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2009年5月19日 (火)

春の野に咲く花⑦カラスノエンドウ、チガヤ、ヘラオオバコ、アカバナユウゲショウ

 身近な雑草です。
カラスノエンドウ(撮影'09.4.27):
 堤防や調節池の草原に繁茂しています。
赤紫色の蝶形花をつけるマメ科植物。茎の先の方のが巻きひげになって相互に、あるいは他の植物にもたれ掛かり這い上がっていきます。
 花にはミツバチやハナアブがよくやってきます。花期は3月~6月。Blg4272rx_2


 傍に生えているスズメノエンドウが小さな白い花を付けて、カラスノエンドウの花の首根っこに巻き付いて絡んでいました。
 サヤエンドウのようなマメ果は食べられません。Img_8294_1


チガヤ(撮影'09.5.2):
 住宅街の植え込みに入り込んで一列に並んで生えていました。
 道ばた、空き地などいたるところに生える多年草で、地下茎でどんどん広がっていきます。
 早春の原っぱで、開花前の若い花序は「ツバナ」とよばれ、引き抜いて噛むとかすかな甘みがあり、昔の子供は食べた経験があるものでした。
 果実期になると絹毛と種子だけになるので全体に白っぽく見えるふわふわした穂になります。
 種子はこの絹毛のおかげで風に乗って遠くまで飛んでいきます。花期は3~5月。Blg522r

 
ヘラオオバコ(撮影'09.5.4):
 舗装道路の歩道縁石沿いに殆どこれだけが並んで生えていました。
 道ばたや荒れ地などにもたくさん咲いて、繁殖力が強く在来植物と競合したり、農産物に混入して品質低下の元になったりする困った外来種です。
 名前のとおりへら形の葉をたくさんつけます。5月過ぎには花茎を50cm以上にも立ち上げて、その先に黒っぽい先の尖った穂状の花序を付け、開花時に花序から雄しべが1cmほども飛びだして独特の姿を見せています。Blg542rc

 
アカバナユウゲショウ)撮影'09.5.4):
 3月下旬にはちらほら見かけましたが、今は草原や住宅地の道ばたにも、たくさん見られる雑草です。
 ピンクの花が可愛らしく、雑草取りの時にも残されていることがあるようです。かわいらしさの役得ですね。
 自宅のプランターに侵入したひと叢のものが、午後すべて西の方角に向いて花を開いているのに気がついて、夕暮れ時に花開くからユウゲショウの名が付いたそうだ、との話に頷いたものです。
 実際にはフィールドでは朝から開いている株もけっこう見かけます。Blg51img_8702


 (続く) 

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