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2009年9月

2009年9月30日 (水)

深まっていく秋 サギ、カルガモ、モズ

 今頃は、黄金色に輝く稲穂の波も大方は刈り取られて、深まりゆく秋の風情が濃くなっていく当地です。
 散歩コース近くの稲田でちょうどコンバインが稼働している傍に、いつものようにサギ達がまとわりついている光景がありました。稲田から飛びだしてくるおいしいバッタやカエルを待っているのです。P9214282cc

 
 近くまで行って眺めていると、コンバインの横1mほどのところに”貼り付いて”、コンバインと一緒に歩いていく姿も見られ、思わず笑ってしまいました。P9214281cc

 
 刈り取りが終わって乾いた田には火が点けられて、地平一面に煙りたなびく”焼き畑”風の光景が あちこちで見られます。
 風向きによっては時に、煙の臭いだけでなく、稲藁燃えかすまで玄関先にやってくることがあります。
 すべての田で行われるわけでもなく、田に残った藁はそのまま田に鋤き込んでしまうところも少なくないようです。P9214283_2

 
 早くに”焼き畑”が行われた田には2番穂が生えて、田んぼによっては遠目に田植え後のような若緑に見えるところもあります。
 ここにも暇そうに10数羽のサギがたむろしていました。P9214284

 
 灌漑用排水の流入がなくなって、すっかり水量の減った用水路にはカルガモが集まり始め、近くの茂みから飛び立ったモズは電線にとまって高鳴きをし、こうしてだんだん秋が深まっていくようです。2r

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2009年9月29日 (火)

シロテンハナムグリ、ホオズキカメムシ、不詳のガガンボ?→ヒメイトカメムシ、不明のガ→ギンイチモンジセセリ(蝶)

 夏の終わり頃からこれまでにかけて、見かけた折々に撮った昆虫類です。

シロテンハナムグリ:
 雑草の葉にとまっていました。名前のとおり、他のハナムグリに較べて、白色の点紋様が特徴的できれいな甲虫です。体長24mmほどのコガネムシの仲間。(8/18撮影)8182r

 
ホオズキカメムシ:
 これまで何度か登場しています。大きさ15mmほどの、全身濃茶色で、あまり見栄えのしないカメムシ。
 後脚の腿節の部分がバッタのように太いのが特徴。
 また飛ぶときに見える背中の色がホオズキのような赤色です。サツマイモ、トマト、ナスなどを食害する害虫。(8/13撮影)Blg8132r

 
不詳のごく小さいガガンボ?:
 フヨウの茎にとまっていました。はじめはゴミが付いているのかと思ったのですが、タンデムしたガガンボの仲間のように見えます。
 ルーペで見ると大きさ数mmですが、何者かはよく分かりません。
 普段はなかなか気がつかない、色々な小さな生き物がいるものだと感心しました。(8/24撮影)→2012.5.28追記:ヒメイトカメムシとわかりました。Blg824img_2178cctrm

 
不明のガ:
 ヨシの生えた草原で、たくさんのガがヒラヒラ飛んでいました。翅を広げたときの大きさ(開張)約3cmほどの比較的小さいガです。
 翅の表側は黒く、裏側は黄橙色なので、ヒラヒラ飛んでいるときは、黒色と黄橙色が交互にチラチラ見えました。
 一匹掴まえて、無理やり翅を広げて抑え、写真を撮りました。(8/22)
 黒色の鱗粉がすっかりはげて飛び散り、元の姿ではありません。離すとすぐに飛んでいきました。
 写真をもとに、ネット図鑑など調べてみましたが、名前など分かりませんでした。(9月3Blg8222r日)
2012.6.22追記:
 ”蝶と紛らわしい蛾”と、”蛾と紛らわしい蝶”という記事を読んでいて、偶然、不明のガ、としたこの個体は、蛾ではなく、「ギンイチモンジセセリ」という名前の蝶の夏型であることが分かりました。
 大変特徴的な種で、これだけの特徴があったのに、はじめから『蛾』と思い込んで検索したのが不明の原因でした。
 素人ゆえのミスですが、一つ勉強になりました。 

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2009年9月28日 (月)

東北地方バスの旅(九月)

  東北各地で催される絢爛豪華な夏祭りの喧噪と興奮もさめやり、日常の静かさが戻った9月はじめ、東北地方を巡る、のんびりバス・ツアーに参加しました。
 ”三陸海岸縦断、津軽・下北2大半島を巡る4日間”、というお仕着せの企画です。

旅程概略図Blgb_91_tohoku_800ptrm (写真はクリックで拡大表示されます)

 
初日:
 (バス走行距離約197km、宿泊地は宮古)
 新幹線で仙台駅まで。その後は大部分、一般国道をたどるバスの旅です。
 観光スポットは、厳美渓(伊達政宗絶賛の渓谷美)(写真上)と、碁石海岸(乱曝谷(写真中)、そして碁石浜(浜があたかも碁石で形成されたかのよう)、碁石)(写真下)。Blg5r

 
2日目:
 (バス走行距離約164km、宿泊地は古牧温泉)
 観光スポットは、浄土ヶ浜(白い浜と岩、海の青のコントラストがきれい)(写真1段目)、北山崎(高さ200mの絶壁が続く景勝地)(写真2段目)、そして普代駅から三陸鉄道でリアス式海岸沿いを久慈駅まで乗り継ぎ(写真3段目)、蕪島(ウミネコの繁殖地:この時期はもういません)と蕪島神社(写真4段目)。210p

 
3日目:
 (バス走行距離約310km、宿泊地は大鰐温泉)
 観光スポットは、恐山(三大霊場の一つ)(写真上から2段目まで)、下北半島・大間崎(写真3段目)、佐井港から仏ヶ浦遊覧(写真4段目)、そして脇野沢港からむつ湾フェリーで蟹田港へ、ここからバスで八甲田山、岩木山を遠望しながら大鰐温泉まで(写真5段目)Blg38p

 
4 日目:
 (バス走行距離約362km、午後10時半帰宅)
 大鰐温泉から再び北上して蟹田までもどり、次の観光スポットへ。
 津軽半島・竜飛崎・灯台、展望と歌碑(写真上2段)、竜飛崎・階段国道(珍しい歩行者専用国道)(写真中3,4段)、十三湖、深浦駅から五能線に乗車、日本海の波打ち際を走り、十二湖駅で下車(写真下5,6段目)Blg412p

 再びバスで秋田駅まで。
  秋田から新幹線で帰途につきました。

 今回のバス旅行では初めて訪れたところもありました。9月のはじめで、まだ秋の気配はあまりなく、しかも旅行シーズンとしては閑散期であったお陰で、混雑などとは無縁でした。
 また、旅程の大部分が一般国道を走るバスの旅でしたので、高速道路とはまた違う、経済合理性だけでは解決が難しい道路事情等も垣間見えたものでした。

 余談ながら、有名な、恐山の「イタコ」さんは、例大祭の時以外は、恐山には居られないそうですが、例大祭の時には、”イタコ待ち”の行列が出来るそうです。
  吾が祖先の人間様はいつ頃、どこから来たのか尋ねて見たかったのですが、そんな愚問には、イタコさんの口を借りてまで、(吾が祖先は)あの世とやから、わざわざ話しにはやってこないことでしょうし、話しても通じないでしょうね。

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2009年9月27日 (日)

ルリタテハ羽化、旅立ち(2)

