずそうだね、と頷いてしまいました。何かそのような魔力があるようで・・・・Img_5801
 ラップをはずして、しみじみご対面すると、ウナギのようなぬらぬらした体で、怪しさは増すばかり。Img_5801_1

 大きさは目見当で、15~6cmくらいでした。Img_5801_2

  面妖なお顔のアップを拝見すると 、真に怪魚、です。Img_5805trm_2

 地元の人の話しでは、「げんげ」は冬に多く取れる深海魚で、もともと富山でもある地方だけで知られていた魚で、しかも10年ほど前までは「下の下」の雑魚(→げんげ)として捨てられていたそうです。
 それが現在は、漁獲量も段々減少してげんげ(→幻魚)になり、グルメブームなどにも乗って、「上の上」にのし上がって来ているとか。

 それはともかくとして、肝心の味ですが、まず皮がゼラチン質でぬるぬる、ぎょろぎょろの食感はなんとも形容しがたいものがあり、身は白身で柔らかですが、嫌いな人には絶対に食べられないシロモノ、ということです。
 しかしぶつ切りにしてみそ汁に入れるとか、ぶつ切りを天ぷらにするととてもおいしいと言うことで、天ぷらにしていただきました。
 正直、”ぬる・ぷにゅ”感は残りますが、大変美味しかったです。ただ、ぬらぬらした生の魚をさわるのは気持ち悪かったですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 6日 (金)

ツワブキとコガマ(綿毛の種)

 昨日は、天気予報ではもっと過ごしやすい日になるはずでしたが、曇りがちで、薄ら寒い一日でした。
 さて少しばかり季節はずれの風情ですが、ツワブキとコガマの綿毛の種です。いずれも先に訪れた公園に設けられた日本庭園の池之端に残っていたものです。

 ツワブキは日本庭園の石組みのところに植えられたものです。日陰でもよく育ち、秋に菊の花に似た黄色い花を咲かせ、その後に出来た綿毛の種です。綿毛の種は茶筅のような造形です。Img_5899 Img_5900 Img_5901
 コガマは多年草ですが、勝手に生えたものでしょうか。
 普通のガマの穂は大きさが10~20cmくらいありますが、コガマの穂は6~10cmと小さなものです。
 それでも、穂先がほぐれると大量の綿毛種が飛散します。池の端にたった一本だけ残っていました。 Img_5905_2  Img_5906  
 これから種を飛ばすのでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 5日 (木)

ユキワリソウ(ミスミソウ)

 先頃、栃木県の三毳山公園でミスミソウ(三角草):別名ユキワリソウが開花したというニュースを聞いて、早速”取材”に行ってきました。
 1月下旬に数株の開花が確認されたばかりで、まだまだ開花株数は少なかったのですが、良く維持管理された園地で、ふかふかの落葉の間から花茎を持ち上げ、可憐な花を開いていました。
 ここでは3月下旬くらいまで見られるそうです。
 草丈は5~10cmくらいで、葉の形に特徴がありますが、ほとんどの株の葉は落ち葉に埋もれて見えないものが多かったようです。
 一株だけ指先で落ち葉をそっとかき分けて葉の形を確認しました。
 花径は2cm程で、花色は白、ピンク、青紫などがありました。Img_5893 P2022734 P2022739 P2022746 2r_3
 
 本来のユキワリソウは、名前の示すとおり、まだ雪がある高地(高山)の雪を割って、2月頃から春まで花を咲かせる耐寒性多年草の高山植物、ということですが、こちら(ミスミソウ)は山野草愛好家によってもたくさんの園芸品種が育てられ、春には展示会なども盛んに行われています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 4日 (水)

モンキチョウ

  昨夜は節分の豆まきで、寒夜空の中に追い出されたオニ達はどこに行ったのでしょうか。そして今日は立春。晴れて風のない日の光はもうすっかり春のきらめきです。

 少しさかのぼりますが、去る1月23日、当日はすっかり春めいた暖かい日でしたが、堤防の草地でモンキチョウを見つけました。越冬中の成虫か?と思ったものでしたが・・・違うようです。20090123p1232608trmtrm
 越冬中のヒメアカタテハ成虫に出会ったのと同じ日時、場所です。かなりきれいな個体(だった、と記憶)でしたが、こちらもなかなか静止せず、草むらに下りても近づけないので、やむなく性能の良くない望遠で撮影しました。
 後で撮影画像を見ると、その時見た実物より”きれいではない印象”に写っていました。今となっては、本当のところ、「蛹で越冬中のものが”温暖化の影響”で、早々と羽化して出現した、生まれたてのきれいな個体だったはず」だ、といわれても肯けるだけの確信はありません。P1232609trm
  そう、こだわるのも、モンキチョウは、関東地方でも、絶対に成虫で越冬することはなく、(昔、越冬すると言われていたのは間違いだそうです)通常は幼虫のままで越冬、中には蛹になって越冬し、早春(3月)羽化する、というのが現在の定説だそうですから。P1232607trm
(写真撮影2009.1.23)
 まあ、ズブの素人がそんなこと知らなくても、こだわらなくても良いことではありますが・・・。 
 なおキチョウの方は成虫で越冬するということです。キチョウ、モンキチョウともに黄色の蝶ですが、翅の紋様の違いで素人でも図鑑を参考にほぼ間違いなく区別は可能です。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 3日 (火)

ヒメアカタテハ(越冬成虫)

