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2010年6月12日 (土)

クロアチアを巡る4カ国周遊の旅(2)

 2010/5旅の続きです。

3日目(5/20木曜日):
 《クロアチア/リエカ》
 オパティアを立ち、地中海の1部であるアドリア海を南下。クロアチア最大の貿易港リエカヘ。”川”という意味の名前の町リエカは小さい都市ですが、ベネチアの影響を受けた城塞都市でした。着後、リエカ市内観光。
 リエカは川崎市と姉妹都市の提携をしていて、その記念の「友情」モニュメントがありました。リエカの守護聖人を祀る「聖ヴィート大聖堂」や、オーストリア時代の雰囲気を残す旧市街を見学しました。Photo_2

 
 《クロアチア/ザダル》
 リエカ観光後、セーニを通過して、かつてダルマチア地方の中心として栄えた港湾都市ザダルへ約300km、3時間半のバス移動。
 沿道に途切れることなく見られた一面の黄色い花の群生はエニシダ。羊が食べると有毒で死ぬことがあるので、駆除しているが追いつかないということでした。これも1つの環境汚染でしょうか。(マメ科エニシダにはスパルティンというアルカロイド成分が含まれ、神経毒性があり、多量に食べると神経麻痺や呼吸困難で死亡することもあるということ)

 カサゴ料理・ブイヤベースと250円ほどの美味しい赤ワインの昼食後、ザダル市内観光。

 ザダルの旧市街は長さ1キロほど海に突き出した長方形の半島からなり、歴史を通じて町は十字軍など幾度もの攻撃で打撃を受けてきましたが、二千年以上前からの歴史遺産が数多く残っています。見どころは多く、特にザダルのシンボルになっている聖ドナト教会に代表される教会関連施設はクロアチア屈指の充実度を誇るということです。
 潮風が奏でる音色というシーオルガン、9世紀に建てられたプレ・ロマネスク様式の円形教会で、ザダルのシンボル・聖ドナト教会、そして聖マリア教会・修道院などを見学しました。また自由時間には鐘楼にも登り、町並み展望も楽しみました。16r

 
 《クロアチア/シベニク》
 見学後、バスで次の、中世の街並みを色濃く残すシベニクヘ。シベニクも元ベネチアの影響下にあった都市で、アドリア海岸のほぼ中央に位置し、今はダルマシア地方観光の中心都市です。
 海沿いに広がる町並や市庁舎また市内の到る所にある教会や町通りを見学し、さらに見どころの世界遺産である、72人もの市民の顔が外壁に彫り込まれた「聖ヤコブ大聖堂」などを見学しました。その後の自由時間には旧市街と海の双方を眺望できるパナラマスポット・「聖アン(ミホヴィル)要塞」の上まで登り、町を一望する絶景を楽しみました。Blg5r

 この日はよく歩きました。またバスから見えたアドリア海のブルーが印象的でした。シベニクの宿泊はホテル「ジュレ」の予定でしたが“突然変更させられた”「イワン」ホテルへ。かつての社会主義国家の亡霊の片鱗が見えたような気がしました。
 たまたまですが、割り当てられた部屋のカギが不良で、開閉に“コツ”があってなかなか容易には開け閉めが出来ないという体験をしました。夕食はバイキング形式で、どうしても食べ過ぎに。

 
4日目(5/21金曜日):
 《クロアチア/クルカ国立公園》
 シベニクを立って、2010年新たになったクルカ国立公園へ。後の日程で訪問するプリトヴィッツェ湖群国立公園と同様、カルストによって造り出された湖、滝、早瀬が、クルカ川沿いに連なる絶景の広がる国立公園です。
 自然の景観と、歴史や民族衣装などの展示物や小屋などの見学が楽しめました。さらに公園内屈指の名所である滝「スクラディンスキ・ブク」。全長800mを17段の滝が連なって流れ落ち、最後の滝はエメラルド色の湖に注ぎ込んでいます。このスクラディン滝の近くには遊歩道が巡らされていて階段状に連なる滝を眺める爽快なウオーキングを楽しみました。またスクラディン滝の上流には長さ3kmのヴィソヴァツ湖があり、真ん中にフランシスコ会修道院がたたずむ小島が浮かんでいます。この湖の遊覧船による観光も良いものでした。Blg10r

 公園総面積142平方kmの内、約2割が水面で占められ、水流と緑が生み出す絶景が人々を魅了するというその水量が、やはり異状気象ではという、直近の大雨で、普段は乾いた草原だという所まで川のように水が流れ、当然、本流の滝などは豊富な水量で見応えのあるものになっていました。
 余談ながら近年どこに行っても聞かれる”異状気象ではないか”という言葉が気になります。

 
 《クロアチア/スプリット》
 クルカ国立公園の観光後、バスで次の目的地スプリットへ向かいます。途中、国営レストランでローストポークの昼食を食べ、またプリモシュタイン(島の町)を車窓から眺め、スプリットへ。沿道にはやはり黄色のエニシダと、大きく花茎の伸びたリュウゼツランが目立ちました。
 スプリットは世界遺産に指定された古代都市が残る神秘的な町で、ローマ皇帝ディオクレティアヌスの宮殿の上に築かれた町です。旧市街である宮殿の広さは南北が215m、東西が180mあり、周囲を厚さ2m、高さ約20mという巨大な壁によって囲まれています。
 旧市街の中心部ペリスティルという広場を中心に、当時は北が兵舎、南が皇帝の私邸に分かれていました。現在は大聖堂になっているディオクレティアヌスの霊廟、洗礼室になっているジュピター神殿や宮殿地下などを見学。
 自由時間には大聖堂に隣接する鐘楼の頂上まで登り、すばらしい眺めを満喫しました。古代ローマをしのぐ大きな遺跡、その規模に驚きました。Blg10r_2

 
 《クロアチア/ドブロヴニクへ》
 スプリット見学後、本日の宿泊地ドブロヴニクへ向かいます。途中、ボスニア・ヘルツェゴビナの海岸線の1部がクロアチア領内に入り込んでいて、ここを横切るためにボスニア・ヘルツェゴビナ領のネウムに入出国します。
 ボスニア国境では一応簡単なチェックがありました。”どこから来たか、日本、OK”
 トイレ休憩を兼ねて立ち寄ったネウムのスーパーではユーロが使えて(クロアチアではクーナ)しかも安価なので、買い物も。
 漬け物などに最適という、安くて美味しい「お塩」がお土産にも最適とか。通関時に例の”白い粉”と疑われて困るのではないか、いや舐めてみればすぐ分かるよ、など言い合いながらたくさん買い込んだ人も。
 再びクロアチアの海岸沿いにムール貝の養殖ウキやイカダの風景を見ながら宿泊地のドブロヴニクへ。途中レストランで夕食シーフードリゾット。
 ドブロヴニク到着はpm21:45と遅くなりました。ホテル、「インポータンヌリソート・ネプチューン」泊(2連泊)。
 なおこのホテルで宿泊した部屋では、洗面所の水抜き栓が閉まったままで排水できず、翌朝、修理を依頼しておきましたが、修理ではなく、水栓が撤去されていました。今度は水が溜められないということになりました。まあ、溜められなくても一向にかまいませんが、日本ではまず無いことがまだまだ普通に残っているようでした。

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