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2010年5月

2010年5月31日 (月)

ナガミヒナゲシ結実

 5月も終わりです。ふり返って見ると、”五月晴れ”といわれる澄み切った青空に爽やかな風がそよぐ日、というのは少なかった様な気がします。気象がなんだか変だ、というのは国内だけではなさそうですが・・・

 さて、鮮やかなオレンジ色の花を付ける地中海沿岸原産の外来植物「ナガミヒナゲシ」ですが、ここ数年、全国で急速に分布が広がっているそうで、当地でもご多分にもれず、大変な勢いの様相です。
 現在、花はほぼお終いになり、長細い実(ケシ坊主;さく果)も大半が黄~茶色に熟して、なかにはたくさんの種が出来ています。数日前に雨とかなりの風が吹いて、種を全部まき散らして空っぽになったケシ坊主もありますが、まだ青いものもありますので少し観察してみました。

 町内にある青空駐車場と公道境界のフェンス際に大株のナガミヒナゲシがたくさん生えました。まだ青いケシ坊主、茶色に熟して、蓋が持ち上がり、なかの種がばらまかれてしまったもの、また、まだ蓋が閉まっていて中に熟した芥子粒大の種がぎっしり詰まっているものがあります。指先でケシ坊主を摘んでみるとすぐ分かります。20100530blg

 
 茶色に熟して、固いケシ坊主を一つちぎって、ケシ坊主を破いて見ました。じつにたくさんの芥子粒が出てきます。A

 
 まだ青く、蓋がしっかりしまっているケシ坊主と、黄色~茶色に熟して蓋が持ち上がり、中の種が出てしまったケシ坊主の比較です。
 なお蓋が開いたケシ坊主を(中に種が残っていれば)逆さにするだけで、開いた隙間から中の種がこぼれ落ちてきます。Blg2010529_2

 
 まだ青いケシ坊主を切り開いてみると、黄白色で熟していない芥子粒がぎっしりと詰まっています(写真上)。また、茶色に熟して中身があることを確認したケシ坊主の一つを小型シャーレに開けてみました(写真下)。Photo

 
 参考程度ですが、目盛り付きのマイクロルーペで、隙間なく並んでいる、単位面積あたりの種の数を計測し、シャーレの面積の半分位を占める量として計算してみると、芥子粒の概数は、1、700個/ケシ坊主、ということになりました。Photo_2

 参考書などによると、発芽率は悪くはなく、栄養状態によって種の数は変動するものの、とんでもない大量の種が出来てしまうことに疑いの余地はありません。
 環境調査の専門家から、場合によってはその地域の在来植物と競合して、植物環境に影響を及ぼす可能性も指摘されているようです。
 確かに愛らしい花で、ご近所でも草取りの時には残されているようですが、このような事実があれば、花後はすみやかにケシ坊主は刈り取って、生ゴミ焼却に出すのが良さそうです。
 なお、茎を切りとると黄色の汁液が出て来ますが、ケシ、で予想されるようなアルカロイド成分は含まれていない、ということですからその点は安心です。

 可愛いと 情けをかけて残したる ナガミヒナゲシ したたかに殖え (詠み人知らず)

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2010年5月30日 (日)

オオヨシキリ(夏鳥)

 野鳥のためにと刈り残され、立ち枯れヨシが周囲に残る調節池の草原に、雑草の中からヨシの新芽が60cmほどに伸びて目立つようになってきました。そして今年も、あの大声のオオヨシキリがやってきました。Blg2010510p5100089

 
 池で鯉釣りを楽しんでいる釣り人も、すぐ後ろのヨシにとまって、終日あの仰々しい大声で、ギョギョシ、ギョギョシと騒がれてはうるさくてかなわない、とこぼしていました。Blg2010510p5100089_1

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 大きな口を開けると真っ赤な喉が見えます。よく声がれしないものですBlg2010510p5100089_3

Blg2010510p5100089_4

 ヨシを切り裂いて中にいる獲物を捕食するとされるのが、和名の由来だそうです。
 

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2010年5月29日 (土)

ムナグロ(旅鳥)

 近くの水田地帯ではもうすっかり田植えが終わり、やって来る夏を待つばかりの風情になっています。この時期になると毎年、ほんのしばらくの間に限って姿を見せる鳥がいます。
 旅鳥のムナグロです。20~30羽ほどで通過していく一群です。

ムナグロ:
 日本へは旅鳥として春と秋のわたりの時期に全国に飛来します。当地ではこの時期ごく短い期間にだけ旅の途中に立ち寄っていく姿が見られます。
 秋には(注意して観察しないせいかも知れませんが)気がついたことがありません。Blg2010562r

 
 ムナグロは雌雄同色です。Blg2010562r_1

 
 成鳥は真っ黒な顔に黒い瞳なので、どこに目があるのか分かりませんが、首をかしげて上を向いたときに、とても大きな”どんぐりまなこ”であることが分かりました。Blg2010562r_2

Blg2010562r_4

 
 若鳥は全体に色が薄いのですぐ分かります。Blg2010562r_3

 元気に旅を続けて成長してくれると良いですね。

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2010年5月28日 (金)

カワラヒワ、キジバト、コチドリ

 冬鳥が帰っていき、夏鳥が姿を見せ、留鳥は行ったり来たりの季節です。

カワラヒワ:
 春先にはたいてい集団で草地におりて、草の種をついばんでいる姿をよく見かけました。この時期は近くの電線や枯れ草にとまって、キリコロキリ、チュイーンとなわばり宣言をしている姿を見るようになりました。繁殖の時期になったのでしょう。4242r1

 
 枯れ草の茎に止まり、水浴びして濡れた羽の毛繕い中の姿もありました。2r2

 
キジバト:
 当地にはシラコバトが生息しているのですが、なかなか目にする機会がありません。それに較べるとキジバトはそれほど珍しくもなく、写真に撮る気も起こらないのですが、たまたま散歩コースの公園近くにいたので記念に1枚だけ。Blg420p4200018

 
コチドリ:
 夏鳥としてやって来ます。日本で見られるチドリ類では最も小さいチドリの仲間です。目の周りに黄色の輪があり、すぐにコチドリと分かります。主に砂地で走り回り、また飛び跳ねながら小動物をとっていますが、当地にはもっぱら水田地帯に飛来して採餌しています。Blg4242r

 ああ、もう初夏になるな、と感じさせてくれる鳥です。

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2010年5月27日 (木)

アオサギ、鯉を呑み込む

 調節池にはたくさんの大きな鯉がいて、いつも釣り人が糸を垂れています。そんなある日、堤防を散歩の途中、池の対岸にアオサギが降り立ったのが見えました。

アオサギ、コイを呑み込む: 
 いつものように池に入って、しばらくはボーッと佇んでいましたが、何かにねらいをつけたように歩き始め、以外に素早い動作でパット何かをとらえた様子で、そそくさと岸辺に上がっていきました。3r1_2

 
 なんと鯉をゲットしたようです。3r2_2

 
 アオサギの口のわりには大きすぎる獲物のように見えましたが。P4190023

 
 そんなことはものともせず3r3_2

 
 やはり時々よろめきながらも、遂に丸呑みにしてしまいました。いつもボーッとして突っ立っているだけのように見えるアオサギですが、なかなかたいしたものです。3r4_2

 大物ねらいのアオサギでした。
(追記:不鮮明な写真のせいではっきりしませんが、記事UP後に見直したところ、捕食した魚は、どうやらコイではなく、ヘラブナ/鮒のように見えます。)

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2010年5月26日 (水)

コサギ③ウシガエルをゲット!

