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2009年2月19日 (木)

蔵王の樹氷

 さる2月上旬、機会があって、40数年ぶりに蔵王に行きました。スキーはもう、とてもできませんから、樹氷鑑賞が目的です。
 蔵王の樹氷は、シベリアからの季節風が日本海で水分を含み、湿った状態で朝日連峰を越えて過冷却水滴となり、それが蔵王のアオモリトドマツに衝突し付着して凍り付きます。これが何回も繰り返され、雪も付いて、アイスモンスターと呼ばれる様々な形の樹氷を形成するということです。
 ところが、近年、温暖化のためか、樹氷の出来る標高が100m近く高くなって、美しい雪付のモンスターは減少傾向だそうで、懸念されます。
 今回の旅では、滞在時間が限られていて、しかも生憎の空模様でしたが、地蔵山樹氷原で、幸いほんの一瞬ながら霧が晴れて、期待した樹氷モンスターを鑑賞することが出来ました。

●蔵王ロープウェイ山麓線のゴンドラからの展望:
 画面右奥に見えるのが樹氷高原駅。ここでロープウェイ山頂線に乗り継ぎ、画面稜線づたい左奥の地蔵山頂駅に向かいますが、そのあたりは真っ白で見ることが出来ません。9img_1193trm_1

 
●途中の、まだ視界がある辺りの”樹氷”です。”エビのシッポ”、でしょうか。モンスターではありません。9img_1193trm_2

 
●地蔵山頂駅についた時、視界は辺り一面真っ白でした。
 樹氷原鑑賞スポットの蔵王地蔵尊までは駅から150mくらいで安全なので、とりあえず参拝に。
 お地蔵様もずいぶんと雪に埋もれておわしました。Img_1174trm

 
● 晴れていれば、お地蔵様の後方に建物が見えるはずですが、何も見えません。
 樹氷モンスターがほとんど何も見えませんので、山頂駅付近まで引き返したとき、少し霧が薄れて、白い太陽が見え隠れし、そして目の前に突如、モンスターが出現しました。  
 やはり、これぞモンスターです。2r

 
●その後、山頂駅展望台に登り、 真っ白い霧が流れ、寒風吹きすさぶ中、下山の時間ぎりぎりまで、待っていたところ、一瞬、白いベールが取れて、樹氷原が忽然と現れました。
 その間に写真数枚を撮ることが出来ました。
 まさに感動ものです。真っ青の晴天に、この樹氷原が白く輝くさまを長時間見られることより、よけいに貴重なシーンだったと思います。Img_1193

 この美しい自然を守るためにも、温暖化防止に一層努力しなければなりませんね。

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