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2010年3月17日 (水)

タネツケバナとミチタネツケバナ(再び観察)

 放置した枯れ鉢に生えてきたタネツケバナの同定に確信がないので、あらためて自然の住みかである田んぼの畦道に観察取材に行きました。
 複数の一般向け植物図鑑の記事を参考にして、タネツケバナとミチタネツケバナの比較ポイントはシンプルに次の通りとしました。

ミチタネツケバナ(帰化植物):
 花期は2-3月と早い。葉の基部にまばらな毛がある。雄しべは4本(が多い)。細長い円筒形の果実(長角果)は茎に並行して付く。

タネツケバナ(在来種):
 花期は3-6月。葉の基部に毛はない。雄しべは6本。長角果は茎から広がった形に付く。

 田んぼの畦で取材した結果(と枯れ鉢に生えたものの比較)写真は以下のとおりでした。

●ミチタネツケバナ:
 草姿と葉、ならびに総状花序と白色4弁花の様子。20103163r

 
 細長い円筒形の果実(長角果)の様子Img_5317

 
 ランダムに選んだ花の雄しべの数→4~5本。(6本は見あたらなかった)456r

 
 ※葉の基部に毛のないタネツケバナ(左)、まばらな毛があるミチタネツケバナ(写真右)2r_2

 
 フィールド観察では、細長い円筒形果実(長角果)の茎への付き方がわかりにくかったので、採取してきたミチタネツケバナと、枯れ鉢に生えたタネツケバナを並べて比較しました。

 ※写真左2本がタネツケバナで茎から広がる感じ、右2本がミチタネツケバナで茎に並行した感じでした。Img_4894

 これらの比較観察結果、いちばん区別の基準になりやすいのは、葉の基部に毛が有るか無いかということだと思われます。
 (まあ、言ってしまえばそんなことどうでも良いことかも知れません)。なお、当地では両者ともに冬も生育を見かけることがありますので、生育時期だけでは区別が難しそうです。
 

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