 先日、大寒という節季には似合わないほど暖かく、風もない穏やかな日差しに誘われて、おきまりの散歩コースへ出かけました。
 茶一色に枯れていた調節池堤防の草地には葉先が”霜焼け”になった雑草がもう生長をはじめていて、風景は緑色への塗り替えが進んでいます。Img_5873

 
 好天の中、どこからともなくヒメアカタテハが2頭、勢いよく飛んで来て、追っかけっこをしている風情です。
  そのうち一頭が草むらにとまり、陽光に向かって翅を広げました。P1232601trm

 
 カメラを向けるとすぐに飛び立ちます。
 結構、素早く飛び回り、追っかけるのは大変です。P1232602trmP1232605trm

 
 オオイヌノフグリの青い小さな花を見つけたようですP1232603。   

 
 ヒメアカタテハの幼虫はヨモギ、またハハコグサを食草とするので、いっぱい生える堤防の草原には本来、たくさん居るはずですが、晩秋には全ての雑草が大型機械できれいさっぱり除草されてしまうので、越冬中の幼虫の姿はまず観察することがありません。
 暖地では、タテハチョウの仲間は成虫でも越冬するということです。
 関東北部も、もはや暖地、なのでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 2日 (月)

ハオルチア属多肉植物の開花

 多肉植物、というとすぐにサボテンを思い浮かべますが、それ以外にも葉、茎、また根などの柔組織に水を貯蔵している多肉植物の仲間は沢山あります。
 その中の一つにハオルチア属があり、葉が多肉化するとともに、葉の先端が日光を内部に取り込む透明な窓として発達し、乾燥した砂漠地帯などでは、体は砂に埋まり、その窓だけを地面から出すことで過酷な環境に適応しているということです。(写真はハオルチア・オブツーサImg_5654

 
 この仲間の多肉植物も、サボテン同様、ホームセンターなどで売られています。
 一般の園芸植物に比べて生長は緩やかで、少々手抜きしてもすぐ枯れてしまうことも少ないため、不精者の私には向いていて、数年前から自宅で”飼育”しています。
 夏期は風の通る軒下に放置して、時々気まぐれに水やりするくらい、冬はさすがに屋外では冬越しが難しいので、リビングの窓際に置いて、カラカラに乾いたとき、水やりする程度で、結構元気にしています。
 1月になってから、ハオルチア属(ユリ科)の鉢の一つ(正確な種名は分かりません)に、針金のように細い花径が伸び始め、Img_5625

 
 長さが15cmくらいになってから、花茎の先についたつぼみが一つ開きました。Img_5624Img_5622

 
 一般に多肉植物、特にサボテンはその姿から想像できないような華麗な花を咲かせますが、今回のハオルチア属(ユリ科)仲間の花は白色で大きさせいぜい1cm程度の誠に貧弱なものでした。(ユリの花には比べようもありません)2r
 元々小さな株の鉢でしたが、3年経って鉢からはみ出しそうになっていますので、春になったら植え替えてやらなくてはと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 1日 (日)

ヨコズナサシガメ(横綱刺亀)幼虫

 2月です。春の先駆け、と言いたいところですが、このところの2,3日は冷たい雨が降り、風も少し強く吹いて、ますます不況色を強める経済界同様、なかなか明るい気分にはなりません。
 さて、生き物の世界の生存競争を、少し覗いて来ました。 

 ヨコズナサシガメは、カメムシ目・サシガメ科に分類されるカメムシの一種で、日本に棲息するサシガメの仲間では最も大型の種類です。
 元々は外来の昆虫で、昭和初期に九州に入ってきたものが次第に北上して生息域を拡大。
 1990年代に関東地方でも見かけられるようになったということです。
 私も当地(埼玉県東部)で、たまたま昨春、幼虫を初めて見かけましたが、成虫にはまだお目にかかったことはありません。
 資料写真を見ると全体的に真っ黒い感じの、あまり印象の良くない昆虫のようです。
 この冬も先日、越冬中の幼虫を探しに出かけ、運良く見つけて写真を撮ってきました。
 幼虫が居たのはカエデ科のかなり大きな樹(正確な種名は分かりません)です。Blg3r

 
 初めは樹の下の方ばかり探していて見つかりませんでした。
 ふと頭の上を見たときに、頭上の太い枝の付け根の下に、3匹の幼虫が固まってじっとしているのを見つけました。Img_5404

 
 もう一度、周囲をよく見ると、更に上方の小さな窪みに、もっとたくさんの幼虫が集まって越冬しているいるのも見つけました。2r

 
 特徴的な幼虫の姿は一度見ると忘れません。Img_5449

 
 別の場所にあるサクラの老木に大きな洞があり、その中に大量の抜け殻があったのも初めて見つけました。
 最初はアリの集団のような感じでしたが、よく目をこらしてみると、抜け殻のようで、写真を拡大してみて初めて確認出来ました。2r_2

 幼虫、成虫ともに、サクラ、エノキ、カエデ、ヤナギなどの大木の幹の割れ目や、樹洞、樹幹に集団で棲息し、樹の幹を歩き回って他の昆虫や毛虫などを捕らえ、細長い注射針のような口吻を突き刺して体液を吸うという、可愛らしくはない昆虫です。
 人も不用意に触ると刺されることがあるそうです。
 もっとも、わざわざ探しに行かないかぎり、当地ではまだ身近で見ることはあまりありませんが・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »