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2010年6月 6日 (日)

有害外来魚(ブラックバスなど)の駆除

 五月末に、散歩コースの調節池で外来有害魚の駆除作業が行われていました。「ふるさとの川魚類資源再生緊急事業」として実施されるそうで、川魚資源に悪影響を及ぼしているブラックバス属(オオクチバス、コクチバス)およびブルーギルなどの駆除が目的とのことでした。

 朝、広い調節池に、複数のゴムボート・チームが漕ぎ出して、守備範囲に刺し網を流していきます。Img_7963

 
 網の設置が終わると、先端に水鳥の羽のようなものがくくりつけてある竹竿で水面をたたいたり、かき回したりして、魚を追い込んでいきます。そして午後になってから網の引き上げにかかりました。
 網には当然ながら、池に生息している魚が無差別にかかりますので、鯉や鮒は外して放流し、駆除対象のものだけ選別して、ゴムボートにくくりつけられた生け簀網カゴに収容するという、見ていてもかなり大変な作業でした。
 途中でゴムボートが帰ってきました。ボート上では処理できない大物がかかったので、岸辺に一度あげて外すしかないということでした。

 
ハクレン:
 大物は体長約80cmというハクレンでした。植物プランクトンを餌にして100cmにもなるという中国原産の淡水魚。毎年、夏の産卵期になると”利根川で大ジャンプするハクレンの群れ”の報道写真が、季節の風物詩として新聞に掲載されますが、間近で見るのは初めてでした。
 草食性のため、漁業被害の問題はなく、駆除対象外ということで、岸辺のコンクリート護岸のうえで網に絡んだまま暴れて跳ねるハクレンに手こずりながら、係の人たちが数人手伝って網から外したところへ、草むらから野良猫が姿を現して近寄ってきましたが、匂いを嗅いだだけで顔を背けて行ってしまいました。
 跳ね回って傷つき、赤い血に染まりながら、水辺にころがされ、水中に戻るとやがてゆっくりと泳ぎ去っていきました。3r

 
コイ:
 網にかかった大きな鯉も放流です。2r

 
ブラックバス:
 駆除対象で、もっとたくさん捕れないといけないんだが、うまく行かないなあ、とぼやきの声があがっていました。2r_2

 
ライギョ:
 駆除対象魚種を収容した生け簀網カゴには、特徴的な模様ですぐにそれとわかるライギョも入っていました。Img_7987trmcc

 
 ブルーギルはこのボートの守備範囲では1匹もかからなかった、と残念そうな担当者の声でした。
 外来魚種による悪影響は以前からずいぶん話題になり、対策も進められていることは承知していましたが、実情の一端を目の当たりにしたのは初めてでした。身の回りでも様々な自然環境の変化が起きています。
 

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