 用水路の水辺の草むらからコサギが何かくわえて溢流堰の上に上がってくるのが見えました。
 覗いてみると、なんと大きなウシガエルです。
 呑み込むのは至難の業と見えましたが、案の定、なかなか喉を通らないようです。3r1

3r2

 
 半分呑み込んでは吐き出し、水辺におりていってカエルを水に漬けて濡らしては、堰堤に上がってきて呑み込もうとする動作を繰り返していました。
 よほど苦しいのか時々よろめいていました。3r3

 
 結局呑み込めないまま、くわえて飛び立っていきました。3r4

 結果はどうなったことでしょう。

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2010年5月25日 (火)

コサギ②町裏の用水路のコイを狙う

 田植えシーズンで水量が少し増えた町裏を流れる用排水路に、この時期多数のコイが産卵のため遡上して来ます。きれいとはいえない浅い水底を、バシャバシャと水を撥ねながら泳ぐ姿が見られます。
 それに目をつけたコサギがやってきて、足元の周りを泳いでいくコイにちょっかいを出していました。大きな鯉ばかりで、コサギの口には大きすぎるようで、結局あきらめて飛び去っていきました。P4240057

P4240057_1

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2010年5月24日 (月)

コサギ①水田におりる

 田植えの準備がすっかり終わって田植えを待つばかりになっていた水田に、早速、めざといコサギがおりたって餌を探していました。
 目先が婚姻色でうすいピンクになっているのがうかがわれました。春ですね。
 結局、何も捕れないでやがて飛び立っていきました。P4240011

P4240011_1

P4240011_2

P4240011_3

P4240011_4
 
 降りるところを見誤ったようでした。

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2010年5月23日 (日)

野生スミレ類

 生活道路の道ばたや畦道、堤防の草むらなど、日当たりの良い散歩コースのあちこちでスミレの花が咲いているのをよく見かけます。
 時々写真に撮っていましたが、正直のところ、図書館でスミレ専門の図鑑を見ても、写真との比較だけでは素人には同定が難しいというのが本当のところです。

 5種類の写真です。
 後日、ふぉるまさんからコメントでそれぞれの名前をお教え頂き、追加記入いたしました。

アリアケスミレImg_5152

 
●これもアリアケスミレImg_5161

 
ノジスミレ:Img_5694

 
●スミレ:Img_6288_1

 
●タチツボスミレ:P4040032_1

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2010年5月22日 (土)

青色の花の雑草・野草③カキドオシ、コバノタツナミ、ムラサキサギゴケ、サギゴケ

 春から見かけた青色系統の雑草・野草などです。

●カキドオシ:
 少し湿り気のある山地や野原、また庭の隅などにも生える多年草で、丸い腎臓形の葉と薄紫の唇形の花をつけながら、地面をはうように広がっていきます。
 増えすぎたものを除草しようと手でちぎると強い芳香があります。
 グレコマの名前で園芸種もあります。どちらも繁殖力は極めて旺盛です。Blg2010562r_7

 
●コバノタツナミ:
 泡だって押し寄せてくる波に見立てられる紫色の唇形花がきれいです。
 もともと海岸沿いの道ばたや野原にはえる草ですが、花がとても美しく、園芸用としても栽培され、これが逃げ出して市街地の道ばたや石垣などにも花をつけるようになったらしいです。
 庭に咲くものもどうやらその仲間と思われます。放任しても思わぬところに種が飛んで、あちこちに生えてきます。Blg2010562r_6

 
●ムラサキサギゴケ:(→この項、写真の貼り間違いがあるのに気がついて、後日修正変更しています。)
 田んぼの畦道に紫色の絨毯をつくっています。
 全体の草姿はトキワハゼによく似ていますが、トキワハゼ(白花もあります。*)より花が大きく紫色も濃いです。 
 また本種は匍匐枝を出して広がっていく多年草で、トキワハゼは匍匐枝は出さない1年草です。
 *トキワハゼ:Photo

 
 ■ムラサキサギゴケ:Photo_2

 
 ★サギゴケ:
 ムラサキサギゴケは通常紫色ですが、なかにはシロバナをつける個体があります。
 これを白鷺に見立て、また苔のように地面這うのサギゴケと呼んでいます。
 
 なお「サギゴケ」の名前の園芸種があります。こちらはさらに白い花が大きく立派です。Blg2010516img_7235

 グランドカバーとして庭に植えると庭全面に広がり重宝しますが、増えすぎ被害も。

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2010年5月21日 (金)

青色の花の雑草・野草②ムラサキケマン、タチイヌノフグリ、マツバウンラン、チョウジソウ、ミゾコウジュ

 春先から見かけた青色系統の雑草・野草です。

ムラサキケマン:
 一見、ニンジンの葉によく似た葉っぱです。山地や自然植物園などの生育に適した環境にあるもの(写真左)はとても立派な花をつけていますが、この春初めて庭の片隅の日陰に、弱々しく咲いていたムラサキケマン(写真右)を見つけました。いつの間に、どこからやってきたのか分かりません。Blg2010462r

 
タチイヌノフグリ:
 名前のとおり茎が立ち上がったイヌノフグリ。兄貴分?のオオイヌノフグリよりかなり小さい、しかしとて美しい青色の花をつけます。都市の公園などでも普通に見かけられます。名前はどちらもかわいそうですが覚えやすいという効用もありますか。Blg2010562r_4

 
マツバウンラン:
 市街地の建物の花壇内に数株侵入して生えていました。道ばたや公園緑地の芝地に群生する北アメリカ原産の2年草です。松葉の名前のとおり葉は線形で、4~5月に40cm前後の茎をすっと伸ばし、その先にまばらに薄紫色の花をつけます。近くで普通あまり見かけませんので写真に撮りました。Blg2010562r_5

 
チョウジソウ:
 ご近所から株分けしていただいたものが、とくに面倒を見なくても毎年花を咲かせる多年草です。薄青色のさわやかな美しい花です。河川敷や水辺などのフィールドでは、生育環境変化などにより、だいぶ少なくなってしまいました。
 花後の果実は円柱形で2個ペアになって付きます。よく結実して種でも増えますので、環境さえ適していればそれほどひ弱な植物ではないように思われるのですが現在絶滅危惧種Ⅱ類に指定されています。Img_7193

 
ミゾコウジュ:
 まだ花茎が伸びていない時の苗です。5月中旬から6月になると花茎を伸ばして、小さな青紫色の唇形花を咲かせるサルビアの仲間です。準絶滅危惧種(NT)になっています。今年はなぜか花が遅いようです。Img_5182

