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2009年12月20日 (日)

オオイヌノフグリの種

 ここ数日、全国的に冷え込みが厳しく、雪国では年末のスキー場も心配がなくなって良かったようですが、当地でも一昨日から連日、この冬はじめて屋外の姫睡蓮/メダカ水槽にガラス板のような薄い氷が張りました。メダカは鉢底に沈んで姿は見あたりません。Img_4332

 
 この寒さに、ほとんど年中あぜ道に生育しているオオイヌノフグリも、さすがに縮みあがったようすです。
 お碗のような青い花の傍には、”犬のふぐり”形の果実が寒そうでした。Blg2r1  Img_4130

 
 果実の袋を破ってみると、中に意外にたくさんの種が入っていました。Img_4136

 
 貝殻の形に成形されたマカロニのようです。
 大きさは意外に大きく、長径1.5mmほどでした。
 そしてもうすこし拡大してみると、貝殻の中からのぞいている構造物があります。胚なのでしょうか。
 素人には何だか分かりません。  
 《→後日、なかなかさんから、エライオソ-ムであると、教えていただきました。》Blg3r

 
 どうしてこんなことになっているのか、自然の造形や機能というものに不思議さを感じます。
 この種を播いて観察すればもっとなにか分かるかもしれません。

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植物」カテゴリの記事

コメント

オオイヌノフグリの写真、特にエライオソームの写真には感動しました。他にもたくさんの記事が掲載されていますね。じっくりと見させていただきます。私も、近所の自然観察会に所属し、参加していますが、こんなに話題豊富な観察の記録を撮影されているということは、よほど知識豊富な方ですよね。私なぞは、観察といっても、散歩の延長のようなもので、何も発見することができないでいます。貴方のブログを読んで、少しは知識を身につけて、観察の際の参考にさせていただきます。ありがとうございます。今後もたくさんの写真と説明を掲載してください。お願いします。

投稿: 蓼科 琴 | 2011年12月 7日 (水) 10時17分

なかなかさん、ご教示いただきありがとうございます。専門家に褒めていただいて光栄です。
 リタイヤ-後、田舎住まいで、デジカメをぶら下げて日々の散歩ついでに撮った写真を材料に、慰みにはじめたブログで、所詮素人の慰みの域を出るものではありません。間違いをしないように、と最小限の留意はしているのですが・・・
 どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: クロメダカ | 2011年11月29日 (火) 14時14分

クロメダカさん こんばんは
動物から植物にわたりとても詳しく観察されていて、内容の充実したブログですね。 素晴らしいです。
オオイヌノフグリの種子の中からのぞいている構造物はエライオソームです。
クロメダカさんが次の「スミレの種」のページに書かれていますように、イヌノフグリ・オオイヌノフグリ・フラサバソウも種子にエライオソームを持っていてアリ散布を行っています。

投稿: なかなか | 2011年11月28日 (月) 22時54分

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