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2009年9月15日 (火)

ルリタテハ幼虫の蛹化(一部動画)

 今年も、昨年同様に8月中旬頃から、庭のホトトギスにルリタテハの幼虫がたくさん見られるようになりました。
 地面に大きな糞がバラバラと落ちているので、葉の裏を覗いてみると、蛹になる直前の終齢幼虫や、生まれたばかりの、よく見ないと分からない5mmほどの個体などです。
 
 終齢幼虫:97img_2288trm

 
 2日後には蛹になっている個体も見つかりました。99img_2463trm

 
 たくさんいる幼虫の一匹に協力をお願いして、蛹化の様子を撮影させてもらいました。
 終齢幼虫がいるホトトギスの茎を切り取って、水を入れたガラスびんに差したものを虫かご内に置きます。
 数日、水の交換、糞の掃除や、食べ尽くして葉が少なくなったホトトギスを新しい葉茎に交換するなどをします。
 3日後の午後6時頃、前蛹状態になり、茎にJの字型になってぶら下がり、動きが止まりました。
 そしておよそ17~8時間後の翌日11時30分頃、Jの字状態から真っ直ぐに伸びた状態になるとともに、ぴくぴく動きが激しくなってきました。
 ここで虫かごからガラス瓶ごと取り出しテーブルの上において、セットしたデジカメ動画の撮影開始です。
 撮影開始後10秒以内に、前蛹の頭部が割れて、脱皮が始まりました。
 まだシロっぽく見える、角が2本ある頭部が抜けるまでの、最初の1分間の映像です。
 (動画は、画面左下の△マークをクリックすると、しばらくしてスタートします。なお、正直のところ、あまり気持ちいい画像ではありません。この種の画像が嫌いな方は動画をスタートさせないでください)。

Blue admiral(1) from Hideo Kuroda on Vimeo.

 
 この後2分半ほどは、ちょうどつなぎの服を脱ぐように、幼虫の皮が尾部の方へずり下がって行く(画面では、ずり上がって行く)シーンですが、長くなるのでカットしました。
 そして、次の動画は、もうすでに脱皮殻が尾部の付け根まで抜け、これを最後に振り落として、脱皮が完了するシーンです。
 1分間の動画ですが、ほとんどが、既に”足元”にずり上がって絡まっている脱皮殻を、懸命に振り落とそうと”もがく”シーンで、動画終了数秒前に、ぽろっと外れて画面から消えて終わります。

Blue admiral(2) from Hideo Kuroda on Vimeo.

 頭部が割れて脱皮が始まり、殻を振り落とした時までの時間は、およそ4分30秒でした。
 (気持ち悪かったでしょうか。なお、見苦しい背景の”楽屋裏”は、何とかすべきだったなと思いましたが、後の祭です。)

 
 脱皮翌日の蛹の様子です。蛹の色が本来の色になりました。蛹の背面(写真上左:銀色に光る突起が4個)と腹面(写真上右:既に触角や口吻などの形状が観察できます)。そして縮んだ脱け殻(写真下)です。3r

 
 詳しいことは分かりませんが、諸条件の違いで、蛹が羽化するまでの日数にはかなりばらつきがあり、蛹化後、9~11日前後で、羽化するようです。この瞬間を捉えるのは、なかなか難しそうです。

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