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2010年5月20日 (木)

青色の花の雑草・野草①キュウリグサ、ワスレナグサ、ホタルカズラ、ミヤマホタルカズラ、カキツバタ

 春先から初夏にかけて咲く青い花の雑草や園芸種の花です。春は黄色い花の植物が多いように感じますが、青色の花は涼しげで、また良いものです。

キュウリグサ:
 本ブログにたびたび登場していますが、4月下旬、田植えの準備が始まる直前には、田んぼの畦道全面に、キュウリグサ一色という光景があり、おもわず写真に撮りました。その後完全に草取りや除草剤で除去されてなくなりました。
 しかし丈夫なもので、これで滅びることはなく、やがて再び伸びてきて種をつけてばら蒔き、秋には発芽しロゼットで冬越しして、確実に世代をつないでいきます。”雑草は強し”、です。ムラサキ科の園芸植物ワスレナグサと同じように、くるりと巻いた「サソリ形花序」を形成します。Blg201056

 
ワスレナグサ:
 園芸種のワスレナグサを買って来ました。同じムラサキ科植物のキュウリグサに似ていますが、花の大きさ、青い花色の鮮明さなどは格段に「上等」です。
 くるりと巻いた花序がほどけて花茎が伸びていく様子はキュウリグサと同じです。Blg2010562r

 
ホタルカズラ(写真上)と園芸種のミヤマホタルカズラ(写真下):
 ホタルカズラは丘陵や山地の日当たりの良いところに生える多年草です。よく目だって美しい青紫色の花を蛍の光にたとえ、また葛(かずら)の名前は、花のあと送出枝(ランナー)を出して広がることによるものです。
 結構丈夫な植物で、10年来、狭い庭に植えた一株が園芸種と競合しながらも毎年絶えることなく花を開いてくれます。分布は日本全土。Blg2010562r_2
 ミヤマホタルカズラは園芸種で、鉢に植えっぱなしにしています。数年経ち、さすがに株がだいぶ弱ってきたようです。植え替えしなくてはと思いつつなかなか出来ません。
 花付きは野生のホタルカズラより格段に上です。

 
カキツバタ:
 水路脇の畦道に毎年、群落を形成しています。しばらく通らなかった散歩コースで、いつの間にか鮮やかな花を開いていました。雑草にはない見応えがあります。余談ながら、網目模様のアヤメ、黄色部分が特徴の菖蒲、そして白い模様のあるカキツバタの区別はいつになってもなかなか覚えられません。Blg2010562r_3

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2010年5月19日 (水)

黄色い花の雑草④オオジシバリ、オニタビラコ、オニノゲシ、ハルノノゲシ、ウスジロノゲシ

 黄色い花の雑草です。

オニタビラコ:
 4月中旬くらいには、太くて毛の多い花茎を1本大きく伸ばし、その先に小さなタンポポのような黄色い頭花をたくさんつけていました。生活道路端にもよく生えて美観を損ねています。Blg4202r_2

 
オオジシバリ:
 道ばたや畦地のやや湿った日当たりの良い場所に、黄色のタンポポに似た花をつけて群生していました。ジシバリに似ていますが、全体に大型で、葉の形は変異が大きいですが、へら形などでサイズも大きいので区別できます。Blg2r_3

 
オニノゲシ:
 ほぼ1年中道ばたや荒れ地に生えて群落を形成し、また1m近くの大きな草丈ものもあります。全体の草姿はハルノノゲシと似ていますが、葉の光沢が強く、また鋭い刺は固くて触ると痛いので、触ってみればやわらかなハルノノゲシとは容易に区別できます。トゲが刺さらないように注意が必要です。Blgimg_6519_1

 
ハルノノゲシ:
 草丈は1mくらいにもなります。一見、全体の草姿はオニノゲシに似ていて、黄色いタンポポのような花をつけ、葉は変異は多いですが多くはタンポポの葉のように切れ込み、葉の縁は刺のようになっています。ただ柔らかくて触っても痛くありませんので大丈夫です。Blgimg_6516

 
ウスジロノゲシ:
 ハルノノゲシで、シロバナのものがあります。これはウスジロノゲシと呼ばれています。Blgimg_6515

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2010年5月18日 (火)

黄色い花の雑草③ヘビイチゴ、オヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴ、オキジムシロ、コバナキジムシロ

 黄色い花の雑草です。

●ヘビイチゴ:
 道ばたや草原に普通に生えています。いつの間にか庭の片隅にも侵入していました。
 小葉は3枚で、黄色い5弁花と、イチゴ形の赤い果実をつけます。
 実は食べても美味しくないだけで、毒はありません。Blg3

 
●オヘビイチゴ:
 やや湿ったところに生える多年草で草原の一部を黄色に染めるように群生していました。 
 小葉が5枚の、キジムシロの仲間です。茎の上部には小葉が3枚のこともありますが、株元は必ず手のひらのような小葉5枚なのでヘビイチゴと見分けられます。Blg2r

 
●ヤブヘビイチゴ:
 日当たりがあまり良くない道ばたや草むらに多いつる性の多年草です。
 花は黄色の5弁花で、副萼片と呼ばれる部分がヘビイチゴよりも発達し、襟巻きをしているように見えます。
 花後にできる実は赤くて丸いイチゴ形になりますが、その周りについているつぶつぶが果実です。ヘビイチゴ同様、果実に毒はありません。Blg5122r

 
●オキジムシロ:
 造成地や荒れ地など人為的攪乱を受ける場所によく生えてくるヨーロッパ原産の帰化キジムシロ類です。
 調節池の護岸の隙間や草地に生えていました。
 花は黄色の5弁花で、コバナキジムシロより花弁が大きく目立つのが特徴です。Blg2r_2

 
●コバナキジムシロ:
 非常に小さな黄色い5弁花をつける帰化キジムシロ類です。
 オキジムシロとおなじ草地にたくさん生えていました。
 花弁はとても小さく、萼片が目立ち独特の花姿です。Blg4202r

●キジムシロ:および
●ミツバツチグリ:についてはこちらの記事ご覧下さい。

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2010年5月17日 (月)

黄色い花の雑草②イヌガラシ、コイヌガラシ、タガラシ、キツネノボタン、メマツヨイグサ

 黄色い花の雑草です。

イヌガラシ:
 道ばたや畦道、公園の植え込みなど、少し湿り気のあるところに普通に生えている多年草です。黄色い4弁花を多数つけます。果実は細長い円筒状で上向きに湾曲するようです。Blg4252r

 
コイヌガラシ:
 畦道や河川敷などによく生える1年草です。葉はほぼ無毛で羽状に切れ込みがあります。春から秋の長い間にかけて、葉腋に黄色い小さな花が一つずつつくのが特徴で、花柄はほとんどありません。生育環境変化の影響を受けやすく、準絶滅危惧種になっています。Blg4203r

