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2011年6月26日 (日)

奥只見の木の花:ヤマザクラ、ハクモクレン、ミツバアケビ、タニウツギ他

 月遅れの記事で、季節感がすっかりずれてしまいましたが、5月末日、道路沿いの山際にはまだ残雪がある奥只見湖周辺地域で目にした木の花です。そこには春がゆっくり進行している自然がありました。

ヤマザクラ:
 奥只見湖畔に咲いていました。R0013142

 
ハクモクレン:
 湖畔に咲いていました。もう終わりが近いようでしたが。R0013144

 
ミツバアケビ:
 湖畔の山側斜面で傍らの低木に巻き付いて濃紫色の花をつけている姿が目立ちました。小葉3枚からなる3出複葉なので三つ葉の名前。
 雌雄同株の落葉つる性木本です。(掲載の写真には、はっきり写っていませんが)花序の先端に雄花が10数個、基部に大形の雌花が1~3個つきます。雄花は小さく、直径3~4mm、写真下の雌花の直径は15mmくらいです。
 なお花には花弁がありません。3枚の花弁状のものは蕚片です。Photo_7

 
タニウツギ:
 関越トンネルを越えて新潟県側に入ると、行く先々で山肌の緑の中にピンク色の花をつけたタニウツギがたくさん目につきました。
 タニウツギは北海道や本州の日本海側の山野に自生するスイカズラ科の落葉性低木で、山野の中でも沢や谷など湿気のあるところに自生するところから、タニウツギの名前があります。
 4~5月になると葉の付け根あたりにピンク色の花を2~3輪ずつ房状にまとめてつけ、満開時期には枝を覆うほどになります。
 残念ながら、花の近くに寄る機会が全くなくて、走行中の車の中から、撮ったブレぶれ写真しかありません。
 なおタニウツギの園芸品種としてベニウツギがあります(写真下)。近所のお庭に咲いていました)。濃い紅がまたきれいです。Photo_8

 
不明の木:
 湖畔の水際に生えて、黄色い花を付けた樹がありましたが、近寄ることができませんでした。拡大して見ると、特徴がありますので、調べてみましたが不明のままです。Photo_9

 このあたりは秋の紅葉が美しく,大変混雑するそうです。大分前に、尾瀬から小出に抜けた時、”銀の道”の端っこを通過しました。
 銀産出の歴史街道で、それ以来、一度”銀の道”を歩いてみたいと思っているのですか、なかなか叶いそうにありません。

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植物」カテゴリの記事

コメント

ウツギが葬式花、ということは知りませんでした。湯沢のお姉さんは,タニウツギはこのあたりに特に多くきれいなものです、と自慢していましたが。
 中央アルプスには、実は行ったことがありません。近くに行っても素通りで。未だに、一度行きたい,ロープウエーで行けるところまででいい,と、低次元の欲求ですが、叶うかしら?

投稿: クロメダカ | 2011年6月27日 (月) 20時53分

東北や越後の山でよくタニウツギの木を見かけます。開花のシーズンともなると、林道の両脇、緑の中にピンク色の花が圧倒的なボリュームで迫ってきます。写真に撮ろうとすると、構図の中の背景がうまくいかず苦労します。
花としてはきれいなのですが、地元の人に聞くと、「葬式花」であり、家には植えないとのことでした。
茎が中空のため空木と呼ばれるようですが、その、空っぽの部分に霊的なものが宿ると感じる古人もいたのでしょうか?
源氏物語の頃より空木は垣根として植えられて、歌にも詠まれていますが、何とはなく気になる花です。
ウツギといえば、中央アルプスの南部に、頂上から四方に堂々たる尾根を伸ばした空木岳という山があります。日本百名山にも含まれる、中味はもうみっちりと詰まっている山で、「空木」は相応しくない山名と、かねがね感じています。(山裾に空木の木が多いかどうか知りませんが)

投稿: ハクナマタタ | 2011年6月27日 (月) 12時02分

Kinさん、コメントありがとうございます。リタイヤーしてすっかりなまくらになってしまった、物理的にも、生物学的にも正真正銘”高齢者”の私には、昨今の気温乱高下にはなかなか適応できません。自衛策として目の前に1リットルの魔法瓶を置いています。何となく情けないですが,事実ですから,自助努力しかありません。
 正直、節電生活、具体的にどこまでいけるか,心許ないです。こんな情けない高齢者に較べると、害虫どもの丈夫なこと。見習わなくてはと思うだけです。
 現役のKinさんこそ、くれぐれもお気を付けください。

投稿: クロメダカ | 2011年6月26日 (日) 19時12分

タニウツギ、こちらでも花期は終わりましたが海岸の崖などで見かけました。

アケビのツル・・・新潟では食用にするのが普通だとかところ変わればですね。

それにしてもここしばらくの暑さは一体!* *
クロメダカさんも体調落とさずにしてください。

投稿: kin | 2011年6月26日 (日) 14時30分

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