 9月、屋外で蛹になっていたルリタテハ2頭目の羽化を観察しました。1頭目(前報)で多少の情報が得られましたが、2頭目の羽化は、蛹化後、1頭目(9日)より2日長い11日目になりました。ただ、羽化当日の羽化始まり時間がサバ読み予測よりすこし早く始まってしまいました。
 朝食後、虫かごから離れたところでパソコン作業をしていて、時々横目で見やっていたのですが、気がついたときには既に羽化が始まっていました。羽化開始後およそ1分ほど経過していたようです。
 あわててカメラに飛びつきましたが後の祭り。(余談ですが、さらにこの後日、別の蛹の羽化の瞬間を、同じカメラのSDカードに記録撮影できたのですが,どうやらSDカード不良が原因らしく、当該撮影記録以降、すべての動画、静止画像ともデータの読み出しが出来なくなってしまいました。大事な記録は、値段は高くてもやはり信頼性の高い日本製SDカードにすべきだったと思います。)

 羽化前日、昼前の蛹の様子(写真左)と、羽化当日で、羽化1時間前(午前7時09分撮影)の蛹の様子(写真右)です。
 前日夜間から早朝にかけて蛹の色は黒くなっていましたが、やがて黒色がどんどん抜けていき、羽化が近くなると、翅の模様がはっきり見えるようになりました。
 オレンジ色が、成虫の水色の紋様になる部分のようです。910920am112011921am70912r

 
 わき見をしていた間に羽化が始まってしまいました。(午前8時09分頃)それで、別の蛹の羽化動画記録で、読み出し不能になったものを、カメラの液晶では再生出来るので、それを別のカメラでスナップショットにして、羽化開始からちょうど60秒分を参考画像として次に掲載しました。写真上段、左から右へ、さらに下段左から右へと羽化が進行していきます。この間がおよそ60秒でした。60922blg6pnc

 
 

 
 羽化後15分から2時間くらいの間に、赤色体液、その後さらに透明な体液を排出していきます。下に敷いているティッシュペーパーには驚くほどの赤色のシミが広がっています。921am1002_img_2771

 
 そのまま室内においておきました。2時間半ほどして、ふわりと窓のレースカーテンに飛び移り、翅をゆっくり開閉しながら上へと登っていきます。
 誕生記念のスナップショットの後、戸を開けると、近くの庭木に飛んでいき、葉裏にとまってしばらくはそのままで居ました。
 そしてちょうど正午に、秋の空へと飛び立っていきました。2r1021

 これで、フィーバーも一段落しました。

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2009年9月26日 (土)

ルリタテハ羽化、旅立ち(1)

 今年は終わってみれば冷夏だった8月ですが、中旬くらいから庭のホトトギスにルリタテハの幼虫が目立つようになりました。
 9月、蛹になってホトトギスの茎にぶら下がっている個体2頭を茎ごと採取して、ツマグロヒョウモンの蛹と一緒に虫かごに入れ、羽化を観察してみました。
 しみじみ観察するのは初めてで、結局、羽化の瞬間に間に合わず失敗でしたが、羽化までの蛹の外観変化の情報が得られました。

 ①蛹が羽化するまでの日数は9~11日前後のようです。もちろん時期、環境条件によりもっとばらつくのかも知れません。
 ②羽化前日ぐらいから、一度、茶色だった蛹の色が黒くなり(程度の差はあるようです)、その後羽化数時間前には再び黒色が抜けて茶色にもどり、翅の紋様などが透けて見えるようになること。
 成虫の、水色の紋になる部分は橙色です。この状態から1~2時間以内に羽化するようで、羽化の瞬間を捉えるためには、しばらくの間は貼りついて居なければならないこと。

 1頭目の個体は、9月9日、庭のホトトギスの茎で蛹になってから9日後(9/18)に羽化、飛び立っていきました。その個体の、蛹化4日目途中経過写真です。91399a91837img_2573

 羽化当日(9/18)、午前9:25撮影した、写真右の1頭目、黒くなっている蛹が、その後は見ていなかった午後3時頃に羽化していたもの。
 左の茶色の蛹が2頭目で、蛹になってから11日後、羽化(一部不完全ながら動画撮影→次回掲載)した個体です。918am925909918910921img_2734

 午前中変化がなかったので、今日は羽化しないと決め込んでいて、推定時刻午後2時55分前後にたまたま虫かごを覗くと、なんと羽化していたのです。
 まだ赤い体液の排出はしていなかったので、羽化後、間もなくだったのでしょう。9182552r

 午後3:12、一回目の赤い体液排出がありました。この後このまま屋外に出しておきました。918pm312img_0027

 当日は曇りで、やや涼しかったこと、また羽化の時間が午後になっていて、飛び立つ準備が間に合わなかったようです。
 結局、夜になっても庭木の葉にとまったまま一夜過ごし、翌朝6時にはまだそのままでしたが、7時過ぎに姿がなくなっていました。

 無事に旅立ったのだと思います。919am612_img_2760trm  

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2009年9月25日 (金)

ツマグロヒョウモン(♂)羽化(動画)、旅立ち(2)

 1頭目の♀が羽化した後、2頭目の♂の羽化を待ちます。予測日数より長く、蛹になってから11日後、♀の羽化より2日遅れの羽化でした。
 今回は”性根を入れて”羽化予測の3時間前から貼りついて観察開始。
生来、行列をして待つことが出来ない性格で、苦行でしたが、待つこと約2時間半、羽化の瞬間をゲット出来ました。
 (余談ながら、もう一つ、同時進行で羽化待ちのルリタテハ蛹の方は、完全に待ちきれず、羽化の時間には居ませんでした。→次回記事)

 9月中旬、玄関先のカラスウリの茎に登った終齢幼虫が前蛹になり、約17時間後の翌朝、蛹になっていました。Blg9697

 
  蛹になって6日後の朝の様子です。色が薄い茶色なので、♂です。10個の”金ボタン”がきらきら光りきれいです。913am737img_2572trm

 
 蛹になってから待つこと11日、午前10時49分、羽化17分前の蛹です。
 きれいな翅などが透けて見えるようになり、羽化が近づいたことが分かります。
 カメラのシャッターを押すばかりにセットしてスタンバイ。918am104917img_0012435trm

 
 初めて捉えた羽化の瞬間です。午前11時06分、何も予兆はないまま、スッと細い切れ目が走ったのを確認して、シャッターON。
 少し長い動画(4分36秒)ですが、じっくりご覧下さい。途中ピンぼけや、”生活音"のBGMはご容赦下さい。

Eclosion of the Indian Fritillary chrysalis.  on Vimeo.

 
 羽化後は屋外に出しておきました。羽化後20分ほどして初回の赤い体液排出がありました。
 その後いつもの経過を辿って近くの鉢棚カバーに飛び移り、ゆっくり翅を開閉しながら上まで登って行き、午後3時半、♂ツマグロヒョウモンの若者が青空へと飛び立っていきました。9181127pm332

 今年も我が家の庭からからツマグロヒョウモン♂、♀の旅立ちを見送ることが出来ました。

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2009年9月24日 (木)

ツマグロヒョウモン(♀)羽化、旅立ち(1)

 当地ではすっかり定番のチョウになって、庭への訪問回数も一番多いツマグロヒョウモンです。早くは春から幼虫が現れ、今の時期は駐車場で踏んづけそうになることもあります。
 9月中旬、玄関先の放置プランターに生えた雑草に登った終齢幼虫が前蛹になり、およそ17時間後の翌日朝、蛹になったのを見かけました。982r

 
 その翌日、同様もう一頭、蛹になった個体を共に茎ごと採取し、茎の一部を割り箸にくっつけて虫かごに入れ羽化を観察することに。
 なお、一頭は蛹の色が濃い(こげ茶色)♀で、もう一頭は色が薄い(明るい茶色)♂の蛹です。

 5日経過後の蛹です。蛹の色から♀と分かります。13am733_img_2570

 
 蛹になってから9日後の午前9時過ぎ、虫かごを覗いたら既に羽化した後でした。
 羽化して10数分後くらいから、赤色の体液を排出するようになりますが、まだそれはなく、羽化 間もなかったようです。(写真奥に見えるのが、2頭目の♂の蛹です。次回にこの羽化を記録した動画を掲載しました)917am911img_2717trm

