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2009年8月11日 (火)

クサガメとミシシッピアカミミガメ

 初夏を過ぎた頃から、水量の減った農業用水路でカメが甲羅干しをしていたり、あるいは濁って増水した用水の水面に首先だけのぞかせ、流れにまかせてぷかぷか”川流れ”している姿をよく見かけるようになります。
 そして、甲羅干ししていたり、ぷかぷか浮いて流れているのは決まって、顔に黄色と緑と大きな赤色の筋が目立つ、ミシシッピアカミミガメです。
 最近、というより、むしろ大分前から、近郊流域で見られるカメの種類はすっかり様変わりしてしまい、頻繁に見かけるのは90%以上がミシシッピアカミミガメで、在来のカメであるイシガメはここ数年間は全く姿を見たことが無く、まれに見るのはクサガメという状況になってしまいました。
 7月上旬に珍しく、クサガメが甲羅干ししているところに出合いました。もちろん傍にたくさん居たのはミシシッピアカミミガメですが。
 クサガメは甲羅にタテの3本の筋状隆起(キール)があるのですぐ分かります。(写真の真ん中と上の2匹、一番手前はミシシッピアカミミガメ)。
 なおクサガメのクサ、は草ではなく、臭、だそうで、独特のくさい臭いがあるそうですが、近くで嗅いだことはありません。P6023524_3

 
 水路に生えたヨシの陰で、”親亀の背中に小亀を乗せて”いたのは、ミシシッピアカミミガメです。719p7194013

 昔は、夜店などで”ミドリガメ”と称して小さな緑色の亀が売られていましたが、この亀の子供でした。
 小さい時はきれいで可愛らしいものですが、急速に大きくなるにつれてかわいらしさより、手に余るようになり、あげく厄介者として川などに”放流”されたりしたことなども、現在の状況の一因になったのでしょうか。

 
 蛇足ながら、ゼニガメと称してやはり夜店などで売られていた黒い甲羅のものが、在来種のイシガメやクサガメの子供だったようです。

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