 
タガラシ:
 水田や畦、水路脇、湿地など湿ったところにごく普通に生える2年草です。全体に光沢があり、草丈が小さいときは”観賞価値”もありますが、富栄養化した水路水際に繁茂したものは50cmを越えるような大株に育ち、美観を損ねます。本種は全草にプロトアネモニンという刺激性の有害成分がありますのでむやみに触らないように注意が必要です。Blg4252r_2

 
キツネノボタン:
 田んぼの畦や湿地などにごく普通に見られる2年草です。一見、草姿が同じですが、全体に毛が多く、触るとざらざらした感じのケキツネノボタンも多くあります。今回のものは毛のないもの。
 黄色い5弁花は光をよく反射して強い光沢があります。花が終わるとたくさんの「そう果」が集まった金平糖のような「集合果」を形成します。なおキツネノボタン類にもプロトアネモニンという有害成分があります。Blg510

 
メマツヨイグサ:
 もともと園芸種として北アメリカから導入された大型の2年草で、それが野生化したということですが、早くも道ばたや荒れ地などに生えて黄色い4弁花をつけています。花弁には緩い切れ込みがありハート形です。Img_7232_2

 秋口まで咲き続け、花後に円柱形の果実をたくさんつけてタワーのようになります。その果実のなかには膨大な数の種子が入っています。

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2010年5月16日 (日)

黄色い花の雑草①カタバミ、アカカタバミ、コメツブツメクサ、タンポポ、ハハコグサ

 春の野原に咲く雑草類です。毎年の繰り返しで新鮮みはありませんが、春先から撮りためたものを、黄色の花をつけるものから順不同でしばらく連載します。

 
カタバミ:
 ハート形の葉と黄色い花をつけるお馴染みの雑草です。本種は変異が多く様々なタイプが見られます。Blg512r

 
アカカタバミ:
 葉が赤紫色を帯びるカタバミで、花弁ののどの部分に赤い輪が見られます。またカタバミとアカカタバミの中間的なものもあって、判然としないものもあり、交雑種ではないかと推定されています。Blg512r_2

 
コメツブツメクサ:
 5月になってから、広場の草地に群生していました。小さな黄色いボール形の花序をつけています。Blg5102r

 
セイヨウタンポポ、カントウタンポポ、シロバナタンポポ:
 萼片がめくれ上がるのがセイヨウタンポポとされていますが、はっきりしないものもよく見かけられます。同じ草原に群生していました。Blg424img_6525

 
ハハコグサ:
 白い毛が多いへら形の葉と、茎の先端につく黄色い花で、「春の七草」の一つ、オギョウと呼ばれてお馴染みです。Blg420img_5145

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2010年5月15日 (土)

尾白川林道沿いの山野草(ネコノメソウの仲間、カントウマムシグサ、不明の花、ミヤマキケマン、ムラサキケマン)

 5月5日、日向山から下山した尾白川林道沿いでも、やや湿った山地林縁に普通に見られる山野草類が花をつけていました。特に珍しいものはありませんが記録に残しました。

 
ネコノメソウの仲間:
 日向山の「雁ヶ原」から、錦滝方面に下山し、ザレ場斜面を沢筋まで下りたあたりにも群生していました。種類は良く分かりません。3r

 
カントウマムシグサ:
 沢筋沿いの山側にニョキニョキと鎌首を持ち上げていました。仏炎苞が緑色の、カントウマムシグサです。201055

 
不明の花:
 錦滝の水しぶきが飛んでくる湿気の多い山肌斜面に、薄いクリーム色で、花径1cm以下の小さな花を沢山つけた植物群がありました。ピントが甘い写真になりました。植物図鑑など調べましたが今回は分かりませんでしたので、写真のみの掲載としました。Photo

 
ミヤマキケマン:
 海岸地方に多いとされるキケマンと似ていますが、距の形などで区別できるそうです。具体的には承知していませんが、今回は、関東地方の山地に生えている、ということで、ミヤマキケマンとしました。2r

 
ムラサキケマン:
 たいてい、ミヤマキケマンが生えている環境には、仲良くムラサキケマンも生えています。20100505_106

 ケマンの仲間は有毒です。

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2010年5月14日 (金)

日向山(1,659.6m:山梨県)登山

 ゴールデンウイーク最後の5/5、山梨百名山の一つで初心者向きという日向山に登ってきました。甲斐駒ヶ岳のきれいな写真を撮りたい、というのが最大の目的です。頂上には午前8時には到着できるように少し早起きして、念願どおり目的を達成できました。
 登山ルートは、尾白川林道の矢立石登山口から山頂へ。そして白砂と奇岩塔の雁が原を経て錦滝へ下り、出発点に戻るコースです。
 なおガイドブックによる参考タイムは、矢立石登山口-(1時間30分)-アメダス雨量計-(5分)-日向山-(5分)-雁が原-(50分)-錦滝-(40分)-登山口。休憩時間などは含まれていないようです。
 好天に恵まれましたが、むしろ暑すぎて、夏には登れない山、と思ってしまいました。Blg2r

 甲府から国道20号線を、道の駅はくしゅう南の「白州中学東交差点」で右折し、尾白川林道に入り、林道の舗装が切れると間もなく駐車場標識と矢立石登山口の標識がある①駐車場に着きます。ここには10台程度の駐車スペースがありますが、満車の時は500mほど戻ったところの路肩にも2,3台置けます(今回はここに駐車しましたが)、戻らないでそのまま林道を錦滝経由登山口方面に前進すれば、すぐ先の車止めのガード手前に広い場所があり、そこに駐車した方が楽です。

 ②矢立石登山口から、日向山ハイキングコースの指導標に従ってコナラ雑木林のゆるやかな登りを辿ります。③ツツジの咲く樹間から残雪の甲斐駒ヶ岳を眺めながら、④天保13年と読める石仏を見て、⑤「10-9表示板」の先のアメダス雨量観測所設備を過ぎると、その上に分岐点があります。
 そこからすぐ近くの林の中に埋設された⑥三角点があります。ここが標高1,659.6mの山頂ですが展望は全くありません。Blg20105

 
 すぐに登山道分岐点に戻り、わずかの登りで砂地の雑木林を抜けると、いきなり、まぶしいほどに明るい白砂と奇岩群が連なる光景に、思わずオオッと声を上げるほどの「雁が原」にでます。
 ①「日向山1,659m」と書かれた板の標識があり、雄峰、甲斐駒ヶ岳を指呼の間に望むことができます。甲斐駒ヶ岳の展望台として最高です。一帯は花崗岩が風化してできた白砂と、丸みを帯びた岩塔群で、日向山の象徴になっている光景です。
 ②雁ヶ原のザレ場は神宮川へ一気に落ちています。展望を十分楽しんだら、その先のコブまで進んでから錦滝をめざしてザレ場の縁を辿ることになります。
 コブまでは、③アリ地獄のようなザレ場の縁に、しっかりと踏み跡が出来ていて、確かに登山靴の跡と、その上下に、”四つ足”の踏み跡がはっきりつけられていますが、そのルートは上から覗いて見ただけで、バランス感覚の衰えた身には危険と判断し、このザレ場の縁ルートは通らないで、安全のため山肌左斜面の雑木が生えた砂のジグザグ道を選んでザレ場のこぶに出ます。
 ④そこからふり返って、先ほどの日向山頂上標識のあったところから続くザレ場の縁ルートを見ると、やはりこちらは熟達登山者と、”四つ足”様専用コースのように見えました。賽の河原のようなコブで再び⑤⑥展望を楽しんでから、Blg1