 
 蛹にぶら下がった個体を屋外に出して2~2.5時間くらいの間に、はじめは大量の赤色体液を、終わりには透明な体液を排出していました。
 体が軽くなったら、小刻みに羽を振るわせゆっくりと蛹を離れ、蛹をくっつけていた割り箸の先端まで登っていきました。
飛び立つ準備が整ってきたようです。9171113

 
 そして羽化してからおよそ3時間後、傍の鉢に生えたミズヒキの茎にふわりと飛び移り、羽をゆっくり開いたり閉じたりしながら一番上まで登っていくと、ひらりと晴れた空に舞い上がっていきました。Am11172
 逆光に美しい♀でした。

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2009年9月23日 (水)

キジの親子

 稲刈りが始まった8月下旬に先駆けて、付近の堤防や草原などに生い茂った夏草の除草作業が行われています。夏草の茂みを生活の拠点にしている生き物たちには受難の時期です。
 初夏の頃から、一度除草された雑草が再び伸び始めた広い草地には、近くを通ると声はすれども姿は見えず、ですが、キジが住みついていたようでした。
 その草原も9月初旬にはすっかり除草されていました。除草直後の堤防には隠れ場所が無くなったトノサマバッタの姿がたくさんみられました。829982r

 
 日中も爽やかになったある日、いつものように自転車で”散歩”に出かけた道すがら、まだ稲刈りが始まらない稲田の畔にキジの親子がいるのが目にとまりました。
 キジが住みついていた草原の近くで、また公園にも近く、それなりに人通りも、車の通行もある道路沿いです。
 もうすっかり大きくなった2羽の子連れのようでした。98p9084246

 
 母鳥は歩みを止めて警戒するようにこちらを見ています。その間に2羽の子供はゆっくりと稔った稲田の中に姿を隠していきます。98p9084246_1

 
 子供がすっかり姿を隠したあとも、母鳥はじっと佇んでいました。98p9084246_2

 
 カメラを構えて少し近づいても、すぐに逃げる様子はなく、ゆっくりとこちらに向き直りました。おかげでアップの写真が撮れました。
 やさしい、穏やかな、キジのお母さんの表情です。無事に、平和に暮らせると良いですが・・・。98p9084246_3

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2009年9月22日 (火)

夏やって来た詳細不明のハチ、アブ、ハエの仲間など

 夏の間に、たまたま目の前に飛んできた”情報がない”、あってもなかなか分からない虫、その他を、とりあえず記録に残しました。

不明のハチ:
 バラの葉にいた体長5mmほど小さなハチ。種類など詳細不明。Blg6205mm

 
ヤドリバエの一種:
 ホトトギスの葉にいた体長5mmほどの小さなヤドリバエの一種。
 翅に特徴的な紋があります。詳細は不明。812img_17575mm

 
ヒメバチの仲間:
 体長26mmほどで、体型や体色、紋様などかなり特徴があり、ヒメバチの仲間と思われますが、詳細は分かりませんでした。
 日本にいるヒメバチだけでも1,400種以上はあるということで、素人にはとても検索できません。2r2

 
オオヒメヒラタアブ:
 写真映りが悪く残念ですが、実際に見た目は鮮やかな黄色と黒の縞模様の、とてもきれいなハナアブです。”お尻”の紋様が特徴的。大きさ10mm弱。Blg81410mm

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2009年9月21日 (月)

オニグルミ、アカメガシワ、オオベニタデ、ツルマメ、コマツナギ

夏から秋に見られる植物です。

●オニグルミ:
 用水路わきに生えた自然木のオニグルミに沢山の実がついていました。いままで気にも留めなかったので見えなかったようです。2r_4

 手が届くところの実をいくつか採ってきました(8/17)。外観はクルミそっくりです。ハンマーで叩いて割らないと割れないくらい堅い殻です。
 とても美味しいそうで、たくさん取れるところでは市販もされているようです。
室内で乾燥して観賞用に保管しました。

 
●アカメガシワ:
 道端に生えていて、冬芽と葉痕でブログ記事作成にお世話になっているアカメガシワにたくさんの実がつきました(8月下旬)。
 鳥が好んで食べに来るということです。2r_5
  開花時期は6~7月頃、実は8~9月になります。樹は成長すると10mを超えるほどになります。
 名前は、芽だし時期の若芽が赤っぽく見えて、また葉っぱを「槲(柏:かしわ)」と同じように食べ物を乗せるのに使用したところから。

 
●オオベニタデ:
  夏草の茂った草原に、一段背高の、一株のオオベニタデのピンクの花穂が目立ちました。
 一年草で、草丈は1~1.5m、花期は7~10月。(花は8月中旬のもの)3r
 花にブチヒゲカメムシがいました。場違いかもしれませんが、何となく絵になるようでもあります。
 数日後に実施された除草作業ですっかり無くなっていました。

 
●ツルマメ:
 おなじ草原で、他の植物の茎に絡みついてツルマメが青紫色の小さな花を付けていました。
 目立ちませんがきれいな花です。夏期は8~9月。
 こちらも種をばらまく暇もなく除草されてしまいましたが。2r_6
 

 
●コマツナギ:
 新しく整備された舗装歩道の継ぎ目から、一株だけ生えていました。(撮影9月中旬)
 葉の脇から総状花序を出し,マメ科の特徴である蝶型のピンクの花をたくさんつけます
 草のように見えますが木本の小低木です。開花時期は7~9月頃。
 駒(馬)を茎につなげておくこともできるほど茎や根が丈夫で引っこ抜きにくい、ということからこの名前になったそうです。
 たしかに引っ張ったくらいではびくともしない頑丈さでした。2r_7

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2009年9月20日 (日)

クラウンフラワー、キレンゲショウマ、フシグロセンノウ、ヒメシロアサザ

 整理中に落ちこぼれ落ちた写真を寄せ集めて掲載しました。

クラウンフラワー:
 熱帯植物園で(8/4)撮影したものです。インド~インドネシアに咲くガガイモ科の植物で、ハワイのリリ・ウオカラニ女王(名曲「アロハオエ」作曲者)が最も愛した花で、レイの素材、と説明がありました。なるほど、王冠のような形のエレガントな花でした。2r

 
キレンゲショウマ:
 同じ植物園で写したものです。作家の宮尾登美子氏の「天涯の花」で紹介された”天の花・キレンゲショウマ”、と紹介されていました。
 分布域が限られていて、大変めずらしい天然記念物指定の植物です。
 山地に咲いているのは見たことがありません。

2r_2

 
フシグロセンノウ:
 同じく植物園で管理されていた花です。野外ではだんだん少なくなってきたようですが、まだ沢山見られるところもあるようです。

Img_2969

 
ヒメシロアサザ:
 昔は湖沼や、農業用水ため池などの雑草として群生していた多年草ですが、最近は、生育環境変化などにより極度に少なくなってきたようです。(8/22撮影)Img_2093_2 2r_3

 茎の節からヒゲ根と葉柄を出す。葉は3.0×4.0mmの丸い心臓形で、光沢のある濃緑から暗緑色。
 7~10月、晴れた日の午前中に、葉柄の基部に花茎5mmほどの小さな白色の花が咲かせる。越冬は種子または殖芽。
 花後にはゴマ粒の半分以下ほどの小さな種が水面にたくさん浮かびます。

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2009年9月19日 (土)

滝沢ダム、ツユムシ、アオカミキリモドキ、シャクガ、シャチホコガの仲間

 季節が逆戻りした記事です。8月中旬、いつも通る秩父路、甲斐路往復の休憩時に撮影した写真です。

 八ツ場(やんば)ダム(群馬県)建設中止が大きな政治課題になっていますが、こちらは出来あがって運用開始されている滝沢ダム(埼玉県)の下流に架かるループ橋と上流ダム湖の光景。
 いつものことながら、通る度に、すごいものつくったなあ、と思うのですが。2r

