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2009年4月 4日 (土)

北陸路・春のかげろう(スプリング・エフェメラル)

 早春、木々の緑や雑草が生い茂る前に花を開き、緑が濃くなる季節にははかなく消えていく花の一群は春を告げる”春のかげろう”と呼ばれ、カタクリやイチリンソウ、ニリンソウ、イチゲ、キクザキイチゲなどがその代表です。いずれも低地~山地の明るい林内に生える多年草です。

 カタクリは下を向いた薄紫から桃色の花をつけます。日光が差し込む晴れた日には花弁が反り返りますが曇りや晴れても午後になると花は閉じてきます。
 5月上旬には葉や茎は枯れてしまいます。種はアリによって運ばれ生育地を広げます。Simg_6813

 
 イチリンソウはキンポウゲ科の多年草で、茎葉のあいだから一本の長い柄を出し、先端に4cmほどの白色の花を上向きにつけます。
 花色は薄紅色から薄紫色のものがありますが、花に見えるのは実は萼片で、花弁はありません。花びら状の楕円形の萼片が5~6枚あります。
 おしべとめしべは多数あります。花後、多数の実が落ちます。

 キクザキイチゲも花弁はなく、花弁に見えるのはすべて萼片で、10枚前後あります。花色は白色から薄い青色や紫色のものもあります。葉はシュンギクに似て長い柄と深い切れ込みがあります。

 と、書いたところで、正直なところ以下の写真はイチリンソウかキクザキイチゲか、または別の名前の花なのか正確なところが分かりません。やむなく以下に並べて写真を掲載しました。Simg_6992 Simg_6989 Simg_6930 Simg_6940

 
 いずれも北陸路で、山地の明るい林床や林縁にたくさん咲いていました。(撮影2009.03.31)

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