« アオツヅラフジ、ニシキギ | トップページ | ルバーブ »

2010年11月22日 (月)

ボタンヅル、センニンソウ

 里山歩きの楽しみは、平地には見られない自然が観察できることです。風のない日の陽だまりをゆっくり歩いて行くと、普段はあまり目に止まらないものにも気づくことがあります。
 そのひとつで、林縁に白い毛が見えたので近寄ってみるとボタンヅルとセンニンソウでした。
 どちらもキンポウゲ科センニンソウ属の植物で、花も、花後の種の綿毛も遠目にはそっくりですが、近くで観察すると違いはよくわかります。

ボタンヅル
 一番はっきり違うのは葉の形です。ボタンヅルは三出複葉でボタンに似た鋸歯の多い葉をつけます。花の造りや有毒植物であることなどの特徴はセンニンソウと同じです。111

 
センニンソウ:
 日本各地に分布し、日当りの良い山野に多く見られるつる植物です。長く茎を伸ばし、節ごとに葉を対生し、葉は五枚の小葉を持つもつ羽状複葉になるのが普通です。これでボタンヅルと区別できます。
 小葉は卵状楕円形で草質、なめらかです。葉柄が他の植物の枝や葉に絡み付き立ち上がっています。112img_3511_4

112img_3511_5

 
 8~9月に多数の白い花が咲きますが、4枚の花弁に見えるのは萼片で、本当の花弁はありません。果実には白い毛があり、これを仙人のヒゲに見立てたことからこの名が付いたそうです。なお、有毒植物なので要注意です。112img_3511

112img_3511_3

 まあ、風物を楽しみにするのに、べつに違いをはっきりしなくてはならないことなどありません。”綺麗だな”、で充分なのですが。
 見かけた時にはまだどちらも種髪が充分展開していないので、まるい綿毛の花のような面もちではありませんでした。

|

« アオツヅラフジ、ニシキギ | トップページ | ルバーブ »

植物」カテゴリの記事

自然」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/415438/37752042

この記事へのトラックバック一覧です: ボタンヅル、センニンソウ:

« アオツヅラフジ、ニシキギ | トップページ | ルバーブ »