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2011年1月 4日 (火)

土地改良地区の稲荷神社

 炬燵とテレビのお守りにも飽きてきた正月3日、山陰地方では降雪のため多数の漁船が沈没という気の毒な天候だったのに比べ、申し訳ないほど相変わらずの晴れ模様で無風だったので、自転車で散歩に外出。
 はるか遠くに冠雪した日光連山(栃木県)や赤城連山(群馬県)なども見えて、人通りの全くない脇道を走っていると、以前たまたま立ち寄ったことのある集落の稲荷神社が見えました。
 むろん人っ子ひとりいませんが、いつも閉まったままの雨戸が開けられていているようですので行って見ました。P1030017

 
 ガラス戸も開けられていて、中を拝観することができました。もちろん初めてのことですが。Rimg0059

 
 お堂の左上に扁額が掲げてありました。意外に色彩が鮮やかでした。描かれているのは、よく知られた日本神話に登場する天岩戸(あまのいわと)伝説の1場面のようです。
 (乱暴者の須佐之男命の所業に怒った太陽神、天照大御神が天の岩戸に引きこもってしまったので、世の中が真っ暗闇になってしまった。そこで困った神々が天安河の河原に集まって、鶏を鳴かせ、火を焚き、雅楽を奏し、笑いさざめいている、それを何事かと不審におもった天照大御神が天岩戸の扉を少し開けたところで、待ち構えていた天之手力雄(アメノタジカラオ)がこじ開けて、アマテラスの手をとって外にいざない、再び世の中は明るくなった、という)Rimg0060

 
 正面には、眷属のお白狐様がお並びでした。その奥にまだ何やら(ご本尊?)鎮座ましますようでしたが、分かりません。Rimg0061

 
 前庭の狛犬さんには帽子をかぶせて記念撮影。不信心者の所業には狛犬もコマッタようです。本来ならこちらもお狐様がふさわしいのでしょうけれど。Rimg0062

 古来この地は湿地帯が広がっていて、農業の適地ではなかったそうですが、江戸時代から土地改良などが行われ、更に現代になって本格的な整備が行われて、一帯は水田地帯になっているところです。
 近年のお稲荷さんは商売繁盛の守護神という”ご利益”がメインのようですが、商売とは無縁のこんなところに、どうして稲荷神社が祀られているのかと思えば、元々、古くは朝廷が、雨乞いや止雨と共に五穀豊穣を願ったり、国の安穏を願われるなどして祀られた、本来穀物、農業の神様だった、ということで、納得したものです。

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