 
 ダム・サイトの駐車場でみつけたキリギリスの仲間。
 ツユムシ(体色から♂):8203r

 全長約35mm、全身が淡緑色のきれいな昆虫。山地や平地の草むらにいる。草の葉を食べる草食性。草原では丈の高い草にとまっていることが多い。出現時期7~11月。

 
 次は、甲斐路、三富の山地で写したもの。気持ち悪いものもいます。

 アオカミキリモドキ:
体長約13mm、小さいけれど、きれいなカミキリモドキ。
 前翅は青みがかかった灰色、頭部・胸部・脚はオレンジ色。
 花に集まり、花粉を食べる。出現時期は6~8月。8192r

 
 ガの仲間達です。名前だけです。不明のものもいます。

シャクガの仲間
 フトスジツバメエダシャク:(写真左列)
 キリバエダシャク:(写真右列)22r

 
シャチホコガの仲間
 ウチキシャチホコ?:(写真左列)
 不明:(写真右列)2r_2

 ガは苦手です。

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2009年9月18日 (金)

ロイヤルハイネス(Royal Highness)(バラ)

 近年は、丹精こめていない、ロイヤルハイネス(USA Swim & Weeks 1962年 ハイブリッド系(HT))が咲きました。先週終わりのことです。初夏の花よりかなり小振りです。
 以前は3株あって、それなりに丹精込めたので、2株は枯れてしまいました。それ以来、素人は、丹精込めない方が良いことを悟ったのです。
 花の色は柔らかい淡いピンクで、剣弁高芯のもっともバラの花らしい花形に開花します。香りは中香, ティーの香り、とされるエレガントなものです。Img_2590cc913trm_3

 樹形は直立性、葉は濃緑色で光沢があり、もっとも美しい部類に属します。
 欠点は、日本では下葉が落ちやすいことと、雨に当たると花弁が傷みやすいこと。
 以前丹精込めていた時には、花時になると雨避けの透明ビニール傘などさしかけてやったりしたのですが・・・・。
 ダメなときにはダメになるものです。

 掲載した写真は、花瓶にさして数日経ってから、しまった!と遅ればせに撮影したもので、時すでに遅く、剣弁高芯咲きの端正なかたちを通り過ぎて、開きすぎ!です。
 ”丹精込める”バラ名人なら、この段階になるとハサミで切り捨てるものです。
 昔、名人のところで、切り捨てられたものを、まだきれい、もったいない、といって沢山いただいて帰ったものでした。

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2009年9月17日 (木)

カマキリ(ハラビロカマキリ②)

 いくぜ オッサン、ガード固めろよ!Img_2427

 
 言い終わらないうちに、いきなり、Img_2471

 ガツン!必殺ノックアウト・カマパンチ!

 
 どうだ、マイッタか!Img_2466
 まいるものか、カマ坊主!デジカメレンズをひっぱたいたダケよ、あほらし。

 
 反省する気もないらしいな、あほらしいのはこっちだよ。かまってられないからもう行くわ。ジャあナ。Img_2472

  オッサン、言っておくがナ、俺は坊主ではなく、カマキリスト者でもなく、カマイスラム殉教者よ。
 そうだったのか、だがしかし、自爆テロだけはやめろよ! 
 ・・・・・・・・・・・

 
 ハラビロカマキリ:
3r  きれいな緑色の、チョット太めのカマキリ。体長50~70mm。胸部と腹部の幅が広いことにより名付けられた。
 カマ(前脚)の基部に数個の黄色いイボ状突起があり、前翅中央に一対の白い斑がある、等の特徴から他種のカマキリと判別できる。
 体色は緑色型が普通で、褐色型は少ない。成虫出現時期は8~11月。
 普段は木ノ上などで生活していることが多く見つけることは少ない。
 主に樹液や果実に来るチョウなどをエサにしている。

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2009年9月16日 (水)

カマキリ(ハラビロカミキリ①)

 今年もカマキリがやってきました。
 体の特徴からハラビロカマキリのようです。
 秋風が穏やかに梢をわたるある日のこと、害虫蚕食に耐えて咲く芙蓉の花の上から、見慣れぬ旅のカマキリが唱える聖典の声が流れてきました。Img_2409trmcc

 ~天地創造の全能神 我らが崇めるカマキリ神よ  我らが共に生きるこの地球を 臆することなく加温、破壊しながら おごり高ぶる人間どもに鉄槌を下し給え~ ~人間に恩恵を施す御方さまに申し上げる~ 人間どもの多くは感謝さえしておりませぬ このまま悔い改めることをしなければ 人類を見放し滅亡させ給え~ ~我らが全能の神 カマキリスト様 地上を旅して これら罪深き者どもの最期を見届けたまえ~ すべてのカマキリ族に栄光と繁栄あれ~

 
 チョットそこのカマ坊主サン、突然やって来て、随分な言い様じゃありませんか。小鳩さんだって25%削減する、って言ってるじゃありませんかImg_2412

 誰だ、ウルセエナ!オッサンか

 
 ナンカ文句あるか!一発パンチ、食らいたいのか!
 ・・・・・  ・・・・・ ・・・・・
 (人間に対しては常に挑戦的な姿勢です)Img_2429

 返事がネエな、それなら

 
 右必殺カマ・パンチ磨(と)いで、Img_2428

 
 左カマ・パンチも磨いでっと、Img_2430

 なんだか大して凄味は感じないのですが・・・
                (続く)

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2009年9月15日 (火)

ルリタテハ幼虫の蛹化(一部動画)

 今年も、昨年同様に8月中旬頃から、庭のホトトギスにルリタテハの幼虫がたくさん見られるようになりました。
 地面に大きな糞がバラバラと落ちているので、葉の裏を覗いてみると、蛹になる直前の終齢幼虫や、生まれたばかりの、よく見ないと分からない5mmほどの個体などです。
 
 終齢幼虫:97img_2288trm

 
 2日後には蛹になっている個体も見つかりました。99img_2463trm

 
 たくさんいる幼虫の一匹に協力をお願いして、蛹化の様子を撮影させてもらいました。
 終齢幼虫がいるホトトギスの茎を切り取って、水を入れたガラスびんに差したものを虫かご内に置きます。
 数日、水の交換、糞の掃除や、食べ尽くして葉が少なくなったホトトギスを新しい葉茎に交換するなどをします。
 3日後の午後6時頃、前蛹状態になり、茎にJの字型になってぶら下がり、動きが止まりました。
 そしておよそ17~8時間後の翌日11時30分頃、Jの字状態から真っ直ぐに伸びた状態になるとともに、ぴくぴく動きが激しくなってきました。
 ここで虫かごからガラス瓶ごと取り出しテーブルの上において、セットしたデジカメ動画の撮影開始です。
 撮影開始後10秒以内に、前蛹の頭部が割れて、脱皮が始まりました。
 まだシロっぽく見える、角が2本ある頭部が抜けるまでの、最初の1分間の映像です。
 (動画は、画面左下の△マークをクリックすると、しばらくしてスタートします。なお、正直のところ、あまり気持ちいい画像ではありません。この種の画像が嫌いな方は動画をスタートさせないでください)。

Blue admiral(1) from Hideo Kuroda on Vimeo.

