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2009年9月 2日 (水)

夏の山地に咲く野草(2)ノリウツギ、ヤマアジサイ、ヨツバヒヨドリ、クサコアカソ

 夏の山地に咲く野草(1)の続きです。標題は「野草」、ですが、今回は便宜的に「草本」ではなく「木本」の植物も含めて掲載しました。

ノリウツギ:
 林道沿いの日当たりにガクアジサイに似た白い花を咲かせていてよく目立ちました。
 ノリウツギの名前は、樹皮が粘液を含みこれを製紙の糊料として使用されたため。高さ5mほどになり、円錐状花序に初めは白く、のちに淡紅色または淡緑色に変わる花をつける。
 装飾花の萼片はふつう4枚。日当たりの良い山野に生える。花期は7~9月。Img_0933

 
ヤマアジサイ:
 林道沿い林縁の日陰に咲いていました。
 本種は山地のやや湿った半日陰地に生える。花色、形に変異が大きく、多くの変種がある。
 高さ1~2mになる。葉は長楕円形。花序は径4~10cm、装飾花の萼片は3~4枚で、白色のものが多い。花期は6~8月。Img_0935

 
ヨツバヒヨドリ:
 林道林縁や高原の草原にたくさん咲き始めていました。
 山地の日当たりの良い湿り気のあるところに生える多年草。
 茎は高さ60~80cmになり、茎や枝の先に密な散房状の淡紅色頭花をつける。花期は7~9月。2r_5

 
カワラマツバ:
 林道沿いの空き地に生えた雑草に混じって咲いていました。ピンぼけになってしまいましたが、小さな白い花と細い葉が特徴的でした。
 山野の乾いた草地や河原、土手などに生える多年草。名前は河原に生え、葉がマツの葉に似ていることからつけられたが、実際は山地の草原などに多い。
 ややかたい茎は高さ40~70cmになり、茎の先や上部の葉の付け根から花茎を伸ばし、多数の白い小花を密につける。花期は7~8月。12r

 
クサコアカソ(別名マルバアカソ):
 林道沿いの草地に生えていました。ピントが合わせづらく、数枚撮りましたがすべてピンぼけに。
 本州~九州のやや湿った山野に生育する。茎も葉柄も赤い。
 よく似たアカソより葉が小さく、長さ5~10cm、葉先は3裂せず、尾状にとがることで区別できる。
 葉には10~20対の鋸歯があり、重鋸歯とならない。長い花序を形成して赤い小花をたくさんつけるので、遠目には赤く太いひものように見える。
 雌花序は茎の上部、雄花序は下部につく。
 よく似たコアカソは草本ではなく小低木で、鋸歯が片側8個以内。
 花期は7~9月。Blg_img_0957

 
 (続く)

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