 
 ①コブの下方に視認できる②錦滝分岐点の標識をめざして再び③④ザレ場を下ります。ここも真っ直ぐ下るより、やはり斜面左からトラバース気味に下る方が安心感は大きいものです。⑤鞍部で⑥ふり返って見上げるとまた違った印象でした。2

 
 鞍部分岐点で左に直角に折れて、①ここから狭くて急な下りの連続になりますが、要所にはロープ、鎖、はしごが設置されていて、最後に②40段の鉄製で垂直に近いはしごを降り、その下のクサリ場を下りるとほどなく③錦滝です。
 滝の脇には④あずまやがあり、⑤尾白川林道に降り立ちます。林道を左に辿ると約40分で駐車の矢立石登山口に戻ります。尾白川林道は、人の通行には特別支障はありませんでしたが、路上の随所に崩落や⑥落石、⑦倒木があり、また路面が沢水にえぐられたりしてかなり荒れていました。足元に注意し、時折、樹間から見える⑧甲斐駒ヶ岳の展望を楽しみながら戻ると⑨車止めがあり、⑩錦滝40分という表示もある登山口に帰着します。Photo

 なお、少し時間が早かったせいもあって、錦滝へ下山するまでは道中誰にも会いませんでしたが、林道を矢立石登山口に戻っている途中で、逆に、錦滝から日向山に登り、矢立石におりるという単独行の男性2人、また5~6名のパーティーに会いました。
 山頂から錦滝への急坂は、下りるより登った方が楽で、また林道歩きの際は樹間から甲斐駒ヶ岳の眺めが楽しめるため、この逆コース(矢立石登山口→錦滝→日向山→矢立石)の方が良いかな、というのが個人的な感想です。
 また、錦滝におりてから尾白川林道を右に向かうと不動滝方面になりますが、現在(2010/5/5)こちらへは道路崩壊のため通行できません。行かれるなら事前に情報確認が必要のようです。
 

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2010年5月13日 (木)

2010/5 白樺湖畔湿原の花(アメリカミズバショウ、ミズバショウ、リュウキンカ)

 連休中、好天続きの信州白樺湖畔、白樺リゾートファミリーランドは子供連れの観光客で大変な賑わいでした。
 それでも比較的静かだったのは、湖畔にある池の平・高層湿原の湿性花園です。規模は小さなものですが、しばしの散策を楽しむことができました。

アメリカミズバショウ:
 ここに黄色の仏炎苞の水芭蕉がありました。案内板によると、10年ほど前に20株ほど植えられたものが開花しはじめたもので、国内では流通して居らず、しかも標高1,420mの路地での開花は珍しく貴重なもの、ということでした。2r_7

 一般に、在来植物種に対して、頭に”アメリカ”が冠せられた植物は、例えば、在来の”フヨウに対して”アメリカフヨウ”の花はとても巨大なように、大きなものであることが多いです。しかし、このアメリカミズバショウは、在来種のミズバショウの近縁種ということでありながら、決して巨大なものではありませんでした。そのうち巨大になっていくのでしょうか。

 
ミズバショウ:
 園内に咲いている在来種のミズバショウは、富栄養化で巨大化した有名観光地のミズバショウと違って、本来の姿に近いものだったのでしょう、風情のあるものでした。
 ただ勝手な推測ですが、ここでも4月の気温が、冬と春を繰り返したからでしょうか、仏炎苞も葉もともに、先端部が霜焼けふうに茶色く痛んでいました。3r

 
リュウキンカ:
 ミズバショウが意外に小さいという印象だったのに較べて、ここのリュウキンカは記憶しているものに較べると、ずいぶん大きく立派な株が多かったように感じました。2r_8

 植物も生育環境条件によって見違えるようになることがよくありますね。

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2010年5月12日 (水)

2010/5 ゴールデンウイークの信州路を走る②車山山頂360度の大展望

 5/3早朝、ホテルの窓越しに、まだ少し雪の残る車山(1,925m)が遠望できました。望遠で覗くと、頂上の気象レーダー観測所、またリフト終点もくっきりと見えます。2r_6

 これならちょっと行ってみなくては、ということで、10時半過ぎになってから、車山展望リフト乗り場まで、車で10分、そこからリフト乗り継ぎ15分で、容易に山頂へ。 
 着いたのは午前11時過ぎ。よく晴れていましたがさすがに吹く風は冷たく、山頂一帯はまだ緑は少なく、茶色が主体の冬模様のままでした。
 しかし、評判どおり、360度の展望はさすがのもので、八ヶ岳、日本アルプスの眺めは圧巻でした。ただ欲を言えばきりがありませんが、よく晴れていても遠景は霞んで風景のコントラストが弱いため、コンパクトデジカメでは自動ピン合わせができませんでした。もう少し早い時間なら良かったのかも知れません。
 写真は東方面から南、西、北へと時計回りで撮しました。まずい写真ですが雰囲気だけでも。

 
東方面:
 浅間連峰(写真上)と蓼科山(下)を望む。南面には雪はほとんど見られません。Photo_2

 
東から南方面:
 八ヶ岳連峰(写真上)と南アルプス(下)。八ヶ岳連峰右端の編笠山とその右の南アルプス左端の鳳凰山の間に遠く、青く霞んだ富士山が見えるはずでしたが、どうしても確認できませんでした。もちろん写真には写りません。Photo_3

 
西方面:
 中央アルプス(写真上)そして御嶽山(下)を望む。Photo_4

 
最後は西から北方面:
 乗鞍岳、そして北アルプス。長大に連なる北アルプスの山並みは、広角画面でも1画面には収まりません。右側残り1/3位は途切れています。文字通り360度の大パノラマはさすがに雄大でした。360

 夏、高山植物が咲き乱れるお花畑のシーズンを今後の楽しみに残して下山しました。

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2010年5月11日 (火)

2010/5 ゴールデンウイークの信州路を走る①

  今年(2010)のゴールデンウイークは全国的に天候に恵まれる、という予報のとおりになりました。そこで”世間並み”に出かけることにして、信州路を走ってきました。
 5/2、渋滞気味の上信越自動車道を佐久ICで下りて、R141・R142・県道40号を経由して長野県茅野市白樺湖まで。

 佐久インターを下りたところで、だいぶ雪も少なくなった浅間山が見えました。「峠の釜飯屋」さんで名物の釜飯を買い求めたついでの風景です。Img_6779trm_2

 
 R142佐久市浅科付近では、春の雑草ナズナやタンポポ、ヒメオドリコソウなどが群れ咲く向こうに、また、その少し先では咲き残った桜並木の向こうに、浅間山が望まれました。2r_4