 
 この後2分半ほどは、ちょうどつなぎの服を脱ぐように、幼虫の皮が尾部の方へずり下がって行く(画面では、ずり上がって行く)シーンですが、長くなるのでカットしました。
 そして、次の動画は、もうすでに脱皮殻が尾部の付け根まで抜け、これを最後に振り落として、脱皮が完了するシーンです。
 1分間の動画ですが、ほとんどが、既に”足元”にずり上がって絡まっている脱皮殻を、懸命に振り落とそうと”もがく”シーンで、動画終了数秒前に、ぽろっと外れて画面から消えて終わります。

Blue admiral(2) from Hideo Kuroda on Vimeo.

 頭部が割れて脱皮が始まり、殻を振り落とした時までの時間は、およそ4分30秒でした。
 (気持ち悪かったでしょうか。なお、見苦しい背景の”楽屋裏”は、何とかすべきだったなと思いましたが、後の祭です。)

 
 脱皮翌日の蛹の様子です。蛹の色が本来の色になりました。蛹の背面(写真上左:銀色に光る突起が4個)と腹面(写真上右:既に触角や口吻などの形状が観察できます)。そして縮んだ脱け殻(写真下)です。3r

 
 詳しいことは分かりませんが、諸条件の違いで、蛹が羽化するまでの日数にはかなりばらつきがあり、蛹化後、9~11日前後で、羽化するようです。この瞬間を捉えるのは、なかなか難しそうです。

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2009年9月14日 (月)

セマダラコガネ、アオジョウカイ、ヒメジョウカイ、カメムシ幼虫

 称名道路(富山県)沿い②夏の昆虫類(2)

8月初旬、小雨と霧の流れる称名道路沿いで、植物の花や葉裏にいた昆虫類です。

●セマダラコガネ:
翅がマダラ模様で、触角にクシが付いている、大きさ1cm足らずのコガネムシ。山地だけでなく都市部にも普通にいる。夜間ゴルフ場の芝などを食害すると目の敵にされる。Img_1570trm

 
●アオジョウカイ:
ミヤマシシウドの花に居ました。大きさ18mmほどのカミキリムシに似た甲虫で、青藍色の翅をしたきれいなジョウカイボン。
 頭部は黒色,前胸部の地色は黒色で左右はオレンジ色に縁取られる。小さいムシや花の蜜を食べる。
 平地から山地にかけて生息し、成虫は夏に見られる。
3r

 
●ヒメジョウカイ:
ノリウツギの花に居ました。ハナカミキリのような形をした、大きさ1cm足らずの小さなジョウカイボン。
 地色は暗い銅色で、前翅にはオレンジ色の帯がある。
 成虫は夏に出現し、小さいムシや花の蜜を食べる。3r_2

 
●素性不明のカメムシ幼虫集団:
カメムシ図鑑なども見ましたがこの写真だけでは判断できませんでした。
2r_9

 
●人影もなくなり、帰路につく間際になって、つかの間でしたが霧が流れ、称名の滝にうっすらと虹が見えた瞬間です。85img_1618cc 

 
 映画「剣岳・点の記」のワン・シーンを思い出しました。

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2009年9月13日 (日)

ハネナガイナゴ、コバネイナゴ、フキバッタ、ヤブキリ、ヒメギス幼虫

 称名道路(富山県)沿い②夏の昆虫類(1)

8月初旬、小雨と霧の流れる道路で、称名川沿いに生えたアカソなどの植物や、山側斜面のよう壁などにとまっていた昆虫類です。

ハネナガイナゴ:
 道路山側のよう壁には、なぜかハネナガイナゴがたくさんとまっていました。ただ逃げ足が速くて、写真を撮ろうと近寄るとすぐに逃げるので、あまり鮮明な写真は撮れませんでした。 
 名前のとおり、稲の害虫のイナゴ(コバネイナゴ)に比べて、翅がだいぶ長いのが特徴です。
 (→追記2011/10/25:ハネナガイナゴとしたこの個体は、ハネナガフキバッタのようでもあることが分かりました。写真が今ひとつで、いずれとしても確信がありません。)2r_5

 
コバネイナゴ:
 参考までに、翅の短いコバネイナゴです。ご近所の稲をあらしていたものです。
2r_6

 
フキバッタの仲間:
 はじめはイナゴの子供かと思ったのですが、別の昆虫でフキバッタの仲間でした。色々な種類があるようですが素人には区別が難しく、種類は分かりません。2r_7

 
ヤブキリ:
 キリギリスに似た緑色のおおきなバッタ。アカソの葉にとまっていました。
 自宅周辺ではキリギリスなどが住める環境がなくなって、全く見ることがありません。懐かしさを覚える姿です。Img_1573

 
ヒメギス(褐色型):
 アカソの葉や、もう穂の出たススキにとまっていました。2r_8

 
 (続く)

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2009年9月12日 (土)

ソバナ、ヤマアジサイ、キツリフネ、ツリフネソウ、ミヤマシシウド、ヤマハハコ、ウメバチソウ

 称名道路(富山県)沿い①夏の植物

 8月初旬、称名の滝まで行ってきました。
 当日は天候不良のため、さすがに車も人影もまばらでしたが、霧雨とガスに煙る称名道路の駐車場から滝まで往復。
 霧の中から帰ってくる数人の人に、滝はどうでしたかと尋ねると、辺り一面ガスで真っ白で何も分かりませんでしたとの返事で、止めようかと思ったのですが・・・。
 しかし時間は少しあるし、せっかくだからと、念のため折りたたみ傘をもって運動不足解消を兼ねてウオーキングに。

 道沿い、また水煙がかかる称名の滝ちかくには、さまざまな植物が濡れながら花を開き、夏の昆虫類の姿も見られました。そのいくつかを記録しました。

 ソバナとヤマアジサイ:
 ソバナ?(写真上)
 淡青紫色の花でしたが、シロっぽく写ってしまいました。
 また葉の様子などちゃんと分かる画像がなくて、ソバナで正しいかどうか分かりません。
 生えている環境や柱頭の長さなどの特徴からの憶測です。2r
 ヤマアジサイ(写真下)
 林縁で、淡い赤紫色の花をつけていました。
 ヤマアジサイ(別名サワアジサイ)は、内陸の湿り気のある林間に自生する、小型で葉に光沢のないアジサイ。花の色や形は変化に富む。

 
 キツリフネとツリフネソウ:
 湿気のある沢筋などにもよく見られます。2r_2

 
 ミヤマシシウド:
線香花火のような形が綺麗でした。2r_3

 
 ヤマハハコ:
 滝の近くで濡れながら咲いていました。Img_1560_1

 
 ウメバチソウ:
 滝の近くで濡れていました。撮影条件も悪く、何度か撮り直しましたが、手ぶれとピンぼけばかりで・・・。2r_4  

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2009年9月11日 (金)

稲刈りに集まるサギ

 実りの秋になりました。近郊の広い田んぼで、早いところでは8月末から稲刈りがはじまり、今はおよそ半分くらいの田んぼで稲刈りが終わろうとしています。Img_2475cc

 
 大型コンバインが稲刈り稼働中の田んぼから、住みかを追われて飛びだしてくる昆虫やカエルなどを目当てに、この時期決まってチュウサギ、コサギなどが集まってきます。99p909426133_2

 
 今朝(9/9)も、用水沿いに巡らされた金網フェンスの定位置に、およそ30羽ほどのサギが集まって、これから出かける先を”談合”している風情でした。地元農家のお話しでは 、昔に比べてずっとサギの姿は減ったよ、とのことですが。99p909426133_1

 
 サギも”新米”エサを楽しみにしているのでしょうが、人間様ももうすぐ新米のご飯が食べられそうです。

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2009年9月10日 (木)

ヒガンバナ、ツクツクボウシ、モンクロシャチホコ

 さすがに朝晩は涼しくなり、過ごし易くなってきた先週末、数日留守にしていた間に突然咲いた、という感じでヒガンバナが開花していました。
 秋になった、と告げているようです。

