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2010年2月20日 (土)

サイエンスカフェ(閑話休題):その3 人類が直面する深刻な問題

 日本人選手の活躍で盛り上がりを見せているバンクーバー冬季オリンピック。その裏で再認識したことは開会式のイベントを盛り上げたカナダ先住民族の方々の存在です。
 こと人間に関する社会学の分野でも最近は”注意して”あまり日本語でも使用されなくなった”人種”という単語。
 民族問題、宗教問題などの報道や記述のなかで、”人種”という用語はとかく差別や優劣感情とかの誤解を招きやすいからでしょう。このような社会科学分野ではなく、自然科学、生物科学、そして人類学の分野では、この誤解を避けるため、例えば以前のモンゴロイド(黄色人種)、コーカソイド(白色人種)そしてネグロイド(黒色人種)という学術表現用語も、現在ではその使用を避け、アジア人、またはアジア系集団というように地域名を冠した言葉が使用されることが多い、ということです。
 くどくなりますが「人種」はアジア人やアフリカ人そしてヨーロッパ人というような”人種”に分類される、としばしば誤解されるのを防止するためです。明らかなことは、世界中の現代人は遺伝子の類似性が極めて高く、生物学的にただ一つの「種」、ホモサピエンスに属していることです。
 そして現在の地球上で、単一種でこれほど繁栄し、今や地球上のその他すべての生物種に致命的な影響を及ぼしうる、いや及ぼし始めている、特異的存在なのです。
この、人類進化700万年の現在、何が起こりつつあるのでしょうか。ここまでが前置きです。

サイエンスカフェ テーマ:第四の生物 ヒト 
       ゲスト 放送大学教授 星 元紀(もとのり)
       (2010.02.19:サロン・ド・FUZAMBO Folio)

に参加してきました。詳細を述べる能力はありません。
 第四の生物 ヒト とは

Ⅰ原核生物
Ⅱ真核生物
Ⅲ多細胞生物
Ⅳヒト

 第四の生物、ヒト が創りあげた”文化の産物が本当に自分たちにとって「よい」ことなのかどうか分からない” (長谷川真理子)

 これまでの通り、参加の楽しみは、先進的でまたヒトが直面している深刻な問題に関する議論に参加出来ることではなく(こちらは無理!)、講演テーマに沿ったサロン・ド・FUZAMBO Folio店長H氏の創作お菓子[ヒト]!です。

 現在地球上に暮らす人種はただ一種のホモサピエンスのみ。しかしその1個体ごとに個性があり顔立ちも創造性も文化も宗教も異なります。(お隣の方の作品も撮影させていただきました)Nec_0267

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 『人類は絶滅する』 (マイケル・ボウルター著、佐々木信雄訳、2005.12.30朝日新聞社刊)を読んだことがあります。”ああそうか”、という程度の理解で、特別なインパクトはありませんでした。
 人間の大脳は、残念ながら身近で具体的な、我が身の問題以外のよその世界、人ごとと感じてしまう対象・事象に関しては、創造性を発揮することが出来にくくなっている、とも伺いました。とはいえ、いま深刻な局面に立たされている人類。英知を結集して問題解決に向かわなければいけません。
 しかし現実にとった行動は、この[ヒト]を食べてしまったことです。カニバリズム、です。
忌まわしい暗黒の部分がDNA鎖のどこかに隠れているのでしょうか。

 なお次回は2010.3.19(金) テーマは「宇宙は無限にあるのか?」-マルチバースと人間原理- 1003191 


 

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