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2009年5月10日 (日)

ヨコズナサシガメ羽化②

 先の、家人が撮ってきた写真から、分布域が広がっているヨコズナサシガメも、ちょうど今が羽化の時期だと言うことに気がつきました。
 そこで、先日、近隣の桜の古木が沢山ある公園(と言っても、公園としてはほとんど施設も何もなくて、古木を保存するために開発からはずされ、公園として残された限られた空間です)に、自転車で”取材”に行ってきました。
 当日は午後から雨の予報で、どんよりと曇っていましたが、降る前にと出かけました。30分ぐらいで到着。

 曇天で、大型連休中にもかかわらず無人の公園です。Img_8964

 
 後は自転車を置いて、桜の古木を見渡しながら歩きます。
 すぐに1本の古木にヨコズナサシガメがゆっくり移動しているのを見つけました。2r_6

 獲物(イモムシ)を捉えて口吻を差し込み、体液を吸っている姿です。
 暗いため、以後は全てフラッシュが必要でした。Img_8885trm 

 
 もう1匹、ゆっくりと歩いて居るのが目に入りました。Img_8938

 
 頭上ばかりに気を取られて居ましたが、なかなかそれ以上見つかりません。
 ちょうどデジカメの電池切れのサインも出たので、古木の根元に座り込んで予備電池と交換してから、ふと目の前を見ると、なんとそれまで全く気がつかなかった(樹皮の隙間に隠れていた)たくさんの虫がいっせいに姿を現していたのです。
 古木の主幹とそこから出た太い枝がつくる”谷間”のようなやや薄暗い位置です。
 正直、驚きました。虫の嫌いな(実際私も得意ではありませんが)人なら、悲鳴を上げたかも知れません。Img_8910trm 

 
 こんなに居るのかと改めて驚きを禁じ得ないほどの数です。
 通常は、大木のゴツゴツした樹皮層の隙間や、大きな空洞などに潜んでいますから、本当はたくさん居るのに人目にはつきにくく、その存在はあまり”知られていないだけ”、と言うのが実際のところなのでしょうか。
 お目当ての、脱皮直後の真っ赤な成虫も、まだ小さい幼虫も、たくさん集まっていました。

   (続く)

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