ヒガンバナ:2r

ツクツクボウシ:
 散歩コースで立ち寄った日中の公園でもセミの声はずっと静かになりました。
 桜並木で、たまたま目の前の枝に、ツクツクボウシが飛んできて鳴き始めました。
 気のせいかも知れませんが何となく勢いがありません。

 
 ふと枝の裏側を見上げると、すぐ手の届くところにもう一匹、ツクツクボウシがとまっていました。
 夏の最盛期なら、気配を感じてすぐに逃げたはずですが・・・2r_2

 手を伸ばして簡単につまむことができました。♀でした。
 指を開くと飛んでいきました。

 
 桜並木を少し歩いていくと、今度は桜の葉にのぼって、羽化に失敗したツクツクボウシの遺骸が風に揺れていました。
 何らかの理由で、左側の翅に異状が生じたようです。いつ頃の事故だったのかわかりませんが・・・Blg983r

 
モンクロシャチホコ(幼虫):
 少し先の椎木に、大きさ5cmほどの毛虫が数匹いました。
 集団発生して、桜などを食害するモンクロシャチホコの幼虫です。
 気配を察すると、頭と尻部を持ち上げて威嚇のポーズです。秋に土中に入り蛹化,越冬するそうです。2r_3

 
モンクロシャチホコ(成虫):
 桜の下にはびこった雑草にとまっていました。(写真上)これで親子セットです。体長5cmほど。
 真正面から見ると(写真下)、なんとも面妖な姿です。2008972r_2

 
 これから秋も深まっていきます。

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2009年9月 9日 (水)

大品山自然歩道(富山県)のガマズミ、アカモノ、シロバナニガナ、ニガナ、オオイワカガミ

 8月初旬に、大品山自然歩道(標高1,300~1400m程度の樹林帯域)で、見られた植物の続きです。

ガマズミ:
 赤く熟した実をいっぱいにつけた木がたくさんありました。山地に生える落葉低木で、ガマズミの名は、赤い実という意味の”かがずみ”が転じたものということ。
 5~6月、枝先に散房花序をつけ、白い小花をたくさん咲かせる。夏から秋、赤い実を鈴なりに付ける。実は甘酸っぱく食用になる。Img_1545_1

 
アカモノ(実):
 多くはありませんでしたがアカモノの実がなっていて目を引きました。
 常緑小低木で、日当たりの良い林縁に生える。高さは10~30cm。葉は互生し、広卵形で縁に鋸歯がある。若い枝や花柄、萼には長い毛が生える。
 5~7月やや紅色を帯びた鐘形の白い花を下向きにつけ夏から秋には直径6mmほどの赤い実がなり、食べられる。2r_5

 
シロバナニガナとニガナ:
 林の下に咲いていました。ニガナは野原や里山、また山地の林縁などに普通に生える多年草。
 初夏には黄色い頭花を付け、頭花は舌状花のみからなり、普通は5個(5弁)。
 ニガナは変異が激しく、舌状花が5個で白い花をつけるものはシロニガナ、また舌状花の数が8個以上で白い花をつけるものはシロバナニガナと呼ばれる、とのことです。
 写真のものは一株で5弁と9弁のものが見られ、これではどちらなのか良く分かりませんが、一応シロバナニガナとしました。2r_6

 
オオイワカガミ:
 尾根筋のハイキングコース沿いにポツポツとありました。初めはなんだか分かりませんでしたが、花の散った後、萼が残っているオオイワカガミということでした。
 オオイワカガミは丸くて大きく、(カガミのように)よく光る葉が特徴的な常緑多年草で、北海道南部から東北、中部地方の日本海側に生える。
 4~7月、淡紅色の花を数個下向きにつける。Photo

 
 (完)

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2009年9月 8日 (火)

大品山自然歩道(富山県)のノリウツギ、リョウブ、ホツツジ、オクモミジハグマ、

 8月初旬に、大品山自然歩道(標高1,300~1,400m程度の樹林帯域)で、見られた植物です。特にめずらしいというものはありません。

ノリウツギ:
 ハイキングコースの方々に白い花が目立ちました。落葉低木で、高さは2~3mになる。
 樹皮から和紙を漉くときに使う糊料が取れる。花は白色の装飾花と白い両性花からなり、開花時期は7~8月。Img_1435_1_3

 
リョウブ:
 登山道沿いの林縁に生えていました。枝先に付いた総状花序に白い花をたくさんつけていて、匂いは強くはありませんがよい香りでした。アリがたくさん上っていました。
 リョウブは日当たりの良い山地の林縁に生えて、若葉は食用にもなる。
 秋には球形で褐色の実がなる。開花時期は7~9月。2r_2

 
ホツツジ:
 林縁に群落をつくったり、あるいは道沿いにポツポツと生えていて、特徴のある花が咲いていました。
 ホツツジは、山地の林縁や岩場に生えるツツジ科の植物。
 白色~淡紅色を帯びた花は、花冠の付け根まで切れ込んで反り返り、また花から長く伸び出ている花柱がとても印象に残る植物。2r_3

 
オクモミジハグマ:
 道沿いの林縁にポツポツと生えていました。この花もユニークな形で目を引きました。
 山地の木陰に生える多年草で、葉は互生するが、茎の中部で輪生状につく。腎心形~円心形で掌状に浅裂し、縁には鋸歯がある。
 頭花は3つの小花からなり、花冠は5裂し、裂片はよじれて独特の花の形になる。 花期は8~10月。2r_4

 
 (続く)

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2009年9月 7日 (月)

大品山自然歩道(富山県)のカモシカとマムシなど

 8月のはじめに、大品山自然歩道ハイキングに行きました。
 自然歩道にはハイカーや登山者の安全対策のため、コースの要所にクマ避けの鐘が設置されていました。2r_5
 ここに”天敵の人間”がいますよ、と打ち鳴らして、クマに知らせるようにと案内されていました。
 クマは”天敵”を避けていったのでしょうが、カモシカは前報のとおりで、あまり気にしなかったようです。

 
 時々暇つぶししながら、やがてブナの樹林に姿を消しました。P8054104kamosika P8054106cc

 
 もう一匹、無関心のものが居ました。
 悠然ととぐろを巻いたマムシ様です。2r

 しかも”マムシ注意”の表示板のすぐ近くにいました。(注意しよう!マムシ  長さのわりに太いヘビで、褐色の銭型斑点が左右交互に並んでいるのが特徴です。自分からは攻撃を仕掛けてこないので、見かけてもほうっておきましょう 。50cm以内に近づかなければ安全です。追いまわすとかえって危険です。とありました)

 掴まえて焼酎漬けにしようなんて ユメ、思わないように。

 
 その他:
自然歩道の樹林には色々な昆虫類もみかけました。セアカツノカメムシツノアオカメムシもここで見かけたものです。
 また、あちこちに飛んでいて目に付いたのはキンモンガでした。Img_1500

 大きさ(開帳)35mmほどの小型のガで、黒字に薄黄色の特徴的な紋が目立ちます。
 昼間に活動し、草にとまると翅を広げています。ごく普通に見られるガで、時期は6~8月。

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2009年9月 6日 (日)

大品山自然歩道のタテヤマスギ、ダケカンバ、ブナ、カモシカ

 大品山自然歩道(富山県)の樹木など

 8月はじめに、大品山自然歩道ハイキングに出かけました。
 当日前後は天候不順で、なかなかハイキング日和というわけには行きませんでしたが、せっかくの機会だからと、途中はガスがかかって視界は真っ白の中を、らいちょうバレーゴンドラで山頂駅まで。
  山頂駅の方が”下界”よりガスは少なかったものの展望はないし、それにとても蒸し暑くて大変そう。
 やはり低山の夏期登山は避けた方が賢明のようです。
 それはともかくとして、山頂駅(1,188m)から瀬戸蔵山(1,310m)、そして大品山(1,404m)までをゆっくり往復するだけのハイキングとしました。(200985img_1433jtrm 写真はクリックで拡大します)

