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2011年5月 7日 (土)

サンショウ(山椒)

 サンショウ(山椒)は雌雄異株で、我が家の狭い庭にあるサンショウには実が成りませんから雄株です。
 新葉を展開し終わった4月下旬に花が咲きました。花の期間はごく短いものです。雄花の径は約5mm。花びらは緑色でほとんど目立たず(→ない、と言っても良い)、目立っているのは萼です。
 雄しべは5~6本。雄しべ先端の葯がはじけると花粉が飛び出してきます。黄色い花粉は米粒のような形をしています。(なお雌しべは退化して見えません。)

 山椒の雄花と花粉1

 雌株も周囲に雄株がないと実をつけませんが、雌株にできる果実は直径5mmほどで、10月頃に赤褐色に熟し、果皮が割れて中から光沢のある黒い種子がのぞきます。
 種子は香辛料などに利用されます。

 
 花としては貧弱なものと思うのですが、山椒の花にもハチがやって来ました。ミツバチよりも小さなハチで、ヒメハナバチの仲間かと思うのですが定かではありません。
 午前中やってきたハチには、まだ体に花粉が付着していませんでしたが(写真左上)、午後からやってきたハチは後肢に大きな花粉団子をくっつけていました。

 ヒメハナバチの仲間Photo_2

 
 サンショウの若葉は「木の芽」と呼ばれ、佃煮にしておくと保存もできます。今頃、晴れた日にはサンショウにアゲハがやってきています。
 毎シーズン、気がつくと大きくなったアゲハの幼虫に驚かされますが、今年は若葉を丸坊主にされる前に、少しだけ佃煮にしてみました。
 出来上がりは哀しいほど少なくなりますが、しばらくは楽しめます。Photo_3

 「山椒は小粒でもぴりりと辛い」 好きなことわざです。

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コメント

 終戦直後(年寄りの古い話でスミマセン)、「電照菊」という菊の栽培方法が開発・企業化されて、一年中菊の花が出まわるようになりました。今にして思えば、農産物に”旬”がなくなってきたハシリだったのでしょうか。子供の頃、暑い時期、学校から帰ってきたときのおやつは、水瓶の中に放りこんで冷やしてあったトマトでした。青臭くて酸味もあって、嫌いな子供もいましたが、ほかにないので喜んで食べた記憶があります。
 浜岡原発が停止になるようで、電力不足の懸念も。
 この際、立場を超えて、いろいろ考え直してみないといけないようですね。

投稿: クロメダカ | 2011年5月 7日 (土) 20時03分

山椒・・・・ピリっとした辛さが春の終わりを感じさせますね。
旬という言葉が文字だけになってきたのはいつからでしょうか。冬のイチゴやトマト、ピーマンetc・・・
季節外のモノを求めてきた私たちも旬外のものに電気を
使っていることにも忘れてはいけないのかもしれません。生産者の立場もありますが・・・

投稿: kin | 2011年5月 7日 (土) 19時10分

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