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2010年6月27日 (日)

クサノオウ、スイカズラ、マルバウツギ、コアカミゴケ/コナアカミゴケ

 6月初旬、山里の林縁で見かけた植物です。特に目新しいものではありませんが記録しました。

●クサノオウ:
 近くの平地では見られませんが、山野の道ばたや林縁などにはよく見かける越年草です。全体に茎や葉に縮れた毛が多く、そのため全体に白っぽい緑色で、高さは30~80cmになります。
 茎や葉を切ると黄色い汁が出てきます。葉は互生し、羽状に深く切れ込んでいます。枝先に直径約2cmの黄色の4弁花を数個開きます。
 花期は5~7月。分布は本州~九州。Blg2010662r

 
●スイカズラ(金銀花):
 6月初旬、山の斜面よう壁に蔓を這わせて花をつけていました。まだ蕾が多く、咲き始めの白い花ばかりでした。
 スイカズラは山野や道端に普通に生える蔓性の植物で、花には甘い香りがあり、また花色は咲き始めの白から徐々に黄色に変化しますが、通常その両方が同時に見られるので金銀花と呼ばれて、庭木や公園樹などにもなっていて近くの市街地でも見かけることがあります。
 花弁は筒状で、先の方は上下2枚の唇状に分かれ、上唇はさらに4裂しています。花は2 個ずつ対になってつきます。また9-12月に小粒で黒く熟した実(液果)がなります。
 開花時期は5-7月。分布は日本全土。Img_8186

 
●マルバウツギ:
 林縁に咲いていて白い花が目立ちました。落葉低木で、日当たりの良い山地に生え、よく分岐して高さ1.5mほどになります。
 葉は対生し、縁には鋸歯があります。円錐花序に、直径1cmほどの白い花をにぎやかにつけています。雄しべは10本です。
 開花時期は5~6月。分布は本州(関東地方以西)、四国、九州。Blg20100606

 
●コアカミゴケ(/コナアカミゴケ?):
 少し標高の高い山地の林縁斜面に一群の生育がみられました。
 普段あまり目にする機会がありませんので一応写真に撮りましたが、不鮮明なものになりました。
 この地衣類は腐朽した樹皮や、腐植土のある岩上に生育し、「コケ」の名がついていますが、菌類と藻類からなる共生生物で、樹状地衣類です。
 全くの素人で詳しいことは分かりませんが、これまでコアカミゴケといわれていたものは日本にはなく、コナアカミゴケが正しい、といわれたりしています。
 いずれにせよ、この地衣は特徴として、頭部に子器と呼ばれる赤色の”帽子”をかぶっていて素人目にはきれいで珍しいものです(ただそれだけですが・・・)。
 今回の群生では、子器の色が鮮やかな赤ではなく、地味な赤褐色のものばかりで目立ちませんでした。
 時期的なものなのか、あるいは別物なのかもしれませんが、記念写真程度です。Blg2r

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