 
 瀬戸蔵山から大品山の尾根筋コースは、ほとんど樹林帯の中で展望はもともとあまりありません。
 ところどころの切り通しから雄大な景観が望めるはずの立山連峰方面は、一瞬の晴れ間がのぞいた時にも、ガスと雲に隠されて眺めることはできませんでした。2r_2
 大品山の頂上には、埋蔵金伝説で有名な鍬崎山(2,089m)の案内板がありました。
 大品山頂から鍬崎山までの登山コースは道程3km、所要時間180分、上中級者向きとのことですが、一度は行って見たいところです。

 
 タテヤマスギ:
 コースの途中にはタテヤマスギの巨木がありました。近寄ってみると根元はすっかり空洞化していました。2r_3
 スギの巨木といえば、屋久杉があまりにも有名ですが、タテヤマスギは富山県の地勢に適応した古来のスギで、その天然のものが立山周辺に分布していて、これを母樹としてきたウラスギ系統に属するものだそうです。
 耐寒、耐雪性に富み、成長も良いとのこと。

 
 ダケカンバ:
 ハイキングルートには、雪の重みで曲がって成長したダケカンバの樹林もありました。
 冬の厳しい自然が忍ばれました。Img_1492

 
 道すがら、ときおり獣の匂いが強く鼻につくことがありました。
熊よけの鈴を持っていなくて、気にしながら歩いていましたが・・・。
 偶然ですが、ブナの樹林帯で、コース前方50mほどの樹間にカモシカの姿を見つけました。(写真上、画面中央奥)
 立ち止まってじっとこちらを見ているカモシカ特有のいつものポーズです。2r_4

 
 後で写真を見ると、まだどこかあどけなさの残った若いオスのように見えました。
 近寄ると少し逃げていきますが、一目散に逃げるというわけではなく、少し安心できる距離を取るとまたふり返ってこちらを見ています。   
 
 平日で”下界の天気”も今ひとつだったこともあり、人には全く会わなかった汗かきハイキングでした。

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2009年9月 5日 (土)

瑞龍寺(富山県・高岡市)

 8月上旬、富山県高岡市にある国宝の瑞龍寺に行ってきました。
 事前の予備知識もなく、また所用の合間をぬっての短時間見学で、不十分な理解で終わりました。
 しかしながら、訪問時たまたまおいでになったお坊様から、瑞龍寺にまつわる造詣の深い、含蓄に富んだお話を伺いながらのご案内をいただき、その歴史の一端をうかがい知ることができました。
 
 瑞巌寺ホームページ(http://www.zuiryuji.jp/)によれば、瑞龍寺は加賀藩二代藩主前田利長公の菩提寺として建立されたもので、加賀藩百二十万石の財力を如実に示す 江戸初期・禅宗に典型的な建物群からなり、山門・ 仏殿・法堂、が国宝に、総門・禅堂・高廊下・回廊・大茶堂が重要文化財に指定されているということです。

 当日は曇り空で時折小雨がぱらつくあいにくの天気でもあり、写真はイマイチでした。Sai

 
 伽藍は、質素な質感の中にも厳粛な重厚さが漂い、計算し尽くされた造形美がありました。
 この造営設計は大工棟梁の力量に負うところがすべてだそうです。
 総門の柱はケヤキの大木で作られていると伺いました。
総門(写真上)をくぐると山門(写真下)への整然とした景観が目前に広がります。Photo

 
 山門入り口の両脇には阿吽の金剛力士像が配置されています。(写真上)。
 山門をくぐると、見事に整備された芝生の広い庭の向こうに、屋根が鉛板で葺かれて鈍い白色に光る重荘な建物、仏殿(写真下)が姿を見せます。

Photo_2

 
 大伽藍は周囲約300mに及ぶ左右対称の回廊で結ばれています。
 写真は山門から、一番奥の法堂に通じる回廊の直線部分で、約100mあります。
 板戸の黒と障子の白が交互に規則正しく配置されていて、シンプルですが統一された美しさを感じます。Img_1649100m

 
 そして伽藍の一番奥に法堂があり、入るとすぐ、「おびんずる様」が鎮座しておわします。
 自分の体で悪いところ、痛むところと同じ”おびんずる様の体”を手で撫でさすりながらお願いすると、良くなる、ということです。 Img_1652       

 日頃の不信心を棚に上げて、この時とばかり、おびんずる様の”アタマ”と右膝をなでさすって来ましたが、案の定、ご利益はありませんでした。

 
 駆け足でゆっくり拝観できませんでしたが、また機会があれば、ご利益を受けられるよう、訪れてみたいと思いました。

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2009年9月 4日 (金)

夏の山地に咲く野草(4)オオバギボウシ、カラマツソウ、オカトラノオ、キンバイソウ、シモツケソウ

 夏の山地に咲く野草(3)の続きです。高原の草原に生えていた植物です。

オオバギボウシ:
 高原の草地に咲いていました。花径の高さ60cmほど。
ユリ科の多年草で、全国の山野の草地や林内に自生する。60~100cmの花茎に長い総状花序をつくり、淡紫色または白色の花を多数開く。
 花はろうと形で長さは4~5cm。葉は丸みがあって大きい。花期は7~8月。
 なお野生のオオバギボウシが栽培用に改良され、春先には若い芽が「うるい」という名前の山菜として売られています。とても美味しいです。Img_1020

 
カラマツソウ:
 高原の草原にぽつんと一株だけ咲いていました。
花の形をカラマツの葉に例えて付けられた名前。山地から高山にかけての開けた草地に生え、高さは1mほどになる。
 茎は上部で分岐し、直径1cmほどのボール状の花をたくさん咲かせる。花には花弁がなく、多数の雄しべがボール状に見えている。
 場所によっては群生もするが、個体数はあまり多くない。花期は7~9月。Img_1027

 
オカトラノオ:
 高原の草地や林道林縁に咲いていました。”虎の尻尾”になぞらえた独特の形の白い花穂が目立ちます。
 山地、丘陵、野原などで日当たりの良いところに生える多年草。地中に長く地下茎を伸ばして繁殖するため、どこでも大抵かたまって生えています。
 茎はほとんど枝分かれせず、高さ60~100cmになる。葉は互生し、短い柄がある長楕円形。
 茎の頂に一方に傾いた長さ10~20cmの花穂をつけ、一つの花径は1cmほどで5弁の白花を密につける。花期は6~7月。

2r5

 
キンバイソウ:
 高原の草地に群生していて綺麗でした。
 夏の高原では、やや湿り気のある草原や林縁に生えよく目立つ花。
 高さは80cmほどになる。花の直径は4cmほどで、一番外側の花弁状のものは萼片。花弁は直立したオレンジ色のへら形の部分。花期は7~8月。

2r_6

 
シモツケソウ:
 林道の林縁や高原の草原に咲いていました。花はまだ蕾が多かったようです。
 山地の草原などに自生する。高原などでは大群生してあたりが紅の絨毯のようになることもあるほど。
 草丈は80cmほどになり、葉はモミジを巨大にしたような形状で、葉脈がよく目立つ。
 花は茎頂に散房花序をつくり、桃色で直径4~5mmの小さなものを多数つける。花期は7~8月。2r5mm

 
 (完)

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2009年9月 3日 (木)

夏の山地に咲く野草(3)ヤマオダマキ、シシウド、クガイソウ、キンポウゲ、タチフウロ、エビガライチゴ

 夏の山地に咲く野草(2)の続きです.。便宜的に木本植物も含めています。

ヤマオダマキ:
 小雨が上がった高原の草地に咲いていました。名前の案内板があり素人にはうれしいところです。
 山地の林縁や草地に生える多年草。高さ30~50cm。萼は淡紫褐色で゙5枚あり、花弁より長い。花弁5個は淡黄色で基部は距となる。距は褐色になる。花期は6~8月。Img_1007

