« アジアイトトンボの羽化(その2)(屋外メダカ水槽にいるヤゴの挙動) | トップページ | アジアイトトンボの羽化(その4) »

2011年5月10日 (火)

アジアイトトンボの羽化(その3)

 前日、(たぶん)羽化予定だったのに、邪魔されて、その後の悪天候で、予定変更で水中に戻ったアジアイトトンボのヤゴ
 朝10時過ぎ、玄関先のメダカ水槽をのぞくと、やはり、いました。今日こそ羽化でしょう。観察開始。

(撮影am10:26)4241026r0011706

 
 観察開始10分後の、10:36、薄くなってきたヤゴの背中部分が割れて、ポンという感じで頭が飛び出しました。それから数十秒でスルスルと体が抜けてきましたが、その途中から完全に抜け出すには少し時間がかかり、全身が抜け出たのは10分後の10:46でした。
 (背中が割れてポンと頭が飛び出し、体が抜けだしていく、はじめの3分間ほどは動画を撮りましたが、酷いピンぼけです。どうかと思いましたが最後に載せました。)

 次の写真は、羽化の経過を静止画像で記録したものです。(画像はクリックで拡大します)20114241027

 羽化が始まって約40分後には、翅が殆んど伸びきりましたが、尻尾の方はまだまだです。(翅より大分長く伸びていきます)。

 ここまで見てから5分ほど家に入って、再び出て見ると、その間に”事故”が起きていました。
 原因はわかりませんが、水槽の水面に落ちて、水面にベタッと貼りついた状態になっていました。
 あわてて拾いあげて、別の鉢の葉上で乾かそうと載せてみると、翅はのりで貼ったようにくっついて、一部団子状になり、尻尾は長くなっていましたがくの字に折れ曲がっていました。
 落下した水中には、水面に落ちてくるものにすぐ飛びつくメダカがいます。十分大きいトンボまで、餌と思って突っつくかどうかわ分かりませんが。1112r0011751

 
 ともかくそのまま放置しておくしかありませんでした。そして昼食後、のぞいてみると当然ながらそのままでしたが、全身の体色が変わっていたのです。(pm12:35)
4241235r0011756
 
 翅はくっついたまま乾いていましたので、破れないよう慎重にはがして、尻尾の曲がりはどうにもならないでそのままに。

 
 そして、翌日、体の色はさらにはっきりして、アジアイトトンボの特徴になり、また結構元気で、素早く歩きまわることが出来、羽ばたくこともできましたが、もちろん飛べません。4251212r0011766

 3日目も、鉢植えの植物上にいたのは確かですが、その後、姿は見えなくなりました。庭にはたくさんのカナヘビもいるし、スズメも飛んでくるし、残念ながら飛べないトンボが生き延びるのは難しいでしょう。

 
 〈羽化初期の動画〉

 付記:
 素人判断でアジアイトトンボ、としましたが、専門家のお話では、(雌雄ともに)アジアイトトンボと外観そっくりのアオモンイトトンボは、写真だけでは判別困難で、生殖器の形状を観ないとわからないのだそうです。ですから、勝手にアジアイトトンボといたしました。

|

« アジアイトトンボの羽化(その2)(屋外メダカ水槽にいるヤゴの挙動) | トップページ | アジアイトトンボの羽化(その4) »

昆虫」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« アジアイトトンボの羽化(その2)(屋外メダカ水槽にいるヤゴの挙動) | トップページ | アジアイトトンボの羽化(その4) »