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2009年11月14日 (土)

ママコノシリヌグイとミゾソバ

 野に生える草の中には少しばかりかわいそうな名前を付けられたものがままあります(”イヌノフグリ”とか、”ヘクソカズラ”など)が、少し残酷だなあ、と思うのは「ママコノシリヌグイ」1006

 
 ユニークで一度聞くと忘れないという効用はありますが、現代の言語感覚からすると、差別的な感じがしないでもありません。最も植物自身にはなんの責任もないことですが。
 それはさておき、ママコノシリヌグイはやや湿った林縁や道端、川沿いの草原に生える1年草で、花がそっくりのミゾソバなどとともに草藪になっていることの多い雑草です。
 茎は赤みを帯び、四稜があり、稜に沿って逆向きの鋭い棘が並んでいます。
 触るととても痛く、あわてて手を引くとひっかき傷になるほどです。
 葉柄と葉裏にも棘があります。1006_1

 こんな物で、継母が、継子のお尻をぬぐう、なんてとても残酷な想像で、現実的ではありませんんね。

 
 花はミゾソバそっくりの可憐な小さなものです。花期は5~11月。1006_2

 
 ミゾソバ
 夏の終わり頃から晩秋にかけて、水辺をピンクの可愛らしい花で飾っています。畦道や用水路水辺などに大群落をつくっている一年草です。葉の形が牛の顔のようにも見えるのでウシノヒタイ、という別名もあります。
 秋に小さな花がたくさん集まってつき、花は白で花弁の上部がピンクに染まり、なかなか可愛らしいものです。花期は7~11月。Blg10152r
 屋外のメダカ水槽に一株植えておくと、風情を楽しむことが出来ます。
 

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コメント

分かりました。ママコノ...は茎の色が赤いけれど、ミゾソバは緑色ですね。やはり警戒色を発しているということですかね。島根でもミゾソバはよく見かけるように思います。ママコノ...もこの記事の写真を記憶して見つけるようにします。

投稿: Oっさん | 2012年8月31日 (金) 08時01分

 お手数おかけしました。(きりの良いところで,2012/9月1日からコメント欄を再開いたします。勝手で済みません)

 さてお尋ねのミゾソバですが、やはり茎に下向きのトゲがあります。ただ、継子の尻ぬぐい程固く鋭いものではなくて,触るとざらざらする程度でしょうか。それでも痛い,という人も居ますが、比較の問題と思います。(ツラの)皮の厚さ!にも寄るのでしょうか。

投稿: クロメダカ | 2012年8月30日 (木) 17時55分

ママコノシリヌグイの名前は知っていましたが、その由来がこんな鋭いトゲだったとは!!! 二度と忘れない命名ですね。 ところで、アキノウナギツカミもトゲトゲですが、ミゾソバはどうなのですか?  

投稿: Oさん | 2012年8月30日 (木) 09時15分

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