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2009年7月 2日 (木)

小笠原ツアー:5日目午前、自由行動で小笠原海洋センター見学

 ツアーも実質これで終わりです。朝ゆっくりして帰り支度をし、荷物は二見港桟橋の船客待合所内にある一時預かりに出航まで預けて、海岸沿いの風景を楽しみながら、港から徒歩約35の小笠原海洋センター見学に出かけました。
 ここはザトウクジラ、アオウミガメの調査、保全活動などを行う施設です。アオウミガメの養殖研究も行われていて、各生育段階のものが水槽ごとに分けて飼育されています。

センター開館の少し前だったので付近の海岸散策。
 ①宿から二見港方面の景観:
 朝、3日間お世話になったペンション・クレセントさんから見える二見港方面の景色。
 ②グンバイヒルガオ(広域分布種):
 海洋センター前の海岸に咲いていたグンバイヒルガオ。海岸の砂地を覆っているツル性の植物。花は夏に咲き、紅紫色。葉の形が相撲の行司の52r1 軍配に似ていることからついた名前。

 
 ③クサトベラ(広域分布種):
 すぐ傍に咲いていました。オオハマボウとともにしばしば海岸林の最前線に群落を作る。
 淡黄白色の花が葉腋に集まって咲きますが、花は下半分しかない、という形です。
 ④オオハマボウ(広域分布種):
 固有種のテリハハマボウによく似ていますが、こちらは海岸沿いに分布する海岸林の構成樹種の一つ。
 ハイビスカスの仲間で花は一年中見られるそうです。52r2

 
センター内見学
 ⑤アオウミガメにエサやり:
 入るとすぐに、飼育されているアオウミガメに野菜(キャベツ)を与えるエサやりコーナーがあります。大きな葉もパクリと一飲み。
 ⑥カメ飼育水槽:
 屋外の水槽に成長段階の異なるカメの水槽が並んでいます。
中に浮かべられているロープは、カメ同志が咬み合いをして傷つくのを防止する目的だそうです。52r3

 
 ⑦アオウミガメ:
 大きく生長した、立派で”美味しそうな”アオウミガメです。(でもなるべくカメ寿司にされないようにね)
 ⑧立派なイモムシ:
 やっぱり登場します。場内の海岸わき空き地にいました。大きさ7cmほど。美味しそうには見えません。
 名前や素性は分かりません。52r4shukushou

 
 ⑨ムラサキオオヤドカリ:
 敷地内の空き地を這っていました。あちこちにいました。
陸域に住むヤドカリで固有種、天然記念物です。
 父島でもっとも普通に多く見られるということで、ナイトウオークに出かけた海岸や、千尋岩に向かう山道にも居ました。
 ⑩オオヒキガエル:
 ヤドカリのすぐ傍にいました。夜行性で茶褐色の大型ヒキガエル。北米から南米原産で、サイパンから害虫退治のために人為導入されたと言うことです。
 しかし現在では、この時期大量に発生して島の人々を困らせるシロアリを食べる”益”の面は少なく、むしろ在来、固有の昆虫類や土壌生物に悪影響を与えるとして小笠原ではグリーンアノール同様、「外来生物法」の対象になり、これ以上増えないよう対策が進められています。
 夜間、人家の照明や街灯の明かりに集まるシロアリを目当てに、このオオヒキガエルが出てきているのも目撃しました。
 なお、耳腺から分泌されるミルク状の毒液は人にとっても危険で、見つけても絶対に手で触れないように、と注意されていました。52r5
(続く)

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