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2010年2月15日 (月)

ガガイモの種②

 ガガイモの大きなイモ状の果実(袋果)ができるのは秋。
 そして11月中旬を過ぎるとこの袋果が縦に割れて、中から種髪と呼ばれる長い綿毛を持った種が飛びだしていきます。
 遅くとも12月中旬頃までは観察できる機会があるそうですが、今回偶然見つけたのは2月上旬のことです。
 よほどの幸運だった、ということでしょうか。

 最初に空っぽの袋果を見つけた川辺の枯れ草叢で、およそ5mの範囲にわたって、点々と袋果が見つかりました。
 その中で、縦割れに口を開けていますが、中に種髪の種が全部残っている一対の標本が見つかりました。201002018img_4869

 
 その一つの袋果の殻を手でそーっと広げると、中に閉じ込められ、たたまれていた種髪はみるみる間に膨らんで開き、その力でムクムクと盛り上がり外にこぼれだしていくのです。
 驚きました。201002018img_4869_1

 
 指先で綿毛を掴まえてみると、ふわふわです。
 造形的にも美しいものです。201002018img_4869_2

 
 微風に乗って種髪が開いた種はどんどん舞飛んでいきます。
 そして袋果の殻の中心には、種髪が巻きついていた芯が出てきました。201002018img_4869_3

 
 微風なので遠くには運ばれませんでしたが、それでも数m先の草原に着地しています。201002018img_4869_4

 少し風が吹けば結構広く遠くに運ばれて行くと想像されます。
 一つの袋果にはどのくらいの種数があるのでしょうか。
 もっとも、たどり着いたところで芽生える確率は多くはないのでしょう。

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