 
シシウド:
 同じ高原の草地にたくさん生えて霧に煙っていました。
 山地や高原に生える大型の草で、普通1mほどだが2m近くになることもある。
 多数の小さな花が集まってできた白く大きな散形花序は、打ち上げ花火のようなダイナミックな姿で印象的。花期は7~10月。Img_1010

 
クガイソウ:
 高原の草地に生えていました。花の時期には少し早かったようです。
 日当たりの良い高原や山地に生える多年草。高さ50~100cm。茎を数本立てて株立ちになり、茎はほとんど分岐しない。
 葉は4~8枚が輪生する。茎頂に30cmほどの長い穂状の総状花序をつくり、筒状の花をびっしりとつける。
 青紫色の花は下から上へと咲いていくので花期は長い。花期は7月~8月。Img_1011

 
キンポウゲ(写真上):
 誰でも良く知っている光沢のある黄色い花です。高原の草原に数輪時期遅れの咲き残りがありました。
 ウマノアシガタ、と名前板をつけられたところもあります。一般にはキンポウゲの名前で親しまれています。
 日当たりの良い草地の普通に見られる多年草。花径1.5~2cmの光沢のある黄色の花で、花弁は5枚。花期は4~5月。2r
タチフウロ(写真下):
 高原の草原に咲いていました。名前表示板がありました。
 山地の草原に自生する多年草。高さ60~80cmになる。葉は掌状に5~7深裂する。花は5弁で、淡紅色に濃色の条がめだつ。花期は7~9月。

 
エビガライチゴ:
 林道沿いの林縁に生えていました。写真は実がなる前のつぼみの様子で、図鑑を調べてもなかなか分からず、詳しい方にエビガライチゴではないかと教えていただきました。
 落葉低木で全体に赤褐色,有柄の腺毛が密生しています。この様子をエビの殻に見立てた命名。
 初夏に花が咲き、夏に結実します。果実は集合果で,赤く熟し,食べられます。Img_0958

 
 (続く) 

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2009年9月 2日 (水)

夏の山地に咲く野草(2)ノリウツギ、ヤマアジサイ、ヨツバヒヨドリ、クサコアカソ

 夏の山地に咲く野草(1)の続きです。標題は「野草」、ですが、今回は便宜的に「草本」ではなく「木本」の植物も含めて掲載しました。

ノリウツギ:
 林道沿いの日当たりにガクアジサイに似た白い花を咲かせていてよく目立ちました。
 ノリウツギの名前は、樹皮が粘液を含みこれを製紙の糊料として使用されたため。高さ5mほどになり、円錐状花序に初めは白く、のちに淡紅色または淡緑色に変わる花をつける。
 装飾花の萼片はふつう4枚。日当たりの良い山野に生える。花期は7~9月。Img_0933

 
ヤマアジサイ:
 林道沿い林縁の日陰に咲いていました。
 本種は山地のやや湿った半日陰地に生える。花色、形に変異が大きく、多くの変種がある。
 高さ1~2mになる。葉は長楕円形。花序は径4~10cm、装飾花の萼片は3~4枚で、白色のものが多い。花期は6~8月。Img_0935

 
ヨツバヒヨドリ:
 林道林縁や高原の草原にたくさん咲き始めていました。
 山地の日当たりの良い湿り気のあるところに生える多年草。
 茎は高さ60~80cmになり、茎や枝の先に密な散房状の淡紅色頭花をつける。花期は7~9月。2r_5

 
カワラマツバ:
 林道沿いの空き地に生えた雑草に混じって咲いていました。ピンぼけになってしまいましたが、小さな白い花と細い葉が特徴的でした。
 山野の乾いた草地や河原、土手などに生える多年草。名前は河原に生え、葉がマツの葉に似ていることからつけられたが、実際は山地の草原などに多い。
 ややかたい茎は高さ40~70cmになり、茎の先や上部の葉の付け根から花茎を伸ばし、多数の白い小花を密につける。花期は7~8月。12r

 
クサコアカソ(別名マルバアカソ):
 林道沿いの草地に生えていました。ピントが合わせづらく、数枚撮りましたがすべてピンぼけに。
 本州~九州のやや湿った山野に生育する。茎も葉柄も赤い。
 よく似たアカソより葉が小さく、長さ5~10cm、葉先は3裂せず、尾状にとがることで区別できる。
 葉には10~20対の鋸歯があり、重鋸歯とならない。長い花序を形成して赤い小花をたくさんつけるので、遠目には赤く太いひものように見える。
 雌花序は茎の上部、雄花序は下部につく。
 よく似たコアカソは草本ではなく小低木で、鋸歯が片側8個以内。
 花期は7~9月。Blg_img_0957

 
 (続く)

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2009年9月 1日 (火)

夏の山地に咲く野草(1)トリアシショウマ、イケマ、キツリフネ、ホソバノキリンソウ、ヤマホタルブクロ

 9月、秋草が咲き乱れ、さまざまな色に彩られる山野の風物に心を寄せる季節がやってきました。
  とはいいながら、まだ夏の整理ができず、夏の名残を引きずる記事になりました。

 7月下旬、標高およそ1300~1700m位の林道から高原を辿ったときに、林縁や草原に咲いていた野草の写真です。
 人目を引くことが少なく、図鑑に掲載されていないか、見てもよく分からないものもあります。
 あるいは、間違っているかも知れないものがあると思いますが、4回に分けて掲載しました。撮影地は山梨県です。

トリアシショウマ:
 林道の林縁に咲いていました。白い花穂がきれいでした。
 本州(中部地方以北)の亜高山帯~温帯の林内に自生する。近縁種にアワモリショウマ、ヤマブキショウマ、ミヤマヤマブキショウマなどがある。花茎は高さ50~80cmになり、茎先に白色の小花を穂状に咲かせる。花期は5~7月。Img_1028

 
イケマ:
 林道沿いの林縁植物に絡みつきながら白いボールのような花のかたまりをたくさんつけていました。
 イケマはアイヌ語で大きな根という意味で、アルカロイドを含む太い根を乾燥させて強心利尿薬としたという。
 山地に生えて茎は長く伸び他の植物に巻きつく。長い柄を出し、花をブーケのようにまとめて咲かせる。
 白く見える花の花びらは2種類あり、白い副花冠と緑色の花冠。花期は7~8月。2r

 
キツリフネ:
 林縁のやや湿ったところに、ところどころポツポツと咲いていました。
 山地の湿った樹林内に生える1年草。茎は直立して分岐し、高さ40~80cm。
 葉腋から細い花柄を出し、3~4cmの黄色い花を吊り下げる。花期は7~9月。2r

 
ホソバノキリンソウ:
 林道沿いに咲いていました。
本州・中部地方以北に分布。山地の草地に自生。
 草丈は高さ30~50cmほどになる。茎頂に5弁の黄色い花を密集して咲かせる。
 葉は多肉質、へら状で、葉縁に鋸歯がある。近縁種にはキリンソウなどがある。花期は7~8月。2r_3

 
ヤマホタルブクロ:
 林縁のあちこちに咲いていました。これまで「ホタルブクロ」、と思っていましたが、詳しく観察すると「ヤマホタルブクロ」であることが分かりました。
 山地、丘陵に生える多年草で全体に粗い毛があり、茎の長さは40~80cm。
 花は約4cmで色は紅紫色。ホタルブクロとの違いは、ガクの形状で、ホタルブクロの萼片と萼片の間には反り返る付属片があるが、ヤマホタルブクロにはこれがないこと。花期は7~8月。2r_4

 
 (続く ) 

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