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2011年2月18日 (金)

アキニレ:葉と種、冬芽と葉痕・維管束痕

 水路護岸に散り敷いているアキニレの落ち葉を拾ってみました。葉は意外に小さいものです。長楕円形で基部は左右不相称です。皮質で硬く、大きいものでも長さ5cm以下。鈍い鋸歯があります。Photo_3

 
 シジュウカラマヒワアトリなどの野鳥が食べに来るアキニレの翼果は楕円形の長さ10mm前後で、中央に種子が入っています。
 11月頃には淡褐色に熟して、落葉と同時期に風に乗って飛んでいきます。木の周囲には多量の翼果が落ちていました。
 木によっては、落葉が終わってもまだ相当量の翼果が枝に残っているものがあり、餌の少ない冬期には、そのような樹にたくさんの小鳥が群れているのを見かけることがあります。
 翼果の翼被を指先で剥いてみると、これがけっこう大変でした。ゴマ粒程の小さな種が入っています。
 これで食欲を満たすことができるのは、皮むきが得意な小鳥だけでしょう。Photo_4

 
冬芽と葉痕・維管束痕:
 アキニレの一年枝は細く赤褐色で、細毛が残っています。その枝にある冬芽は小さなもので、枝と同じ色です。
 そしてそこに、肉眼ではまず分からないほど小さなものですが、目鼻立ちのはっきりした顔の葉痕・維管束痕が見つかりました。(写真は×20倍率)2011211img_4673

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Photo_5  

 観察には15倍くらいのルーペ必要ですが、小さくとも良くできたものです。暇があれば思わぬ発見があるものです。

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