« ニワゼキショウ、ヘラオオバコ、マメグンバイナズナ、ヤエムグラ、オヤブジラミ | トップページ | モンキチョウ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ(♂/♀)、ベニシジミ、イチモンジセセリ »

2010年6月24日 (木)

マエアカスカシノメイガ、ヒロバウスアオエダシャク、ホソオビアシブトクチバ、不明のガ1種、アカマダラメイガ

 6月初め、標高1000mほどの山地にある建物の壁に色々な種類の蛾が貼り付いていました。
 いずれも小型のものばかりで、ギョッとする様なものはいませんでしたが。
 少し調べましたが分かったのは3種だけで、残りは分かりませんでした。
 ネット図鑑なども参照しましたが、写真1枚だけでは、素人にはなおさら難しいことでした。

 
●マエアカスカシノメイガ:
 成虫は、4~9月の間、また暖地では年中出現し、夜行性で灯火によく飛来するということです。翅を開いた時の大きさ(開張)は3cmほど。
 照明のせいで写真は黄橙色がかぶってしまいましたが、実際は、胴体と翅は白くて、翅は鱗粉が少なく半透明で、前翅の前縁に赤褐色の帯状の筋があります。
 触角は糸状でした。
 幼虫は薄い緑色の小さなイモムシで、ライラックやキンモクセイなどのモクセイ科の樹木を食樹としてその葉を食べるので、市街地にもけっこう多いそうです。
 分布は日本各地。Img_8112

 
ヒロバウスアオエダシャク:→ルリモンエダシャク
 シャクガの仲間のようです。ネット上の図鑑と首っ引きで、多分そうかな、と思ったのですが確信はありません。
 開張4cmくらい、出現時期は4~11月、分布は本州以南。
 幼虫の食餌植物はウラジロガシなど。Photo_2

 
ホソオビアシブトクチバ:→アシブトクチバ
 ヤガの仲間。三角形と独特の紋様から絵合わせで見当をつけました。
 開張4.1cmほど。成虫出現時期は5~10月。
 分布は本州以南。なお茨城県では希少種とのこと。
 また、幼虫の食餌植物はバラ科のバラ、ウバメガシなど。Photo_3

 
不明のガ2種:→上はシャチホコガ、下はオオアオシャチホコ2

 ここに登場した蛾は、すべて、とまっている時には翅を開いていました。

 
追記:
 先日、近くの草むらで、大きさ1cmほどの小さなガを見かけました。アカマダラメイガのようです。
 写真をパソコンで拡大して見ないと良く分からない程度の大きさです。
 これは、翅は閉じて止まっているようですから、やはり色々なのがいるようですね。Blg2010618img_8321trmcc

 
雑談:
 子供の頃、全部ではないけれど、「翅を閉じてとまるのが蝶で、開いてとまるのは蛾」、と単純化して教わりました。
 その昔は, 生物分類学上、チョウもガも、翅に鱗粉がある鱗翅目で、「蝶」亜目と「蛾」亜目に区別され、それぞれの特徴として「蝶:昼間活動、体のわりに翅が大きい、翅を閉じて止まる、棍棒状の触角、薄い鱗粉」、また「蛾:夜間活動、体のわりに胴体が太く翅が小さい、翅を開いて止まる、くし歯状又は羽毛状の触角、厚い鱗粉」などだったそうですが、その後の研究で決定的な相違点は見出せなくなり、鱗翅目の昆虫のうち一部を蝶、それ以外(蝶でないもの)を総称して蛾ということになっているそうです。
 蝶はきれいだけれど、蛾は気持ち悪い、というのは単なる先入観か、差別感情なのでしょう。
 そして、かくいう私も、蛾、と聞くとやはり、気持ち悪いと思ってしまうのです。
 蛾の皆さん、ゴメンナサイ。

2010.12.22追記
 本記事について、ATS様から、コメントにて下記*のように、ご指摘、アドバイスをいただきました。
 あらためてネット図鑑などでご指摘に従って確認したところ、お教えいただいたとおりと判断いたしましたので、「ヒロバウスアオエダシャク」とあるのはルリモンエダシャクに、「ホソオビアシブトクチバ」はホソオビではないアシブトクチバに、また不明種の上はシャチホコガ、下はオオアオシャチホコ、と修正いたします。ありがとうございました。

 *「ヒロバウスアオエダシャク」とあるのはルリモンエダシャクと思います。
 ヒロウスバは図鑑での分布が本州(東海以西)となっているように元々関東では馴染みの薄い種です。
 次の「ホソオビアシブトクチバ」はホソオビではないアシブトクチバと思います。
不明種の上はシャチホコガ、下はオオアオシャチホコと思います。

|

« ニワゼキショウ、ヘラオオバコ、マメグンバイナズナ、ヤエムグラ、オヤブジラミ | トップページ | モンキチョウ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ(♂/♀)、ベニシジミ、イチモンジセセリ »

昆虫」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。

ヒロバウスアオエダシャクで検索していて、偶然こちらのブログにたどり着きました。大変遅いコメントで失礼します。

まず、「ヒロバウスアオエダシャク」とあるのはルリモンエダシャクと思います。ヒロウスバは図鑑での分布が本州(東海以西)となっているように元々関東では馴染みの薄い種です。
次の「ホソオビアシブトクチバ」はホソオビではないアシブトクチバと思います。
不明種の上はシャチホコガ、下はオオアオシャチホコと思います。

失礼いたしました。

投稿: ATS | 2010年12月22日 (水) 02時31分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/415438/35413327

この記事へのトラックバック一覧です: マエアカスカシノメイガ、ヒロバウスアオエダシャク、ホソオビアシブトクチバ、不明のガ1種、アカマダラメイガ:

« ニワゼキショウ、ヘラオオバコ、マメグンバイナズナ、ヤエムグラ、オヤブジラミ | トップページ | モンキチョウ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ(♂/♀)、ベニシジミ、イチモンジセセリ »