 
 R142から県道40号線を走り、ルート最高地点の北佐久郡立科町、雨境峠に至ります。Img_6800_2

 
 峠頂上には、町の文化財、「雨境峠と勾玉原」案内看板と付近の観光施設案内板がありました。2r_5

 
 またここからは、その昔登ったことのある蓼科山がよく見えます。見えているのは北側の斜面で、まだ雪が残っていました。(峠を下りて反対側にでると、南斜面には雪はほとんど見えませんでした)Img_6804

 小休止した後、ゴールの白樺湖に向かいました。ここからはもう間もなくです。ゴールデンウイークの中日で、しかも田舎道とあれば、道中渋滞などとはおよそ無縁で、気持ちよくのんびり走ることができました。

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2010年5月10日 (月)

裏筑波山の山野草(ミヤマカタバミ、エンレイソウ、フタバアオイ、ミミガタテンナンショウ、ネコノメソウ、シコクスミレ)

 4月下旬に裏筑波山に行きました。その時、登山コースで目にした、いくつかの山野草です。

ミヤマカタバミ
 男の川コースを登り初めてすぐ、杉木立の林床に群生していました。地下茎から長い葉柄を出し、ハート形の小葉を3枚つけています。3月から4月、葉の展開とほぼ同時に花茎の先端に直径3cmくらいの清楚な白い花を開きますが、花をつけている株は多くはありません。
 なお花は日当たりが悪いと開ききらず、また夕刻には閉じてしまいますので、十分開いた花を見る機会は多くないようです。Photo

 
エンレイソウ:
 エンレイソウは山地のやや湿ったところに生える多年草で、草丈は20~40cmほどになり、大きな菱形状卵形の葉が3枚、輪生しています。
 花は花弁が3枚で、色は緑色から紫褐色まで変化が多いものですが、ここでは緑色のものがほとんどでした。
 花期は4月から5月です。日本各地に分布しています。20104252r

 
フタバアオイ:
 東秩父村で、鉢植えのものを見たことがありましたが、群生しているのを見たのははじめてです。山地のやや湿った林床に生える多年草で、徳川家の葵の紋はフタバアオイの葉を3個組み合わせてデザインしたもの。
 花は2個の葉のつけ根から花柄をのばし、紫褐色を帯びた直径1.5cmほどの小さな花を下向きに1個つけます。なお花弁のように見えるのは萼片で、花弁はありません。花期は3~5月。
 今回は、ずいぶん探しましたがここでは蕾のついた株は少なく、またつぼみが膨らんでいても花が開いたものは残念ながら見つけられませんでした。2r

 
ミミガタテンナンショウ(上)とネコノメソウ(下)
 お馴染みの独特の仏炎苞を持っていてすぐ目に付きます。あちこちにたくさん生えていました。花期は4~5月。
 ネコノメソウは山地や丘陵の沢沿いなど湿ったところで群生しているのをよく目にします。種類が幾つかありますが、今回のものは良く分かりません。2r_2

 
シコクスミレ:
 エイザンスミレ、タチツボスミレ、その他多くの種類のスミレが咲いていましたが、たまたま通りかかった専門家の方から、”これはシコクスミレです。ここに分布しているのは珍しいです。
 同定は距(花の後に突きだした部分で、スミレ類の鑑別ではここの形状がポイントになる)で確認します”、と教えていただきましたが、素人には結局良く分かりませんでした。とりあえず写真だけです。2r_3

 カタクリは全山カタクリに覆われている、というほどたくさんありました。また沢筋に咲くニリンソウ大群落も見事で、アズマイチゲ、キクザキイチゲ、さらにヒトリシズカなど春の山野草を楽しむことができました。

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2010年5月 9日 (日)

ニホンアカガエル

 掲載が遅くなりましたが、4月上旬、北本自然観察公園(埼玉県北本市)に立ち寄った際に、ニホンアカガエルのオタマジャクシが、親ガエルの写真とともに観察用に展示されていたのを見てきました。46img_5839_1

 まだ実際にニホンアカガエルを見たことはありませんが、このカエルは平地から丘陵地にかけて明るい森林、池沼、水田周辺の草むら、湿地等に住んでいて、繁殖は、本州に住む蛙の中では一番早く、1月から3月に行われるそうです。
 そのため、天候の具合によって結氷などがあると卵が死滅することもあるそうです。産卵場所は、水の残った水田がもっとも普通で、その他湿地の水たまり等の止水が選ばれるとのことです。当地では冬期は全て乾田化されていますから、近くでは繁殖のしようがないのですね。
 観察園内の湿地に生息地があり、そのガイドマップに従って行ってみました。確かに展示されていたのと同じたくさんのオタマジャクシが見られましたが、親がエルは見つかりませんでした。463r

 またいつか親ガエルを見られる機会があればと思います。

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2010年5月 8日 (土)

トビムシ(2010.4.25採取、裏筑波山の落ち葉腐植から)

 トビムシは、陸のプランクトンとも呼ばれるように、山地の森の林床や、都市公園の落葉腐植層中など、植物性腐植のある環境にごく普通に分布しています。氷雪環境下に住んでいるものもいます。
 その生息数はとても多く、1平方メートルあたり、少なくても数千、多いときには数万個体といわれています。ただその体の大きさは、0.5~3mm前後と小さなものが多く、また乾燥した明るい地表にはあまり出てきませんから、直接目に触れる機会は少なく、一般の人にはなじみがありません。
 またトビムシは大変原始的な生き物で、昆虫と同じように体の構造は、頭部、胸部、腹部と分かれていて、足も6本ありますが羽はありません。また変態もしません。脱皮を続けて成長します。
 特徴的なことは、多くのトビムシが腹側に叉状器(跳躍器、バネ)と呼ばれるフルーツ・フォークのような形をした跳躍器官を持っていて、普段は腹部下面に寄せられ、腹面にある保持器によって引っかけられていますが、危機に遭遇するとこのバネではじいて跳んで逃げるため、トビムシという名前が付けられました。

 
アヤトビムシの仲間:
 立派なバネを持っています。トビムシの中では比較的大きいものが多い種類ですが、この個体は体長1.7mmほどでした。2r

 
なお、バネ(叉状器)のない種類もあります。シロトビムシの仲間:
 シロトビムシの仲間はバネを持たないものが普通のようです。この個体は体長約1.3mmでした。腹部に見える茶色のものは、俗にソーセージと称される体内に取り込んだ腐植食です。Img_5456

 
 トビムシは腐植土壌中の有機物や菌類を食べて糞として排泄し、それを微生物がさらに分解して、自然界における有機物の分解と養分の循環に深い関わりを持っているといわれています。このようにトビムシの大多数は”草食性”のおとなしい生き物で、カニムシなど肉食性の餌にもなっていて、食物連鎖の底辺に位置しています。
 ただ、時には盆栽(に置かれた肥料に)繁殖したり、貯蔵野菜・食品などに繁殖したりして、いわゆる”衛生害虫”として追っかけられ、駆除の対象になることもあります。
 トビムシを観察するには、通常、乾燥と光を嫌う特性を利用して、ツルグレン装置という用具で抽出し、ルーペや低倍率の顕微鏡などで観察されています。
 ただ単なる暇つぶしの一端で、それ以上の知識も学問的探求心も持たずに、ただ眺めてみても、特別面白いものではありませんが、この度もまた暇つぶしです。

