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2009年3月22日 (日)

コウヤボウキ

 晴れて気温が上がった3月中旬、木漏れ日の射す明るい林床に、針金のように細くて、スッと伸びた枝に、まだ白い毛に覆われた冬芽が整列している低木の一叢がありました。
 高さは50cm~1m位で、草のようにも見えますが幹は茶色で 、草本ではなく、木本(落葉低木)で、コウヤボウキ、と教わりました。Img_6394

 
 なかには葉芽が動き出している枝もあります。R2

 
 その中で、先端に、なにやらドライフラワーのようなものがそのまま残っている枝がありました。(写真は真上から)Img_6392trm_2

 
 これは果実(そう果)です。
 毛の根元に種が付いていて、タンポポの綿毛種と同じように風に乗って広がりますが、意外に飛ばずに残っていることも多いのです。

 そして、この果実(綿毛の種)が全部飛んでしまった後の枝先には、萼のような形の総苞と呼ばれるものが残っている枝も見られました。(真上から見た写真)

Img_6393trm

 
 (横から見た写真)Img_6399trm

 
 コウヤボウキ(高野箒)の名前の由来は、高野山でこのしなやかな枝を束ねて箒にした、ということから。
 9~11月頃、枝先に白~淡紅色の筒状の花が多数集まって咲き、花弁の先端はカールします。
 花後、写真のような種ができるんですね。
 「忘れなければ」一度是非見てみたいと思いますが・・・。

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