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2010年6月28日 (月)

ヒメギス幼虫、センチコガネ、マガリケムシヒキ(♂)、アカハネムシ(♀)

6月初旬、山地林縁などで見かけた昆虫です。

ヒメギス幼虫:
 林縁の草地にいました。全体が黒く、胸部横にはヒメギス特有の白い斜めのラインがあります。
 指を近づけるとなぜかピョンと飛び乗ってきました。しばらくそのままでしたが、そのうちいきなり噛みつかれて、痛かったものです。
 ヒメギスは近所の草むらでも見かけますが、緑色型の個体が多いです。発生時期は5月~9月。成虫の体長は2.5~3cm。虫や植物などを食べる雑食性です。Img_8159trm

 
センチコガネ(あるいはオオセンチコガネ):
 イノシシやシカの食害が増えて困るという山林で、落葉の上に出ていたのですが、近寄ると落葉に潜ってしまい、やむなく指先でつまんで明るい道ばたに出しました。
 見ると、糞まみれです。”センチ”雪隠(せっちん)に潜っていたのでしょう。体長17mmくらい。色は黒色ですが、光に当たると、紫、青緑、紫銅、金銅色などに光ります。
 動物の糞に集まります。外国のフンコロガシ(スカラベ)と呼ばれるコガネムシと同じ仲間ですが、本種は糞を転がすことはしません。食べるものは糞の他に、キノコの腐った部分を食べたりします。
 体の大きさと、頭楯の前縁形状が弓状か尖っているかで、センチコガネとオオセンチコガネが区分出来るそうですが、この写真だけでは分かりませんので、センチコガネとしました。3r

 
マガリケムシヒキ(♂):
 林縁の草むらにいました。やや小型、細身で、体は暗灰色、脚の脛節から爪までが黄色のムシヒキアブの仲間です。
 林縁部で普通に見られ、小型のハエ、ガガンボなど、あまり大きくない他の昆虫を捕らえて体液を吸います。大きさ15-20mm、出現時期は5-10月。分布は日本各地。Img_8185trm

 
アカハネムシ(♀):
 林内の倒木の上を這っていました。体長15mmくらい。頭部,胸部,肢,触角が黒色で、上翅が赤色の小さいきれいな甲虫です。翅鞘の形が下膨れのようになるのがアカハネムシの特徴です。
 触角にピントがあった写真がありませんが、触角はクシ状で、クシの歯が長いのが♂で、短いのは♀ということから、この個体はギザギザくらいにしか見えないので♀としました。
 幼虫は朽木(くちき)の樹皮下に生活し、樹皮下内部の柔らかい材を食べるということです。2r

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