 
トゲトビムシ:
 トビムシ仲間では大型で、長い触角の第3,4節に、フレキシブルチューブのような形をした環状の小分節を有するのが特徴で、分類基準の一つになっています。この個体は体長約1.9mmでした。頑丈そうなバネがあります。また(写真では腹部の真ん中あたりのように見えますが)6節ある腹部の第1節にある、デベソのように見えるのはトビムシを特徴づける「腹管(粘管)」と呼ばれる器官です。3r

 
ツチトビムシの仲間とムラサキトビムシの仲間:
 どこにでも必ずいるといわれるほっそり形体型のツチトビムシの仲間。バネがあります。また、ずんぐり体型で赤っぽい色に写っているのはムラサキトビムシの仲間で、短いバネを持っています。どちらの個体も0.7~0.8mmほどの小さいものでした。3r_2

 
マルトビムシの仲間:
 どちらかといえば気持ち悪いという印象をぬぐえないトビムシですが、マルトビムシは名前のとおり、胸部と腹部の体節が融合して球形になった丸っこい体型で、その分、愛嬌があり、気味悪さはずっと少ないと思いまが、やはり気持ち悪いでしょうか。
 今までこの仲間はごく小さな個体しか見つけていませんが体長2mmほどの種類もいるそうです。写真ものは体長0.3~0.5mmくらいでした。体長のわりには(相対的に)長い触角と、バネを持っています。2r_2

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2010年5月 7日 (金)

フキノトウ、綿毛の種

 3月中旬、場違いなところにフキノトウが2つだけ生えていました。もうだいぶ大きくなっていましたが、それでも草丈は10cm足らずでした。
 雑草だけが生える草原です。遠くから飛んできた綿毛の種が芽生えたのでしょう。201003272r

 
 4月下旬、農家の近くの空き地に、畑から飛んだ種が生長したと思われる、ひとかたまりの蕗があり、その何本かに綿毛の種が付いていました。20104242r

 早春、葉が伸び出す前に花茎が伸び出して地面に頭を持ち上げる蕗は、フキノトウとして風景としても味覚としても古くから親しまれていますね。
 蕗は雌雄異花で、雌花は受粉後に花茎を伸ばしてタンポポのような綿毛をつけた種を飛ばします。フキノトウとして開花したときの草丈はせいぜい5~10cm程度ですが、種を飛ばす今頃の草丈は70~80cmほどにもなっています。

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2010年5月 6日 (木)

トビとカラス、カルガモ、タシギ、ヒバリ、キジ

 遅くまで残っていたツグミやコガモもなどの冬鳥も5月になるとだんだん姿を消していき、留鳥だけで少し寂しくなった野外ですが、今度は旅鳥や夏鳥がやってきます。

トビとカラス:
 調節池上空で、トビがカラスに執拗に追いまわされているのを目撃しました。猛禽のはずのトビは本当にただ逃げ回るだけです。そしてカラスの執拗さはたいしたもので、見ているうちに、カラスはやくざ、ただ追われて逃げ回るだけのトビは善良な小鳥のように思えて、暇人は思わずトビに肩入れしてしまいました。
 カラス野郎などやっつけろ!と。でも追い払われてカラスの領空域から去っていったのはトビでした。Blg20104720100407

 
カルガモ:
 堤防の草地に上がって、草の柔らかな新芽を盛んに食べている様子でした。これからは田植えが終わった水田におりて餌をあさる姿も見られるようになります。3r

 
タシギ:
 草原の水たまりに、何かあります。目を凝らしてみても良く分かりません。全くピクとも動かない”物体”です。カメラのズームレンズで覗いて見ても、同じです。とりあえずシャッターを押してから、何だか確かめようと数メートルまで近づいたとたんに、ぱっと飛び立っていきました。
 とても特徴のある羽の形と飛び方でした。後で、写真を確認して調べたら、タシギと分かりました。これまで目にしたことはなく、たまたま旅の途中で立ち寄っただけのようでした。P4130048cc

  タシギは冬鳥または旅鳥として渡来し、水田や蓮田、湿地等に住み、日中は草陰や稲の切り株の陰などにじっと潜み、夕方から活動するということです。
 とにかく日中は、人の姿を見ても忍者スタイルで微動だにせずじっとしているため、知らずに近寄りすぎて飛び立たれるまで、その存在に気づかないことが多いということでした。

 
ヒバリ:
 草原にはたくさんのヒバリがいます。草が伸びて草むらにおりたヒバリの姿は確認が難しくなってきました。はるか遠くからでもよく聞こえる大きな声で囀っています。もうすぐ草原に営巣して卵を産み子育てが始まることでしょう。2r_2

 
キジ:
 草原にキジがよくやってきています。例によって、ケーンという声だけが聞こえます。声のする方向の草むらに向かって腰を下ろして待っていると、雄のキジがぬっと姿を現わしました。
 じっと見ているのに気がつかない時は、ゆっくりと草地を移動していきますが、気がつくと物陰にスッと座り込んで身を隠します。場所が不適当なら丸見えでも隠れているつもりのようですが・・・
 しばらく後に、別の草むらから雌のキジも姿を現しました。4r

 ケーンという声は雌雄の呼び合う声なのでしょうね。今はこのあたりは全域禁猟区ですので、キジも、鳴いても撃たれません。

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2010年5月 5日 (水)

ノヂシャ

 春が盛りの散歩コースで、堤防の草はらにノヂシャが大きくなって群生していました。P4130028

 
 いつかは、先に大きくなってしまった他の雑草に埋もれるように、ポツポツとごく遠慮がちに小さな薄水色の花をつけているのを見つけて喜んだことがあったものですが、今シーズンは様変わりです。P4130028_4

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 毎年、人為的攪乱で環境が変わるせいなのでしょうか。あまりの見事さに、一つかみ束ねて摘んで帰りました。P4130028_2

 
 お浸しにすると全くくせがなく、やわらかくて美味しいものでした。P4130028_3

 日本では雑草扱いですが、欧米ではサラダ用ハーブとして広く生食されるそうで、なるほどと納得の無農薬・自然栽培のハーブです。

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2010年5月 4日 (火)

ハグロハバチ(→不明種に訂正)

 4月中旬の草むらでハグロハバチを見つけました。全身真っ黒のハチです。まだ気温が上がらない午前中だったので、あまり活発ではなく、時々草にとまりましたので、写真に撮れました。P4130015_1

P4130015_2

P4130015_4

P4130015_5

 
 特に珍しいわけではなくて、これまでも普通に見かけていましたが、活発に飛び続けて静止しませんでしたので、写真に撮ったことがありませんでした

記事訂正:
 後日、別の機会(2010/11)に、幼虫を、余分に採種したギシギシの葉と共に、底に湿らせた砂を入れたプラスチックの虫かごに入れて置きました。
 春先までそのまま放置して忘れていたのですが、虫かごをひっくり返して見ると、カラカラに乾燥した成虫がありました。取り出す時に頭部がぽろりと撮れてしまいましたが、全体を写真に撮って上記写真と比べるとかなり違っていて、明らかに上の個体は別種類のものでした。名前はわかりませんが、間違いですので訂正いたします。(2011/3)

