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2011年2月17日 (木)

アキニレ

 アトリが飛んでいた近隣の郊外にアキニレの植栽された木立があります。まわりに高木のない環境では、樹高10数メートルに大きく育った木々は遠くからも目立ちます。R0010158

 
 アキニレ(秋楡) 学名Ulmus parvifolia):ニレ科ニレ属。
 ニレといえば、全国に分布するハルニレを指しますが、ハルニレはその名のとおり、春に花が咲き、実を付けます。これに対してアキニレは秋に花や実をつけ、ハルニレとは明確に区別できる落葉高木です。R0010155

 
 樹皮は灰緑色~灰褐色で、不規則な鱗片状に剥がれ、斑紋が残り、ハルニレの、縦に不規則な割れ目が入る樹皮とは明確に区別できます。R0010154jpgcc

R0010159

 
 写真はありませんが、花は9月、小さな両性花が4~6個、今年枝の葉脇に束生します。ニレ科の樹の花は、どれも小さく目立たないもので、雄しべは4本、大きめな葯がついていています。
 花のないこの時期でも、その名残を観察することが出来ます。Img_4668

分布:本州中部以南、四国、九州。
 山野に自生し、荒地や川岸にも多い。
 自生地域ではない関東地方では、街路樹として公園、学校の校庭など、また水路の護岸用などに植栽されたものが多くあるようです。散歩コースの公園にもありました。  (続く)

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