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2009年10月17日 (土)

コアカミゴケ(?)、チコリ、ノコンギク、ハンゴンソウ

 9月初旬、東北地方で観察した植物です。

コアカミゴケ(?):
 低山で砂礫が多く、近くに硫黄ガスの噴気孔があり、またあまり腐植土はなさそうな場所の岩石に貼り付くように生育していました。よくもまあこんな処に地衣類が生えている、と思いながら写真に。(撮影9/3、青森県・恐山)
 撮影時には気がつきませんでしたが、後で写真をパソコンで拡大してみると、不明瞭ながら赤色の子器と思われるものが写っているようで、また全体は樹状で、多くの粉芽に覆われているように見られるため、コアカミゴケかなあ、と素人ながら推測したものです。
 ただ、ネット記事を検索すると、コアカミゴケは日本には存在せず、今までコアカミゴケとしたものはコナアカミゴケである、との記事もありました。
 そしてコナアカミゴケは、腐朽の進んだ樹皮や木、または腐植土がある岩石上などに生育する樹状地衣で、子柄は長さ1~3cm程度と小さく、多くの粉芽に覆われている、と記載があり、状況は類似していると思われますが、所詮素人ですので、間違いかも知れませんがコアカミゴケ、のままとしました。Blg93
 (2010.01.14追記:「日本地衣類研究会」による日本産地衣類チェックリストに紹介されていた和名:コアカミゴケ;学名Cladonia macilenta Hoffm. の写真を検索したところ、http://mushroomobserver.org/name/show_name?_js=on&_new=true&id=8570&user_locale=pt-BRに記載されているものと見た目は類似しているな、と思いました。正しいかどうかは不明です。なお、むしろ生育していた環境からも、素人目には、学名Clsdonia vulcani Savics,和名ユオウゴケ(イオウゴケ)に似ていると思ってしまいました

 
チコリ:
 岬の高台草地にたくさん咲いていました。とてもきれいな透明感のある淡い青色で 、”雑草”ではないとは思いましたが、チコリである、と教えられるまで分かりませんでした。(撮影9/3、青森県)
 チコリはハーブとしても有名。キク科の多年草で、よく育ち、夏には草丈は1mくらいになる。
 透きとおった薄いブルーの花は午前中に開き、午後には閉じる。観賞用としてもよく育てられている。花期は6~10月。Blg933r

 
ノコンギク:
 山地の斜面草むらに咲いていました。まわりに、素人目には別の植物ではないかと思うような、花色も違い草姿も異なるものがあり、正直なところ、これがノコンギクなのかは不確かです。(撮影9/3、青森県)
 ノコンギクは、”野菊”と呼ばれる植物の一つ。仲間にはヨメナ、オオユウガギクなどがあり、この識別は素人には難しそうです。
 ノコンギクは日本固有種で、山野に普通に見られる多年草。秋に咲く、里地里山を代表する野菊のひとつ。各地に見られ、地方や生育環境により、葉の広いもの、狭いもの、舌状花の色の変化など形態は多様であり、多くの変種も報告されている。
 花の咲いていない個体では、同定が難しい植物である。
  分布は本州・四国・九州。花期は8~11月。Blg942r

 
 すぐ傍に咲いていて同じかどうか分からないもの。Img_0387

 
ハンゴンソウ:
 山地の草藪からひときわ高く抜け出していて、黄色の花が目立ちました。(撮影9/3、青森県)
 ハンゴンソウは山地の湿った草地や林縁に生える多年草。
 直立する茎は高さ1~2mになる。茎頂に径約2cmの頭花を多数散房状に付ける。
 葉は掌状に深裂~全裂する。花はキオンによく似ているが葉の形状に明確な違いがあり判別できる。
 分布は本州(中部地方以北)と北海道。花期は7~9月。943r_2

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