 なお、ハグロハバチについては、後日再確認して掲載した記事こちらをご覧下さい。
 
http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-169b.html

 幼虫の方は晩秋になっても食草のギシギシを穴だらけにしながら丸まっている姿を何度も見かけています。(写真再掲)2r

 これで親子セットが出来ました。

ハグロハバチ参考URL:
①http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/hagurohabati.html
②http://www.hegurinosato.sakura.ne.jp/2bangura/vi_hachi/hagurohabachi.htm

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2010年5月 3日 (月)

クロハネシロヒゲナガ、タンポポで吸蜜

 好天に恵まれた大型連休になり、近くの水田地帯ではいっせいに田植えが行われ、方々で大型機械が稼働していました。
散歩に出かけたお昼過ぎ、その大きな音が間近に聞こえてくる調節池の草原に、クロハネシロヒゲナガが飛んでいました。
 草原の雑草もいっせいに勢いを増し、これまであまり目立たなかった植物も群生して花を開き、昆虫たちのやって来るのを待っているようです。
 そんな植物の一つ、オヘビイチゴが黄色い花を開いて群生している一角がありました。
 そこに、あの、クロハネシロヒゲナガが飛んでいました。あたりにはネズミムギなどの雑草はなく、昨年刈り取られたヨシが生え始めている環境です。
 それで、”クロハネシロヒゲナガの雄成虫は午前中に飛翔活性が高く、正午前くらいから、雌雄ともにオヘビイチゴなど、特定の花を好んで訪花・吸蜜することが分かった”、という文献情報を思いだして、しばらくしゃがみ込んで観察してみましたが、花の周りに飛んできて近くに止まりはするものの、その時には残念ながら吸蜜は観察できませんでした。

 オヘビイチゴの群生:(名前も草姿もよく似ているヘビイチゴは小葉が3枚、オヘビイチゴは5枚なので区別できます。)5img_6726_4cc

 
 あたりを飛びかい、伸び始めたヨシの茎にとまるクロハネシロヒゲナガ(♂)。5img_6726_3trmcc

 
 そこから移動して、ネズミムギがたくさん生えているあたりにさしかかると、たくさんのクロハネシロヒゲナガの雌・雄がいました。
 飛び回っているのはもっぱら雄で、雌はネズミムギやヨモギの葉にとまっている姿を多く見かけました。2010431img_6747trm

 
 あたりには(セイヨウ)タンポポが咲き乱れていましたが、その一つにふわふわ飛んでいた♂が一匹おりてきて、吸蜜をはじめました。
 普段はくるくると巻いている口吻を真っ直ぐに伸ばして、移動させながら蜜を吸っている様子です。
 期せずして初めてのタンポポ訪花・吸蜜の観察記録ができました。Img_6742

Img_6742cctrm

 
 逃げられないように、と最初はおそるおそる遠くから”吸蜜確認写真”を1枚”確保”してから、後は大胆に接近、撮影。それでも全く逃げる様子はなく熱心に吸蜜を続けました。
 後でカメラのデータを確認したところ、この場合は吸蜜時間は約2分間でした。
 すぐ近くで稼働しているトラクターの騒音がBGMになった動画もピンぼけながら撮影できました。 

 今シーズンのクロハネシロヒゲナガ・フィーバーはこれで最後と思います。タンポポの花の蜜を吸う小さな蛾、ということなら、それほど毛嫌いすることはなさそうです。

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2010年5月 2日 (日)

キアゲハ

 4月初旬、今シーズン初めてキアゲハを見ました。
 羽化してまだ間もない個体だったのでしょうか、あるいは寒かったからでしょうか、あまり高く飛びません。
 草むら近くを少し飛びまわると、すぐに地面におりては陽に向かって翅を広げていました。P4130050

P4130050_1

P4130050_2

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 モンキチョウやモンシロチョウは早春から姿を見せていましたが、キアゲハは遅かったようです。

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2010年5月 1日 (土)

筑波山(裏筑波)ハイキング:男の川コース②

 風薫る五月、時あたかもゴールデンウイークの最中です。天気予報によれば、大型連休中は、これまでどこに行ったのか分からなかった春は解消し、初夏の陽気になるということです。爽やかな日々であったらいいなと思いますが・・・
 さて、前日記載の裏筑波ハイキングの続報です。「男の川コース」を辿って筑波山(男体山)頂へ、そして大勢の観光客で賑わう御幸ヶ原、女体山から再び静かな裏筑波の筑波高原キャンプ場へ下山し、林道を経て出発点に戻るまでの記録です。

 自然研究路の散策を経て男体山頂へ。山頂付近の鉄階段では、登りも下りも、十数人の順番待ち。まあ急ぐ旅ではありませんから、人の流れが途切れるまで待ちます。写真を撮るのも同じように、人が途切れるのを待って撮影しました。人混みの中に頂上がある、というのはどうも絵にならないようで・・・、というより、絵にできる技量がないからですね。
 善男善女が引けば、必ず大吉になるお神籤を結びつけた樹の枝の向こうに、ロープウエーの着く女体山が見えます。Blg2r_2

 
 混み合う男体山をそうそうに下りて、ケーブルカー駅のある御幸ヶ原広場へ。ここから、少し霞んではいましたが稜線右寄り奥に2基の風車発電施設の白いプロペラ、左手には足尾山から加波山、燕山の連なりが見えました。山肌の白い傷跡は御影石採石場。1135img_6631

 
 それから、ちょうどお昼前で混み合う人込みの中を女体山に向かいます。ここも混雑していて写真撮影も順番待ち。
 振り向けば、先ほど下りてきた男体山が見えます。11502r1157

 
 しばしの展望を楽しんだ後、雑踏から逃れるように、静かな裏筑波の筑波高原キャンプ場に下山します。下山路は広くて、指導標などもよく整備されたハイキングコースになっていて、全山カタクリの花でいっぱいという感じでした。またニリンソウ、キクザキイチゲ、ミミガタテンナンショウ、ヒトリシズカなど春の花がいっぱいでした。
 キャンプ場に下りてからは林道を辿ります。「女の川」を過ぎ、やがて「男の川コース」登山口に戻ります。そこにはまだ7~8台の車が林道脇に駐車していました。
 桜は満開で、桜には似合わないヒヨドリが花散らしをしながら、ピーヨ、ピーヨとやかましく鳴いていました。130113197

 
 さらに登山口から、朝、車を停めた林道合流点まで戻ります。帰着時間は午後1時半くらいでしたが、まだ別に2台の車がありました。ここから復路は、林道・鬼ヶ作線、そして酒寄線を経由して帰宅しました。1344

 走ってみての感想ですが、平均的にはあまりよい道ではなく、往路の裏筑波観光道路経由の方が良さそうでした。(完) 

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