ギンゴケ、ツチノウエノコゴケ?
舗装された生活道路で、お犬様の散歩道になっていて、御用達のためにお立ち止まりになる辺りには、決まってコケ類が生えています。
コケは高等植物と異なり、養分や水分を吸収するための根っこを持っていません。
持っているのは体を支えるための根で、仮根と呼ばれるものです。
養分や水分は、アタマからふりかけてもらうしかなく、そういう状況なっているのでしょうか。
乾燥するとくるくる葉が縮まり、水がかかるとたちまち、みずみずしい葉に変身する、そんなことも手伝って、たまたま観察した時の写真1枚で名前を探すことは素人にはなかなか難しい原因にもなっています。
名前はともかくとして、造形的に面白いものが多く、時々思いつくままに写真に撮ってみるのですが・・・
●ギンゴケ:
道ばたに年中、ギンゴケが点々と生えています。日照りが続くと大きな乾燥した塊になって美観を損ねますが、雨降り後はしっとりした感じでそれほど見苦しくはありません。
日が傾いて、斜めに光があたった部分が、文字通り銀色に光ってみえる一刻がありましたので撮ってみました。
●ツチノウエノコゴケ:
舗装わきの土の上に小さな苔がありました。手持ちの図鑑で絵合わせしてみましたが、正直のところ分かりません。
ちょうど都合の良い名前と絵がありましたので、これにしましたが、多分間違っているでしょう。
たくさんのサクをつけていて、まだ「帽」をかぶった若い胞子体も見られました。
画像として面白いです。
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