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2011年5月18日 (水)

クロハネシロヒゲナガ、産卵行動と、吸蜜植物の観察

 通行のじゃまになるネズミ麦などの雑草が伸びた堤防すじで、クロハネシロヒゲナガの産卵行動と、訪花・吸蜜行動を偶然、観察することができました。
特別の関心や興味を持っているわけではありませんが、偶然のこととは言え、雑草刈り取り作業が行われる前に観察できてよかったと思います。
 産卵行動を観察したのは初めてです。また以前にタンポポで吸蜜しているところを観察しましたが、今回オニノゲシで、そして同じところに生えているオヤブジラミの花で吸蜜しているのも観察しました。

 これまでの観察記録の中に、「クロハネシロヒゲナガの雄成虫は午前中に飛翔活性が高く、正午前くらいから、雌雄ともにオヘビイチゴなど、特定の花を好んで訪花・吸蜜することが分かった」、という文献情報(→「life_cyclea.doc」をダウンロード)を記載していますが、今回はあらためて、これまでの記録とは別の花の蜜も吸うという事実を記録したものです。

 観察した日は風がなく、比較的温かい薄曇りの、昼前という状況下でした。

1)産卵行動:
 ネズミ麦の茎に産卵行動をとっていた2匹の個体。(通常は、近寄るとすぐに逃げるのに、珍しく逃げなかったから写真に撮れたのでした。少し距離があり、観察時はそれとわからなかったのですが、あとで写真を見ると、腹部先端をまげて茎に押し付け、産卵行動を行っていたものとわかりました。)2011513

 
2)訪花、吸蜜行動:
 ネズミ麦の茂みの中に生えているオニノゲシ(葉の棘は固くて触ると痛い)の花で巻いていた口吻を長く伸ばして吸蜜していた♂です。こういう時は近寄ってもなかなか逃げません。513s

 
 同じ草むらで、ところどころに生えているオヤブジラミの小さな花で、雌雄のクロハネシロヒゲナガが仲良く吸蜜をしていました。見た目にはとても魅力的には思えませんが、蓼食う虫も好き好き、なのでしょうか。513

 
 ヒゲの長いのが♂、短いのが♀です。Photo

 
 直接関係ありませんが、こちらもほんとうに偶然、日中自宅の庭で、アジサイの葉に1匹のクロハネシロヒゲナガのメスがとまっているのを見つけました。このような環境に居るとは全く予想だにしなかったのですが・・・・
 あわてて写真を、と焦ったせいもあってピンぼけ写真3枚撮れたところですぐに飛び去りました。
 その後は全く見かけません。どこでどのような生活をしているのやら。こんなことははじめてで、またおそらく最後だろうと思うのですが。詳細不明の小さな蛾です。(撮影2011.5.14)Blg2011514

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