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2010年7月23日 (金)

2010/7信州白馬路の旅① 和田野の森散策

 7月中旬、梅雨の最中、”白馬温泉郷フリータイム4日間”というのんびり旅に行ってきました。なにせ、雨続きの中、その日の朝、空模様と相談しながら、1日どうして過ごすか”すべて自己責任でお好きなように”という、なかなか”気の利いた”旅企画で、現地での宿泊施設は出発1日前に分かり、現地までのバス送迎だけ保証されているというもの。

 
 1日目はどんより曇った朝、自宅を出てバスの旅。やはり今にも降りそうな(実際現地近くでは時折小雨がパラついていましたが)午後の、早い時間に”確保された”和田野の森地区にある、3日間の宿にチェックイン。Img_9095trm_2

 
 一息ついてから、24時間入浴可能という温泉に入る気分でもないし、傘とカメラをぶら下げて、和田野の森から八方尾根のゴンドラリフト駅(八方駅)まで往復の足慣らしウオーキングに。蒸し暑くてかなり汗をかきました。
 空模様はどんより曇り空でしたが、八方駅近くでほんの一時、たれ込めたガスが流れて、山の姿が見えました。Img_9096m_2

 往復の道沿い林縁や草地には色々な山野草が見られました。気まぐれに撮ったそのいくつかです。

 
ウツボグサ:
 山地の草地に生える多年草で、高さは10~30cmほど。花は茎頂の花穂に密につき、青紫の唇形花です。葉には柄があり、卵状長楕円形で、縁には鋸歯があります。
 なお、近縁種のタテヤマウツボグサは、後日登る予定の八方尾根など、高山に生えていて、ウツボグサより大型です。花期は6~8月。分布は日本各地。
ヤナギラン:
 細長い葉がヤナギに似ていて,花がランの花を思わせるところから,このように名付けられました。枝分れしない茎が高く立ち上がり,茎の先に長い穂状の花序を付け夏に赤紫色の花をつけます。
オオウバユリ
 林縁草地のあちこちに見られましたが全てつぼみが固く、まだ開花には少し早かったようです。Photo_2

 
エビラフジ:
 エビラフジは夏になると、林の中に生えて、高さ80~100cmになるマメ科の多年草です。はじめて観察しました。葉は4~6枚の小葉を持つ羽状複葉です。葉の脇に総状花序をつけ、青紫色の花をつけます。
 なお外観がよく似たオオバクサフジとの違いは、小葉の先が尖るのが特徴と教わりました。
 また、エビラというのは「弓矢の矢を入れて背中に背負う細長い筒」のことで、花の形を見たてたものだそうです。2r_2

 
ヤマブキショウマ:
 ヤマブキショウマは低山~高山帯の林縁や草地に生えて、高さ30~90cmになる雌雄異株のバラ科の多年草です。
 葉の特徴などから雌株かと思いますが確かではありません。
 茎頂に円錐花序をだし、総状に白い小さな花を多数つけます。花期は6~9月。
 葉は2回3出羽状複葉で、小葉は卵形で長さ3~10cm。先は尖り、縁には鋸歯があり、山吹に似た並行葉脈があります。
 草姿が良く似ていて間違えやすいトリアシショウマはユキノシタ科の植物で、またヤマブキショウマの雌しべは3本ですが、トリアシショウマは2本、と異なり、葉の葉脈の形状が異なることなどで見分けられます。Photo_2

 
 他にも、オカトラノオ、トリアシショウマ、ヤマホタルブクロ、シモツケなど山里に咲く野の花を見ることができました。Photo_3

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