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2010年7月12日 (月)

ジンガサハムシ(カメノコハムシ類)

 6月末、道ばたの草むらで、大きさ5mmほどの金ぴかに光り輝く小さなものが動き回っているのを目撃しました。この金ぴかは、時にフワッと飛び上がり、またすぐ近くの葉に下りてゆっくり動き回る、ということを繰り返していました。
 とにかくすばらしい金色です。そして何枚か写真に撮れましたが、あとで記録画像を拡大して見ると、残念ながら目に映った時のような“金ぴか”は表現されていませんでした。
 そして意外にも、写っていたのは透明で扁平な陣笠をかぶったような奇妙な形の昆虫で、「ジンガサハムシ」であることが分かりました。

ジンガサハムシ:3r

 本種はハムシ科の昆虫の一つ。カメノコハムシ類の代表的なものの一つで、金色の美しい虫。ただし色彩に変異がある。どこにでもいるありふれたものなのに、普段はあまり目にする機会が無く、時たま人目に触れると、金ぴかで、“ブローチにでもしたいほど金色に輝くきれいな虫”と注目されるのだそうです。

 ジンガサハムシの食草は雑草のヒルガオということです。 近所でも、ヒルガオは遊歩道のフェンスや植栽に覆いかぶさり、、また原っぱや草地では他の植物などに絡みついてはびこり、けっこう迷惑な存在になっています。
 ですからジンガサハムシもそういう身近な環境にごく普通に生息していて、珍しいものではないはずですが、通常はヒルガオの葉裏に張り付くように止まっていて見えないうえ、葉の表に出た時には、結構よく飛ぶので、一層、目に触れる機会が少ないということのようです。

 そこで、所用のついでに、カメラ片手に近所の遊歩道に行ってみました。
 ちょうど夏の清掃・雑草刈り取り作業が行われていましたが、まだ刈られず、フェンスに覆い被さっていたヒルガオの、ところどころに丸い穴がポツポツ空いている葉をめくってみました。  
 案の定、いましたね。あちこちに成虫も幼虫も“普通に”貼り付いていました。2r_7

 
 体長は約7~8mm。ただ黒いのや、Img_8810_1

 
 白っぽいものばかりで、お目当ての金ぴかに光るヤツは1匹も見あたりませんでした。
 色彩には結構変異があるということで、それなら一層、金ぴかものはネウチものと理解しましたが・・・。Img_8810_4_2

 
 幼虫も淡緑色で楕円形の体の縁に、妙なトゲトゲが並んでいて、尾端に脱皮殻などをくっつけ、これで背中を覆うようにしているのですが、よく見ると明らかに縁の形が違う個体がありました。ただ詳しいことはさっぱり分かりません。2r_8

 まあ、いずれにしても親子共々よく見ると、やはりどこかうさんくさい害虫でしょう。
もっとも、ヒルガオは雑草で、生活環境には邪魔者ですから、これにしか取り付かないのなら、“害虫”といわなくてもよいのでしょうか。

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