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2010年12月29日 (水)

2010/12 天空列車で行くチベットへの旅⑤ 3日目、青蔵鉄道ハイライト3

  (参考:http://kanazawa45.wordpress.com/page/3/

  脳内居住ヤギあこがれの天空列車も、いよいよ最終路、フィナーレを飾る、これこそ一番のハイライト・シーンを迎えます。ダムション駅を出発して20分後位から、雪をかぶった険しい山並みが見えてきます。標高7,000mを超える白雪の高峰が見られるのは、世界の鉄道でこの青蔵鉄道だけ。
 そして17時03分、車窓に迫るハイライト・シーンは標高7,162mのニェンチェンタンラ峰の眺望です。(画像はクリックで拡大します)3164917057162m

 ”皆様、右手をご覧ください。我が国が世界に誇る青蔵鉄道の車窓に迫り来るのは、白雪峰の中でも、圧倒的な山容を誇る標高7,162mのニェンチェンタンラ峰でございます。とくにニッポンの前期高齢者の皆様には、ぜひとも、迫り来る冥土へのお土産に、しっかりと眼に焼き付けて下さいませ。謝々”、”Ladys & Gentleman we are soon~, thank you”、と、中国語と英語での車内放送サービス、など、余計な事は一切ありませんので、”山より団子”のお客様には、静かな快適旅が出来るのです。(チョッ、チョモランマは見えネエの。やっぱりネパールかァ。ブツブツ:ネパールまで行かなくても、ラサからシガツェへ、そこから車でティンリーに行き、更に雑ロンボクのテント村まで行けばチョモランマのチベット側登山口でチョモランマ観光の基地があります)。

 
 18時を過ぎ、さすがに光が弱くなってきた日暮れ時に、列車は終着地点のラサ市街域に入り、18時18分、キチュ河(ラサ河)の鉄橋から、なんとかポタラ宮を確認することが出来ました。131818img_40771818

 
 そしてそれから程なくして、約24時間20分の長旅終着駅ラサに18時26分、到着です。降車して記念撮影、そして、3重連機関車の写真も、と先頭車両の方に急ぐと、降車中の先頭客車(硬臥車)まで行ったところで、それより前には来るな、戻れ!と、やっぱりホームで監視している無愛想から、案の定、大きなゼスチャーで追い返されました。
 むろん禁止区域無断侵入、強制連行、カメラ没収はたまりませんから、”素直に”引き返して、駅舎改札出口に向かいます。ラサの駅舎は、これまた長大な建物で、中央部が白色の建屋で、その両脇に煉瓦色のウイングが付属する構造。全貌は、かなり遠くからでないと確認できません。
 ともかく煉瓦色の巨大な駅舎を出て、白色駅舎を見に行こうとすると、またもや警備の無愛想から、こっちに来るな、向こうを大回りして駅舎から離れろ、と追い払われます。31826_2

 
 こうして世界に冠たる天空列車でサービス満点の列車旅が終わりました。陽も落ちてきました。気力も落ちてきました。大方の人々が、正直、疲れたわ、と言います。
 さすがに陽の落ちたラサ(標高3,640m)は富士山より少し低い程度の高地で、この時期、夜間は-5℃以下に冷え込みます。首をすくめながら、明日からラサ観光のお世話になる迎えのバスに乗り込みます。
 バスの中で、チベット人男性で現地ガイドのTさんから、歓迎のカター(マフラー)をかけてもらい、また携帯用酸素ボンベを受け取ります。そして途中レストランに立ち寄り夕食を済ませてから、3日間滞在するホテルに向かいました。
 ホテルチェックイン20時20分。好立地のホテルは、出来て間もない新しいホテルで、広い部屋に、高山病対策の酸素ボンベ(ただし使用は有料)、過乾燥防止の加湿器などが常備されています。暖房設備はもちろんありますが、更に寒がり日本人のために、電気パネルヒーターも部屋に持ってきてくれました。
 至れり尽くせりで、働いているチベットの人々はとても穏やかで、笑顔の対応はとても親しみにあふれたものでした。どこかの無愛想とは大違いです。
 既に観光シーズンは終わっていているので、宿泊するのは私たちだけだということ。そのおかげで、ハイシーズンにはとても確保できないという、窓から、正面にライトアップされたポタラ宮が見える部屋に泊まれる好運に恵まれました。なお余談ながら、観光客の減る冬季は休業するということでした。Photo

 
 窓の向こう正面に浮かび上がったポタラ宮。(翌朝気が付きましたが、目前の青い光の点いた建物は、建設中の大きな建造物で「公安」の看板が掲げられていました。部屋の中までホテルから見下ろし丸見えです。余計なことですが、いずれ目隠しせよ、と言われるのでしょうか)132030img_40892030

 高地環境に慣れていない体のため、初日は、シャワーは軽くすませ、アルコール類は一切控えるように、とのお達しです。気のせいか、少し頭痛がしましたし、列車の車中泊では寝不足で、疲労感もあって、早々にベッドにもぐり込みました。
 ポタラ宮のライトアップは午後9時までのようでした。
                    (続く) 

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