ニイニイゼミの羽化
この夏は日中の公園でもセミの声が静かなように思います。木立の中にニイニイゼミの脱け殻がありますが、やはり少ないです。かたまって見つかったのはここだけでした。
多い年にはどの樹でも行列ができていましたが・・・
ケヤキ、サクラ、スダジイ、クヌギなどかなり大きい樹の幹を何本か探して、やっと忍者ニイニイゼミが隠遁の術を使ってケヤキの木肌にとけこんでいるのを見つけました。
夕食後、まだ熱気がさめやらない暑かった日でしたが、懐中電灯とカメラをぶら下げ、散歩を兼ねて公園まで行ってみました。
8時頃、だいぶ探してやっと1匹、すでに殻からほぼ抜け出て”イナバウアー”体勢の ニイニイゼミが見つかりました。
体が抜け出ると同時に脱け殻につかまって、翅が延びるのを待ちます。
翅はみるみるうちに展開していく、という感じです。朝早起きの鳥たちが狙ってやって来る前にしっかりした体になり、素早い飛翔力を身につけておかなくてはなりません。
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