アサギマダラ、オニヤンマ、ヒョウモンエダシャク、ミカドフキバッタ
8月初旬、福島県・安達太良山の下山道沿いで見かけた昆虫です。平地で見かけることは少ないものの、特別に珍しいものではありません。
アサギマダラ:
道沿いに咲いたヨツバヒヨドリの花にたくさんいました。翅の模様が鮮やかな大型のチョウで、長距離を移動することでも知られています。山地で多く見られます。
オニヤンマ:
山地にはたくさん飛んでいました。昔は平地にも普通にいたものですが、少なくなりました。蟹のように、立派なカギ爪を持っています。
悠然と空を遊弋している姿は、威風堂々、という感じで、子供時代にはなかなか捕まえられない憧れのトンボでした。体長10cmほどある日本最大のトンボ。
ヒョウモンエダシャク:
木の葉にとまっていました。大きさ (開張)41~50mm で、白地に黒色紋が散りばめられた翅を持つ、よく目立つシャクガの仲間。
後翅の外側半分は淡いオレンジ色をしています。出現時期は6~9月。分布は日本各地。
ミカドフキバッタ:
一見イナゴの子供かと思いますが、翅が退化して飛べないフキバッタの成虫です。この仲間の分類・同定は難しいそうですが、今回の居場所と、後肢腿節の下面が紅色という特徴から、ミカドフキバッタとしました。
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